横須賀・浦賀〈前編〉/場所の記憶(20) | アディクトリポート

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めったにやらない、

場所の記憶ですが、

それだけに、やる時はそれなりに

意義があります。

 

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今年の夏は異常気象で、

まずは5月の最高気温が、沖縄より北海道の、31.2°だった。

(2017年5月4日)

2017/5/19にライブ配信。

 

台風5号は異常な進路と停滞続きで、

 

8月の関東地方は1日から雨が20日も続いた

21日も雨を観測。

22日はなくて、連続記録は21日で終わった。

 

横須賀が水害に見舞われ

天候や気象とは無縁だが、

横須賀市にある

防衛大学校の学生寮に住んでいた10代の学生が髄膜炎菌による感染症で死亡する

というニュースが重なり、

これはと思い立ち、

8/19の土曜日に横須賀に行ってみた。

 

この横須賀、防衛大のあたりには、

おじさん(母の兄)一家が居を構えていたので、

夏休みになると、ここを拠点に、

観音崎に海水浴に行った思い出の地なので。

 

家族で出かける時は、

京急の馬堀海岸駅で下車。

そこからおじさん宅前まで、バスに乗っていた。

 

しかし年齢が上がり、

単独行動で周囲を散策するうちに、

実は浦賀駅が最寄駅なのだと知った。

 

そう、ペリー提督が、

4隻の黒い蒸気船を率いてやって来た、

あの浦賀である。

 

長年、おじさんの家はヨコスカだと思っていたのに、

(その一部とは言え)

実はウラガだと知った時の衝撃は大きかった。

 

よりによって、

ここが浦賀だったのか!

 

その浦賀を直近で訪れたのは2008年で、

書店に、「アラビアのロレンスはスパイだった!?」という記事を含む、

デアゴの「週刊 歴史のミステリー」38(2008年10月21日)号

“ラスト・エンペラー”愛新覚羅溥儀の実像
維新への扉を開いた“鳥羽・伏見の戦い”の真相

の告知ポスターを見かけたから、今回ネットで割り出した。

 

それぐらい、『アラビアのロレンス』には敏感なのです。

オープニング

 

その日は観音崎で平山あやがロケ撮影しているのに偶然出くわし、

(時期的に該当するドラマ/映画を特定できず)

その後、観音崎自然博物館

向かいの県立観音崎公園にある、

砲台跡、

横須賀美術館

などを散策した。

 

この時期で間違いないと思うのは、

2007年6月16日に公開された『ふぞろいな秘密』

 

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それをサカナに飲み会に突入という宴があり、

そこで知り合った人の地元が、横須賀美術館の近所だったと、

当時のメインSNS、ミクシィでやり取りした記憶があるから。

 

それから約10年。

 

スマホで手軽に撮影もできるようになったので、

それも併せて紹介しよう。

 

私はなにかと終着駅と縁があり、

父の郷里の鉄道最寄駅は、

むかしは終着駅だった新潟の直江津。

 

浦賀駅は今でも終着駅なので、

おなじみ?の車両止めがお出迎え。

出入口が改修されて、

以前あった立ち食いそば屋が撤去され、

正面出口以外に、右側にも改札ができたおかげで、

裏手の東急ストアに直結、

自分の向かう方向にも、迂回しなくてよくなった。

 

東急ストア脇の階段を下り、線路沿いの小径を進むと、

トンネルにたどり着く。

それを抜けたら、右側の道を進むと、

前方に小高い山が見えてきて、傾斜地の表示にも出くわす。

さらに進むと、急な階段の上り口にたどりつく。

これをのぼるのが一苦労。

最下段は、欄干の片側が草木に侵蝕されてふさがっていて、

途中から、左右両レーンが生きている。

 

この階段を上るのは夏に決まっているので、

必ずセミの鳴き声とセットで、この景色を覚えている。

 

この階段は急勾配で、俗に言う心臓破りの坂なので、

駅に向かう防衛大生の制服とすれ違う時に、

彼らを被写体にできないので立ち止まっては休憩し、

後を振り返って、上ってきた階段を見下ろした。

 

あと少し、ガンバレ!

木に覆われて、表からは見えない自然のトンネル階段を上り終え、

来た道を振り返りつつ、

表通りを目指す。

 

やっとまともな車道に出ると、

バス停名は、一の辻だったことが判明。

 

振り返れば、なつかしき、

横須賀浦賀一郵便局

(よこすかうらがいちゆうびんきょく)が!
 
このペースで行くと、いつまでも終わらないので、
キリの良いここで、今回はおしまい。
 
つづきはまたいずれ。