AGK打ち合わせ~1vs1:フロントダイビング2
明日は今年最初のAGKです。
前年に引き続き、1vs1をテーマに取り組んでいきたいと思います。
継続してトレーニングすることで
「俺のストロングポイントは1vs1!」
と云えるGKになってもらえればと思います。
中学生GKのトレーニングでも1vs1には継続して取り組んでいます。
もちろん僕も一緒にトレーニングしているワケですが、なかなかウマクいき
ません。(^^;
「なぜ、できないか?」を自分で考えてみました。
①フロントダイビングできる距離がわからない
GKのフロントダイビングの間合いはFPの間合いより距離があります。
自分のフロントダイビングで、どこまで届くのかわかっていない
②仕掛けるタイミングがわからない
1vs1の目標は「ボールを奪う」こと。
相手の足元にある時にボールを奪うのは難しいので、相手の足元からボー
ルが離れた時にボールを奪いにいく必要があります。
ここで問題が、前述の「距離」です。
仕掛ける「距離」&「タイミング」、両方があって「奪う」ことができる
と思います。
「距離」がわかって飛び込んでも「相手の足元にボールがあるタイミング」
では、交わされてしまうし、「相手からボールが離れたタイミング」に飛
び込めたとしても「距離」が届かなければボールには触れません。
以上のような点からオーガナイズを考え直しました。
①静止球へのフロントダイビング
「プレーの方向(斜め前)」「手の出し方」「踏み切りの強さ」に焦点をあ
てて、まず、基本フォームを固めます。
特に「踏み切りの強さ」にはこだわって欲しいと思います。
かつ、「一歩の踏み切り」でどのくらいの距離にあるボールを「つかみ」に
いけるかを確認して、自分の間合いを学習します。
②移動→ストップ→静止球へのフロントダイビング
①で自分の間合いがわかったら、フロントダイビング前の動作(移動)を加
えます。
①(ボールも自分も止まっている状態)から「自分の動き」がある状態への
ステップアップ
「最後の一歩を踏むために、プレイヤーにどの距離まで近づいて止まるか」
を学習します。
③コーチへパス→ストップ→移動球へのフロントダイビング
GKからコーチへグラウンダーパス。
コーチへボールが渡るまでの間にGKが移動。
コーチはボールを足元へコントロール=GKは止まる
コーチはボールをドリブル方向へ軽くキック
コーチの足元から離れたボールに対してフロントダイビング
②で学習した「どの距離まで近づいて止まるか」にリアリティを持たせてい
ます。
ゆっくりと移動するボールに「タイミング」をあわせ、「プレーの方向」
「踏み切り足」に注意しながらフロントダイビングします。
④直線的なドリブルに対してフロントダイビング
コーチは直線的にドリブル
展開
A:ボールを大きく蹴りだしてドリブル
B:Run with the ballでドリブル
タイミング・距離に注意して
ドリブラーのボールを奪うフロントダイビング
ボール・相手・自分、すべてが動いている状態です。
⑤1vs1
キーファクター
・シュートにもドリブルにも対応できるポジショニング
・いつでもどこにでも動き出せる姿勢
・GKのコーチングによるDFとの連携・コミュニケーション
・ゴールインを許さないプレーの選択
フロントダイビング・カラダ全体でのブロック・スライディングタックル
・フロントダイビングのキーファクター
・ドリブラーに対する積極的なチャレンジ
ルール
・A(DF)からB(オフェンス)へパスからスタート
・AはそのままDFに入る(DFができるゾーンはハーフラインまで)
・Bはドリブルで突破してシュートを狙う
・ハーフラインを越えた時点でGKとBの1vs1
・GKはボールを奪い取ることに全力を尽くすが、最低でもゴールインを阻
止する
・GKがボールを奪い
相手ゴール内のコーチにボレーキックでボールを渡せた場合=得点3
ゴールインさせなければ=得点1として競い合う
以上のオーガナイズで取り組んでみたいと思います。
