『Aeternvm's Basis of The SHOW BUY ー商品で勝負しようー』、商品がお店を選別する、絶対基準「X」を知ろう、「X」を知ると、商売の好循環が生まれる。
Copyright©2018 by Aeternvm
”O・MO・TE・NA・SHI”の余波から話は始まります。また、と思われでしょうが、ご安心ください。今回は「商品そのもの」に重心が移ります。したがって、”O・MO・TE・NA・SHI”の話はプラスαぐらいの感覚で登場します。そして、ついに商品の絶対基準が顔を出します。いよいよ真打登場です。でも、すべてがつまびらかになるわけではありません。ここが本当に重要なので、ワンクッション置くことになると思います。
第3章
商売の基本
SHI”効果は、〇〇であった
”O・MO・TE・NA・SHI”のブームから早、4年、一時期のような熱気は冷めつつあります。しかし、”O・MO・TE・NA・SHI”は全国津々浦々まで広まり、しっかりと定着しています。
”O・MO・TE・NA・SHI”に看板を架け替えたみなさんの景気は、いかかでしょうか。日本経済はマイナス金利、インフレ達成率は遠く及ばず、三本の矢、第二の三本の矢はどこへ飛んでいたかわからない。有効求人倍率は増えたけれど、ミスマッチ。大卒の内定率高くなったけれど、団塊の世代の大量退職による結果。企業の業績も横ばい。株価だけが異常な高水準、給料も上がっていると日本のガバメントは強調しますが本当でしょうか。株価上昇で景気の良い話はありますが、現実の小売りの世界では消費者の買い控えでモノが売れていません。
これは買い控えではなく、小売り側の責任ですが、今年の恵方巻大量廃棄事件、みなさんのご記憶に残っていますでしょうか。わたしは昨年末、小田原の老舗の高級蒲鉾が閉店間際半額にしても大量に売れ残ったのを目撃しました。コンビニではクリスマスケーキやおせちが売れ残ると、自腹でオーナーが購入するというなんとも悲しいことを聞きました。
どこか感覚がマヒしているようです。いずれも、大手企業の話ではありますが、マーケティングとか、科学的分析手法とか行っているはずなのですが、アンビリーバブルな話です。数字や科学を鵜呑みにし過ぎているように思えてなりません。本能というか、皮膚感覚を失っているようです。小売りは店頭で商品が売れているのです。小売りは会議室でモノが売れているのではないのです。
消費者の側では給料は上がったというけれど、実はここには大きなマジックがあります。あくまでも円べースで見た場合の話です。ところが、グローバルスタンダードの米ドルべースで見た場合はどうでしょう。種(しかけあるいはトリック)を明かすと、日本は現在、円安です。世界から見ると、日本の所得は下がっているのです。
当然、輸出企業は別として、日本の9割を占める中小企業、個人経営のみなさんの側にしても、収益はグローバルスタンダードでみれば下がっています。輸入品は当然、高くなります。食料自給率の低い日本は食料の輸入大国でもあるわけですから、当然、生活必需品は値上がりしています。株価が上がって、経済は視界良好なんて言っていますけれど、マジックです。
ところで、国の借金、現在いくらかご存知ですか。1091兆円を超えています。そして、もっと驚くのがわずか「3分」で「1億円」も借金が増えていくのです。近頃、話題にならないというか隠されているのですが、驚きです。国の借金、そんなの関係ないと思われる向きもあるかもしれません。いえいえ、大いに関係があるのです。実は、みなさん一世帯あたりに換算すると、「2062万円超え」の「借金」を背負っているのです。実は円安の本当の目的は、この国の借金をグローバルスタンダードで低く見せるためのトリックなのです。
借金なんかした覚えないぞ、と怒られそうですが、国の借金は国民の借金です。みなさん、税金という形で徴収されています(分割払いをさせらているわけです)。その税金で国の予算が編成されます。今、国家予算は97兆円を超えていますが、その34.5%は新たな借金をによって構成されています。そして、その使途の24%の23兆円が国の借金の返済に充てられています。
万が一、デフォルト(ありていにいうと国家が破産もしくは倒産することです)するともっと別の形で強制徴収されることになります(日本は第二次世界大戦で敗戦後、一度、経験したことがあります)。これを現実の家庭に置き換えて計算してみると…。(語ると、怖いのでお口にチャックです。お金に余裕があれば、外貨に分散したいところです。FPの方にお話を聞きたいところです。)
興味のある方は「国の借金時計」をご覧ください。リアルタムで国の借金の増える勢いを見ることができます。その勢いに圧倒というよりゾッとします。正直、わたしはAI革命の前にこの国の借金のほうを実は懸念しています。
国の借金時計(👈こちらからご覧になれます)
経済ジャーナリスト 財部誠一さんが作られたものです。以前はTVでよくお見かけしたのですが、本当のことを話されるので近頃はマスメディアにご登場されないのが残念です。
(経団連の前会長の方も財部さんのこの試みに「面白いこころみ」とおっしゃられていたそうです。このページには国の借金の状況が詳しく書かれています。)
