生活のかんじょう -4ページ目

取るに足らないことに血道を上げる

世の中には、なぜそんなことに一生懸命になるの?ということに力を注ぎ込む人がいます。


その血道を上げている対象が、取るに足らないものであると自覚している人と,そうでない人がいるようです。


自分としての好みは、前者、取るに足らないものであることを自覚しつつ、なおかつ一生懸命それを追い求める、というものです。


そちらの方が格好いい感じがします。


現在読んでいる本の紹介です。


江戸名物評判記案内 中野三敏 / 岩波新書

江戸時代の様々な事物に対する評判を記した書物「名物評判記」を解説したものですが、そのなかにも、え?こんなものの評判をするの?というものがあります。

遊女、黄表紙、学者、力士などが評判に上るのはまだ分かるとして、瓜、まり、役者女房、芝居客などの「評判記」も登場したということですから、いつの時代も物好きな人はいるものです。

というか、そのスピリットは確実に現代に受け継がれていると思います。


江戸時代の「名物評判記」の作者たちは、どのような想いで、評判する対象に向かったのか?
そんなことを考えながらページをめくっています。

目に止まる言葉で、とにかく試してみる

本日も昨日に続き出版を目指している本の題名を考えていました。思うままに手帳に書き連ね、その数22個。


昨日につくった15個とあわせて、合計37個の候補ができましたが、まだぴたっと来る題名はありません。


なにかいい文句はないものかと、通勤途中でも吊り広告やポスターなどをちらちらと見ます。
「アイデアは組み合わせ」という言葉を信じ、その都度色々と試すのです。


たとえば「言葉」が題名の中に入るものを作ろうとします。
駅で「大人の旅」と書かれたJRのポスターを見かけると「大人の言葉」という案を作ったり。

もちろんこれは安直かつ、本の内容に合うものではないのでボツ(おそらく)となりますが。


電車の中、または歩いているとき、なにがしかの文字を見つけたら、それを参考に案をつくってみる。こんなことを帰宅途中にずっと行っていたら、仕事で疲れていたはずの頭が、気がつくとすっとしています。


脳が活性化されたのでしょうか?だとしたら、これはぼけ防止にもいいかもしれませんね。

お金もかかりませんし。




考えているだけでなく、手も動かす

出版を目指している本の題名を考えるにあたって、様々な書籍から題名のヒントを探していると書きました。


調べるだけでは進みませんので、これまで漠然と考えていた書名含めて紙に書き出してみることにしました。




まず100個考えてその中から良いものを選ぶ。なかなか強引な手法ですが、無理に頭の中から引っ張ってくれば、思わぬ良い題名がでてくるのではないかと考えてのことです。




本日は15個紙に書き出しました。それほど奇抜なものを考えたわけではありませんが、もうすでに手が止まってしまいました… 




いろいろと調べたり、考えたりしている気になっていても、実際すぐに出てきたのは15個のみ。まだまだ調査も考えも足りないなと思った次第です。




勉強でもなんでも、自分が何かを行っていて、それが現在どれくらいまでの到達点かを知りたい場合、実際に紙に書いてみるのが良いかも知れませんね。




ある地点で手が止まる。その地点が現在の自分の実力。パソコンのワードなどで入力しても良いのかも知れませんが、自分の字で自分の考えを書くという作業は、感覚が刺激される感じがして、おすすめです。








商売熱心な青菜売り

昨日までは現代の小売業に関して、記事にしました。


本日は江戸の商売について詠まれた川柳のご紹介です。


青菜売りひっ切りらしい菊の花


江戸市中を売り歩いている青菜売り。よく見たら、菊の花も商人の荷物にさしてある。

この商人の姿や売り歩く情景を思い浮かべると、なかなか風情ある景色が浮かんできますね。

「ひっ切り」とは、余技とか副職の意味だそうです。

青菜は当時も安かったようですから、少しでも実入りを良くしようとしたのでしょうか?


「どうせ売るならこれ(菊)もいっしょに。」と効率的な商売。現代のマーケティング用語では何というのでしょうか?


句の抜粋と解釈の参考は、江戸古川柳の世界 下山 弘 / 講談新書 より


既成概念にとらわれず… フランフランから勝手に学ぶ

昨日、Francfranc フランフランのマーケティング方針が、今後本を出版するにあたってヒントになるという記事 を書きました。


しかし読み返してみると、いったいどの点でヒントになるかということが不明瞭な文章だったなと思います。

私自身のFrancfranc フランフランに持つ印象は、「若者向けのカジュアルでお洒落なインテリア・雑貨ショップ」というものですが、おおかたの人もそのように思っているのではないかと思います。


ところが、フランフランの親会社であるバルスコーポレーションのIR資料(株主や投資家に向けた資料)を読むと、前回の記事にも書きましたが、


 『“ マインドエイジ”を意識した、幅広い年代に対するマーケティングへと舵を切る』 とか、
 『「若々しく楽しい生活を志向する全ての人に向けたブランド」へと進化する』


という文が書かれており、若者だけをターゲットとしているのではないようです。


自社の顧客を、年齢や性別といった単純な区分けですますのではなく、顧客の定義を追求する(場合によっては、それにより従来とはことなる顧客層が浮かび上がってくることがある)ということは、実はマーケティングの教科書には必ず書いてあることですし、「もしドラ」にも書かれています。


しかし、これを実行するとなると自身のもつ既成概念が邪魔し、なかなか難しいことと思われます。
なお、ここでいう「実行」とは、単に顧客を定義することだけでなく、その結果も伴うことをさしています。

実際にフランフランは、上記のマーケティング方針の転換の結果、『12月には2年ぶりに既存店の売上が回復』したとのことです。(同じくIR資料より)


さて、ここまで前置きが長くなりましたが、フランフランから一体どのようなヒントを私が得たかといいますと、一言で言えば「既成概念にとらわれずに、より柔軟に読者層を考えよう」ということです。


読者層は、フランフランのように、ある生活スタイルを志向する人々かも知れませんし、そうでないかも知れません。
ただ想定する読者層の枠の取り方次第で、従来考えていたよりも、より多くの人を対象と考えることができるのではないか、ということを実例により思ったということです。


旨くお伝えすることができたでしょうか?


さて、本日は少し固い内容になってしましました。昼間は本業の仕事をしていたもので、まだ頭がビジネスモードになっているのでしょうか。


ばれ句 とか、ユーモア雑俳 とか、もっと柔らかい内容を期待していた読者様、明日からまた通常モードになります。もっともばれ句は年中やるわけには行きませんが(笑い)。これをやるとページビューが高まることは分かっているのですが…


今宵はこれにて。