『Aeternvm's Basis of The SHOW BUY ー商品で勝負しようー』、商品がお店を選別する、絶対基準「X」を知ろう、「X」を知ると、商売の好循環が生まれる。Copyright©2018 by Aeternv

『Aeternvm's Basis of The SHOW BUY ー商品で勝負しようー』、商品がお店を選別する、絶対基準「X」を知ろう、「X」を知ると、商売の好循環が生まれる。

Copyright©2018 by 島田智史

 
第6回になります。 前回は、商売の基本から、教えてくれることというお話をしました。今回は、教えてくれないこと、言い換えると「語られないこと」として、今回は話が始まります。「商売の姿勢が明確になる場面」についての答えも明らかになります。
 
今回取り上げる話は、タイミングというか、今巷間を騒がしている話(連載開始はタイミングでしたがもはや過去になってしまいました。新しい~はすぐ過去になってしまいます)ともつながります。それはブランドが地に落ちたなどという話になっていますが、一度、落ちると立ち直るには相当の労力と時間がかかります。地に落ちるだけで済んだのですからまだましだと、わたしは思います。
 
最高学府といわれる大学でどうして、あるいはガバメントのエリート集団でどうして、こんなことが起きてしまうのか、そしてどうしてこんな簡単なことができないのかと不思議に思えてなりません。つまり、人間的な要素、常識にかかわることです。加えて、緊急増刊号のアメリカのスターバックスコーヒーのこと(こちらは潔さと迅速な対応で称賛を得ました)。そんな巷間騒がす双方の話を頭の片隅に置き比較しながら、今回、お読みいただけると理解しやすいと思います。

 

 

第6回 のメニュー

・第3章 商売の基本(続き) 

 ・18.語られないこと、「…」

 ・19.商売の〇〇が明確になる場面とは

 

 

 

第3章 続き

商売の基本

 

 

18.語られないこと、

「二度と〇〇〇〇か」

 

 

 

「まさか、こんなはずじゃなかったのに、どうして、どうして」ときっと、彼らは嘆くことでしょう。どうして、の答えが彼らには見えなくなていったのです。新入社員のころ、起業したときのころ、きっとそのときには答えを持っていたはずです。

 

しかし、ときは経ち、テクニックというものを覚え、それを巧みに使いこなし、売上トップに登りつめ、成功したと錯覚したときに、「まさか」という坂が突然、目の前に現れるのです。

 

「まさか」という坂は、テクニックで売り上げてきた方々にとって、些細なこと、つまらないこと、どうでもいいことと、最初は目に映ります。坂には見えないのです。そこで、我に返って、初心に戻ることができれば、坂があることに気が付きます。しかし、大抵は気づきません。テクニックという魔法の絨毯で、売上を伸ばしてきたので坂が見えません。

 

しかし、些細なことが一度ならばいいのですが、最初のまさかに気づかないと、また「まさか」がおこります。そして、「まさか」を繰り返すたびに、「まさか」という坂は勾配を増していきます。

 

最後に、テクニックの魔法の絨毯に乗っていた企業やお店は、崖のように高くそびえる「まさか」を越えることができず。絨毯から振り落とされます。魔法の絨毯はそこにはありません。経営者やオーナーは何が起きたのか分からず途方に暮れるのです。

 

そして、冒頭の「まさか、こんなはずじゃなかったのに、どうして、どうして」と嘆くのです。ほんの、ささいな100円から話は始まるのです。ほんのささいな「まさか」です。

 

 

ところで、簿記を見ると、「売上」という仕訳の逆仕訳が存在します。

   (「売上」↓の仕訳)

「売上戻り」という仕訳です。

これは何でしょう。言葉通り、売り上げが戻ってしまう。売り上げがリセットされてしまう。つまり、「返品」です。

 

 

返品なんて当たり前だよと思いますか。簿記はあくまでも数字の世界ですから、そこに出てこないものがあります。なんだと思われますか。店長、店主さんはよく数字と格闘していらっしゃいます。たった、100円の返品と思いますか。ああ、損しちゃったといって、終わりにしますか。

数字には感情は出てこないのです。その返品された過程、いきさつ、お客様の感情、お店の対応、そういったことはいくら数字を見ても現れません。

 

そもそも、売上に貢献しなかったのですから余計に面白くないはずです。なかったことにしたい、見なかったことにしたとなるでしょう。

 

 

この「返品」について、あまり語られることはないと思います。当然ながら、”O・MO・TE・NA・SHI”や「売れる~」などのセミナーで、「売上トップ」「営業トップ」のポジティブと考えるテクニックを伝授されますが、「返品」などのネガティブと考えるテクニックをほとんど教えてくれません。

 

 

先にも言った通り売上に貢献しないからです。「返品」に対して、最高の笑顔で、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドの最高のサービスを致しますか?答えは「致しません」だと思いますが、いかがでしょうか。

 


販売という一連の過程の中に括られるはずなのですが、どうしてこんな差が出るのでしょうか?嫌がらせとか、法律に反する返品の話は除外します。あくまでも、正当な返品の場合の話です。

 

 

なぜでしょうか。”O・MO・TE・NA・SHI”の話を思い出してみましょう。わたしが今までお話した”O・MO・TE・NA・SHI”は誰のためのものでしたでしょうか?そして、マニュアルは誰のためのものでしたでしょうか?

 

 

とどのつまり、”O・MO・TE・NA・SHI”やマニュアルの目的はなんでしたか。今一度、確認しましょう。誰のためは、「会社」や「商店」のためです。目的は、会社や商店が「恥をかかない」ためです。
 

 

つまり、「返品」は会社や商店にとっては恥ずべきことなのです。あってはならないことなのです。”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドに傷がつきます。この恥をなんとか、なきものにしたいと必死になります。

 

勢いあろうことかお客様を疑います。でも、”O・MO・TE・NA・SHI”にとってはお客様のことは眼中にありません。だから、お客様ではなく、盗人に見えてしまうわけです。

 

お客様は「返品」の場面ではたいてい不愉快な思いをします。そして、お客様は帰り際にこう言うでしょう、

 

「二度と来るもんか」

 



19.商売の〇〇が

     明確になる場面とは

 


これで本当にいいのでしょうか。100円程度の客なんかほっとけ。「ネガティブ」な客はほっておけ。適当にあしらっとけ、こんなふうにもし考えていたら、間違いなく会社やお店はいずれ潰れます。これだけは自信をもって言えます。

 

なぜなら、わたしが「お客様」として経験したからです。ひとつは自動車教習所、もうひとつは百貨店、最後は銀行です。そのそれぞれにネガティブな局面において、企業側に対応の不手際がありました。売上に貢献しないことです。この3つのいずれにおいても帰り際、心の中で「二度と来るもんか」と叫んでいました。声に出すほど勇気はないので、心の中です。

 


