ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい -43ページ目

連続連動

以前から見学を約束していた友人の高校生GKのプレーをビデオ撮影した後、
福岡GKスクール北九州校(以下:FGKS)へお邪魔しました。

突然の参加も快く受け入れていただいた
中山校長、木島先生、富山先生、池内先生、山見先生、スクール生の
皆様
、本当にありがとうございました。m(..)m

おまけに、いろいろとお世話や貴重なお土産までいただいてしまい・・・
深く感謝いたします。m(..)m

オーガナイズ内容は差し障りがありますので控えますが、GKとして中学生
に混じって参加させていただき新たなテーマがみつかりました。

新たなテーマ=自分の不足

です。

まぁ、こうもよく不足がみつかるもんです。(^^;

ズゥッと自分の現場に居ては井の中の蛙になってしまいますね。

どんなことでも同じだと思いますが、学ぶことに終わりはないです。

それぞれの現場、指導者に、それぞれの指導のロジックがあります。
GKとしてトレーニングに入ってみて経験することで頭の中が整理できて
きます。
観るだけで動作を再現できてしまう優れたGKは別にして、ロジックを理解
してから、感覚の部分を理解して、身につけていくこと
が大切だなぁと改め
て感じました。

FGKSが終って、技術を伝えられなかった自分に反省と悔しさ、悩みをあ
らわにされていた指導者がおられました。
選手が変らないのは自分の伝え方に問題があるという考え方は大切な
ことですが、なかなかできることではありません。

僕なんか自分の伝え方が悪いのを責任転嫁してしまうことがあります。
能無しのみじめな言い訳です。
くだらないし、腐ってますわ・・・人として。
僕こそ、悔い改めなければなりません。

聴け!観ろ!考えろ!

という「導く」からは、ほど遠い指導のスタンスでは
「アンタの伝え方がヘタでわかんない」と云われて終わりです。

僕は大人なんで「僕、アホやでわからへん」と藤山寛美先生のように
云いますが・・・(^^;

聴いてもらう、観てもらう、考えてもらう

伝える、伝えたいという気持ちがあれば、聴こう、観よう、考えようと思う
んもんです。
このような次世代の若い指導者も育成できている福岡GKスクールが本当に
羨ましく思いました。
あと3年・・・3年以内に福岡GKスクールのような若いGK出身コーチを
二人出したい。
いつまでも僕のような者がAGKに立っていてはいかんです。

もうひとつ。

実は、少し以前から「改良せねば」と思っていたAGKでの弱点がありま
した。

GKのFP技術重視化です。

FGKSでは、この部分のドリルトレーニングが非常によく考えられていま
した。
しっかりお話させていただいたことで、お蔭様でトレーニングの基本的な
考え方をつかむことができました。

「GKのFP化」を進めるにあたって、今後、僕が創るテーマは

       切れ目ない連動

きっかけをいただけた福岡GKスクールの皆様!
ありがとうございました!m(..)m

フロントダイビング 基礎ドリル

■テーマ:ブレイクアウェイ



■トピック:フロントダイビング



■対象:守護神AGK
(現在、僕の現場では11歳~のGKが行なっています)


実戦イメージは、DFラインとGKの間のスペースへのスルーパスに対する
フロントダイビングを使ったブレイクアウェイ。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-スルーパスをブレイクアウェイ

FPのインターセプトに近い感覚ですが、GKの場合はミスると即失点につ
ながります。
フロントダイビングでカラダは崩れていますが、確実にボールをつかむこと
が大切と思います。

◆基礎ドリルトレーニング
FPに見立てたマーカーに頭が触れないようにフロントダイビング
 (マーカーに頭が触れる=FPと頭が衝突)

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-フロントダイビング ドリル

◆キーファクター
・ボールに対して最短距離でスピードのあるアプローチ
 ※フロントダイビングを行うために可能な限りの最短距離で
・踏切り
 ※確実にボールをつかめる距離から踏み切る
 ※踏切足:プレー方向の足or非プレー方向の足(どちらでも対応する)

・シュートコースに広い面をつくって
・頭を相手側に曝(さら)さないフォーム
  ※走る勢いがあるので、ボールを中心にカラダが相手側に回転する事
   がよくあります。
   相手側に回転しないようにするためには、踏切(角度、距離)を
   感覚的につかむようにします。

・安全確実にボールをつかむ
・ボールをつかんだら、カラダを小さく(FPと衝突する面積を減らす)

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-安全確実なフロントダイビング

ボールに真っ直ぐアプローチし、そのまま踏み切るとボールを中心に頭が
相手側にさらされます。
また、シュートコースに面が作れず、キャッチミスした場合、ボールがゴー
ル側にこぼれてしまいます。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-危険なフロントダイビング

