ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい -94ページ目

GKコーチリフレッシュ講習 指導実践 つかむかはじくか

指導実践テストでは僕を含めた5名のグループ

矢澤先生@埼玉桶川少年(U12・女子)
川口先生@静岡県立磐田北高
塚本先生@埼玉県立桶川西高
南先生@和歌山スプラウトスポーツクラブ

で、
「つかむか、はじくかの判断」
をテーマとしてオーガナイズを基本から実戦形式へと展開していきました。

僕のオーガナイズは昨日のとおり。


次のレベルのオーガナイズは
南先生@和歌山スプラウトスポーツクラブ
●パリーゾーンを意識してはじく


パリーゾーンを意識してはじく

直接ゴールを狙われたボールに対して
「パリーゾーン」にはじく
を目標にします
最初は手で投げたボールに対して、次にキックに対して。
トレーニングを成功へと導くためには、GKコーチが投げる・蹴るボールの
質が求められます。


3番目のオーガナイズは
矢澤先生@埼玉桶川少年(U12・女子)
●アングルプレーからステッピングを経て、はじく


アングルプレーからはじく

コーチAからのシュートを受けた後、コーチBからのシュートをキャッチor
ディフレクティング

つかむかはじくかの判断+アングルプレー+ステッピングが要求されより
リアリティーのあるトレーニングになります。


4番目のオーガナイズは
川口先生@静岡県立磐田北高
●3vs3&フリーマン


3vs3+2フリーマン

フリーマンはサイドのエリアしか動けませんが、手または足を使ってクロス
シュート、パスを出していきます。
フリーマンにサイドエリアから遠いサイドを狙われる可能性もあるので、常
にポジショニングに気を配る必要があります。
また、クロスに対して「つかむのか、はじくのか」ということも要求され、
その際の声のタイミング(ゴールを空ける前に声を出す)にもコーチングが
及びます。
途中から、片方サイドのフリーマンを入れて、3vs4&フリーマンとすること
でシュートストップの場面を増やす工夫が入りました。


5番目のオーガナイズは
塚本先生@埼玉県立桶川西高
●3vs3&フリーマン(フリーマンは侵入のオプション)


3vs3+2フリーマン オプション

フリーマンはサイドから2タッチですが、中央エリア内へ侵入してきます。
手・足が使え、さらに中央エリア内へ侵入してくることで、より実戦的に
なります。

ドリブルに対する、フロントダイビング・カラダを投げ出すブロックなど

も要求されました。


この時、サイドのフリーマンがオーバースローでループシュートを狙って
きました。
このシュートをストップしたのは佐藤先生@横浜Fマリノス。
何気なくゴール裏へディフレクトされましたが、
「ボールが上から落ちてくるようなループシュートは処理が難しい」
というお話が須永先生@JFA福島アカデミーからありました。


昨年のW杯でスウェーデン:イサクションGKが2mサイズにも関わらずイ
ングランド戦で頭上を抜かれるシュートで失点された
場面がありましたが、
この時も「上から落ちてくる」ようなループシュートでした。


頭上を越えるループシュートをトレーニングする際、

GKの基本の技術の段階では
「両手」で「下(アンダースロー)」からボールを投げる
というGKコーチの配慮が必要なことが、この時初めて理解できました。

GKコーチリフレッシュ講習 指導実践テスト 落第点

またまた話が戻って・・・(^^;


2日目は前夜に指導計画を練ったオーガナイズを使って
指導実践テスト


リフレッシュ講習なので、ライセンス合否がかかったテストではないですが
テストのチェックポイント・配点・総合点
すべてが本人に知らされるということでした。


加藤先生@GKプロジェクトリーダーから
「評価された点数に対してネガティブにならず
            ポジティブにとらえてください」
というお話がありました。


