これでも元私立高校教員

これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

2017年12月1日 日本テレビ「スッキリ」

この時期は、大学4年生が卒業論文の取り組みを頑張っている時期でもある

そんな大学生が卒業論文について相談しに来てくれる


卒業論文を評価するのは、大学の先生だ

大学の先生は、「正解」(テンプレート)を卒業論文に書いて欲しいわけではなく、いかに個性的に独創的に思考を巡らせ、自分なりの仮説をそこに表現してほしいと考える

すると、高校まで「正解」(テンプレート)にたどり着く指導を受けてきた大学生にとってはなかなか難しいことになる


そんな大学生と一緒に、クリティカルに卒業論文に挑むというわけだ。


これはとても楽しい

総合政策学部や文学部などさまざまな学部の学生がやってきてくれる



幸いにも、一緒に取り組んだ卒業論文は、大学の先生からはとても良い評価をいただける。

それは「正解」(テンプレート)ではなく、自分で一生懸命に考え、個性的活独創的な世界にたどり着いたものだからであろう


それぞれの選択なんだと思う

「正解」(テンプレート)をたくさん覚えて、AI社会を生きていこうと考えるのも1つの道だ


個性的独創的な思考力を持って、AI社会を生きていこうと考えるのが1つの道だ


生成AIを使ってレポートを書いたりして要領よくやるのも1つの道だ


生成AIをパートナーとして、協働することで過去になかったビジネスを生み出していくのもひとつの道だ


そんなわけで、今日も大学生が来てくれる

クリティカルな世界で一緒に考えることができることが楽しい1日になりそうだ


2024年9月からオンラインの新しいやり直しの日本史がスタートします


学校で学ぶ歴史とは随分と違いますが、多角的な視野で、歴史の様々な面を学んでみませんか?

歴史が好きである必要も、歴史に詳しい必要もありません

同時に、この講座では、クリティカルシンキングの育成も目指しています

所々で、クリティカルシンキング講座の教材も使えますので、楽しんで取り組んでいただければと思います

昨日は、高校生の「オンラインクリティカルシンキング講座」で、北海道や茨城県、奈良県の生徒と一緒に、「次の自民党総裁」をテーマに取り上げた。

ここで大切なことは、政治的な話をテーマではない。

確かに、教育の世界では政治をテーマに高校生がディスカッションすることを好まれない。

ましてや自民党という限定した政党についてディスカッションはする事はほとんどないであろう。


実は今回は、3人の高校生に、もう1人議論に加わってもらった。

「ChatGPT」君である。

彼にも、次の自民党の総裁には誰がふさわしいかを選んでもらった。

ちなみに、彼が選んだのは河野太郎だった。

もちろん、そこには、論理的な理由が挙げられ、高校生たちは、なるほどなと話し合っていた。


これが今回のクリティカルシンキング講座である。

こうしたAIのことを学んだり、プログラミングを学んだりすることの重要性をしみじみと思う。

昭和から受け継がれてきた英単語を覚えたり漢字テストをしたりも大切かもしれないけど、新しいことの学びが、もっと教育の中で重点的にあるべきではないだろうか?


そんなことで、クリティカルシンキング講座では、今後も「ChatGPT」君にも参加してもらって、いろんな取り組みをしても行こうと思う


合わせてプログラミングも絶対必要だ。

そこでこんな講座をスタートする

もちろん個別指導はより効果的で既に何人かがスタートし始めている。

個別指導の数には限界があるので、ご興味の終わりの方はお早めに!


 

 

中学2年生クリティカルシンキング講座

みんなで、それぞれのブランディングをして、生成AIでロゴを作成した



このような取り組みは、偏差値が上がるわけでも、高校受験に役立つわけでもないのでほとんどの保護者の方には理解されない
仕方がないことだと思う



でも、 ほんの数年後には、AIと共進化できる能力がなければ、支配される側になってしまう
もちろん、偏差値が高くて学歴があれば何とかなるかもしれない



でも、もしかしたら間違いかもしれないけど、中学生の頃からブランディングやマーケティングを学び、生成AIと馴染んでいくことが、5年後に大きな飛躍になっているかもしれない。
10年後や20年後のことではなくて、5年後だと思う



もちろん、AIに正解を求めているようでは、AIはパートナーにはなってくれない。

一緒に考えるパートナーにするためにはどうしたら良いのか?
そんなことも学べるクリティカルシンキングにできたら良いと思う



こうした活動は、一般的に、小学生や中学生の保護者に理解される事はほとんどないし、ましてや命じられたタスクをこなす人を育てる学校の教育のあり方とも大きく違う

したがって、中学受験や高校受験にも役立たない

そんなあんまり支持はされないけど、細々とこんなことを続けれたらいいなと思う
志望理由書の制作過程に何も関らず、
長い時間の対話もろくにせず、見せろと言いって、長時間一生懸命作ったものに、必ずケチをつけ、テンプレートに直させる

しかも指導経験もろくになく、
いかにもわかったようなことを言い、
受験生を不安にさせ、
自己の優越感にひたる

指導したかったら、
形だけの指導してるふりをやめて、
最初からたくさんの対話をして、本人の意思を尊重し、
出願させないと脅すこともなく、
テンプレートではなく個性を大切にしたらどうか

こんなことがあまりに多すぎる
これが教育か?

せめて
アドバイスしたいなら、。

まず何時間も対話しよう
ネットの情報や何かの本から得た話だけで指導するのをやめよう
出願させないと脅すのはやめよう

でも、多分無理なんだろうな