キャッチング つかめない手
グランド補修や雨天が続き、チャレンジャーAGKは今年初だったんだ
よね。(ーー;
今回のテーマはキャッチング。
チャレンジャーAGK年代(~11歳)のGKのほとんどが
「ハジいて」
「ナイスキーパー!」
なんて、チームでは云われていることが多いようです。
もちろん「はじいて」「ナイスキーパー」のシュートストップもある。
でも、はじくことが当たり前と思ってしまうのはちがう。
この年代でつかむ難易度が高いのはオーバーハンドキャッチ。
まずはじめに自分が最も力強くオーバーハンドキャッチできる位置を探して
もらいました。
自分が最も力強くつかめた場所がみつかったGKには、僕が手で①の方向
からボールに少し衝撃を加えてみる。
この時、ボールを落としたり、肘が不自然に横に拡がってしまうGKは、
キャッチングが未熟なワケではなく、オーバーハンドキャッチができる
手の大きさに達していないと思っています。
今回は
「まだ確実にオーバーハンドキャッチができる手の大きさになってない
よね」
と伝えるかどうか迷い、結局伝えませんでした。(ーー;
「自分は手が小さいからキャッチできなくていい」
とは考えてほしくなかったから。
しかし、小さな手でなんとかキャッチングしようとするとボールを横から
挟んで(サンド)してしまったり、手首を返してしまうことが多くなるん
だよね。(ーー;
それでも今回は
「つかめなくてもかまわない」
とは伝えず、
シュートされたボールに前方で触れて、肘、手首、指、肩、膝、腰など全身
を連動させてボールスピードをコントロールする方法をデモンストレーション。
この時、各GKが「最も強くつかめる場所」よりカラダの近くにボールを
おさめていないかを確かめていました。
オーバーハンドでボールをつかめる手の大きさでないGKが
つかもうとして、腕を伸ばしたが、つかめなかった。
でも、シュートスピードをコントロールしてカラダの直前に意識して落とし
た。
これならOK!
の基準をもってキャッチングのドリルを行っていました。
まだオーバーハンドキャッチができない手の大きさのGKに対して
「一度でつかむ」ことの重要性をどのように伝えていくか・・・
僕の課題、というか悩みのひとつです。
泣番
AGA(足立GKアカデミー)藤枝明誠高にお邪魔しました。
クロスの軌道線上で追うように捕らえる・・・
自分で試行錯誤して伝えていたことに大きな修正点をみつけました。(^0^)
これは大きい!
今回、強く印象に残った女子GKがいました。
全身のGKコーディネーションがバツグン!
僕は中学2年生くらいと思っていました。
申し訳ないけど、この女子GKレベルの中学生GKは滅多に観れない。
男子の高校生GKでも、この女子GKのコーディネーションに及ばないGK
はイッパイいる。
トレーニング終了後に聴いて驚いた!!
小学5年生!
んでもって、GK歴1年!
開いた口が塞がらなかった。(^^;
こういう結果を残してくるのが「コーチ」なんだろう。
クリニック終了後はいつも足立先生に食事を御馳走になりながらお話をうか
がうんだけど、必ず尋ねられるのが
「今回、ウマクならなかった子はいました?」
1時間余りのクリニックに対する足立先生のこだわりは強い!!
必ず本人に成長した確信をもって帰す!
確かに毎回、GK達は格段にウマクなって帰って行く。
おそらく見学にみえられている保護者の方にもウマクなっていく様子が判る
と思う。
いろんなドリルトレーニングがあるんだけど、全部がGK技術を獲得する
ための反復!反復!反復!
反復の中に、わかりやすいポイントを積み重ねていきながら確認。
そのポイントが細かいけど判りやすい。
徹底的にGKテクニック!
GK達はウマクなっていく自分が判るから集中がキレることがない。
集中がキレずに反復していくのでウマクなる。
プロGKコーチのコーチング力は1時間で結果が残ってるんだよね。
やったようにみせて
やったように感じさせて
なんの力にもなっていない
・・・あるなぁ・・・俺・・
当番の下って、泣番(きゅうばん)?
