ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい -34ページ目

片足から片足 重心移動

「移動~無駄なく素早く大きく移動する」
のフットワーク、コーディネーションがなかなかうまくいかない
GKは、前回のフットワークトレーニングを少し変えて

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-助走無し片脚ジャンプ

1:高さ15cmゴム紐の前で基本姿勢→助走無し、片脚踏み切り。
2:ゴム紐越しの着地=踏切足の逆足→踏切脚の順で着地
3:着地と同時に基本姿勢
4:キャッチ


この動作の中で「1」の片脚踏み切りが、無意識の内に片側の足だけ
になっていることが多いです。

重心を移動させやすい方向があるということだと思います。

このコーディネーションがうまくいかないGKは、シュートストップにおける
ダイビングでもプレー方向の足でスピードとパワーをもって踏み切れてい
ない方向があります。

たとえば、
逆足で踏み切っていたり
コラプシングしていたり
ステップを基本姿勢より内側で踏み切っていたり

「それでも止まっているからいい」

そう思うGKはどうぞそのままでってコトで・・(^^;

先日、U13GKから

「選抜に入ってしまいました」

「なんで?なんで選ばれたの?」(ーー;
 ※この「なんで」は「意外」「んなワケねぇだろう」って意味です。(^^;

悪いけど、その程度で「選抜」とか「選び抜かれた」
                 なんて言っちゃイカンちゃない?


って俺は思うよ。

俺みたいななんちゃってGK当番が思うくらいだから、指導者として結果を
残してきたGKコーチなら、??????????????×100倍だぜ。

本人も重々判っているようで、自分を知っていてひと安心。

目標はまだまだまだまだ、もっとさき

AGK 移動~無駄なく素早く大きく

グランド補修工事がようやく終わり、AGK再開!(^0^)

テーマは
「移動~無駄なく素早く大きく移動するコーディネーション」

今回AGKで伝えた「移動」を使うゲーム状況は


ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-大きく移動

カウンター攻撃。
クロスもシュートも考えられるAの状況から
ファーサイドBへクロス→ダイレクトシュート。
A→Bへ渡るまで、他の相手が触れることがない状況。


※今回の状況においては、それぞれの現場、指導者によって伝えられ
 る「移動」があると思います。
 「ただひとつの真実」ではありません。
 

さて今回はトレーニング以前に、参加GK全員の「移動」を確認、検証から
始めました。

サイドステップを使った2ステップ
           vs
クロスステップを使った2ステップ


結果は全員
サイドステップの2ステップ=クロスステップの2ステップ

どのGKもサイドステップを使っても、クロスステップを使っても移動距離
守備範囲が変わらないんだよね・・・(ーー;


なんかおかしくないっスか?(^^;

サイドステップとクロスステップ、同じステップ数で移動距離も守備範囲も

変わらないなら、常にボールに正対できるサイドステップでいいんじゃない

ですか?

君達のクロスステップは、今回の状況で役に立つ移動方法でしょうか?

GK達へ、この問いかけには相当の時間を割きました。
いつもながらクドイです。(^^;

今回のAGKでの「移動」のキーファクターは
・無駄なく
・素早く
・大きく
・全身を連動させる


伝えていくポイントを少し詳しく。

初動は
1:移動する方向へ頭(重心)を向かわせる
2:移動する方向の足で踏み出す
3:一瞬で加速するために腕を使う
以上「1」「2」「3」を一瞬で同時に行なうつもりで。

そのためになにが必要になってきますか?

この点は小学生GKが経験してきた動作「50m走」からGK自身に考えて
もらいました。

ぜひ、自分なりに試行錯誤してもらいたいと思います。

■50m走、スタンディングスタートを想い出しましょう。
・手、腕の位置は?
・動き出す直前、足裏のどこが地面に接地していますか?
・スタートの瞬間、足裏のどこで地面を接地して加速しますか?
・スタートの瞬間、手、腕、頭の位置はどう変わりますか?
・最初の一歩からステップを無駄なくパワフルに使うためには?

などなど。

今回トライした
無駄なく、素早く、大きく移動することは参加GK達全員が難しく感じたと
思います。
このコーディネーションは、シュートストップだけでなく、クロスへの対応
を行なっていく上でも未来に役立つと思います。

実は、日常生活の中でも近い動きを使っているんだよね。

それは、階段を1~2段またいで素早く昇っていく時。
ベクトルが斜め上方なので、全く同じではありませんが今回の移動に近い
全身を連動させたコーディネーションを使っています。

「階段とばし」は自然と行なえる動作ですが

・階段踏み面に対して足裏のどこを接地しているでしょうか?
・腕の振りの範囲はどうですか?
・手のひらは開いていますか、握っていますか?

