てつおのチック、トゥレット、CBIT(シービット)キダメソッドのブログ

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チック、トゥレットのための日本CBIT(シービット)療法協会代表 キダメソッド

学会発表のご報告

日本小児神経学会にてCBITメソッドを発表しました
記事①記事②

大脳基底核研究会にて発表しました(研究会サイトへ)

日本小児科学会にて学会発表を行いました

CBITキダメソッドセッションを体験した埼玉県の中2男子君のお母さんから感想文をいただきました。

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◉CBIT療法キダメソッドを受けられる前のお子さの状況を教えてください

 

幼稚園の頃から不安症で、顔にチックが出るようになり、2~3ヶ月毎に色々なチックに変化しましたが、息子は気にしていませんでした。

小学2年生になると怒り発作も出るようになり、毎日宿題や習い事の文句を親に怒鳴り散らすようになりました。

小学3年生の頃からチックは首や腕など全身に広がり、音声チックも出始めました。

通っていた教育センターの紹介で大学病院で診てもらうことになり、トゥレット症候群と診断され、4年生で大学病院の臨床CBITプログラムにも参加しましたが、息子が理解できず改善はありませんでした。

中学1年生から色々なことをいちいち確認しないではいられないという強迫性が出てきて、服用する薬が増えましたが、副作用で身体が動かしづらくなり、現在の病院に紹介状を書いてもらい転院することになりました。

新しい病院で薬の調整をしてもらい、身体の動かしづらさはなくなりました。

小・中学校には辛いながらも頑張って登校していましたが、中学2年生から強迫性の確認行為のせいで授業の移動教室に間に合わなかったり集中できないようになり、夏休み明けから朝起きられず、不登校・遅刻気味になり、相談室登校に切り替えました。

 

◉今回CBIT療法キダメソッドを受けられることを決めた理由を教えてください

 

転院先の病院の先生に木田先生のCBITキダメソッドをご紹介いただきました。

以前大学病院で受けたCBITで効果が無かったので、本当に息子に効くのか悩みましたが、以前より木田先生のブログをお気に入り登録して息子も一緒に読んでいたので、「木田先生のCBITを受けてみたい」とやる気を出してくれたことで申込することを決めました。

私たち親も、息子の怒り発作と強迫行動に疲弊していたので、チック以外にも少しでも変化があればとの期待がありました。

 

◉お子さんがCBIT療法キダメソッドを受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください

 

中学生からチックより強迫確認行為が本人にとって一番辛いものと変わりました。

それでも運動チックが全身に出ていて、姿勢が保てず、歩き方もおかしくなり、首・肩・お腹に痛みを訴えるほどでした。

また怒り発作もひどく、親としては何を言っても怒りで返ってくるので、対応に悩む日々でした。

木田先生のセッションを始めて受けた時から、息子のチックに対する意識が変わり、回を追うごとにチックが確実に減っていきました。

最終的には、15種類あったチックもほとんど無くなり、その中でも一番重く長いこと続いていたチックも半減しました。

また、怒り発作についても木田先生の宿題の中で、親子の禁止事項を作っていき、親子で禁止事項を出来るだけ守り、お互いを尊重しあえる考え方に変わっていきました。

以前は辛かった生活が信じられないくらい改善して明るい家庭になってきました。

そして、今一番悩んでいる強迫確認行為についても、木田先生は「専門外だから」と言いながらも真剣に考えてくださり、考え方・行動の仕方などをご教示いただき、今ある強迫確認行為をリストにして見える化したことで、息子が確認行為を意識することができ、必要のない確認行為を少しづつ減らしています。

学校も不登校・遅刻気味でしたが、木田先生のセッションを重ねるごとに、勉強や学校生活の大切さを理解するようになり、たまに遅刻はしますが、毎日登校できるようになりました。

今は普通教室に戻ることを目標に頑張っています。

 

◉CBIT療法キダメソッドを受けた感想を教えてください

 

一言で言いますと、「木田先生、すごい!」です。

今まで本当に色々な事を試してきました。

服用する薬はどんどん増えていく、煎じた漢方が効くと知り遠くの漢方薬局まで買いに行き長期間服用したり、マッサージが良いと知り毎日マッサージをしてあげる、など・・・改善することはなく、年齢が上がるごとに酷くなっていき、反抗期も加わり、親として息子の辛さを少しでも減らしてあげたいけれど何もできない、何をしていいのかもわからない、家庭崩壊状態でした。

木田先生のCBIT療法キダメソッドでこんなにも色々なことを改善することができ、息子自身も生活も安定してきているので、木田先生に出会えたことが奇跡だと思っています。感謝です!!