わたしが前回、「商売の姿勢が明確になる場面」とは、まさにこの「売上戻り」の場面、あるいは「売上に貢献しない」場面です。

 

 

「売上」はテクニックが通用しますが、「売上戻り」はテクニックは通用しません。まず、そういう場面に遭遇することが少ないからです。多発するようでは、とっくに店仕舞いです。まさに一回限りの大一番です。この場面は感情がもつれているので、解決するにはテクニックではなく、心構えや日頃の鍛錬が必要になります。

こういときのためのクレーム対応マニュアルなどを備えているところもあるでしょう。でも、以前、申しましたようにこのマニュアルの目的は会社が恥をかかないためにあるわけです。お客様は眼中にないのです。

 

とにかく被害を最小限度にとどめ体裁を取り繕うことが至上命題になります。大企業ほど失敗する確率大です。ですから、先に述べた自動車教習所も、百貨店も、銀行もそれが直接でないにせよ。企業としての基本姿勢つまり商売の基本と根本をないがしろにした結果、倒産したわけです。

 

テクニックという魔法の絨毯の上ににあぐらをかいて、日頃の鍛錬、仕事への姿勢を忘れてしまった結果、そびえる「まさか」を越えることができずに地に落ちたわけです。魔法の絨毯から振り落とされても、どうして、という疑問を経営者やオーナーは永久に気づくことがないかもしれません。

 

 

くれぐれも断っておきますが、わたしが倒産させたわけではありません。私にそんな力はありません。私はか弱い小市民です。塵も積もれば山となり、自滅したというわけです。これを「因果応報の法則」と、わたしは呼んでいます。

 


では、どうすればよかったのか。これは常識、当たり前のこと、普通の人ならだれでもできることです。

 

しかし、企業の規模が大きくなるほど、あるいは売れる~テクニックの魔法の絨毯に乗っている企業ほど、またもテクニックの魔法を使おうとします。テクニック依存症という企業の病です。リスク~というセミナーやコンサルティングに今度は依存します。そして、大枚はたいてリスクマ・ネジメントとか、リスク・コンサルティングを受けます。

 

わたしからみれば、そのようなリスク~を受けている時点で、その企業はアウトです。なぜなら、最初から大枚をはたいてお金で解決しようとしているからです。

 

普通の人はそんなことしません。簡単なことなのです。間違っていれば、迅速に誤りを素直に認める。ごめんなさいと誠意を込めて言えるかということです。もちろん、企業やお店のほうが正しい場合も当然あります。そのときは毅然とした態度で臨めばよいのです。

 

相手が揺すりたかり、モンスタークレーマーの類なら、警察を呼びましょう。でも、お客様も普通の人なら刑事・民事訴訟レベルの話ならば別ですが、一般的な問題であれば解決するはずです。

To be continued.

 

第6回のあとがき

 

巷間騒がせていることと、ある部分において実に一致していると思えませんでしたでしょうか。テクニックでは通用しない部分、商売、そのものの自分自身の姿勢が問われるわけです。これは商売だけではなくて、当該職業に携わっているそれぞれの姿勢が問われるときも同じです。

 

「まさか」という誤りは人間のすることですから、当然、起こります。要はその起きたとき、どうするかです。そういう突発的な出来事にどう対処できるか、それがその人の携わっている仕事に対する姿勢が現れるわけです。常日頃、その仕事に対してどう向き合っているのか、真剣なのか、いい加減なのか、適当なのか、それが非常事態で判明するわけです。

 

これをリスクというなら、リスクはマネジメントするものではないのです。「リスク」は「姿勢」なのです。仕事への向き合い方です。マネジメントしようというのは、それこそ傲慢極まりないことだと思います。だからマネジメントしようとすると、想定外が起きるわけです。そして、それを言い訳にします。実にあさましい話です。

 

常日頃から姿勢が真剣であれば、自然と突発事態に対応できます。常識の範疇でできます。この対応がしっかりとできたのが緊急増刊号で紹介したアメリカのスターバックスコーヒーです。そして、反対にまったくもってお粗末な対応したのが日本の某最高学府やガバメントのエリート集団です。皮肉というか、ジョークにもなりません。古き良き伝統文化と称して ”O・MO・TE・NA・SHI” や「サムライ~」を標榜する日本では真摯な対応ができず信用を失い、それを標榜していないアメリカでは潔い、見事な対応で称賛を得ました。

 

これは商品の絶対基準のまだあかされていない「X」に通じる話でもあります。その「X」があれば、常識のある対応ができます。アメリカのスターバックスコーヒーには、わたしのいうところの商品の絶対基準「X」がありました。しかし、日本の某最高学府やガバメントのエリート集団にはそれがありませんでした。そして、いよいよ、次回、第4章で、商品の絶対基準「X」の答え合わせとなります。

 

 

ところで、わたしは将棋に詳しくはないのですが、棋士の姿勢には感銘を覚えます。彼らは自分の職業が好きであり、誇りを持ち、鍛錬をいといません。そして、わたしがいうところの商売の基本、商品の絶対基準を持っています。これを棋士の方にあてはめることが大変な失礼をお許しください。

 

棋士の方の何に感銘を受けるかです。勝つか負けるかの最終局面です。勝負事は最後の最後まで分からない、最後まで諦めるなが常識のように思います。しかし、棋士の方は勝負の行方を見通しています。そして、誰がみても、どうにもこうにもならないような状況になるずっと以前に、しかも自ら「負けました」と宣言するのです。なんと潔い姿勢でしょう。本人は物凄くつらい決断でしょう。でも、冷静に見つめて、冷静な判断が最終局面でくだせるのです。

 

さらに、勝負が終わった後、それで終わりではなく、勝者と敗者が感想戦をすることです。そして、お互いどの局面が勝負の分かれ目だったのかを検証するわけです。勝者も敗者もそこから学び、頭の中はその先にある勝負に目が向いているのです。成功と失敗からそれぞれが学び、次へいかすことを考えています。棋士の姿勢がそこに見事に現れています。

 

将棋というすばらしい日本の文化、ここで日々鍛錬をいとわない棋士の方々、勝敗を決す時の棋士の方々の姿勢、わたしたちはそこから学ぶことが多くあると思います。現在、日本は待ったなしの状況です。待ったならまだましで、巨大な「ネツ象」さんまでいるから大変です。ガバメントや大企業で大暴れしています。そして、ネツ象さんという怪物を作った当事者がネツ象さんに踏みつぶされていっています。大企業はネツ象さんに踏みつぶされても自業自得ですけれど、ガバメントのネツ象さんはわたしたちも踏みつぶすことになるから厄介です。

 

 

将棋はインドが発祥の地だと言われています。それが中国を経て、日本に入ってきました。大将棋という駒数がとても多いもので駒の動かし方を覚え、駒を並べるのも大変だったそうです。それを日本流にアレンジ、改善されて現在のだれでも遊べる形になりました。日本人の合理的な改善という英知、現在、それが新しい~がもてはやされ、生かされていないことが残念でなりません。

 

次回、第7回は満を持して、絶対基準」が姿を現します。 「」とは一体、何なのかが判明します。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

 

各回の記事は、下線付きの数字

クリックしてご覧ください

 

 

10 11 12 13 14 15

15未完です。

『Aeternvm’s Basis of The SHOW BUY-商品で勝負しよう-』

(島田智史の「商売の基本」)

商品がお店を選別する、絶対基準「X」を知ろう、「X」を知ると、商売の好循環が生まれる。

Copyright©島田智史, All Right Reserved.


