源氏物語イラスト訳【若紫47-1】人びとは | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

源氏物語イラスト訳【若紫47-1】人びとは

人びとは帰したまひて、惟光朝臣と覗きたまへば、ただこの西面にしも、仏据ゑたてまつりて行ふ、尼なりけり。

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【源氏物語イラスト訳】

 

人びと帰したまひ

訳)従者たち帰しなさっ

 

 

惟光朝臣覗きたまへ

訳)惟光朝臣垣間見なさる

 

 

ただこの西面しも据ゑたてまつり行ふなりけり

訳)ちょうどこの西面安置申し上げ勤行している(のは)、であっ

 

【古文】

人びと帰したまひ惟光朝臣覗きたまへただこの西面しも据ゑたてまつり行ふなりけり

 

【訳】

従者たち帰しなさっ惟光朝臣垣間見なさるちょうどこの西面安置申し上げ勤行している(のは)、であっ

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■【人びと】

■【は】

■【帰し】

■【たまひ】

※【たまふ】

■【て】

■【惟光(これみつ)】

■【朝臣(あそん)】

■【と】

■【覗き】

※【覗(のぞ)く】

■【たまへ】

※【たまふ】

■【ば】

■【ただ】

■【この】

■【西面(にしおもて)】

■【に】

■【し】

■【も】

■【仏(ほとけ)】

■【据ゑ】

※【据(す)う】

■【たてまつり】

※【たてまつる】

■【行(おこな)ふ】

■【尼(あま)】

■【なり】

■【けり】

 

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☆本日の『源氏物語』☆

 

光源氏の「垣間見」の場面です。

 

まず、最初に目にうつったのは

この小柴垣の邸の西面に

仏様を据え置いて仏道修行している

尼君が見えたようです。

 

ちなみに、平安時代の尼さんは

現在の瀬戸内寂聴さんのように

丸坊主に頭を削いでるわけではないんですよ。

 

びっくり

 

 

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