時間配分は、アウトプット過多?
昨日の「仕事のバランス」の記事の続きです。
「作業」 原稿整理、原稿チェックなど。
「インプット」 父の著作や古典文学の読書、調べ物など
「アウトプット」ブログ記事の作成、発信
この3つの分野の一日の中で費やす時間は、
「作業」 30分~1時間
「インプット」 15分~45分
「アウトプット」45分~1時間
全体で1日あたり2時間~2時間半を使っている感じです。このうち長い通勤時間(片道1時間半!)中にインプットとアウトプットを、家に帰ってから作業とアウトプットの残りを行っています。
こうしてみると、アウトプットに費やす時間が多いのがわかります。
これは私が文を書くのになれていず、一文一文書くのに非常に時間がかかってしまうことが、第一の理由です。
そして川柳や短歌の知識に乏しいため、記事を書くにも引用元の確認に手間取ることが次にあげられます。
つまり、インプットが足りないと言うこと。
上記の時間配分を見ると、確かにインプットが少ないように思います。ただでさえ、知識のない分野なので読み進めるのが遅いのに…
作業の時間は、睡眠時間を確保する必要上、大幅に増やすことはできません。
どの仕事にもいえますが、いかに効率を高めるか?です。(書いていて耳が痛くなりますが…)
さて今日は図書館で調べ物をしてきました。ノートパソコンも持って行ったので、比較的すいすいと作業は進みました。
わからない語句や句があったら、まずグーグルで検索してみて、それでもわからなければ、図書館の本で調べる、という流れです。
ネットを検索すると、古典文学の世界でも膨大なデータベースがあることを知り、今更ながら驚かされます。
たとえば、「武玉川」という江戸時代の誹諧集についてのデータベースがあります。
http://homepage3.nifty.com/muratoma/index.html
このHPは、個人の方が趣味で作られているようです。
スゴ過ぎる…
おかげ様で今日の調べ物がぐっと楽になりました。感謝です!
明日は久々に作業の進捗度合いを報告する予定です。
さ、これから気合いを入れないと!
仕事のバランス
出版に向けた準備を進める中で、私が今行っていることは、主に3つの分野に分けられることがわかってきました。
まずは①作業。
今回で言えば、原稿のデータを並べ替えたり、並べ替えたデータをチェックしたりすることが、該当します。原稿チェックが終わった後は、より書籍の内容に関連した作業になるでしょう。
次に②インプット。
原稿をチェックするには、当然ながら本の内容に関する知識が必要です。主に父の著作と父の著作にでてくる書物を読むことがこれに該当します。
最後に③アウトプット。
ブログなどに書くことにより、インプットした内容を記憶にとどめる。作業の進捗を管理する、読者の方に読んでいただき関心を持ってもらうなど、いろいろな目的があります。
作業、インプット、アウトプットの中でインプットだけが、行動のタームが決まっていないということに気づきました。
作業は全体のボリュームから、毎日進める目安がだいたい決まっています。(たとえもくろみ通りにいかないことがあるとしても)
ブログは毎日一度つつ更新することを日課としています。
しかし、インプットのみ毎日のこれだけの量をインプットする、という物がないのです。
自分がこれまでほとんど接点がなかった分野の原稿を担当するのですから、勉強=インプットはかなり重要なことでしょう。
ただ、このインプットは勉強でありながら楽しみでもあります。父もそうしたであろうように、あくまでも楽しみながらやりたいという気持ちがあるので、毎日これだけ!というノルマのような物を課すのは避けたいのです。
けれど、やはりインプットは意識して行うべきという気持ちもあるので、ゆるくゴールを設定することにしました。
だいたいこの本はいつ頃までに読み終えよう。という感じです。
ちなみに、先日ご紹介した百人一首の本 は、現在2回目を読み進めています。
約2週間後、だいたい3月21日頃までには読み終えようと思います。
五十日祭 そして小糠星
本日、一月に亡くなった父の五十日祭が行われました。五十日祭とは、神道の祭事で仏教の四十九日に当たります。
父の大学時代のご友人にも参列いただき、式後のお食事の席で、若い頃の父のお話をいろいろと聞くことができました。
父のことをとても愛してくださっていたのが、お話ぶりからわかります。このようなすばらしい友人方を持つことができ、父は幸せだったな思います。
今日は本当にありがとうございました。
ご友人の一人から、父の残した原稿がいつ本になるのかと聞かれました。残念ながらまだ出版先は決まっておりませんが、期待に応えられる良い本を出版いたしますので、もうしばしお待ちください。
それまでのつなぎというわけではありませんが、美しい言葉、味わいのある言葉を少しご紹介ししたいと思います。
小糠星(こぬかぼし)
夜空の細かい星。 「ひとつづつ名があろけれど小糠星」 西国船
口添え酒(くちぞえざけ)
一度口をつけた盃。特に女性が男性に差し出して親密の情を表す。
さて、恒例の(?)原稿チェック作業の進捗度合いです。
チェック作業全体のなかでの進捗率(達成度合い)→ 41.7%
これに対し、
作業終了予定日までの、日程消化率 → 50.0%
少し盛り返してきたか?