バキッ! (xx)☆\(ーー; アホ!
なんちゃってローリングダウン
昨年末、守護神AGKで撮った映像を観ています。
「キャッチング」にこだわっていくと
「どの位置で最もシッカリ、ガッチリとキャッチできるか?」
という自分のキャッチングのポイントを考えなければならなくなってきま
す。
自分が確実につかめるポイントがわかれば、そのポイントを可能な限りシュ
ートコースに合わせていけばキャッチングの成功確率は上がると思います。
「最も力強くつかめるポイント」は人によって異なると思いますが、
オーバーハンドキャッチをサンプルにすると
・真正面
・ヒジが軽く曲がったあたり
の二点はすべてのGKに共通するキャッチングポイントではないかと思い
ます。
このキャッチングのポイントを意識しながら、カラダから少し離れたコース
をキャッチにいく場合
のようなフォームでキャッチしてローリングダウン、着地がAGKの映像
では多くみられます。
キャッチする一瞬の場面なので見逃すことが多く、これでキャッチしてロー
リングダウンしてしまうと
「ナイスキーパー!」で終わってしまうことが多いと思います。
実際、以前の僕はこのフォームでキャッチして「OK!」と言っていまし
た。
でも、このポイントでのキャッチングは「最も力強くつかめる場所」なんで
しょうか?
キャッチした瞬間、カラダと腕は伸びていますが、プレー方向の膝、股関節
がウマク使えていなくないですか?
「最も力強くつかめるキャッチングポイント」を意識すると
になると思います。
このコースのシュートをこのフォームでガッチリつかむためには、プレー方
向の「脚」と「足」が素早く地面からの反力を得る必要があると思います。
少し細かな点なので、観察してアドバイスしてくれる人がいないと修正が
難しいと思いますが
最も力強くつかめるポイント
を意識しながらキャッチングに取り組むだけでもプレーは変わると思い
ます。
話は変わって・・・
県外の高校へおくったGKが腰を傷めています。
脊柱管狭窄症、腰椎ヘルニアなどの大きなケガではなかったようですが、
僕の元にいる間に、もっと体幹を鍛えておくべきだったと悔いています。
現在、AGKのU14、U13GKと共に体幹トレーニングを行っています。
中学生GKには隔日を課し、僕は毎晩就寝前にやっています。
僕自身は体幹トレーニングを行うようになって8ヶ月になります。
このおかげかどうか、GKプレーで腰痛が起こることがなくなりました。
ウエストは細くなり過ぎて、ジャージもズボンもダボダボ。
全部、買い換えました。(*^^*ゞ
今回、愛する高校生GKが腰痛で悩んでいるのを聴いて、もっと確かな体幹
トレーニングを学んで中学生GKに伝えなければと考えていました。
タイミングよくJFAフィジカル研修(西ヶ丘)「体幹トレーニング」がアナ
ウンスされたので申し込んだのですが抽選から外れてしまいました。(T_T)
ってことで・・・
また、学ばれた方を探して、拝み倒して、勉強におしかけるつもりでいま
す。(*^^*ゞ
ってことで・・・
明日は静岡・・・(^^;
育む町
今日は熊本県県立高校入学試験。
昨夏から転居、転校したGKの初めての関門。
熊本県立大津高校でGK達が御世話になるようになって、あしかけ6年。
大津高校をはじめ大津町の皆様には本当に御世話になっています。m(..)m
練習試合が始まる直前になると周囲の田畑で働いていた御高齢の皆さんが
仕事の手を休めて、グランド脇に入って来る。
作業着、ゴム長靴の来客に、サッカー部員達は折たたみ椅子を勧めて
御挨拶。
ジイちゃん達と談笑する部員もいる。
大津での日常は僕にとって非日常。
僕は「育成」って意味を知らない・・・恥ずかしいと感じた時だった。