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-安全確実なフロントダイビング

踏み切りの直前まで最短距離、踏み切り直前に横にステップを踏んで
シュートコースに面をつくりながらフロントダイビングが安全・確実なプ
レーになると思います。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-フロントダイビング アプローチ

最初はBコースのアプローチをとるGKが多いです。
内側にふくらむコースをとることでフロントダイビングが行いやすくなる
からと思います。
ゴールへのコースが空きますし、コースがふくらむことでボールへの到達
時間が余分にかかってしまいますので修正します。

AGKではAのコースを目指しています。
最短距離でアプローチして、ダイビングを行なう直前に横にステップして
踏み切る方法で行なってもらっています。

実際はボールが動いているので、ボールの過去の軌跡上に真っ直ぐアプロー
チしてダイビングする方法をとってもOKなのかなと思います。
プロGKの中にはこの方法でフロントダイビングしているGKがいますが
真実かどうか・・・

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-ボールの軌跡にアプローチ

AGKでは基本と思われるAコースのアプローチのみドリルトレーニングし
ています。

ボールへのアプローチについては、コーチがゴール側マーカーからアプロ
ーチコースを観察して修正しています。

GKにとっては踏み切りが難しいと思います。
踏み切り位置が遠いとボールにとどかなかったり、近いとボールがカラダ
の下を抜けたり、つかみにくかったりします。

これは僕の場合ですが、荒い天然芝でのフロントダイビングで遠くからの
踏み切りで上半身が跳ねてしまって、頭が揺れて視線が定まらずボールが
つかめないこともありました。(^^;

実戦的なフロントダイビングを使ったブレイクアウェイのキーファクターは
以下のように考えています。

◆実戦的なキーファクター
・シュートストップ→ブレイクアウェイに判断を切り替えられるポジション
・DFとの連携
・ボールが相手から離れた瞬間を狙うようにスタート
・シュートコースを消すようにボールに対して最短距離でアプローチ
・想定外の相手スピードに対してステイ(止まって構える)も考えておく
・踏切り
 ※確実にボールをつかめる距離から踏み切る
 ※踏切足:プレー方向の足or非プレー方向の足(どちらでも対応する)
・シュートコースに広い面をつくって
・頭を相手側に曝(さら)さないフォーム
・安全確実にボールをつかむ
・ボールをつかんだらカラダを小さく(FPと衝突する面積を減らす)


ちょっとキーファクターが多過ぎですか(^^;

僕はいつも細かくて・・・(ーー;


明日夜、仕事終了直後からGK当番行脚に出ます。(*^^*ゞ

「人」という畑も耕さなければ涸れてしまいます。

申し訳ありませんが、メール、メッセージなどの御返信は

9月14日以降になります。m(..)m




ゴールキーパーの憂鬱

「イッテェー!な!」

ローリングダウンから起き上がると肩に小石がめり込んでいた。
丈夫なハズのGKユニフォームのあちこちが石で破れてる。

「おまえ達、こんなグランドでキーパーやってんの?!」

「ハイ・・・」
(いまさらナニ言ってんの?)みたいな苦笑いでGK達がうなずく。

こんな環境であってもGKとしてやらなけらばならないことに変りはない。
チームに合流する前に、このクソ痛いグランドでプレーできるようにテンシ
ョン上げ上げでウォーミングアップ!

カラダ、心、声・・・


どんな攻撃であっても負けない準備をして、チームに合流してもらう。

いざ

・・・と思ったのも束の間。

カラダも心も声も、全く準備ができていないFPとの球蹴り。
トレーニングだの、競技だの、フットボールだの、サッカーだの・・
んなモンとは縁が無いただのクソ球蹴り。

昔、派遣されてた幼稚園の体育の方が、よっぽどフットボール。

ふざけんじゃない。

こんな球蹴りに参加するために、この川底みたいな小石だらけのグランドで
カラダを痛めつけながら、泥だらけになって準備してきたんじゃない。

クソ球蹴りに本当のGKはいらねえだろ。

精一杯行動を起こすGKが報われない現場がたくさんあると思う。

いろんなカテゴリーの指導者がもっとGKの深い部分を学べる機会が必要な
んだと思う。

技術とか、戦術以外のね。

僕の元にいるGK達が、どんな準備をして日々のトレーニングやゲームに
向かっているのか。
一度経験してもらうといいのかもしれない。
間違いなくFPはいい加減な準備はできなくなる。

優れたGKコーチの現場は僕なんか足下にも寄れない素晴らしい準備を
GK達が主体性をもって行なう。
そういう現場はFPの準備も素晴らしい。
GKとFPの相乗効果でチームができあがる。