さて、話を戻して”O・MO・TE・NA・SHI”の看板の架け替えは何のためにしたのだろう。誰のためにしたのだろう。その結果として企業・商店の業績は改善されたのでしょうか、上向いたのでしょうか、いくら儲かったのか、です。”O・MO・TE・NA・SHI”の看板に架け替えて、儲かったという話は聞いたことがないのですが、いかがでしょう。
中身は旧態依然としているわけですから、当然と言えば当然の結果です。
いや、そんなことはない、うちは意識改革をした、従業員のコミュニケーション力がアップした、サービスの質も向上したという反論もあると思います。
では、何のため、誰のために行ったのでしょうか? 業績向上、何よりお客様のためという答えになると思います。加えれば、そもそも、こうした改革はカスタマー、ずっと以前から、顧客中心主義になってから行われていたことではないでしょうか。今に始まったことではないはずです。
結局のところ、”O・MO・TE・NA・SHI”効果の現実とは、幻想であったといえます。幻を見たに過ぎません。その証左は商売をなさっていらっしゃるみなさんが一番、ご存知だと思います。しかし、ほかに頼るべきものがないがゆえ、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドにすがっているというのが現実ではないでしょうか。
13.お客様のために〇〇しない
お客様の痒い所に手が届くサービス、お客様満足度100%、顧客満足度100%、お客様の立場になって、お客様の欲しいを形にする、お客様の笑顔を、お客様の求めているものを探り当てる、品揃えナンバーワンなどなど、いろいろなお客様本位、「お客様のため」が数限りなく、ひねり出されます。
そして、ひねり出される度に、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドが貼り付けられます。”O・MO・TE・NA・SHI”シールの大量生産で、大量貼り付けです。
サービスに携わる側は、「後光効果」でキラキラと我が社のサービスが輝いて見えて、とても満足されます。お客様のためと言いながら自己満足しているのです。
仮に「お客様のため」になっているのなら、わざわざ”O・MO・TE・NA・SHI”を標榜する必要はないはずです。なぜなら、すでにお客様いっぱいで大繁盛しているからです。売れていないからこそ、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドが必要なわけで、”O・MO・TE・NA・SHI”を標榜する(つまり看板や箔をつける)必要があるわけです。
逆に何もお客様のために”O・MO・TE・NA・SHI”をしないというところもあります。お客様のために”O・MO・TE・NA・SHI”なんてするものか、あるいは必要ないというところがあります。この何もしないことを、わたしは「お店の勝手でしょ」と「当たり前のこと」と呼びます。
「お店の勝手でしょ」には大きく分けて3種類あります。
一つ目は、頑固おやじ、頑固女将の頑固商売、「気に入らないなら出ていけサービス」。飲食店に多いです。頑固おやじや頑固女将が気に入らない客は追い出すところがすごいです。「お店の勝手でしょ」の典型例です。あと銀座のどこだか忘れましたが、見学お断りという小売店もありました。買う気のない奴は店に来るなというわけです。
二つ目はセルフレジ、セルフガソリンスタンド、コインランドリーに代表される「セルフサービス」。これはもう、みなさんの生活に浸透しています。コインランドリーといえば、ひと昔前は狭くて暗い印象がありましたが、現在はかつてコンビニエンスストアだったところを改造して出店するというものがあります。外からよく見えて明るい外観が特徴です。
三つ目はお客様には声をこちらからかけません「セミセルフサービス」、これは大手家電量販店、ファストファッション店で多く見られます(これは全くサービスをしないわけではないので△印です)。「セミセルフレジ」(スキャンだけ店員さんがして支払は機械)、これはスーパーマーケットで導入されています。
もう一つ、別のくくりもあります。「当たり前のこと」
商売で当たり前のことを当たり前にしています。飾り気なんか一切なし。下町でよく見かけます。コロッケ屋さん、八百屋さん、肉屋さん、魚屋さん、パン屋さん、雑貨屋さん、いずれも「商品」が主役です。商品だけで商売しています。なんだ、当たり前のことではなかと言われると思います。だから、「当たり前のこと」なのです。
「プラスα基準」
わたしたちは結局、何を基準に商品を購入しているのでしょうか。商品とは合法的な商人あるいは支配人もしくは使用人から合法的かつ正規に購入できるあらゆるモノです。
同一商品、同一価格である場合、何を基準に購入しますか?同一商品、変動価格である場合、何を基準に購入しますか?その商品は一生ものの買い物ですか?、その商品は日用品ですか?、その商品はトラベルですか?、その商品は高級ブランド品ですか?、その商品はファミレスでの食事ですか?