 

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Copyright©2018 by 島田智史

 
数あるブログの中から、ご訪問くださり、
ありがとうございます。
 
まず、概要についてざっくり説明します。近頃、拙著の「商売の基本」について、このページが入り口になっているからです。
 
【概 要】

「商売の基本」と題する連載は、現在主流となっている商売の在り方に、一石を投じます。結論からいうと、商売テクニックではなく、商売をモノ、つまり「商品で勝負しよう」ということです。商売の原点回帰です。


現在、「O・MO・TE・NA・SHI」「新しい~」「時代の波に乗り遅れるな」「情報化~」「売れる~」というフレーズ溢れ、それがサービス業の主流となっています。

そうしたフレーズの旗の下に、商売で一番大切なモノ(soul)が現在、忘れ去られています。その大切なモノを、なおざりにして現在の主流ではコト(technic)で商売をしているとわたしは捉えているのです。その結果として、モノ(merchandise)が売れないという状況が続いています。

この大勢商売の基本なのかどうか、基本とは何かを問いつつ商品でこそ商売は勝負するものであるということをお話していきます。

 

その根拠は、わたしの実務経験フィールドワーク、今まで蓄積してきた知識と知見、ライフワークで得た「歴史の抗えない法則」です。

 

商売の基本絶対基準組み合わせることで、商売の好循環をもたらすという結論へと導いていきます。この」は日本の古くからある文化でもあります。そして、だれもが知っている言葉ですが忘れ去られています。その価値を思い出して、商売に「新しい~」などではなく、英知を取りもどそうというものです。

 
繰り返しになりますが、商売テクニックではなく、商売を「商品で勝負しよう」と唱導しています。商売の原点回帰です。

 

 

 「商売の基本」目次

 

第1回

はしがき

プロローグ

第1章 打ち寄せつつあること

1.さざなみ

2.第四の波 "The Fourth Wave"

 

第2回

第2章 現在の主流

3.「お・も・て・な・し」のイメージ
4.”O・MO・TE・NA・SHI”と日本文化

5.信長、家康、光秀、そして…

6.オリンピック招致後の”O・MO・TE・NA・SHI”

7.”O・MO・TE・NA・SHI”は誰がために

・営業さんの「おもてなし」のホンネトーク

 
第3回(第2章つづき)
8.〇〇の都合により 
9.〇〇と「マニュアル」は同じ 
10.看板の架け替え 
11.〇〇のビッグバン
 

第4回 第3章 商売の基本

12.”O・MO・TE・NA・SHI”効果は幻想であった

13.”O・MO・TE・NA・SHI”しない大繁盛の現実

14.「絶対基準」と「プラスα基準」

 

第5回(第3章つづき)

15.商売の基本に流行り廃りはない

16.商売の基本とは

17.教えてくれること

・商売に必要なことは新しいではなく、英知である

 

第6回(第3章つづき)

18.語られないこと、「二度と〇〇か!」

19.商売の姿勢が明確になる場面とは・棋士の姿勢から学ぶこと

 

第7回

第4章 「共鳴と共感」

20.仕事の苦い経験

21.「また来よう」

・信頼とWIN-WINについて

 

第8回(第4章つづき)

22. 商品の絶対基準「X」 は商売の好循環を生む

23.「商品」がお店を選んでくれる

 

第9回

第5章 「商品で勝負しよう」

24.「モノが売れない」のは「テクニックに依存している」せい!

 

第10回(第5章つづき)

25.「モノが売れない」なら、「○○を買ってもらおう!!」

(1) 発想の転換

(2) ショッピングの基準

(3) 「価値あるモノを買ってもらおう!!」

(4) 結 論

・苦手分野で得意とする人を、突き抜けることがある

 

第11回(第5章つづき)

26.「勝負の勝ち負け」は〇〇なこと、

「勝負の核心は〇〇にある!!」

 

 

第5回になります。前回は、商品の「絶対基準」と「プラスα基準」を明らかにしました。なかでも、商品の絶対基準の中に「」という基準を設けました。この「」が商売の姿勢や態度を明らかにしてくれます。そして、お客様の心をつかむのは「商品」であって、テクニックではないとお話ししました。

 

この「」の正体は、第6回以降で明らかになります。

 

「商品で勝負」するために、「商品の絶対基準」と「商売の根本・基本」の2つの前提条件が必要です。今回は、「商売の根本・基本」を中心にお話しします。

 

 

第5回のメニュー

・第3章 商売の基本(続き)

 ・15.商売の基本に〇〇はない

 ・16.商売の基本とは

 ・17.教えてくれること

 

 

第3章 続き

商売の基本

 

 

15.商売の基本に

〇〇はない

 


ファッションには流行り廃りがあります。生ものも消費期限が短い。でも、これはいずれも商品の話。商品には時期というものがあります。これは商売を繁盛させる商品の性格上の問題ですから当然です。この見極めは商人の醍醐味と言えるものではないでしょうか。もちろん、時期のないいつも変わることない商品も存在します。

ひるがえって、商売について文明というものが誕生してから、世の中が混乱しようが平和であろうがかかわりなく続いてきたものです。個人経営、企業に関係なく、商売は続いてきました。

 

事業内容には流行り廃りがあります。これはテクノロジー、文明の進化によるものです。

 

しかし、商売の基本は商品を企画あるいは仕入もしくは製造、そして販売することです。これは古今東西、変わりのないことです。つまり、商売の基本に流行り廃りはないということです。

 

商売を繁盛させるテテクノロジー、マーケティング、集客を狙ったプロモーション、話題性によるパブリシティ効果、経営コンサルティングなどは、どうでしょうか?