テーマは各自で選べるのですが、僕達は5名のグループで
「つかむか、はじくか」
という点について、基本から実戦形式までを組み立てました。


基本のスタートは僕から
テーマ:シュートストップ
     はじくか、つかむかの判断
トピック:キャッチしてローリングダウンor
             ダイビングしてディフレクティング

★準備するモノ
マーカー:12個 ゴール大 ボール 8個
GK:1名 DF:2名

★ルール
マーカーより前でボールを処理する:プレーの方向への意識づけ
コーチが①または②に配球
①への配球は、可能なかぎりキャッチ
②への配球は、キャッチまたはディフレクティング
はじく場合は、マーカーで囲まれたゾーンへ

★展開
・グラウンダーボールのみをキャッチ・はじく
・ランダムに配球されるグラウンダーボール・ライナーボールに対して
・手で投げる(両手でアンダースロー):基本の確認
・離れた場所からキックで配球されたシュートに対して
                 :リアリティーを持たせて

★キーファクター
・つかむ はじくの判断
・プレーの方向
・はじく方向
・はじく強さ(手だけでなく、カラダの動きを連動させる)



つかむかはじくか~手投げの場合


この指導実践で僕がコーチングするGK役は
児玉先生@宮城西高 佐藤先生@横浜Fマリノス


マーカーは「プレーの方向=斜め前」を意識させるために置きました。
置かれたマーカーより前でボールを処理します。


最初は約3m離れた距離から、投げる方向を指さしてから

①または②のマーカーに向かって両手で丁寧に投げます。
※① ②のどちらに投げるかはGKが判断します
「つかむ、はじく」の判断ができるようになったのを確認します。


つかむかはじくか~詳細


次に約11m離れた距離から、
どちらの脚で、どちらに蹴るかが判らないように、
やはり① ②を狙って蹴ります。
ボールスピードはスローにして、蹴られてから十分に反応できるようにしま
した。


手を使って投げている間、児玉先生・佐藤先生共、激上手すぎて、
問題点=つかむ・はじくの判断のミスが発現しません。


キックで配球するようになるとようやく現象が発現し出しました。


・①に蹴られたボールをディフレクトする
              ↓
 「キャッチできますよね」と修正


・②に蹴られたボールをディフレクトするが、

      カラダは①②マーカーより後方へ落ちる
              ↓
 「プレーの方向=ボールへ向かう一歩の方向

  を意識すれば、コーンより前で処理できますよね」

                           と修正


テスト終了の時間が迫ってきているのがわかっていました。
「どこかで、デモンストレーションを入れなきゃ・・・」
と思っていたのですが、ダイビング&ディフレクティングに自信がない僕は
とうとう最後までデモができませんでした。(ーー;

バカァ~>自分  バキッ!(xx)☆\(ーー;弱虫!


オーガナイズ終了後、集合してディスカッション
●自分の反省
・デモができなかった
・両先生の実力なら、もっと高いスピードのある配球をして、修正点を発現
 させ、よりレベルアップを求めるべきだった

●参加したGKからの意見
・手投げの配球からキックへの配球に変わった時、ゴールまでの距離が長
 くなった。
 この場合、マーカーの角度を鈍角に広げてマーカーの延長線上にディフ
 レクトするゾーンがあるようにする
方がよい


●手投げの場合
つかむかはじくか~手投げの場合

●キックの場合

(①②のマーカーの角度を広げて、はじくスペースを

 ①②を直線で結んだ延長線上にとる


つかむかはじくか~キックの場合

●ナショトレ先生(試験官)からの意見
・デモをすべき(そりゃそうですよね(^^;)
・マーカーの上に落ちた時のケガを考慮すべき
 「斜め前へ」という意識付けがある程度できたら、マーカーをハズして
 トレーニングした方がよい
  (ラインを書いた方がよかったですよね (ーー;)
 ※実はこの日のマーカーはアディダス製のしっかりした物で硬かった(^^;
  僕がいつもAGKで使っているのは、安物のヘニャヘニャした軟らか
  いマーカー
・トレーニング中、どーけさんのグローブのベルトが外れたままになって
 いました(だらしないコーチでした m(..)m)