いろいろな商品があります。商品を購入する際、絶対譲れない基準、商品の「絶対基準」といいましょう。これ以外の基準はすべておまけです。プラスα基準といいましょう。なぜなら、「プラスα基準」はついていれば嬉しいけど、なくても構わないからです。
まず、前提条件を設定しましょう。みなさんは商品を購入する、これが目的です。この前提条件に異論はないと思います。接客態度、接遇、ホスピタリティ、今流行りの”O・MO・TE・NA・SHI”を購入するわけではないはずです。そもそも、これは商品ではありません。ゆえに購入できません。
さて、絶対基準は「安心」、「安全」、「品質」、 「Ⅹ」 の4つです。これは意見が割れそうなのですが、いかがでしょうか。異論があれば、是非、お伺いしたいところです。
もちろん、ファッション性、嗜好、サイズなども絶対譲れないということもあるでしょう。しかし、これらは上記の基準が前提になるのではないでしょうか。絶対基準に基づく選択基準というものだと言えます。
ところで、4つ目の 「Ⅹ」 は何?ですかと質問がでるはずです。これは今、伏せておきます。これが今回の一番の肝の部分であり、これこそが忘れ去られているのです。
「Ⅹ」の答えをすぐに書いてしまえばよいのですが、少し、みなさんも一緒に答えを考えてみませんか?本当にみなさんの身近にある言葉です。近頃、使ったことがないかもしれませんが、答えを知れば、なんだそんなことと拍子抜けする言葉かもしれませんが、とても大事です。今までヒントらしきものをかなり、ちりばめてきたつもりです。
先ほど、絶対基準以外はおまけと書きました。ということは、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドのサービスもおまけということになります。
実は「購入する側」=「お客様」から見れば、そんなテクニックやテクノロジーには興味がないのです。あれば嬉しいかも、でも絶対必要なものではないということです。「売れる~」というテクニックは、あくまでも売る側の演出です。売ることが目的で、「商品」は手段でしかないのです。買う側の視点から見れば、それはテクニックではなく、マジックです。
買う側=お客様の「興味」=「目的」は「商品」そのものにあるのです。いくら”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドのサービスがあろうと、「売れる~」テクニックを駆使しようと、肝心の商品そのものに「安心」、「安全」、「品質」、「Ⅹ」の4つがなければ、お金を払う価値がないのです。買うのは商品であって、”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドのサービスや「売れる~」テクニックではないのです。
では、「サービスそのものを商品」としている場合はどうなのと言われと思います。
でも、商品には変わりありません。だから、絶対基準は変わりません。耐火設備のないホテルや旅館に泊まりますか?、汚れた大腸菌だらけの温泉につかりたいですか?、整備不良の飛行機に乗りたいですか?、講師がお手抜きでも予備校の授業や外国語会話の授業を受けたいですか?、産地を偽装したり、消費期限切れのお肉やお魚の入った料理を食べたいですか?