ありがとうございます。m(..)m
未熟者をおくりますが、これからもよろしくお願いします。m(..)m
激しい孤独を楽しむ
菜種梅雨には少し早いですが、よく降ります。
先週のAGKは雨で芝状態がよくないらしく中止。
AGK前日にグランド使用不可の連絡をいただいたので、GK達ひとりひと
りに中止のお知らせを兼ねて電話。
「どう?前回の無駄なく大きく素早くのステップやってる?」
家庭でのGK達の電話の話し方からいろんな背景がみえてくる。
御両親の哲学、家庭の愛情、家族の関わり・・・
人の成長には無限の材料があって、GKとしてのスタイルや成長もそこから
派生し、還元されていくんだよね。
さて、GK達の現況をいろいろと聴くんだけど、やはりGKコーチが存在す
るチームとそうでないチームとの差が激しい。(ーー;
トレセンでもGKコーチがいないっていう指導者の意識の低い地域も
あるから驚く。
でも、GKコーチがいないことを嘆いていても前進は無いわけで・・・
AGKで新たな技術や情報を伝えていくことは大切なことだけど、繰り返し
実践できる現場がなければGKとしては成長できないです。
今、ちょっと考えていることがあって・・・
ありがちなFPのシュートトレーニングをAGKで再現して、その中でGK
としての意識、取り組む姿勢を伝えていけたらなぁ・・と。
先日、U15チームのFPのシュートトレーニングにGKとして参加しまし
た。
ポストプレーからシュート。
古今東西、よく観るメニューです。
メニューをやってるFP達は感じないだろうけど、こんな単純なメニュー
でもGKはメッチャバテる!
ダッシュして構えて、ダイビングして、起き上がって、ダッシュして、
構えて、ダイビング。
爆発的サーキットトレーニング!
このメニューでのGKのキツさってFPやコーチ殿はわかってない
ことが多いと思う。
まぁ一回やってみろ!(▼▼)b
・・・って僕は思う。
話を戻して・・・
このようなメニューでGKが独りであったとして、単純にシュートストッパー
としてしか取り組めないなら成長はないと思います。
GK自身が自分で課題を持てば、ある程度までは成長できると思います。
*構えるタイミング、姿勢
リアクションに最適な骨盤、背中、膝の角度。
手の位置。
足の向き。
素早く動き出せることにこだわる。
*可能な限り「つかむ」にこだわる
もし、弾いてシュートストップできたとしても、キャッチングできなか
ったかにこだわる。
*シュートコースの最短距離=斜め前でのシュートストップにこだわる。
後方へカラダが流れたら、なぜ流れたか?
構えた時の爪先の向きは?
手の位置は低くなかったか?
反応スピードが遅い?んじゃ、どうすりゃ反応できる?
*オフバランスからリカバリー
腰で廻って立つか、膝で跳ね上がって立つか
ダイビングから無駄なくカラダを起こして、一発で構えられるか
リカバリースピードは?
リカバリースピードを上げるために必要なモノは?
*キャッチしてからボールを返す時、左手、右手、
どっちを使った方がいいか?
いつも利き手になってないか?
etc、etc・・・
挙げればキリがないっスね。
どれだけ自分にSになって、Mの自分が受け入れるか。(^^;
GKとしての「孤独」を激しく楽しむって、なかなかのあじわいじゃないか
と僕は思いますが。(*^^*ゞ
「孤独」で想い出したけど、僕が好きな絵本をひとつ。
「泣きながら笑える」じゃなくて「笑いながら泣いてしまう」
孤独のせつなさがイイ感じ。
もし、ふくろうくんに同居人がいたら・・・イヤイヤ、深い絵本です。
大人の方が、子供より感じるモノが多い絵本です。
「なみだのおちゃ」「うえとした」「おつきさま」
この三話は心から鼻に抜ける。