おとうとくん | イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスからシンガポールの空の下・・から日本へ、そして再びのイギリス

イギリスのこと。
こどもたちのこと。
シンガポールのこと。
教育のこと。
インターナショナルスクールのはなし。
イギリス現地校のはなし。
時々柴犬のこと。

 

もう2月。

 

2月1日は教師組合のストライキとなって学校はお休み。

おとうとくんは大喜び。

休校になったのはおとうとくんのYear8とYear9だけ。

まだ、家に一人置いておけない年齢のYear7と試験の近いYear10から上は学校へ。

ストライキって、ただ仕事を休むのかと思ったら、実際にデモが行われて、

ロンドンは30万人が集まったそう。

おとうとくんの先生も行くって言ってたって。

ストライキだらけで大変だけど、

ちゃんとストライキできていいなとも思う。

 

ずっと探していたおとうとくんのチェロの先生もようやく近くに見つかって、

レッスン再開。

先生マッチングサイトみたいなのはいくつかあるのだけど、

そこから先生の名前と場所とCelloって入れて検索したら、

だいたいの先生はウェブサイト持ってる。

直接契約なので値段も安く30分16ポンド。

おとうとくんはまだ3/4サイズのチェロ。

チェロもオンラインで借りられるお店があって、イージー。

レンタル料月22ポンド。

 

このあいだ、

急に、

「韓国で北朝鮮に連れてかれた人がいるんだよ」

と、何かで見て話してきたので、

「日本にもたくさんいるんだよ」

と教えてあげると、驚いた顔してすぐ検索。

Wikipediaで出てきた記事(英語)をざーっと読んでいく。

こういうところスゴイ。

読みながら、連れいかれた人、家族のことを考え何とも言えない気持ちになるおとうとくん。

「犯罪じゃん!」と怒る。

最後にせっかくだから、被害者5名が日本に帰国した時と、めぐみさんのお父さんの動画を見せる。

ずっと先頭に立ってがんばってきて、

だけれども、めぐみさんは死亡と先方から通告されて、

声を詰まらせながら、帰国が叶うみなさんは遠慮なく喜んでください、

と言った辛いお父さんの会見を、

親となって改めて見ると本当につらい。

動画が終わっておとうとくんを見ると、涙をこらえ声にならない様子。

日本語もちゃんとわかって、状況も理解して、そして悲しんでいる彼。

そして、なぜか、「おねえちゃん おねえちゃん」とちょうど学校から帰ってきたばかりのおねえちゃんに救いを求める。

 


新しく購入したPCで、ゲーム作成に夢中のおとうとくん。

「ゲームを作る」というのはいいことと思っていたのだけれど、

どうも、私たちのイメージする黒い画面にプログラミングして作るのでなく、

ソフトのようなもので、木などを配置している。

これって「ゲームを作る」っていうの?、

マインクラフトの詳しい版じゃん?、

と、こういうことに明るくないとっとと私では、もう、何がなんだかよくわからない。

 

この山を作ったそうな。


 

今週のおとうとくんの疑問。

*日本の借金は何に使われたのか

*参勤交代で何日もかけて江戸に行くのはわかったが、江戸ににいる間は何をしているのか