 

これらをまとめると、商売のプラスα、つまりテクニックとも言えますが、違いますか。商売の基本とは違いこれらには流行り廃りがあります。

流行り廃りがあるということは、一過性で終わることを意味します。消費期限があるわけです。

 

 

しかし、商売の基本に流行り廃りはないのです。不変です。

 

 

ということは、商売のプラスαは必要不可欠なものではないのです。プラスαといった仕事に携わっている方に失礼を覚悟でいえば、極論でいえばプラスαですから、余力、余裕があればやりましょうか、という程度です。商売の基本を潰して、無理してやらなければならないことではありません。それこそ、本末転倒です。

プラスαがなければ、商売なんか繁盛するわけがないではないか。コンサルティングも受けない、PRもしない、接客方法も見直さない、それでは商売、上手くいくわけがないと一喝されるかもしれません。
 

 

だれが一喝するでしょうか。一喝する方によって答えもかわるのですが、ここは商売の基本ということで、申し訳ありませんがプラスαの方々のご意見は、このバージョンではイグノアします。商売をなさっている方の一喝だけ、取り上げます。

繰り返しになりますが、商売の基本は商品を企画あるいは仕入もしくは製造、そして販売することです。さらに基本の前提または根本として自分のしている商売が好き、誇れる、その商売への鍛錬をいとわないが最上位にあります。

 

ここに異論があるとすれば、商売とは何?なってしまいます。商品がなければ、そもそも商いはできません。商品を売らなければ生活はできません(ほかに財産があれば別ですが、基本外のことですので除外します)。

 

とすると、やはり商売の基本は商品を企画あるいは仕入もしくは製造、そして販売するということになります(もちろん、事務作業、商品管理、配達、清掃などの日常の運営業務があることも承知しています。細分化すると見えづらくなるので、ここではあえて当たり前のこととして割愛させてください)。加えて、先ほどお話した通りもっと根本的なこととしては、自分のしている商売が好きであること、誇れること、その商売に対する鍛錬をいとわないことがあります。唯一ここで図を挿入します。

 


16.商売の基本とは

 


ここで、商売の基本について、ちょっと触れておきます。「商売の基本」は「商品」を中心に考えます。

 

ですので、基本にも「優先順位」があります。企画、仕入・製造、これは誰にでもできるわけではありません。なぜなら、商売のコア(核)となるものだからです。つまり、商人自らの経営判断が必要になってくる部分であり、「商品の絶対基準」にかかわる問題です。上記の図の順番がそのまま優先順位です。

 

販売する商品を何にするかは、商売を左右します。販売は一番、最後です。この順番は変わりません。逆はありえません。販売を最初においても、商品は存在しません。

 

(ここで一つ誤解を受けないように説明を加えさせてください。この優先順位はあくまでも、「商売の基本」についての順位であって、「商売の基本の優先順位」≠「業務に携わる人の優位性」を意味しているわけではありません。人の偉さを順位にしているのではありません。)


当然のことながらかける労力も違います。一番、最初の企画、仕入・製造に力点がおかれます。最後に、販売です。

 

ここは異論が出ることは覚悟の上ですが、商品が存在しないことには販売はできないということを納得されると思います。

 

極端な話、販売に関してお金は最低必要限度で構いません。販売に費用をかけることで、企画、仕入、製造に対する費用が圧迫されるのであれば、商品の質を落とすということになります。それは商品の絶対基準を満たすことができないことを意味します。つまり、その商品は売り物にならないもしくは信用度の著しく低い粗悪品ということになり、商売を潰します。理想を言えばバランスよく配分するということになるのでしょうが、現実とのギャップがあります。

 

ここまででも、相当の費用がかかります。それに加えて、わたしのいうところのプラスα基準の入り込む余地はありません。もし、商売の基本を一つでもないがしろにして、プラスα基準に費用を回すとすれば、本末転倒ということになります。


まず、今お話した商売の基本が盤石で、そして商品の絶対基準である「安全」「安心」「品質」「Ⅹ」の4つがそろっていることが外せないのですがいかがでしょうか。今は「X」を伏せていますから、それ以外の3つはそろっていますでしょうか。

 

でも、商売をされている方はなんとなく「X」が何かわかっていらっしゃるのではと思います。基本は簡単そうで実はすごく難しい。

 

これは商売をされているみなさんが百も承知のことだと思います。だからこそ、商売が上手くいっていない場合、根本や基本をもう一度、確認してみるというのはいかがでしょうか?

 

そんなこと前からやっている。東京と違って、地方のシャッター街なのだといわれるかもしれません。だから、今流行りのインターネットとかで勝負しなければならないとか、都会から集客するテクニックが必要だという話にもなるかもしれません。実情を知らないヤツが何をぬかしていると言われます。

 

おっしゃる通りだと思います。確かに実情を知らないでお話していると思います。お気に触るような物言いをしていたら、ごめんなさい。でも、もう少しだけお付き合いいただけませんでしょうか。絶対という保証はありませんが、少なくとも発想の転換やプラスになる結果が待っています。

 

 


17.教えてくれること

 


ところで、たいてい商売の話、とくに「新しい~」「O・MO・TE・NA・SHI」などのタイトルのつくセミナーとかで「売れる(売上アップの)テクニック」のような話題が出ると思います。こういう接客法、お客様に寄り添って、お客様の心をつかむ、笑顔の見せ方などなど、いろいろなテクニックが語られていると思います。

 

こうしたテクニックはあるならあったでいいなと思わかもしれません。決して否定しているわけではないのですが、そこまでテクニックを駆使しながら、ある一点についてはあまり語られていない。触れられていないと思うのはわたしだけでしょうか。

 

 

企業・個人商店のいずれにしても、商売をしているのであれば、自分の「商売の姿勢」や「商売の本当の姿」が明確になる場面とは何だと思われますか?

 

 

この場面に遭遇したら、テクニックは通用しません。企業・個人商店の本質が問われる問題です。これを間違えると、それこそ倒産します。でも、だれも教えてくれません。なぜだと思われますでしょうか。商売の基本にかかわる問題だからです。前回もお話した通りセミナーやコンサルティングを受けても、その結果については自己責任であり、ましてや倒産する事態についてなどあずかり知らないことなのです。

 


「商品を売るテクニック」と先ほど言いました。このことについてはセミナー、コンサルティングを受けることで習得できかもしれません。それが有効かどうかは別です。加えて、「売る」という言葉にも注目してください。わたしが商品の絶対基準といった4つを思い出してみましょう。そして、商売の基本はというのも思い出してみましょう。

商品の絶対基準は「安全」「安心」「品質」「Ⅹ」の4つでした。そして、それ以外のことはプラスα基準と言いました。商売の基本は商品を企画あるいは仕入もしくは製造、そして販売することです。

 

コンサルティングにしろ、セミナーにしても、商売の基本について、ある一定のことは教えてくれるでしょう。それが役立つかどうかという、疑問です。なぜなら、セミナー講師の方は自らの成功体験(あるいは失敗体験から成功体験への転換)に基づいて語られれているからです。成功体験だからいいではないかと思われるでしょう。しかし、その成功体験を得た環境、バックグラウンドが一番大切なのです。

 