花さそふ…
昨日に続き、雑俳(ざっぱい)という川柳の前身といわれる分野から、作品を紹介していきたいと思います。
ご紹介するのは「小倉付」という、小倉百人一首の頭の五文字を句の中に取り入れて、五・七・五を完成させた句です。
《百人一首》
さびしさに宿をたちい出眺むればいづこもおなじ秋の夕暮 良暹法師
↓
《小倉付》
さびしさにかわぬきでよぶ小間物や
~一人で寂しいので、何も買う気はないが、行商人の小間物屋を
呼ぶ
《百人一首》
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり 藤原公経
↓
《小倉付け》
花さそふ庭いそがしき蘭作り
~花がわが身を庭に誘う。蘭作りに忙しい。
花さそふあら面白の酒の酔
~花に誘われて、花見酒に酔うおもしろさよ。
《百人一首》
来ぬ人をまつほの浦の夕凪ぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ 藤原定家 ↓
《小倉付け》
来ぬ人を待って時刻の延うどん
~人を待っているうちに時刻が延びて、うどんも延びてしまった。
雑俳ことば遊び抄 / 下山 弘 太平書屋 より
さて、今日の作業進捗は、ついうつらうつらとしてしまい予定より遅れてしまいました…
作業する時間がだいたい夜十一時以降になってしまうため、眠気に負けてしまうことも、ままあるのです。何かいい方法はないものか…
小倉百人一首もこのとおり
今日は早く仕事を終えられたので、原稿チェックの作業もはかどるかと思ったのですが、父の葬儀の香典返しの手配に少々時間がかかり、あまり進みませんでした。(毎日同じことを書いているような…)
作業進捗は、
チェック作業全体のなかでの進捗率(達成度合い)→ 21.6%%
これに対し、
作業終了予定日までの、日程消化率 → 35.7%
…昨日
に比べて、若干追い上げてきている、と前向きに考えます!
さて父の著作を読んでいて、雑俳(ざっぱい)という川柳の前身といわれているジャンルから、おもしろい作品を知ったのでご紹介したいと思います。
雑俳、といってもいろいろなものがあるようです。今日ご紹介するのは「小倉付」というものです。
小倉百人一首の頭の五文字を句の中に取り入れて、五・七・五を完成させます。
《百人一首》
春過ぎて夏来にけらししろたへの衣乾すてふあまのかぐ山 持統天皇
↓
《小倉付》
春過ぎて蚊帳が戻れば夜着が留守
~春が過ぎると、蚊帳を質屋から請け出すのと引き替えに、夜着を
質に置く。
春過ぎて夏着にけりなうちわうり
~うちわ売りがやってくる。もう春ではなくなつなのだなあ。
《百人一首》
いにしへの奈良のみやこの八重桜今日九重ににほひぬるかな 伊勢大輔
↓
《小倉付け》
いにしへの御てがら本ンに今の楽
~ご先祖様が手柄を立てて高禄を賜ったおかげで、子孫まで楽に
暮らせる。
《百人一首》
今はただ思ひ絶えなむとばかりを人づてならでいふよしもがな 藤原道雅
↓
《小倉付け》
今はただ人柄よりはかせぎから
~今の世の中で物を言うのは人柄でなく、稼ぎがよいかということだ。
今はただながい羽織に合せ鬢(びん)
~今の洒落男の流行は、長羽織と合せ鬢。誰もみんなそんな姿だ。
雑俳ことば遊び抄 / 下山 弘 太平書屋 より
どうってことないと言えば、どうってことありませんが、ついくすっと笑ってしまいます。