源氏物語イラスト訳【若紫46-1】人なくて | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【若紫46-1】人なくて

人なくて、つれづれなれば、夕暮のいたう霞みたるに紛れて、かの小柴垣のほどに立ち出でたまふ。

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【源氏物語イラスト訳】

 

なくつれづれなれ

訳)人もいなく手持ちぶさたので

 

 

夕暮いたう霞みたる紛れ

訳)夕暮れたいそう霞みわたっているのに紛れ

 

 

かの小柴垣ほど立ち出でたまふ

訳)あの小柴垣辺り立って出なさる

 

 

【古文】

なくつれづれなれ夕暮いたう霞みたる紛れかの小柴垣ほど立ち出でたまふ

 

【訳】

人もいなく手持ちぶさたので夕暮れたいそう霞みわたっているのに紛れあの小柴垣辺り立って出なさる

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【なく】

■【て】

■【つれづれなれ】

※【つれづれなり】

■【ば】

■【夕暮(ゆふぐれ)】

■【の】

■【いたう】

※【いたし】

■【霞(かす)み】

※【かすむ】

■【たる】

■【に】

■【紛れ】

※【紛(まぎ)る】

■【て】

■【かの】

■【小柴垣(こしばがき)】

■【の】

■【ほど】

■【に】

■【立ち出で】

■【たまふ】

 

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

☆本日の『源氏物語』☆

 

さあ。ここから、かの有名な

「小柴垣のもと」のくだりです。

 

高校の古典の教科書にも載ってますよね。

 

紫式部の名の由来ともなった

『源氏物語』のヒロイン紫の上の

幼い頃の「若紫」と出会う場面です。

 

では始まり始まり~!

 

チュー

 

 

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