『アクアマン/失われた王国』IMAX 3D | アディクトリポート

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『アクアマン/失われた王国』IMAX 3D

2024/1/14 イオンシネマ越谷レイクタウン IMAX A列 17席

 

今年2024年に映画館で観た3本目の映画。

  1. 『さらば宇宙戦艦ヤマト』4Kリマスター 2024/1/7
  2. 『『ゴジラ-1.0/C』(ゴジラマイナスワン/マイナスカラー)』 2024/1/12
  3. 『アクアマン/失われた王国』IMAX 3D 2024/1/14

そもそもうんと遡(さかのぼ)ると、

『マン・オブ・スティール』(2013)

『バットマンVSスーパーマン/ジャスティスの誕生』(最近ようやく、アマプラで吹替版を流し見)

両作監督のザック・スナイダーに明確な責任がある、
DCEU/スナイダーバースの急降下的な人気凋落は、

 

未見の『ブラックアダム』(2022)も映画としての出来がよく、

もっと遡れば『WW84/ワンダーウーマン 1984』(2020)だって、

映画の出来はザック・スナイダー監督作よりはうんと向上していて、

凋落傾向だったDC映画をクオリティで挽回してきたのに、

いくら質の改善と向上が顕著でも、興行力のアップにはまるでつながらない閉塞的な状況が止まらず、
世間的にはスナイダーバース延長作品はすっかりそっぽを向かれてしまったまま。
 
 だがしかし、私は
「興行収入が奮わない作品はすなわち駄作、ヒット作ならたちまち名作」なんて判断はしないから、
1作目の『アクアマン』(2019)にはつくづく感心したことだし、
その続編にあたる本作だって、
期待外れなんてことはなかろうと見越して鑑賞。
 
IMAX上映といえばユナイテッド/テラスモール松戸一択と決めてはいるが、

『失われた王国』鑑賞日の1月14日の日曜日は、
起床時間が同シネコンの上映時間と合わなかったため、
「そういや最近場シネコン、
イオンシネマ越谷レイクタウンにだって、
咋2023年7月14日から、
IMAX館が開設されたんだしさ」と今さらながら思い出し、
IMAXにしては小さめのスクリーンを補完するため、
誰も座らない最前列をあえて選択。
これにより、『エブエブ』とか『マーベルズ』鑑賞時に妨げとなった、
マッチョ体型の一層の強調が、
ジェイソン・モモアの場合には効果アップに繋がりこそすれ、
ガッカリ感には結びつかず、そういやこの人、

『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(2023)でも、

IMAX効果でパンパンに膨らんだボディだったよなと思い出した。

 

でもって映画は、もはやほとんどうろ覚えの前作から設定やドラマをしっかり引き継ぎ、

中盤から終盤へとどんどん盛り上がっていくだけでなく、

『ハンガー・ゲーム0』のハンカチのくだりと同様、

前振り(伏線)をしっかり回収してくれるので、こちらも思わず、

「ああ!(なるほど)」と声が出てしまう。

 

マーベルの『ブラックパンサー』や『アイアンマン』を下敷きにした展開もよくまとまっており、

海底文明伝説にはつきものの、『海のトリトン』で名の知れたオリハルコンが「オリカルクム」という別表記で登場する等、

観客の知的好奇心もくすぐりながら、『アクアマン』といえばあの俳優のお歴々ももれなく再登場で、ジャスティスリーグメンバーの客演こそないものの、つくづく見逃さないで良かったと感じる作品だった。

 
観て損はありません!