競技に参加できるチーム、アスリート、フットボーラーなんだよね。

地球環境であっても、フットボール環境であっても、環境をつくり上げて
いくのは人なんだよね。

街をキレイにするために、ひとりひとりがゴミに気がつき、ゴミ箱へ

捨てる・・
いい環境をつくるために当たり前のことだと思う。

フットボールも同じ。

フットボールをするいい環境をつくるために、一選手としてなにが
できるか。

わかっているのにやらないのは、自分に負けているだけだと思う。

基本姿勢~足か、手か

前回の基本姿勢のトレーニングで気をつけていることがあります。

自分の基本姿勢をつくるうえで
  重心
を考えることはキーファクターのひとつになると思います。

というか、「重心」を考えなければ、このトレーニングは無意味なモノに
なると思っています。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-基本姿勢 グリッドを守る

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-基本姿勢 どこにでも動き出せる姿勢

このトレーニングで、コーチはGKが構えている後方スペースや左右スペー
スにボールを落としていきます。

そうしながら、GKの前方スペース(コーチとGKの間)にボールを落とそ
うとした時

1:止まった姿勢から
     泳ぐように手を伸ばしてキャッチするGK

2:止まった姿勢から
     ステップを踏んでから、手を伸ばしてキャッチするGK


二つの現象が出ます。

ルールは「ボールをエリア内に落とさない」ですから、どちらも間違いでは
ないです。

しかし、守備範囲を拡げるために基本姿勢をつくっているワケですから、

重心を移動できている

2:止まった姿勢から
       ステップを踏んでから、手を伸ばしてキャッチするGK


を追究していかないと本当の意味でトレーニングにはならないと思います。

前後上下左右、3Dの空間を瞬時に移動できる重心の位置はGKの経験から
見出す独特の感覚と思います。

足裏の感覚なのか、頭の位置なのか、尻の位置なのか・・

スッと重心を移動できる姿勢を探ってもらいたいと考えています。

実はこのトレーニング、いつもコメントをいただくアルコナーダ先生の
ひと言からズッと考えていて、取り組みを始めました。

---------following message アルコナーダ先生 wrote;------
サッカーのGKは、
相手は見えるけどボールは見えない、
ボールは見えるけど相手は見えない、
ボールも相手も見れる時もある。
タイミングを取れる時と、取れない時がある。
-----------end---------------------------------------


以前から僕がこだわって追究している「初動」へのアプローチのひとつ
です。

詳しくは以前のブログ

「動き出せる準備 初動」 ここをクリック!

でのアルコナーダ先生のコメントを御参照ください。

多くの素晴らしい先達のおかげで、GK当番は少しづつGKコーチに
近づいていますか?・・・って、訊かれても!って話ですね。(*^^*ゞ

ありがとうございます!m(..)m

基本姿勢を再考

県外の現場から帰って来たU14・U13GKの「基本姿勢」を見直しています。

具体的には、今回預かっていただいた先生方の意見を積極的に取り入れて
見直しています。

・手の位置:どの場所でも均等の距離で手を出せる位置
・掌の角度:同上
・膝の角度:移動、ダイビングにパワーを持てる膝角度
・尻の位置:前後どちらでも動き出せる位置
・足  幅:肩幅よりやや広め
・爪先の角度:両足爪先がボールに向かう

もっと細かいところまで観ていますが、そこはGKのフィーリングを聴き
取りながら、トレーニングして、また相談して改良を加えるという作業を
繰り返しています。

◆テーマ:どこにでも動き出せる基本姿勢

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-基本姿勢 グリッドを守る

◆トレーニング
1:GKが見えないところ(背中側)からコーチに向かってボールを投げて
  もらいます。
2:投げられたボールをコーチはヘディング、パンチングを使ってグリッド
  内へボールを落とします。
3:GKはボールを地面に落とさないようにキャッチ

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-基本姿勢 どこにでも動き出せる姿勢

◆オプション
 コーチは時々ボールを
  ・キャッチしてから投げる
  ・キャッチしてからボレー   
  ・足でコントロールしてからキック

                  などを加える。


  ※ボールがキャッチされた時、足でコントロールされた時にGKの基本
   姿勢を確認する。


今朝のトレーニングでは、ダイビングの改良に取り組み始めました。

僕は左側への2ステップからのダイビングで左ヒジを、右側への2ステップ
からのダイビングで右ヒザを強烈に打ってしまいました。(T_T)

ダイビングでは「関節から落ちない!」は鉄則です!(^^;

明朝はダイビングの基本からやり直し!>自分 (*^^*ゞ