でも、最高の笑顔と”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドの最高のサービスはついています。
そんな命懸けの商品や中身のない商品を買いますか?というのがわたしの答えです。
笑顔や丁寧な応対、気の利いたリップサービスや「売れる~」テクニックがなくても、商品の「安心」「安全」「品質」「Ⅹ」の4つ、これだけで十分です。
この絶対基準が1つでも欠如し、最高の笑顔と”O・MO・TE・NA・SHI”ブランドの最高のサービスで、命や中身は保証の限りではないなんて商品は通常、買いません。
リスク商品、ジャンク商品、安かろう悪かろう商品を好きであるいはやむを得なく購入される方がいらっしゃるのも事実です。しかし、リスク商品、ジャンク商品、安かろう悪かろう商品を承知もしくはやむを得なく購入されているので、この場合は除きます。
「売れる~」「集客力~」コンサルタントと称する方々は「売れる~」「集客力~」テクニックをメインにおきます。「商品」そのものを語ることはないのです。なぜなら、さきほどもお話したように「商品」はあくまでも手段にすぎないからです。売り上げがアップできれば、それでよしとするわけです。もちろん、「リピーターを増やす」には、「顧客化する」にはという耳障りの良いことも語られると思います。しかし、それはあくまでもテクニックであり、実際はマジックです。
そもそも、彼らには小売のみなさんの個々の商品について、知識がないのです。お店の看板となる商品をそんなテクニックに任せてしまってよいのでしょうか。かえって、小手先のテクニックに委ねることで「商品」の価値を下げていると思うのは、わたしだけでしょうか。
お客様の心をつかむのは「商品」であって、テクニックではないと思います。「商品」が主役であり、その商品を通じてお店とお客様と結ばれるというのが自然の流れだというのは、わたしだけでしょうか。
例えば、下町のコロッケ屋さん、自慢の美味しいコロッケという「商品」を通じてお店とお客様が結びつきます。コロッケを通じて、ここの店の「コロッケ美味しいね」「ここのコロッケじゃなとダメなんだよ」というコミュニケーションがお店屋さんとお客様との間に生まれます。
To be continued.
第4回のあとがき
えっ、「Ⅹ」って何、さっさと教えてよ。何それと痛い痛い、突き刺さってきます。お気持ちはわかるのですが、ちょっとだけ「シンキング」してみませんか?
本当に身近にある言葉なのです。ますますイライラしてしまいますか。ごめんなさい。じらしているわけではないのですが、お楽しみとしてとっておくというふうに考えていただければ幸いです。
絶対基準と言いながら、リスク承知の上でわたしはジャンク商品をハードオ〇で以前、買っていました。ジャンク商品には結構、目利きが必要です。何を買ったの?ですよね。
PCです。ノートPCではなくて、デスクトップPCです。そんなの大丈夫と思われますよね。みなさん、近頃スマホを使う方が多いのと、WINDOWS VISTAの更新プログラム終了で、手放した方が多いのです。わたしは手持ちのノートPCが壊れたので、予算にあまり余裕がなく、ジャンク品をやむを得なく、チョイスしました。
わたしはもともと自作PC派なので、パーツの目利きがある程度できます。ジャンクPCのケース、マザーボードとメモリ、DVDドライブ、電源、CPU(Intel Dual Core 以上)がついているものを探します。グラフィックカードが付いていれば文句なしです。そして、ケースの中身を空けて、マザーボードに異常(コンデンサーが膨張している、ボードに傷がある)がなければ、OKです。ケースがきれいな場合は大丈夫です。2回、購入しましたが一度もハズレなしです。ただ大抵、DVDドライブの具合が悪いです。といっても、輪ゴムで修理できるレベルです。
次に、電源ケーブルとキーボード、これは見た目ではっきりとわかります。
あとはディスプレイ、これは今はワイドが主流ですからそれ以前のが捨てられてしまいます。ディスプレイのジャンク品は日本製のものを選びます。近頃はMade in Chinaが主流です。日本製のジャンクは外観をみて、ケーブルを見て綺麗なものを選びます。
最後にHDD、これは絶対にジャンクは買いません。一番、壊れやすいからです。ちょっとした衝撃で実はかなりのダメージを受けます。なにしろディスクがガラスでできていますから当然です。それとセキュリティの問題もあります。HDD(SSDを買うのがベストだとは思います)だけは絶対基準で購入します。あと、OSも同じです。加えて、ファンも新品に交換します。そうそうネズミさんも新品を購入します。
Windows10が軽快に動きます。ちょっと手間がかかるのがドライバー探しです。ドライバーといっても運転手や道具ではありません。ハードを動かすためのソフトウェアとでもいえばわかりやすいでしょうか。
さて、HDDとOSを除いていくらで購入できるか、これも次回のお楽しみ。えっ、またかよ。
本日も長文をご覧くださりありがとうございます。そうそう、下記の今日は何の日も是非、今回はご覧ください。ここにも絶対基準「X」のヒントがあるかもしれません。