3名の試験官の採点は、

     いずれも「24点以下」(50点満点)
         コーチとしては落第です。(T_T)


でも、こうやって「不足」をキチンと指摘してもらえることは感謝すべきこ
とじゃないかと僕は思います。
大人になると夫婦・親子・兄弟であっても、欠点を指摘されることがなくな
ってきます。
 (無情・非情な人の理不尽な批判はありますが(^^;)
「人間関係を円滑にする」という「情け」が、大人として人間としての成長
を妨げる
こともあります。


「自分の不足を知る」


壁に落書きをして市場のオッチャンにドツかれる、歩道で大騒ぎしてタバコ
屋のオバチャンに叱られる・・・
これと同じように、人としてコーチとして成長できる場所がリフレッシュ講
習にはあります。
感謝!!m(..)m・・・でも、結構ヘコんだ・・・(T_T)

残念!大津高

アパホテル@板橋で書いています。

残念ながら、大津高、広島皆実高にPK負けしました。

ゲーム開始から前半は大津ペース。

ドリブルとショートパスでサイドを支配していました。

しかし、広島皆実のDF・GKのマンマークそしてカバーリングが機能していました。


大津高:東GK、身長170cmを感じさせないプレーでした。

特にクロスに対する読みの良さがひかっていました。

空間認知能力というんでしょうか・・・

何度となく、相手クロスに絶妙なタイミングで飛び出てパンチング。

サイズのないGKでも、ボールと自分との関係をしっかりと理解し、スタートと

ジャンプのタイミングを合わせれば、ペナルティエリア内へのクロスには対応

できることがよくわかりました。

自分のストロングポイントを最大限に活かしたプレーだったと思います。

また、常にゲームに参加する「声」・・・素晴らしかったです。

それにしても、PK敗退は残念です・・・

              延長戦があればいいのに(--;


ビデオを撮ったので、帰宅したら早速編集してAGKの教材にしようと

思います。


大津高のゲームが無くなったので、

     明日は静岡学園vs青森山田を観戦にいきます。


熊本県立大津高vs広島皆実高

あけましておめでとうございます。m(..)m
さて、明日(1/2)早朝、神戸空港から「さいたま駒場スタジアム」に向かい
ます。
熊本県立大津高vs広島皆実高の観戦&応援です。
GKの映像をしっかりと撮って、AGKに活かそうと思います。
雨が降らなければよいのですが・・・

GKコーチリフレッシュ講習 番外~フロントダイビング

話がアチコチ飛んでスミマセン。m(..)m


リフレッシュ講習2日目
前日の夜に作ったオーガナイズで実際に指導実践を行う日でした。
皆さん、それぞれにウォーミングアップ。


僕は当初の目的だった「フロントダイビング」をどうしても理解して

おきたかった。
そこで、ウォーミングアップ中の佐藤先生@横浜Fマリノスをつかまえて
「先生!僕にフロントダイビンングを指導してください!」
とお願いしました。(^^;


前日の夜に「空いた時間にフロントダイビングを」とお願いしていたことも
あって、快く引き受けていただけました。(^0^)


「どーけさんの思うフロントダイビングをやってみてください」
で、基本姿勢から低い構え、そして佐藤先生の足元のボールに向かってフロ
ントダイビング。
「できてるじゃないですか!」・・・(^0^)
と言っていただいた後


「じゃぁ、ドリブラーからボールが離れた瞬間に、ボールを奪い取るという
 イメージでやってみてください」

そういわれて、次は佐藤先生が足元からボールを離した瞬間にフロント

ダイビング・・・ボールは腕の下をすり抜けていきました。(T_T)


