今日は腹筋チックのブロックの仕方です
腹筋チックというのは
お腹にぐっと力が入ってしまって
身体がビクッとなり
それと同時に口から声が出たりするチックです
これで苦しんでいるお子さん結構多いです
四六時中出てると疲労困憊してしまいます
なんとかしてあげたいのですが
これが実はなかなか難しい
腹筋に力が入るわけですから
拮抗反応は、腹筋に力を入れられなくなる
別の筋肉の動きでなければならないわけです
ところが
腹筋はとても大きな筋肉で
しかも、対抗する筋肉というのが背筋くらいしかありません
背筋を使って腹筋に対抗する拮抗反応を考えようとしても
思いつかないですね
そこで登場するのが木田オリジナルメソッドの拮抗反応
腹式呼吸です
つまり、腹筋に凹んだり膨らんだりしろという
ビクッと力をいれるのとは別の
動きをしろという
命令を入れるわけです
深呼吸しながら
吐く時にはお腹を凹めて
吸う時には少しだけ膨らませる、あるいは緩める
これをうまく続けていければ
腹筋に力を入れてしまうチックをブロックできます
やってる途中で
腹筋にビクッと力を入れたくなる誘惑にかられます
ビクッとなるチックを出せば
一瞬スッキリできるので
腹式呼吸を解除して
ビクッとさせたくなるんですね
でもそこは頑張って腹式呼吸を続けてもらいます
チックを我慢するのではなく
腹式呼吸を続けることを頑張る
この違いが大きな差を生みます
腹筋に力を入れたくなる衝動がなくなるまで続けます
でわ
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CBIT(シービット)っていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください
トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。
中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。
結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。
漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。
一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。
CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。
行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。
CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。
具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。
もう少し詳しいCBITの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。
CBIT(シービット)と一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。
ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。
もしお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBITを試してみられることをお勧めします。
お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。
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