アメリカ人の夫・マイクは
日本で英会話講師の仕事をしていましたが
雇用が不安定で、1年や2年で
転職を繰り返さないといけませんでした。
この記事は、
夫の収入が不安定な国際結婚カップルが起業するまでのストーリー
の続きです。
勤めていた英会話学校との契約が
理不尽な形で終了し、
次にマイクが見つけた仕事は
九州の英会話学校でした。
これから、私は今の仕事を辞めて
二人で九州に引っ越すとして、
日本人の私が九州で仕事を見つけるのは
マイクほど難しくはないだろうけど、
またマイクの契約が終わったら、私も仕事を辞めて
一緒にまた別の仕事があるところに引っ越すの・・・?
数年ごとに「転勤」という形で
引っ越しを繰り返さないといけない人はいますが、
それとは事情が全く違います。
契約が切れるたび、またマイクが自力で一から
数少ないフルタイム英会話講師の職探しを繰り返す、
そんな生活に将来が全く見えませんでした。
その頃、私は自己啓発本のオーディオブックを
たくさん聞き始めていて、
「Everything happens for a reason.」
(起こることにはすべて理由がある)
という考え方を受け入れていました。
私たちに、こんなことが
起こっている理由は何なんだろう?
と考えました。
マイクは真面目に仕事をしているのに、
1年やそこらですぐに契約が終わるのは
外国人だから仕方がないとしても、
変な濡れ衣を着せられ、
これは一体何なのか・・・
もしかしたら、
「今のお前たちの進んでいる方向は
間違っているよ」
と何かが知らせてくれているんでは?
そう思いました。
私たち二人には、
アメリカに住むという選択肢はありませんでした。
考えはもちろん人それぞれですが、
マイクはアメリカの現状にうんざりしていて、
私もアメリカに住みたいという憧れはそもそも全くなく、
二人とも日本がいいと思っていました。
じゃあ、この状況で
私たちは日本でどうやって生きていけばいいのか?
そして、私は決めました。
マイクの収入を中心に生活を考えるんじゃなく、
私の収入中心でいくしかない。
私たちは、九州には行かないことに決めました。
当時、私たちは
私の故郷である広島に住んでいました。
なので、二人で広島にそのまま留まり、
マイクは広島に絞って次の仕事を探しつつ、
マイクの無職の期間は私のお給料で
何とか乗り切ることにしました。
当時、私は通訳翻訳者として働きはじめたばかりでした。
私の通訳翻訳者としての収入は、
贅沢をしなければ、二人で生きていくには十分でした。
広島なので、家賃も都会よりはずっと安いですし。
間もなく、マイクは広島で
専門学校の非常勤英語講師の職を見つけて
働き始めました。
非常勤なので、パートタイムです。
さらに、もう一つ問題がありました。
実は私自身も、いつ辞めさせられるかわからない
契約社員だったのです。
私が採用された
その通訳翻訳者のポストには、
前任者の女性がいました。
前任者の仕事ぶり(英語力)が
会社の期待に満たないということで
彼女が契約を切られ、代わりに雇われたのが私でした。
つまり、
私もいつそうなっても
おかしくありませんでした。
外資系の秘書兼翻訳者に採用されたわずか10ヶ月後、やめることになった話
このページ以降に書いていますが、
私は通訳としてのスキルが全く足りないのに
ただのラッキーで採用されていたからです。
マイクも非常勤講師だし、
私の契約が終わったら、どうしよう・・・
この仕事を辞めて、
英語を活かすとかどうとかは二の次で
安定した正社員の仕事に転職するべきか・・・?
続きます。
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