「ボールの上からかぶさるようにダイビングしてますよね。
 できるだけ地面を這うような感じで低い位置から手を出してください」
なるほど・・・次はなんとかボールが止まりました。


「ボールは止まったけど、しっかりとボールをキャッチできてませんよね。
 それでは、奪い取ることはできません。通常のキャッチングと同じよう

 に一回でつかむつもりでいきましょう。」
ようやく、フロントダイビング(もどき)が完成。(^^;


次に僕から佐藤先生に質問。
「フロントダイビングする間合いより、近い間合いになってしまったらどう
 すればいいんですか?」
「どーけさんならどうします?」
「僕なら脚でタックルにいきます」
「じゃぁ、やってみてください」
そういわれてスライディングタックル。


「そうそう・・・それでボールが止まって、ゴールされなければ十分ですよ
 ね。でも、GKはせっかく手が使えるんですから、それを十分に生かす

ためにはどうします?」
「カラダ全体でスライディングタックルですか?」
「じゃぁ、やってみてください」
わからんなりに、カラダ全体でスライディングタックル・・・
と、その時、佐藤先生がボールをつついてカラダの下をボールがすり

抜けていきました。


「ボールがカラダの下を抜けるのはどうなんでしょ?」
「カラダがボールの上からかぶさっているということです」
「じゃぁ、もう一度そこを意識してやってみましょうか」
今度はボールが腕の下をすり抜けました。


「自分がスライディングタックルを受けるとして、

深いタックルと脚だけのタックルだとどっちがイヤですか?」
「深いタックルです」
「そうですよね。深いタックルだとボールは自分のカラダの中心に近い部分
 に来ますよね。GKのカラダ全体を使ったタックルも同じ理屈です。」


ここで初めて佐藤先生のデモを見せていただけました。
僕の足元に「ヘソ」がくるように、そして背&腹が地面に垂直に立つダムの
ように「ドーン!」と飛び込んできました。

足元にあったボールは、その勢いで僕の後方へ弾き飛ばされました。

僕の両脚の右側には佐藤先生の太腿が 正面には腹が 左側には胸と

腕があって、カラダ全体で進行方向がブロックされていました。


足元へのブロック


こうやってテキストベースにすると簡単そうに感じますよね。
実際に佐藤先生を相手に何度もカラダ全体を使ったブロックをやって

みましたが、なかなかボールに「ヘソ(カラダの中心)」がいかないです。
飛び込むとボールを弾く部分が「脚」だったり「腕」だったり・・・
どうしても「カラダの中心」からボールが外れています。


「飛び出す最初の一歩=プレーの方向に問題があるから」
というコーチングを受けたんですが・・・
AGKに戻っても、中学生相手に何度もトライしていますが、なかなか上手
くいきません。(T_T)
来年早々に、自分のカラダの動きをビデオで分析するつもりです。


フロントダイビングにしても、カラダ全体を使ったタックル(ブロック?)
にしても一番難しいのは
「自分の正面にあるボール」
だそうです。


ということでドリブラーへの1vs1の対応は
1:ポジショニング(シュートコース)に気をつけて前へ
2:正確なポジショニングができていることが前提で
  ボールがGKの正面にある=シュートコースを防げている
  ということなので、簡単に倒れたり飛び込んだりしない。
3:ドリブラーがGKが遮ったシュートコースを外そうと左右どちらかに
  ボ-ルを動かした瞬間に決断!
4:相手からボールを奪い取るが優先
5:奪い取ることができない時、カラダ全体でボールを弾く!


1vs1の場面でも
「つかむか(奪い取る)?弾くか?」の判断
                が大切なんですね。

今回、佐藤先生の指導を受けて
「選手に考えさせて、答えを導く」ということの巧さを感じました。
表現が難しいですが最初から選手に「遠い答」を求めるのではなくて「近い
ヒント」に気づかせて、「答」に近づいていかせるというコーチング。


ものスゴ、勉強になりました。m(..)m