第128回日本小児科学会でCBITキダメソッドの発表してきました | てつおのチック、トゥレット、CBIT(シービット)キダメソッドのブログ

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チック、トゥレットのための日本CBIT(シービット)療法協会代表 キダメソッド

名古屋のポートメッセでこの週末に開催された第128回日本小児科学会で、CBITキダメソッドに関する発表をさせていただきました。




第128回ということは、なんとこの学会は少なくとも128年も開催されてきたということなんですね。


日本医学会というのが1902年創立、日本外科学会が1898年創立で、日本小児科学会(最初は日本小児科研究会)は1896年創立ということですから、もしかすると日本で最も古い医学会なのかも知れません。


なかなかとんでもないところで発表させていただいたということになります。

それもこれも座長を務められた瀬川記念小児神経学クリニックの星野院長先生のおかげです。

もうお茶の水の方には足を向けて寝られませんわ(^^)。

同じく座長をしてくださった野崎先生もありがとうございました。


一昨年の小児神経学会でも一緒に発表させていただいた奈良医療センターの開道先生と神戸大学の橘先生の発表も、さらに内容がパワーアップされていて、私のあまり変わり映えのしない発表の内容が若干恥ずかしく、次回もしこういう機会があるのなら、もっとブラッシュアップせねばいかんなと反省しました。













兎にも角にもこの発表がこの数ヶ月間プレッシャーになってしんどかったので、無事に終えることができてホッとしてます。


でわ

 

 

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CBIT(シービット)キダメソッドっていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください

 

トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。

中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。

結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。

漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。

一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。

CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。

行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。

CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。

そのCBIT(シービット)に実際の臨床経験から様々な工夫、改良、改善を加えて出来上がったのがCBIT(シービット)キダメソッドです。

 

具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。

もう少し詳しいCBIT(シービット)キダメソッドの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。

CBIT(シービット)キダメソッドと一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。

ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。

 

もしお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBIT(シービット)キダメソッドを試してみられることをお勧めします。

お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。

 

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