などはGKの移動動作を考える上で参考になると思います。

どの現場でも、小さく移動することはコーチしなくても行なえているGKは

多いと思います。
実際、今回AGKに参加したGK達は、基礎体力、GK歴、才能に関わらず
なにも言わなくても全員が小さな移動をしていました。

今回のテーマ「無駄なく素早く大きく移動するコーディネーション」は
 ・福岡GKスクールスタッフ研修会
 ・陸上短距離のスタートダッシュ
 ・バスケットボールのDFフットワーク
 ・ヨーロッパトップレベルGKのアングルプレー

から僕が試行錯誤して行なっているテーマです。

ここんとこ、この移動をズゥゥゥゥゥゥゥゥッと考えてるんだよね。(^^;

週6日、この移動方法で4kmのランニング。

日常生活でも、階段を1段またいで駆け上がっています。

どちらもカカトは接地しません。

おかげで、両足裏の一点にマメができました。(^^;


週一のオフ日前夜はフトンでフクラハギ筋肉が平行四辺形で

固まって痙攀起こしてます。

固まったフクラハギ筋肉をみながら夜中に「なるほど」なんて

独り言をのたまっています。


Mです。(*^^*ゞ


U14、U13、2名のGKに対しても、約1ヶ月継続して取り組んで

いますが、まだまだ納得できる状況ではありません。


申し訳ないことに、この移動を取り入れたトレーニング中、U13GK

はハムストリングの肉離れを起こしてしまいました。

選抜の選考があるそうで・・・m(..)mm(..)m


U14GKからはクロスへの守備範囲が拡がってきているという話が

ありますが、僕が観るかぎり、まだまだ速いクロスへの対応はでき

ていません。


GKが結果を出せるよう試行錯誤は続けていきます。

このコーディネーション、ゴールデンエイジの今だからこそ無意識に

獲得できるんじゃないかと考えています。

クロス フットワーク

クロスへの対応のコーディネーションのひとつとしてウォーミングアップの

中に助走→片脚ジャンプが入ったメニューを入れています。

$ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-助走から片脚ジャンプ




ポールに地面から15cmの高さにゴム紐を張っています。

※ジャンプ力のためのトレーニングでは無いので高さにはこだわりません。

助走→片脚ジャンプ→着地



配球役はGKが着地してからキャッチング




ステップワークだけだと飽きるのでボールを使ってキャッチングのウォーミ

ングアップも兼ねてます。



ルールは「助走は必ず入れてから片脚ジャンプ」だけです。



最初はなにもいわず、制約を入れないで行なっているとGKは必ず決まっ

た脚でしか踏切りません。


途中で気がつくGKもいますが、全く気がつかない時は



「いつも踏切りが同じ脚だぞぉ~!」(^^;



GKが自分に踏切り難い脚があることに気がついてくれれば、後は自分で

意識していってます。



ストレスなく両脚どちらでもタイミングよく踏切れるようになるとクロスで

の踏切脚、コーディネーションも多少は変わるかなと思います。



少し話は異なりますが、バスケットボールのディフェンスが使うクロスステ

ップのフットワークはすごく理論的、科学的
ですね。



仕事中、

「バスケのフットワークトレーニングで脚がバンバンに張って」

と相談に来た高校バスケ部のプレイヤーから少し教わりました。



突然のリアクションが求められるバスケのディフェンスは無駄足を無くす

ことを徹底的にトレーニングするようです。

特に「動き出しの無駄を省く」ことに重点を置いています。

GKが移動で使うクロスステップにも同じことがいえると思います。



よく観ると先日ブログにアップロードしたトルコ代表:リシュトゥGKの

クロスステップもバスケットボールのフットワークと同じです。



以下の映像45秒~ リシュトゥGK、クロスステップからダイビング





クロス 線と点のアプローチ

クロスへの対応は、僕もいろいろと悩んで試行錯誤しているテーマのひとつ
です。

まぁ、悩んでいないテーマなんてGK当番にはありませんが・・(^^;

最近、少し光が見え始めました。\(^Q^)/

昨年末、福岡GKスクールスタッフ研修での中山英樹先生、先月のAGA
足立高浩先生
からトレーニングの中でヒントをいただけたからです。
m(..)mm(..)mm(..)m

それは、クロスへのアプローチ。

キックの種類、蹴られる位置、状況によっていろいろなアプローチコースが
あると思いますが、まず基本的な部分の内、さらに二つのアプローチに絞っ
てみました。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-クロスへのアプローチ

①からアプローチして、Aの位置でクロスをとらえる
②からアプローチして、Aの位置でクロスをとらえる

クロスに②からアプローチしてAでとらえるトレーニングを重ねている現場
はよく観ます。

図のように、頭上斜め前方でしっかりキャッチできるGKはクロスに対する
感覚も優れている
ので問題ないと思います。
ドンドン難易度の高いクロスを経験されるといいと思います。

しかし、

●頭上でキャッチしてしまう
 ※キャッチに力が入らないので弾いてしまう可能性が高くなる

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-頭上でキャッチ

●ボールが自分の予測より背中側へ落ちる

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-クロスが後逸

などの②のアプローチで、クロスに苦手意識があるGKは少なくないと
思います。

とりあえず、①からアプローチするトレーニングを行ってみるとよいかもし
れません。

クロスの軌跡に
 ■線でアプローチするか(①)
 ●点でアプローチするか(②)
のちがいです。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-クロスへのアプローチ