なぜなら、その環境やバックグラウンドという条件があったからこそ成功したわけです。成功には前提条件があるわけです。従って前提条件が異なれば、当然ながら違う結果になります。例えば、外資系の大企業、旧財閥系の企業、ベンチャー企業、異業種などという環境、バブル期、好景気、不景気、円高、円安、大都市、地方都市、そして講師自身の性格や生い立ちなどといったバックグラウンドがあります。

 

前提条件は千差万別です。といことは、成功体験も講師の方の人数と同じ数だけあり、それぞれ違うわけです。つまり、正解はないのです。

 

ということは、わたしが書いている合格体験記も、無数にある合格体験記の一つであり、わたしの方法が正解ではないということにもなるわけです。あくまでも参考事例です。そこからインスパイアして、自分にあった方法を組み立てる必要があるわけです。そんなわけで、わたしの体験記は「参考になれば幸いです。」という定型句が入っています。

 

いずれにしても、コンサルティングにしろ、セミナーにしても、商売が繁盛するか潰れるかどうかのことまで責任を持ってはくれません。あくまでも、自己責任です。生かすも殺すも企業・個人商店次第ということです。

 

そもそも、商品の絶対基準にコンサルティングも、セミナーも含まれていません。間接的に含まれ程度であって、絶対必要なものではありません。だから、プラスα基準の分類に入るわけです。

 

 

さて、企業・個人商店のいずれにしても、「商売の姿勢」が明確になる場面とは、何だかわかりましたでしょうか?

 

 

販売するにあたって、想定されていることはまず購入してもらうことです。購入してもらうことで売上、収益を上げることになるわけですから、これが一番、最初に来るでしょう。

 

セミナーでも「売る」ことをメインにして話が進められます。「営業トップ」、「売上トップ」などになるためにはどうしたらいいか、そのテクニックが伝授されることになります。そのテクニックに慣れてしまう、あるいは依存してしまうと、テクニックにないことへの対応力が失われてしまいます。そんなとき、突然「まさか」という坂が目の前に現れます。その坂を越えるにはテクニックが通用しないのです。では、何なら通用するのでしょうか。

To be continued.

 

第5回のあとがき

 

「教えてくれること」がある、ということは、教えてくれないこともあるわけです。それを「語られないこと」として、次回は話が始まります。「まさか」という坂を越える答えについても出てきます。また、先延ばし、ずるいですよ。おっしゃるとおり、でも、ちょっとだけ考えてみませんか。人間関係に例えると、すぐわかるような気がします。

 

それより絶対基準「X」はどうしたの?ですよね。ほんとは、答えがないんでしょう。実はそうなんです。正解はみなさんそれぞれの中にあります。答えはありません、なんてことはありません。

 

しっかりと「わたしの答え」はあります

 

今回はちょっと、挑戦的なものの言い方があって気分を害されたとしたら、ごめんなさい。

 

次回は第3章の後半です。えっ、ということは、第4章もあるの?「まさか」? そんなわけないか。

 

 

近頃、すごく感銘をうけたことがあります。「新しい~」が主流となっている中で、日本文化の優れたある点を思い起こさていただくことがありました。

 

日本人が最も得意とすることなのですが、近頃、わたしにはこれも埋もれていた言葉です。日本は古来から、中国、朝鮮から大きな影響を受けてきました。よりよいものを取り入れ、それを日本流にアレンジしてきたわけです。明治以降は西欧からよりよいものを取り入れ、それをまた日本流にアレンジしてきました。

 

洋の東西を問わず今まで蓄積されてきた英知を日本流にアレンジしてきたわけです。そして、そのアレンジしたものをさらに蓄積し、日本語でいうところの改善をしてきたわけです。歴史で習った律令制度は中国から輸入したものを、日本流にアレンジしたわけです。漢字を平仮名にアレンジしました。日本人はアレンジすなわち「改善」が最も得意です。改善という「英知」です。積み重ねられたもであり、証明されてきたものです。歴史があります。本物のブランドです。

 

「新しい~」は一瞬魅力を感じるかもしれませんが、それが本物かどうか、まだ証明ができていないものだということをご存知でしょうか。歴史を積み重ねて今に残って通用する情報を「英知」と言います。なぜ、英知と言えるか。それは使い物にならない情報は歴史という試練にさらされ、淘汰されて消滅してしまうからです。そして、厳しい試練に打ち勝ち生き残った情報が英知です。「新しい~」はまだその試練にさえ、さらされていないのです。つまり、「未知」の情報なわけです。ノンブランド情報です。

 

例えば流行語大賞になった言葉を思い出すことができるでしょうか。5年前の大賞となった言葉を思い出せるでしょうか。その言葉は価値のあるブランド情報になったでしょうか。答えはノーです。なぜなら、いずれも未知のカテゴリーにあるからです。歴史の試練を乗り越えていないからです。

 

今、私たちに必要なのは「新しい~」ではなく、「英知」だと確信します。

 

次回、第6回は「教えてくれないこと」、言い換えると「語られないこと」として、話が始まります。「商売の姿勢が明確になる場面」についての答えが明らかになります。

 

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15未完です。

『Aeternvm’s Basis of The SHOW BUY-商品で勝負しよう-』

(島田智史の「商売の基本」)

商品がお店を選別する、絶対基準「X」を知ろう、「X」を知ると、商売の好循環が生まれる。

Copyright©島田智史, All Rights Reserved.

 
 「商売の基本」目次

第1回

はしがき

プロローグ

第1章 打ち寄せつつあること

1.さざなみ

2.第四の波 "The Fourth Wave"

 

第2回

第2章 現在の主流

3.「お・も・て・な・し」のイメージ
4.”O・MO・TE・NA・SHI”と日本文化

5.信長、家康、光秀、そして…

6.オリンピック招致後の”O・MO・TE・NA・SHI”

7.”O・MO・TE・NA・SHI”は誰がために

・営業さんの「おもてなし」のホンネトーク

 
第3回(第2章つづき)
8.〇〇の都合により 
9.〇〇と「マニュアル」は同じ 
10.看板の架け替え 
11.〇〇のビッグバン
 

第4回 第3章 商売の基本

12.”O・MO・TE・NA・SHI”効果は幻想であった

13.”O・MO・TE・NA・SHI”しない大繁盛の現実

14.「絶対基準」と「プラスα基準」

 

第5回(第3章つづき)

15.商売の基本に流行り廃りはない

16.商売の基本とは

17.教えてくれること

・商売に必要なことは新しいではなく、英知である

 

第6回(第3章つづき)

18.語られないこと、「二度と〇〇か!」

19.商売の姿勢が明確になる場面とは・棋士の姿勢から学ぶこと

 

第7回

第4章 「共鳴と共感」

20.仕事の苦い経験

21.「また来よう」

・信頼とWIN-WINについて

 

第8回(第4章つづき)

22. 商品の絶対基準「X」 は商売の好循環を生む

23.「商品」がお店を選んでくれる

 

第9回

第5章 「商品で勝負しよう」

24.「モノが売れない」のは「テクニックに依存している」せい!