今回は、最後の1vs1で「配球:ボレーキック」をいれてみました。
前回はボールを奪った後、スローで相手ゴールを狙ってもらったのですが、
トレーニングにはならないほど簡単でした。(^^;
ボレーキックなら、トライする面白さがあると思います。
GK-C級 in つま恋~2日目 雑談
昨年11月28日で一時中断していたGK-C級ライセンス講習、
未だキチンと終わっていませんでした。(^^;
2日目から始まった指導実践テスト。
終わる頃にはグランドは日が暮れて暗くなっていました。
宿舎まで帰り道は奥村先生@愛産大三河高とご一緒させていただき、
愛知県でのGKプロジェクトについてお話をうかがうことができました。
U11、U12、U13、U14、U15とカテゴリー別に分けて、名古屋
グランパスさんの協力を得て、トヨタスポーツセンターなどの施設を使って
毎月行われているという羨ましいお話でした。
プロジェクトの内容や、施設の素晴らしさも羨ましいですが、奥村先生のよ
うに若い先生が自チームだけでなく、地域のGKのために活動されているの
を羨ましく思いました。
AGKから奥村先生のような若さと情熱を持った指導者が出てくれるように
僕も頑張らなければと思いました。(^0^)
宿舎に到着して洗濯機を回してから風呂場へ。
入浴中は中山先生@ジュビロ沼津にジュビロでのGK育成についてお話をう
かがいました。
キャッチング一つとってみても「スピードを吸収するキャッチング」に小学
生年代から取り組んでおられるそうです。
U12からGK-Cの基本技術をより一歩踏み込んだコーチングをされている
ようで、日本代表に入ってくるレベルのGKが育つ理由のひとつを感じまし
た。
中山先生のコーチングはとてもソフトで「選手を人として扱う」という感じ
がします。
コーチングを観ていて「心地良さ」を感じます。
これもジュビロから素晴らしいGKが育つ要因のひとつなのでしょうね。
Jの育成に関わる先生方と話していて判ったことですが、クラブ内で上のカ
テゴリーに上がる段階で激しく厳しい競争があるんですね。
私立学校のように「中学受験後はエスカレーター」というワケではなく、ク
ラブを去らなければならない選手もいるようです。
あるJクラブの先生がユースに上げる段階で選手に対して退団を告げるお話
をしてくださいました。
「申し訳ないけど、キミは上のカテゴリーに行けない。
俺以外のコーチなら行かせるかもしれないけど、今、君のコーチは俺だか
ら。
このクラブでサッカーができなくなってもサッカーが終わるワケじゃない。
俺を見返すつもりで、これから頑張ってくれ。」
と告げられるそうです。
そういう選手の内、別のJクラブユースから声がかかった選手がいて「今で
も頑張っている」ということをスゴク喜んでおられました。
彼が入団した先のコーチと連絡をとって、自分が指導されておられた時の資
料をすべて渡されたそうです。
Jクラブの指導者はほとんどが「一年契約」
育成にいる選手も生き残りが大変だけど、人生・家族の生活そのものがかか
っている指導者は精神的にも肉体的にもとてつもなく厳しい・・・
ある意味「覚悟」がなければできない仕事ですよね。
選手に退団を告げるのは辛い仕事だと思います。
「一年契約」という厳しさの中で生きている人だからこそ、それを告げる資
格があるんじゃないかと僕は思いました。
指導者がアマチュアという処に甘えていては絶対に「人」も「選手」も育た
ない・・もっと勉強しなくちゃダメですよね。
自分を戒めるよい機会をいただけました。m(..)m
大津高GK~ファインプレー
先日、観戦させて頂いた高校選手権
熊本県立大津高vs広島皆実高
大津高:東GKは170cm代前半サイズ。
サイズに関わらず、ポジショニング・プレー方向・ジャンプのタイミング
DFとの連携(コーチング)そして勇気があれば、全国大会という舞台で
も十分戦えるということを教えてくれました。
AGKに来ている「小さなGK達」そして、彼らを預かる僕に希望と勇気を
与えてくれました。
ありがとうございました。m(..)m
