知識はともかく、感性と考え方は…
現在、父の著作を読み直しています。
前回のブログで書いた問題 のほかにも、今後原稿を本の形にしていくなかで、様々な選択を迫られることになると思います。そのときの選択の根拠は、父が生きていたら、おそらくこうしたであろう、というものです。
もちろん父の日本文化、言語、江戸風俗などの膨大な知識には及ぶべくもなく、父の感性や考え方と私のそれは異なるものです。
しかし父の残した作品を数多く読むことにより、それらを少しでも多く吸収し、正しい選択ができるようにしたいと思うのです。、知識はともかくとしても(自分なりに勉強中ですが)、感覚や感性、考え方などは、なんとかと。
このブログでも、父の作品を紹介していきたいと思います。
江戸時代の「怪談めいた」話を集めた本です。なぜ、ずばりと「怪談」と書かないかというと、この本に集められた話は、「興味本位の作り話」でなく「実話」として残されたものだからです。
この本では江戸時代の知識階級といわれていた大名、旗本、その他の武士、高名な学者が実際に体験したり耳にした話を現代語訳し、「妖気」、「幽霊」、「怨念」、「神慮」、「因果応報」などテーマごとに分けて紹介しています。
それぞれの著者はあえて読む人を驚かせたり怖がらせたりする目的ではなく、あくまでもこのような不思議な経験をした、耳にした、という形式で書いているので、悲鳴を上げるような恐ろしい話はありません。しかし新井白石や松浦静山など当時の有名人が、実話として記録を残していることに興味があります。
江戸時代には当時の知識人にも説明がつかない、「魔」としかいえないものが、現代よりももっと身近に合あったのでしょう。
収録されている一つ一つの話を読み進めていくうちに、当時生きていた人々の生活感情、感性といったものが伝わってくるようです。
前回のブログで書いた問題 のほかにも、今後原稿を本の形にしていくなかで、様々な選択を迫られることになると思います。そのときの選択の根拠は、父が生きていたら、おそらくこうしたであろう、というものです。
もちろん父の日本文化、言語、江戸風俗などの膨大な知識には及ぶべくもなく、父の感性や考え方と私のそれは異なるものです。
しかし父の残した作品を数多く読むことにより、それらを少しでも多く吸収し、正しい選択ができるようにしたいと思うのです。、知識はともかくとしても(自分なりに勉強中ですが)、感覚や感性、考え方などは、なんとかと。
このブログでも、父の作品を紹介していきたいと思います。
- 大江戸・本当にあった怖(こわ)~い話 (PHP文庫)/下山 弘
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- Amazon.co.jp
江戸時代の「怪談めいた」話を集めた本です。なぜ、ずばりと「怪談」と書かないかというと、この本に集められた話は、「興味本位の作り話」でなく「実話」として残されたものだからです。
この本では江戸時代の知識階級といわれていた大名、旗本、その他の武士、高名な学者が実際に体験したり耳にした話を現代語訳し、「妖気」、「幽霊」、「怨念」、「神慮」、「因果応報」などテーマごとに分けて紹介しています。
それぞれの著者はあえて読む人を驚かせたり怖がらせたりする目的ではなく、あくまでもこのような不思議な経験をした、耳にした、という形式で書いているので、悲鳴を上げるような恐ろしい話はありません。しかし新井白石や松浦静山など当時の有名人が、実話として記録を残していることに興味があります。
江戸時代には当時の知識人にも説明がつかない、「魔」としかいえないものが、現代よりももっと身近に合あったのでしょう。
収録されている一つ一つの話を読み進めていくうちに、当時生きていた人々の生活感情、感性といったものが伝わってくるようです。
私のしごと
父の残した原稿は、本文はほぼ100%仕上がっていました。ですから後を託された(という勝手に引き受けた?)、私のやることは余りないと思われるかも知れませんが、少なからず仕事が残されています。
例えば、父の生前に、一旦出来上がった原稿を、あるテーマに沿って順番を並べ替えることになりました。父が自らテーマを決め紙の原稿に並べ替えの指定書をしたのですが、ワードデータでは直されていないため、データの並べ替えをする必要があります。
また、一部の言葉、文句に指定が不明のものがあり、それについては新たに父が作った複数のテーマの中から選択し、指定をする必要があります。
また全体の原稿の流れからみて、父の指定に疑問に思える所が数ヵ所あります。
ただしこれは単なる誤りなのか、ある意図があって敢えて指定したのかを見極める必要があります。
例えば、父の生前に、一旦出来上がった原稿を、あるテーマに沿って順番を並べ替えることになりました。父が自らテーマを決め紙の原稿に並べ替えの指定書をしたのですが、ワードデータでは直されていないため、データの並べ替えをする必要があります。
また、一部の言葉、文句に指定が不明のものがあり、それについては新たに父が作った複数のテーマの中から選択し、指定をする必要があります。
また全体の原稿の流れからみて、父の指定に疑問に思える所が数ヵ所あります。
ただしこれは単なる誤りなのか、ある意図があって敢えて指定したのかを見極める必要があります。
美しい言葉
父の残した原稿の内容は、詳しいことはかけませんが、日本語の美しい言葉、残しておきたい言葉を紹介するものです。
たとえば、「桐一葉(きりひとは)」
桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の訪れを知ること、だそうです。
美しいとは思いませんか?
たとえば、「筆捨て松(ふですてまつ)」
これは大変見事な枝振りの松のことを指しています。画家が描こうとしても、とても描けず筆を放棄することから… 何かとても趣のある言葉だと思いませんか?
出版を目指し
今年の1月18日に父が亡くなりました。
ブログのはじめからこんなことを書くのは非常識とも思いますが、
父の死がこのブログを書くことのきっかけになりましたので、お許し願いたいと思います。
私の父は神官と著述業をしておりました。
著述の方は主に江戸時代の川柳(古川柳といいます)を題材にしており、共著もあわせると10冊以上の著作があります。
父の著書はこのブログでも追々紹介したいと思いますが、父には遺稿がありました。
病気からくる疲労に苦しみながらも、出版を目指し父は亡くなる直前まで原稿に手を入れていました。
この遺稿を仕上げ、世に出すの当面の私の目標です。
ブログのはじめからこんなことを書くのは非常識とも思いますが、
父の死がこのブログを書くことのきっかけになりましたので、お許し願いたいと思います。
私の父は神官と著述業をしておりました。
著述の方は主に江戸時代の川柳(古川柳といいます)を題材にしており、共著もあわせると10冊以上の著作があります。
父の著書はこのブログでも追々紹介したいと思いますが、父には遺稿がありました。
病気からくる疲労に苦しみながらも、出版を目指し父は亡くなる直前まで原稿に手を入れていました。
この遺稿を仕上げ、世に出すの当面の私の目標です。