 

第10回(第5章つづき)

25.「モノが売れない」なら、「○○を買ってもらおう!!」

(1) 発想の転換

(2) ショッピングの基準

(3) 「価値あるモノを買ってもらおう!!」

(4) 結 論

・苦手分野で得意とする人を、突き抜けることがある

 

第11回(第5章つづき)

26.「勝負の勝ち負け」は〇〇なこと、

「勝負の核心は〇〇にある!!」

 

忘れるところでした、先日のジャンク商品を寄せ集めた自作PCの値段の答えは、\3,200です。メーカー製のPCよりはるかに性能がよいです。なにしろ余計なソフトウェアが付属していないのでPCが軽快なのです。安定性も抜群です。一度もクラッシュしたことがありません。OSとHDDは余っていたものを使ったので、ホントに\3,200しかかりませんでした。ケース(マザーボード、CPU、グラフィックカード、電源入り)が1000円、ディスプレイも1000円、キーボード300円、電源ケーブル100円、新品ネズミさん300円、新品ファンが500円、以上です。

 

 

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Q.「地球外生命体」(UFO、ネッシー、カッパ等)見たことある?

A. 見たことないけど、

ネッシーと河童が

地球外生命体とは思わなかった。ホント?

鹿児島県の池田湖にイッシーがいるらしいが、

これも地球外生命体?

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『Aeternvm's Basis of The SHOW BUY ー商品で勝負しようー』、商品がお店を選別する、絶対基準「X」を知ろう、「X」を知ると、商売の好循環が生まれる。Copyright©2018 by Aeternvm

『Aeternvm's Basis of The SHOW BUY ー商品で勝負しようー』、商品がお店を選別する、絶対基準「X」を知ろう、「X」を知ると、商売の好循環が生まれる。

Copyright©2018 by Aeternvm

 
第4回になります。5日ほど空いてしまいました(私のミステークで1回分丸ごと消してしまいました、復元に時間がかかりました)。なかなか話が見えづらかったかもしれません。いよいよ第3章では商売の基本というタイトルの話になり、「絶対基準」の核心部分に迫っていきます。
 

”O・MO・TE・NA・SHI”の余波から話は始まります。また、と思われでしょうが、ご安心ください。今回は「商品そのもの」に重心が移ります。したがって、”O・MO・TE・NA・SHI”の話はプラスαぐらいの感覚で登場します。そして、ついに商品の絶対基準が顔を出します。いよいよ真打登場です。でも、すべてがつまびらかになるわけではありません。ここが本当に重要なので、ワンクッション置くことになると思います。

 
 
第4回のメニュー
・第3章 商売の基本
 ・12.”O・MO・TE・NA・SHI”効果は〇〇であった
 ・13.お客様のために〇〇しない
 ・14.「絶対基準」と「プラスα基準」

 

 

第3章

商売の基本

 

 


12.”O・MO・TE・NA・

SHI”効果は、〇〇であった

 

 

 


”O・MO・TE・NA・SHI”のブームから早、4年、一時期のような熱気は冷めつつあります。しかし、”O・MO・TE・NA・SHI”は全国津々浦々まで広まり、しっかりと定着しています。

 

”O・MO・TE・NA・SHI”に看板を架け替えたみなさんの景気は、いかかでしょうか。日本経済はマイナス金利、インフレ達成率は遠く及ばず、三本の矢、第二の三本の矢はどこへ飛んでいたかわからない。有効求人倍率は増えたけれど、ミスマッチ。大卒の内定率高くなったけれど、団塊の世代の大量退職による結果。企業の業績も横ばい。株価だけが異常な高水準、給料も上がっていると日本のガバメントは強調しますが本当でしょうか。株価上昇で景気の良い話はありますが、現実の小売りの世界では消費者の買い控えでモノが売れていません。

 

これは買い控えではなく、小売り側の責任ですが、今年の恵方巻大量廃棄事件、みなさんのご記憶に残っていますでしょうか。わたしは昨年末、小田原の老舗の高級蒲鉾が閉店間際半額にしても大量に売れ残ったのを目撃しました。コンビニではクリスマスケーキやおせちが売れ残ると、自腹でオーナーが購入するというなんとも悲しいことを聞きました。

 

どこか感覚がマヒしているようです。いずれも、大手企業の話ではありますが、マーケティングとか、科学的分析手法とか行っているはずなのですが、アンビリーバブルな話です。数字や科学を鵜呑みにし過ぎているように思えてなりません。本能というか、皮膚感覚を失っているようです。小売りは店頭で商品が売れているのです。小売りは会議室でモノが売れているのではないのです。

 

消費者の側では給料は上がったというけれど、実はここには大きなマジックがあります。あくまでも円べースで見た場合の話です。ところが、グローバルスタンダードの米ドルべースで見た場合はどうでしょう。種(しかけあるいはトリック)を明かすと、日本は現在、円安です。世界から見ると、日本の所得は下がっているのです。

 

当然、輸出企業は別として、日本の9割を占める中小企業、個人経営のみなさんの側にしても、収益はグローバルスタンダードでみれば下がっています。輸入品は当然、高くなります。食料自給率の低い日本は食料の輸入大国でもあるわけですから、当然、生活必需品は値上がりしています。株価が上がって、経済は視界良好なんて言っていますけれど、マジックです。

 

 

ところで、国の借金、現在いくらかご存知ですか。1091兆円を超えています。そして、もっと驚くのがわずか「3分」で「1億円」も借金が増えていくのです。近頃、話題にならないというか隠されているのですが、驚きです。国の借金、そんなの関係ないと思われる向きもあるかもしれません。いえいえ、大いに関係があるのです。実は、みなさん一世帯あたりに換算すると、「2062万円超え」の「借金」を背負っているのです。実は円安の本当の目的は、この国の借金をグローバルスタンダードで低く見せるためのトリックなのです。

 

借金なんかした覚えないぞ、と怒られそうですが、国の借金は国民の借金です。みなさん、税金という形で徴収されています(分割払いをさせらているわけです)。その税金で国の予算が編成されます。今、国家予算は97兆円を超えていますが、その34.5%は新たな借金をによって構成されています。そして、その使途の24%の23兆円が国の借金の返済に充てられています。

 

万が一、デフォルト(ありていにいうと国家が破産もしくは倒産することです)するともっと別の形で強制徴収されることになります(日本は第二次世界大戦で敗戦後、一度、経験したことがあります)。これを現実の家庭に置き換えて計算してみると…。(語ると、怖いのでお口にチャックです。お金に余裕があれば、外貨に分散したいところです。FPの方にお話を聞きたいところです。)

 

興味のある方は「国の借金時計」をご覧ください。リアルタムで国の借金の増える勢いを見ることができます。その勢いに圧倒というよりゾッとします。正直、わたしはAI革命の前にこの国の借金のほうを実は懸念しています。