AGK~走力トレーニング
今年から中学1年生GKを対象に走力トレーニングを始めました。
GKとしての走力の強化はもちろんですが、高校に行った時、GK以外の
FPポジションを渡されても対応できるようにと考えて始めました。
以前から、足元の技術のトレーニングは積んできているので、それに走力の
トレーニングをプラスすることにしてます。
GKトレーニング自体、他のポジションよりフィジカル要素が強いと思いま
すので、走力(特に持久力)さえ身につけていれば、高校でGKができなく
てもFPとしてサッカーを続けることができると考えています。
フットサル審判の更新時、体力テストとして行われる
スタージャーラン
をそのまま取り入れています。
①10mダッシュ→②10mバックステップ→③20mダッシュ→
④20mバックステップ→⑤30mダッシュ→⑥10mサイドステップ
→⑦10mサイドステップ→⑧10mバックステップ→⑨40mダッシュ
以上を38秒以内で回ります
38秒の休憩(他の者が走っている間)を入れて、再び38秒以内でスター
ジャーラン
当面の目標は、中学2年夏休み前(アト6ヶ月)までにこのサイクルで8本
すべて38秒以内で帰ってこられればと考えています。
最終目標は、中学3年夏休み前に15本をすべて38秒以内で。
ちなみに僕は6本目で38秒を超えてしまいました。(^^;
まだまだ稽古が足りません。(ーー;
GKコーチリフレッシュ講習 GKとして、そして終わり
多くの先生方の指導実践テストに僕はGKとして参加させていただきまし
た。
GK-Cライセンスの時と同じように
「自分がGKとして改善される」
ということを体験したくて。(^0^)
指導実践テストが終わって僕がGKとして一番改善されたと評価されたのが
佐藤先生@横浜Fマリノスの指導実践テストの時でした。
●1vs1+GK→1vsGK
・AはBへパス
・Bはドリブル、AはハーフラインまでDFとして対応
・ボールがハーフラインを越えるとBvsGKの1vs1
ドリブラーの出発点はDFから見て、ニア・センター・ファーの3点
GKは最初Aがボールを持った時点では、Aからのシュートに対してもポジ
ショニングをとります。
Aがパスした時点でBに集中。
Aにしっかりと声をかけて、動かし、サイドへ追い込ませる
ハーフラインを越えてくるとドリブラーとの1vs1。
僕が修正を受けたのは
・基本姿勢
ドリブラーに対してつめて、シュートを撃たれる瞬間に「構え」られなか
った。
特に足が並行ではなく、前後に開いて止まってしまった。
・ゲームへの参加
Aからパスが出た瞬間から、DFとしてのAを動かす「声」が出せなかっ
た。
・スターティングポジションが低すぎる
頭上へのシュートをケアし過ぎて、前後のスペースを考えてポジションが
とれなかった
これらひとつひとつの修正に対して、佐藤先生はデモをみせてくれました。
以前にもお話したことがありますが、
コーチのデモが「簡単そうにみえる」
と「自分にもできる!」と錯覚めいた自信が芽生えます。
この「錯覚のような自信」がスゴク大事!
「挑戦」できるようになると、今度は
「絶対、できるハズ!」という「根拠のない自信」
が芽生えます。
そして、「まぐれ」でも一回成功すると
「うまくなったぁぁぁぁぁあ!」
と思い込みます。
コーチの素晴らしいデモは、間違いなく指導を受けるGKの成長につながる
と僕は思います。
こうして、GKコーチリフレッシュ講習は終了しました。
GK-AからGK-Cまで、そしてGKプロジェクトの先生方が集まる講習は
僕にとって刺激的な場所でした。
リフレッシュポイントにはなりませんが、受講者側の欲している情報以上の
モノが得られると思います。
それは、GKプロジェクトが牽引(引張る力)と推進(後押しする力)の
両方に働いているからじゃないかと思います。
「大胆に進む」「謙虚に受けとめる」
GKプロジェクトだけでなくコーチにも、GKにも必要なことですね。
お世話になった先生方!
ありがとうございましたm(..)m





