ルパン対ホームズ終了/Facebookが教えてくれる | アディクトリポート

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『ルパン三世PART6』の、

ルパン対ホームズ(Lupin vs Holmes)編が終了。

 

2021年12月26日の放送では、1時間枠に放送時間を拡大し、

第11話「真実とワタリガラス」

第12話「英国の亡霊」

を連続一挙放送。

 

この2話は前・後編仕立てになっており、

2021年中に、PART6のメインストーリー、

ルパン三世対シャーロック・ホームズも完結を迎えた。

 

「どうせそんなこったろう」と見越したとおり、

本家シャーロック・ホームズ本人が、どうして現代に登場し、

ルパン三世とやり取りできるのかには何の説明もない。

 

でもって、結局今回の11・12話だけで、

「これまで引っ張って来た謎解きも終わるんだから、これまでのエピソードはなんだったのか」

だし、

「こんなことが許されるんなら、今後の『PART7』以降に、エルキュール・ポアロとか古畑任三郎とか、

東西の歴史的名探偵がゾロゾロ出てきてもおかしくないってことになるじゃんか」

とか、

「ホームズ現代復活の説明なしに、最後にモリアーティをチョイだししてごまかすなんてサイテー」

と、ネガティブな評価しか出て来ない。

 

とにかくなにしろ、ずいぶんと視聴者の知性を見くびられたもんである。

 

さてさて、今回のお題は、

「Facebookが教えてくれる」だが、

この記事(「ルパン三世PART6」からそれまくる話・97)の時に、

 

ゲスト脚本回もそつなく終了し、

本筋に復帰した『ルパン三世PART6』

 

——と書いたのは、その後の話題に移るための方便で、

第8話「ラスト・ブレット」は、樋口明雄

第9話「漆黒のダイヤモンド」は、湊かなえ

第10話「ダーウィンの鳥」は、押井守の2回目の、ゲスト脚本回だった。

 

湊かなえと押井守の脚本回に言及しても、

またしても正月早々ネガティブなことしか書けないので、

第8話に的を絞ると、

この回はゲスト脚本回ながら、

そのたびに「PART6」本筋の“ルパン対ホームズ”から離脱してしまうワガママを避けて、

本筋の延長上で展開している。

 

もうこれだけでも、担当脚本家の樋口明雄氏の素性の良さが読み取れるが、

この人、本業は小説家で、

 

樋口 明雄(ひぐち あきお、1960年1月30日- )は、日本の小説家。『頭弾』、『狼叫』(講談社)、『狼は瞑らない』『光の山脈』(角川春樹事務所)、『約束の地』、『ドッグテールズ』(光文社)、『天空の犬』(徳間書店)など、作品は冒険小説、山岳小説、SFからライトノベル、ゲームブックまで多岐にわたる。また実話怪談ブームの先駆けとなった『「超」怖い話』シリーズの2代目編著者を務めた。

 

脚本担当は今回が初らしい。

 

そういえば、映画復元師シュウさんのブログ

の管理人さんが、

 

 

 

Facebookに、こんな記事を投稿。

 

なるほどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうこれ以上は、私からは何も申しますまい。

 

というわけで、「Facebookが教えてくれる」は、今後もテーマを変えて続ける予定です。