 

国の借金時計(👈こちらからご覧になれます)

経済ジャーナリスト 財部誠一さんが作られたものです。以前はTVでよくお見かけしたのですが、本当のことを話されるので近頃はマスメディアにご登場されないのが残念です。

(経団連の前会長の方も財部さんのこの試みに「面白いこころみ」とおっしゃられていたそうです。このページには国の借金の状況が詳しく書かれています。)

 

 

さて、話を戻して”O・MO・TE・NA・SHI”の看板の架け替えは何のためにしたのだろう。誰のためにしたのだろう。その結果として企業・商店の業績は改善されたのでしょうか、上向いたのでしょうか、いくら儲かったのか、です。”O・MO・TE・NA・SHI”の看板に架け替えて、儲かったという話は聞いたことがないのですが、いかがでしょう。

中身は旧態依然としているわけですから、当然と言えば当然の結果です。

 

いや、そんなことはない、うちは意識改革をした、従業員のコミュニケーション力がアップした、サービスの質も向上したという反論もあると思います。

 

 

では、何のため、誰のために行ったのでしょうか? 業績向上、何よりお客様のためという答えになると思います。加えれば、そもそも、こうした改革はカスタマー、ずっと以前から、顧客中心主義になってから行われていたことではないでしょうか。今に始まったことではないはずです。

 

 

結局のところ、”O・MO・TE・NA・SHI”効果の現実とは、幻想であったといえます。幻を見たに過ぎません。その証左は商売をなさっていらっしゃるみなさんが一番、ご存知だと思います。しかし、ほかに頼るべきものがないがゆえ、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドにすがっているというのが現実ではないでしょうか。



13.お客様のために〇〇しない

 


お客様の痒い所に手が届くサービス、お客様満足度100%、顧客満足度100%、お客様の立場になって、お客様の欲しいを形にする、お客様の笑顔を、お客様の求めているものを探り当てる、品揃えナンバーワンなどなど、いろいろなお客様本位、「お客様のため」が数限りなく、ひねり出されます。

 

そして、ひねり出される度に、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドが貼り付けられます。”O・MO・TE・NA・SHI”シールの大量生産で、大量貼り付けです。

サービスに携わる側は、「後光効果」でキラキラと我が社のサービスが輝いて見えて、とても満足されます。お客様のためと言いながら自己満足しているのです。

 

仮に「お客様のため」になっているのなら、わざわざ”O・MO・TE・NA・SHI”を標榜する必要はないはずです。なぜなら、すでにお客様いっぱいで大繁盛しているからです。売れていないからこそ、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドが必要なわけで、”O・MO・TE・NA・SHI”を標榜する(つまり看板や箔をつける)必要があるわけです。
 

 

逆に何もお客様のために”O・MO・TE・NA・SHI”をしないというところもあります。お客様のために”O・MO・TE・NA・SHI”なんてするものか、あるいは必要ないというところがあります。この何もしないことを、わたしは「お店の勝手でしょ」と「当たり前のこと」と呼びます。

 

 

「お店の勝手でしょ」には大きく分けて3種類あります。

一つ目は、頑固おやじ、頑固女将の頑固商売、「気に入らないなら出ていけサービス」。飲食店に多いです。頑固おやじや頑固女将が気に入らない客は追い出すところがすごいです。「お店の勝手でしょ」の典型例です。あと銀座のどこだか忘れましたが、見学お断りという小売店もありました。買う気のない奴は店に来るなというわけです。

 

二つ目はセルフレジ、セルフガソリンスタンド、コインランドリーに代表される「セルフサービス」。これはもう、みなさんの生活に浸透しています。コインランドリーといえば、ひと昔前は狭くて暗い印象がありましたが、現在はかつてコンビニエンスストアだったところを改造して出店するというものがあります。外からよく見えて明るい外観が特徴です。

 

三つ目はお客様には声をこちらからかけません「セミセルフサービス」、これは大手家電量販店、ファストファッション店で多く見られます(これは全くサービスをしないわけではないので△印です)。「セミセルフレジ」(スキャンだけ店員さんがして支払は機械)、これはスーパーマーケットで導入されています。

 

 

もう一つ、別のくくりもあります。「当たり前のこと」

 

商売で当たり前のことを当たり前にしています。飾り気なんか一切なし。下町でよく見かけます。コロッケ屋さん、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、パン屋さん、雑貨屋さん、いずれも「商品」が主役です。商品だけで商売しています。なんだ、当たり前のことではなかと言われると思います。だから、「当たり前のこと」なのです。

 

 

 

 

14.「絶対基準」と

「プラスα基準」

 


わたしたちは結局、何を基準に商品を購入しているのでしょうか。商品とは合法的な商人あるいは支配人もしくは使用人から合法的かつ正規に購入できるあらゆるモノです。

 

同一商品、同一価格である場合、何を基準に購入しますか?同一商品、変動価格である場合、何を基準に購入しますか?その商品は一生ものの買い物ですか?、その商品は日用品ですか?、その商品はトラベルですか?、その商品は高級ブランド品ですか?、その商品はファミレスでの食事ですか?

いろいろな商品があります。商品を購入する際、絶対譲れない基準、商品の「絶対基準」といいましょう。これ以外の基準はすべておまけです。プラスα基準といいましょう。なぜなら、「プラスα基準」はついていれば嬉しいけど、なくても構わないからです。


まず、前提条件を設定しましょう。みなさんは商品を購入する、これが目的です。この前提条件に異論はないと思います。接客態度、接遇、ホスピタリティ、今流行りの”O・MO・TE・NA・SHI”を購入するわけではないはずです。そもそも、これは商品ではありません。ゆえに購入できません。

 


さて、絶対基準は「安心」、「安全」、「品質」、 「Ⅹ」 の4つです。これは意見が割れそうなのですが、いかがでしょうか。異論があれば、是非、お伺いしたいところです。

 

もちろん、ファッション性、嗜好、サイズなども絶対譲れないということもあるでしょう。しかし、これらは上記の基準が前提になるのではないでしょうか。絶対基準に基づく選択基準というものだと言えます。

 

ところで、4つ目の 「Ⅹ」 は何?ですかと質問がでるはずです。これは今、伏せておきます。これが今回の一番の肝の部分であり、これこそが忘れ去られているのです。

 


「Ⅹ」の答えをすぐに書いてしまえばよいのですが、少し、みなさんも一緒に答えを考えてみませんか?本当にみなさんの身近にある言葉です。近頃、使ったことがないかもしれませんが、答えを知れば、なんだそんなことと拍子抜けする言葉かもしれませんが、とても大事です。今までヒントらしきものをかなり、ちりばめてきたつもりです。

 


先ほど、絶対基準以外はおまけと書きました。ということは、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドのサービスもおまけということになります。

 

