【HUNTER × HUNTER 】 ゴンのセリフから学ぶコミュニケーション | マンガ心理学って何だろう

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親子のキャリア教育 ライフキャリアカウンセラー☆井島です。

 

 

 

お天気キャスターの木原さんが、自宅紹介でテレビに出ていました。

 

 

 

 

飲みに行ったときの門限がAM3:00だそうで、少々ご不満とのこと(笑)。

 

 

そんなもんですかね^^;

 

 

 

 

さて、マンガに見るキャリアです。

 

 

 

 

10月2日(日)から、週刊少年ジャンプ に掲載されている HUTER × HUNTER が日本テレビでアニメ化されました。

 

 

これは珍しく2度目のアニメ化で、以前はフジテレビでアニメ化されています。

 


中学生・高校生・大学生のママとパパが子どもの将来を考える講座


http://www.ntv.co.jp/hunterhunter/character/index.html より)

 

今回は日曜の朝です。他のアニメや特撮ものがある中、見事に時間をずらして放映されています(笑)。

 

 

このマンガは、連載は1999年から始まっていますが、休載が多くて(笑)。最近の週刊少年ジャンプでも長く休載していましたが、先日から始まりました。

 

 

長く空いてしまうので、忘れてしまうんですけど^^;

 

 

今は、終局に向かっており、そこまでにはかなりのハードな描写がされていましたが・・・始まりはほのぼのとしていって、期待と希望に満ちています。

 

 

アニメはそんなところからです。

 

 

「ハンター」という職業が成り立つ世界の話で、幼くして両親を亡くした少年ゴンが主人公です。

 

 

明るく、元気で、粘り強く、やさしく、偏見のない純粋なキャラクターであり、少年ジャンプ作品に適した主人公です。

 

 

ハンターは存在する希少なものを追いかける仕事で、難関な国家試験があり、合格者が出ない年もあります。

 

 

おきまりの如く、リアル世界ではありえない能力者が出てきますが(笑)。

 

 

ゴンは、11歳で育ててもらった家を出て、難関な国家資格を得るために旅に出るところが始まりです。

 

 

父親が優秀なハンターであることを知り、「家族を置いてでも続けたハンターという仕事がどういうものか知りたい」といい、一人で決意するんですね。

 

 

11歳は、リアル世界では小学5年生くらいですね。ポケモンのサトシは10歳(小4)で家を出ますが、随分と早い時期での独り立ちです。

 

 

だけど、戦前は日本も同でしたね。

 

 

学校はありましたが、家庭の事情等で10-12歳で自分の道を歩みださなくてはなりませんでした。

 

 

 

特に次男以降は。長男だけが家の残れる。その他の男子が「穀つぶし」にならないよう、働き手となるか家を出て仕事を探すかです。

 

 

家族であったのに、家督が変わると家族制度からはみだすことになり「居候」となってしまったんですね。

 

 

だから、10代の早い時期から、身の立て方を考えなくてはならず死活問題でした。

 

 

農家の多い地域では、尋常小学校に通えるのは裕福な家庭で、家の仕事を手伝わなくてもよい子どもが多かったという記録があります。

 

 

それでも、次男三男は学力をつけ学び、外に出ても大丈夫なようにしたかったので(立身出世)、重要であったとされているのです。

 

 

ちなみに、、、明治5年に学制ができても親に認知してもらうには時間がかかり、大事な働き手を奪われる、授業料を徴収することに反対し、「学校焼き討ち事件」まで起こっています。

 

 

やや脱線しましたが・・・ようするに、早い時期で自分の人生を考えるのは昔の方が多かったということです。

 

 

現在は、戦後に尋常小学校から小学校、中学校と義務教育が定着し、15歳くらいまでに人生を考えるようにしたのですが・・・もっと先に延びていますね(笑)。

 

 

故に、マンガの世界で幼い年齢で、世の中に出ることはフィクションのように感じる方がいますが、警鐘とも考えてもらえるといいな、といつも思います。

 

 

 


中学生・高校生・大学生のママとパパが子どもの将来を考える講座

 

 

 

 

 

 

ところで、今回書きたかったのは、ゴンの育て親ミトさんの言葉です(笑)。

 

 

 

 

 

 

試験を受けるにあたって、試練があり、その中で仲間を得ていきますが、最初は分かり合えないことが多く、ケンカをしたりいがみ合ったりします。

 

 

ゴンはその中に入っておらず、周囲の仲間が言い争うんですね。

 

 

そんな中で、ゴンはクラピカとレオリオ(のちに仲間)が険悪なときに、こんなことを言います。

 

 

「相手を知りたければ、相手が何に怒っているのか知らなくてはならない」と。

 

 

育て親のミトさんが、そう言って教えてくれたと。

 

 

 

これは、コミュニケーションの的を射ているなと感じます。

 

 

 

人と人がうまく行かないとき、おおよそ誰かが誰かをよく思っていないことがあります。

 

 

これには相手が気がつかないうちに、相手の「怒り・恨み・嫉妬・罪悪感・劣等感」などの負の感情に触れる「何か」を言ったり、やったりしている場合があります。

 

 

 

勿論、全てではありません。念のため。

 

 

 

だけど、話したり関わったりしているのに、お互いにうまく行かない場合、「何に」腹を立てているのか、「何が」おもしろくないのか、知らないと解決の術がないんですね。

 

 

 

それが、言いがかりなど理不尽なこともありますが、コミュニケーションの根底は理解ですから、その「何か」を見つけることができると、雰囲気が変化してきます。

 

 

 

この言葉を聴いた(見た)とき、ミトさんたらスゴイ!と思いました(笑)。

 

 

相手とコミュニケーションがうまく行かないとき、ちょっと考えて話し合ってみては如何でしょうか?

 

 

 

 

子どもに人とのかかわり方を教えていくのは難しいことです。

 

 

 

 

いつも物事の本質を教えてあげられる訳ではないですからね。

 

 

自分の考え方ややり方が優先しますし。

 

 

一緒に触れられたものから、少しずつ考えていけるといいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

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