てつおのチック、トゥレット、CBIT(シービット)キダメソッドのブログ

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チック、トゥレットのための日本CBIT(シービット)療法協会代表 キダメソッド

学会発表のご報告

日本小児神経学会にてCBITメソッドを発表しました
記事①記事②

大脳基底核研究会にて発表しました(研究会サイトへ)

日本小児科学会にて学会発表を行いました

 

今日のビリー

日向ぼっこが大好き💕



以前のブログで、イギリスのノッティンガム大学の研究者たちが開発しているチック治療用のデバイスについて書いたのを覚えておられるでしょうか

 

私自身もその研究者の方とビデオ電話でお話しして、その様子をブログに載せたこともありました

 

 

彼らがもう7、8年前から取り組んできたその研究成果が、いよいよ具体的な形になってきているようです

 

開発されているのは、Apple Watchのような小さなスマートウォッチ型のデバイスです。 これを手首にはめるのですが、ちょうど時計の文字盤とは反対側、つまり手首の内側に機械部分が来るように装着します

 

そこから手首の「正中神経」という神経に向けて、ある一定の周波数やピッチで微弱なパルスを送ることで、チックを抑制する効果があるという仕組みなんですね

 

デバイスの名前は「Neupulse(ノイパルス)」

 

 医療機器なので、非常に厳重な規格や認証をクリアしなければならず、誰もがホイホイと買えるようになるわけではないようですが、今年の年末くらいからアメリカでテスト販売が開始される予定とのことです

 

お値段はちょっとまだはっきりしませんが、数百ドルから、高くても1000ドル以内くらいになるのではないか、という感じです

 

実はここからが今日の本題なのですが、この「Neupulse」とほぼ同じ原理で作動するスマートウォッチ型の装置が、すでにあるのです

 

名前は「Emeterm(エミターム)」

 



 これも全く同じで、スマートウォッチのように手首の内側に装着して微弱なパルスを送るデバイスです 

 

もともとは「乗り物酔いを抑制する」という機能のために作られたものらしいのです

が、すでにアメリカで販売されていて、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認証も受けています

 

アメリカのサイトなどで「これがチックに効く」という情報が上がっていたので、私もアメリカから取り寄せて実際に使用してみました

 

 日本円にして運賃込みで15,000円もしないくらいのお値段です

 

早速、3日間ほど試してみました

 

 スイッチを入れると、手首のところにピリピリと本当に軽い微弱なパルスを感じます

 

これをほぼ24時間つけっぱなしにする感じで、3日間やってみたわけです

 

結果はどうだったかというと……。 残念ながら、私には「チックや衝動が減ったなぁ」という実感はありませんでした

 

私自身、チックの衝動がかなり強い方だというのもあるかもしれませんし、おそらくノッティンガム大学の「Neupulse」とは、パルスの周波数やピッチなど細かいスペックが色々と違うのでしょう

 

とはいえ、アメリカのサイトでは「効いた」という声もあるようですから、人によっては効果を感じる方もおられるのかもしれません

 

私には効きませんでしたが、チックに関するこうした新しいデバイスが世の中にすでに存在しているということを一つの情報としてお伝えしておきます

 

いずれにしても、「Neupulse」が日本でも購入できるようになる日を期待して待ちたいと思います

 

 もし「自分も子供に試してみたい」という方がおられたら、酔い止め防止用の「エミターム」を試してみるのも、良いかもしれません

 

チックに適用するものとは謳っていませんので、自己責任でお試しいただくことになります

 

 Amazon USA で「Emeterm」で検索すると出てきます

 

でわ

 

 

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CBIT(シービット)キダメソッドっていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください

 

トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。

中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。

結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。

漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。

一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。

CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。

行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。

CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。

そのCBIT(シービット)に実際の臨床経験から様々な工夫、改良、改善を加えて出来上がったのがCBIT(シービット)キダメソッドです。

 

具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。

もう少し詳しいCBIT(シービット)キダメソッドの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。

CBIT(シービット)キダメソッドと一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。

ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。

 

しお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBIT(シービット)キダメソッドを試してみられることをお勧めします。

お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。

 

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