実は「購入する側」=「お客様」から見れば、そんなテクニックやテクノロジーには興味がないのです。あれば嬉しいかも、でも絶対必要なものではないということです。「売れる~」というテクニックは、あくまでも売る側の演出です。売ることが目的で、「商品」は手段でしかないのです。買う側の視点から見れば、それはテクニックではなく、マジックです。

 

買う側=お客様の「興味」=「目的」は「商品」そのものにあるのです。いくら”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドのサービスがあろうと、「売れる~」テクニックを駆使しようと、肝心の商品そのものに「安心」、「安全」、「品質」、「Ⅹ」の4つがなければ、お金を払う価値がないのです。買うのは商品であって、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドのサービスや「売れる~」テクニックではないのです。

 


では、「サービスそのものを商品」としている場合はどうなのと言われと思います。

 

でも、商品には変わりありません。だから、絶対基準は変わりません。耐火設備のないホテルや旅館に泊まりますか?、汚れた大腸菌だらけの温泉につかりたいですか?、整備不良の飛行機に乗りたいですか?、講師がお手抜きでも予備校の授業や外国語会話の授業を受けたいですか?、産地を偽装したり、消費期限切れのお肉やお魚の入った料理を食べたいですか?

 

でも、最高の笑顔と”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドの最高のサービスはついています。

 

そんな命懸けの商品や中身のない商品を買いますか?というのがわたしの答えです。

 


笑顔や丁寧な応対、気の利いたリップサービスや「売れる~」テクニックがなくても、商品の「安心」「安全」「品質」「Ⅹ」の4つ、これだけで十分です。

 

この絶対基準が1つでも欠如し、最高の笑顔と”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドの最高のサービスで、命や中身は保証の限りではないなんて商品は通常、買いません。

 

リスク商品、ジャンク商品、安かろう悪かろう商品を好きであるいはやむを得なく購入される方がいらっしゃるのも事実です。しかし、リスク商品、ジャンク商品、安かろう悪かろう商品を承知もしくはやむを得なく購入されているので、この場合は除きます。

 

 

「売れる~」「集客力~」コンサルタントと称する方々は「売れる~」「集客力~」テクニックをメインにおきます。「商品」そのものを語ることはないのです。なぜなら、さきほどもお話したように「商品」はあくまでも手段にすぎないからです。売り上げがアップできれば、それでよしとするわけです。もちろん、「リピーターを増やす」には、「顧客化する」にはという耳障りの良いことも語られると思います。しかし、それはあくまでもテクニックであり、実際はマジックです。

 

そもそも、彼らには小売のみなさんの個々の商品について、知識がないのです。お店の看板となる商品をそんなテクニックに任せてしまってよいのでしょうか。かえって、小手先のテクニックに委ねることで「商品」の価値を下げていると思うのは、わたしだけでしょうか。

 

 

お客様の心をつかむのは「商品」であって、テクニックではないと思います。「商品」が主役であり、その商品を通じてお店とお客様と結ばれるというのが自然の流れだというのは、わたしだけでしょうか。

 

例えば、下町のコロッケ屋さん、自慢の美味しいコロッケという「商品」を通じてお店とお客様が結びつきます。コロッケを通じて、ここの店の「コロッケ美味しいね」「ここのコロッケじゃなとダメなんだよ」というコミュニケーションがお店屋さんとお客様との間に生まれます。

To be continued.

第4回のあとがき

 

えっ、「Ⅹ」って何、さっさと教えてよ。何それと痛い痛い、突き刺さってきます。お気持ちはわかるのですが、ちょっとだけ「シンキング」してみませんか?

 

本当に身近にある言葉なのです。ますますイライラしてしまいますか。ごめんなさい。じらしているわけではないのですが、お楽しみとしてとっておくというふうに考えていただければ幸いです。

 

 

絶対基準と言いながら、リスク承知の上でわたしはジャンク商品をハードオ〇で以前、買っていました。ジャンク商品には結構、目利きが必要です。何を買ったの?ですよね。

 

PCです。ノートPCではなくて、デスクトップPCです。そんなの大丈夫と思われますよね。みなさん、近頃スマホを使う方が多いのと、WINDOWS VISTAの更新プログラム終了で、手放した方が多いのです。わたしは手持ちのノートPCが壊れたので、予算にあまり余裕がなく、ジャンク品をやむを得なく、チョイスしました。

 

わたしはもともと自作PC派なので、パーツの目利きがある程度できます。ジャンクPCのケース、マザーボードとメモリ、DVDドライブ、電源、CPU(Intel Dual Core 以上)がついているものを探します。グラフィックカードが付いていれば文句なしです。そして、ケースの中身を空けて、マザーボードに異常(コンデンサーが膨張している、ボードに傷がある)がなければ、OKです。ケースがきれいな場合は大丈夫です。2回、購入しましたが一度もハズレなしです。ただ大抵、DVDドライブの具合が悪いです。といっても、輪ゴムで修理できるレベルです。

 

次に、電源ケーブルとキーボード、これは見た目ではっきりとわかります。

 

あとはディスプレイ、これは今はワイドが主流ですからそれ以前のが捨てられてしまいます。ディスプレイのジャンク品は日本製のものを選びます。近頃はMade in Chinaが主流です。日本製のジャンクは外観をみて、ケーブルを見て綺麗なものを選びます。

 

最後にHDD、これは絶対にジャンクは買いません。一番、壊れやすいからです。ちょっとした衝撃で実はかなりのダメージを受けます。なにしろディスクがガラスでできていますから当然です。それとセキュリティの問題もあります。HDD(SSDを買うのがベストだとは思います)だけは絶対基準で購入します。あと、OSも同じです。加えて、ファンも新品に交換します。そうそうネズミさんも新品を購入します。

 

Windows10が軽快に動きます。ちょっと手間がかかるのがドライバー探しです。ドライバーといっても運転手や道具ではありません。ハードを動かすためのソフトウェアとでもいえばわかりやすいでしょうか。

 

さて、HDDとOSを除いていくらで購入できるか、これも次回のお楽しみ。えっ、またかよ。

 

本日も長文をご覧くださりありがとうございます。そうそう、下記の今日は何の日も是非、今回はご覧ください。ここにも絶対基準「X」のヒントがあるかもしれません。

 

 

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Q.かえるのキャラクターで一番に思い出すのは?
A.「ケロちゃん」と「コロちゃん」、言わずと知れた
薬局でよく見かけるコルゲンコーワのキャラクターです。
あと一人、サンリオ中興の祖、
「はすの上けろっぴ」、
えっ、何それ、けろけろけろっぴの本名です。
この当時、サンリオは本当に経営危機だったのです。
商売の基本と外れた路線に走った挙句の果てです。
それを救ったのが「はすの上けろっぴ」。
このブームでサンリオは救われました。
原点回帰で
まさに「商品」で勝負したわけです。
 
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