②からのアプローチが苦手なGKは「点」へのアプローチがウマくいかない
GKではないかと思います。

①からのアプローチはクロスに対して「線(延長線上)」へのアプローチ
です。
つかむ場面に至っては「線」から「面」に容易に切り換えることができる
と思います。
つかめないと判断したら、そのままの助走から踏切ってダイビングすれば
クロスに触れることも高確率で行なえます。

・クロスを蹴られる前の基本姿勢
・クロスボールを追いかけるステップワーク、腕の振り
・クロスボールを観ながらステップを踏むカラダの角度


など、自分なりの少しの工夫が必要ですが、①からのアプローチは②からの
それに比べて高い確率でクロスに触れていけると思います。

技術獲得のための基本ドリルでGK当番の配球にも工夫が必要ですが、繰り
返している内に少しづつ配球のコツも判ってきます。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-クロスへのアプローチ

僕のもとにいるU14、U13の2名のGKは②でのアプローチが超苦手でした。
(^^;
僕のトレーニングが悪いからですが・・・(ーー;

ここ数週間、①のアプローチをドリルして、確実にクロスに対する苦手意識
が減少
してきています。

とはいっても、②のアプローチも大切ですから習得できるようにトレーニン
グは継続する必要はあると思います。


しかし、とりあえず①のアプローチでクロスへの対応に自信が持てればゲー
ムでクロスを処理できます。

バックパスゴール

AGKのU13GK出場のゲームを観戦。

U14のゲームで相手は強豪(らしい)。

前半
決定的な場面、2本。
ゴールエリア直前からのシュートをストップ。
イイんじゃね。(^0^)
守備ブロックのアップ、ダウン、スライド、DF間の距離、チャレンジ、カバ
ーの指示など守備のボスとして4DFへの戦術的なコーチングもトライは

している。
声の質、大きさ、発している言葉もポジティブ。
以前よりイイ。

守備一辺倒のゲームだけど後半もこの状態でいけばPKかな。
PKになったら止めて勝つな・・・
と思って、後半が始まる前に仕事の方のライセンス更新講習へ。

夕方、U13GKから電話。

「バックパスがオウンゴールになって負けました・・(T_T)」

バックパスが蹴られる以前にGKがスペースへ動き出して失点したらしい。

味方との意思疎通を確認して、キックされる寸前にスペースへ動き出す・・



FPには重要ですが、GKのバックパス処理の場合は失点につながることも
あるので。

ってことで、バックパスのドリルトレーニングをウォーミングアップの
ひとつに組み込んでみました。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-バックパスドリル

①緑GKから青へアンダーアームスロー
②青から緑GKへバックパス
③緑GKバックパスコントロール
④赤GKへシュート→赤GKはシュートストップ
⑤赤GKから青へアンダーアームスロー
⑥青から赤GKへバックパス
⑦赤GKバックパスコントロール
⑧緑GKへシュート→緑GKはシュートストップ


バックパスを受ける際の指示の声、ジェスチャーも重要と思います。

ゴールキーパープロジェクト~GKコーチになりたい-バックパス指示

A、B、C、どのジェスチャーがDFに判りやすいか?
僕はAをオススメしてます。

ドリルトレーニングを行ってみて判ったことですが、FPの軸足の向きや
カラダの開き方を観てキック以前にパスコースを予想して動き出すんだよ
ね。(ーー;

ゲーム中、相手と競り合った状態のDFから発せられるバックパスは予想外
の方向に転がることもあります。


青役で入った僕は時々、バックパスを指示するGKとは逆にパス。

バックパスに対してもシュートストップと同じように
基本姿勢=いつでもどこにでも動き出せる姿勢
が大切ではないですか。

バックパスのボールコントロールも動きながら行なえるように意識してもら
います。
ボールをコントロールする位置は、ロング、ショート、どちらのボールもキ
ックできる場所。
ボールコントロールした足が次のステップにつながるように、スムーズな
ボールコントロール&ステップワーク&キックを目指す。

例えば、
動きながら右足インサイドでボールコントロール→プレー方向へ動きながら
ボールコントロールした右足接地→接地した右足で踏切って→左足踏み込み
→右足でキック。


先日も静岡県:足立先生@AGA で勉強させていただきました。

僕が観ていたダイビングへつながるローリングダウンはもどきだったことに

気がつかせていただけました。
GK自身がダイビングにつながるローリングダウンだと思っていても、本当は

実戦的で無いのかもしれません。

帰って、AGKのU14、U13GKの前でデモしてみても彼らは違いが判りませ
んでした。

説明すると「なんだそんなこと」って・・・(ーー;

紙一重、わずかと思う技術の差が、大きなレベル差なんだよね。

あと1ミリ

運でかたづけたらイカンやね。

それが技術の差。

そしてコーチ力の差でもあるんやね。

    □\(_ _ ) ハンセィ