 

◉CBIT療法キダメソッドをどんな人に勧めたいですか

 

チック・トゥレットのお子様だけでなく、怒り発作のあるお子様にもお勧めしたいです。息子のように親の言葉は届かないが、木田先生の言葉は響く!かもです。

 

◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください

周りや学校にトゥレットや強迫性の子がいないので、誰にも相談することができず、息子も「なんで俺だけ」と考えるようになっていきました。

木田先生とお話することで、息子も「自分のことを分かってくれる先生にやっと出会えた!」と言っておりました。

私も同様に思っております。

また、参加させていただいているグループLINEでも、同じように悩んでいる親御さまがいらして、相談できる場所ができたことで心にゆとりができました。

まだまだ改善の途中ですので「また症状がひどくなるのでは・・・」と心配があり、気持ちの浮き沈みもありますが、そんな時でも先生に教えて頂いたことを思い出し、親子で実践して、それでも悩んだ時には相談できる場所がある、と前向きに考えていこうと思います。

 

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木田のコメント

 

埼玉県の中2男子君です。

怒り発作がひどく、ほんのちょっとした事にもキレまくり、喚き散らす、暴言を吐く、暴力を振るう、自殺をするぞと脅すなど、お母さんも書いている通り、家庭崩壊寸前の状態だったそうです。

怒り発作がそこまで悪化するケースで非常に多いのは、お母さんやお父さんが非常に口うるさくて、何かにつけて子供に先回りして、あれはしたの?これはしたの?まだやってないの、早くしなさい、と口を出し、手を出し、叱る、怒る、逆ギレするを繰り返しているという事です。

トゥレットの子どもたちにはもともとイライラしやすい易刺激性という特性を持っている子が多いので、親御さんがこのような対応をしていると、溜まったイライラを爆発的に発散させるようになり、怒りの爆発がドーパミンなどの脳内麻薬物質をおそらくは大量に分泌させるせいで、強烈なスッキリ感が得られるようになり、怒りの爆発に依存症的にハマっていくという状況が起こってしまうのです。

こういう場合、キダメソッドでは、家庭内に「怒りの不適切な表出を許さない」「暴言、暴力、威嚇、恐喝、恫喝を許さない」などの鉄のルールを作っていただき、子供が違反した場合は、感情的に叱るということは一切せずに、静かにルールを記した張り紙を指差して、あなたはこのルールに反する行為をしたので、これから何時間かは私たちはあなたの相手をすることをしません、と淡々と宣言していただくというやり方を実行していくことをしていただく事にしています。

私自身も、子供に対して、あなたのやっていることは頭の中のモヤモヤをスッキリさせたたくてやっていることなのだけれど、それを続けているとチックはますます悪くなっていくし、基本的に許されないことであるので、今から一切やめるようにしてください、そうでなければあなたは人間のクズに成り下がってしまいますよ、と明確に言い渡すようにしています。

ほとんどの子供達はこのように言われることで、ああ、ああいう怒りの表現の仕方はダメなことだったんだと即座に理解してくれます。

一方で、お母さん、お父さんには、今まで子供さんに口うるさく言ってきたあれやこれやが10あるとしたら、それを1に減らしてください、と言い渡します。

子供もお母さん、お父さんも最初のうちは混乱しながらスッタモンダで頑張ってくれるわけですが、そうしているうちに親子喧嘩はドンドン減っていき、子供の怒り発作は激減し、チックも面白いように消えていきます。

埼玉県の中2男子君の場合も典型的なそういうケースでした。

強迫性の確認行動はCBITキダメソッドの範疇を外れる症状ですので、本来なら認知行動療法を行う強迫障害の専門家の心理士に対応してもらう必要があるのですが、強迫の発生メカニズムにはチックのそれとよく似た部分があるため、そのことを口頭で説明してあげるだけでも子供の強迫行動は減っていくことがあります。

 

セッション開始時のチックの総量を10とした時の、セッション2回目以降のチックの量のお母さんによる評価は以下でした。

 

10→6.5、6、4.5、4、3、2.5、2.5

 

強迫性の確認作業が辛くて勉強をすることを拒否していた中2男子君でしたが、もともとは頭の良い成績優秀な子でしたので、怒り発作が激減した今、徐々に勉強に取り組み始めたのだそうです。

何年かの後に、成長した中2男子君から、難関大学に合格しました!の知らせが入ることを期待しています。

 

でわ

 

 

 

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CBIT(シービット)キダメソッドっていったい何のこと?と思われている方に少し解説させてください

 

トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。

中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。

結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。

漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。

一方で、CBIT(シービット)は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています(https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896)。

CBIT(シービット)は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。

行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT(シービット)は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。

CBIT(シービット)は、100%のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、7割以上の方に大きな改善が見られています。

そのCBIT(シービット)に実際の臨床経験から様々な工夫、改良、改善を加えて出来上がったのがCBIT(シービット)キダメソッドです。

 

具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます(http://cbitjapan.com/cbit-voice/)。

もう少し詳しいCBIT(シービット)キダメソッドの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします(https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm)。

CBIT(シービット)キダメソッドと一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト(http://cbitjapan.com/)をご覧ください。

ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです(http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/)。

 

しお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBIT(シービット)キダメソッドを試してみられることをお勧めします。

お問い合わせは木田(kidatpyo@cbitjapan.com)までお気軽にどうぞ。

 

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