の続きで、
今回は予告どおりに、
タロウとレオの「恥ずかしい写真」
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初代ウルトラマン、
ウルトラセブン、
帰ってきたウルトラマン、
ウルトラマンA(エース)と、
↑「小三」72年4月号。画はおそらく梶田達二。
必ずあった、NGデザインが、
タロウには見あたらない。
いや、無理やり探せば、あるにはあるが、
↓このイラスト?(レリーフ状の半立体か?)はあくまでも、
「今度の新ウルトラマンは、登場する時、グーじゃなくてパーですよ」
を示してるだけなので、
↑細部が実物と異なっていても、
「そういうデザインの時期があった」
という証拠には、ならない気がする。
では、タロウの「恥ずかしい写真」を見ていこう。
↓資料用の代表写真で、事足りる感じだが、
↓一応、大判で見つかった他の画像もここに。
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↓少し別の角度から。
これまでのウルトラ兄弟のスーツでは、
極力目立たないように工夫された電池の収納場所だが、
↓以下の写真のウルトラ5兄弟で、ゾフィー、初代マンは、新マンのスーツの再利用リペイント。
↑ということは、5人が集っていても、スーツはたった3種類(3タイプ)という「節約」映像だったわけ。
タロウからは、むしろ堂々と目立たせて、
ムキムキの上半身と、
そこからいきなりくびれるウエストと、
プロポーションの理想化に一役買わせることに、方針転換したらしい。
ウルトラマンレオ
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レオにはNG版が豊富で、
みぞおちのレオサインをのぞき、造形は最終版と同じで、
身体の模様と塗装パターンが異なるだけのものもあるが、
世間によく知られているのは、
「タロウ」最終回に登場したバルキー星人で、
これはレオのNGデザインを、
色(銀を真ちゅう風のくすんだ金、赤を黒)と
造形(目と、口に刻まれた歯)を少しだけ変更し、
悪者仕立てにしたもので、
本来の色の予想像は、
アルカディア号の1/1000スケールモデルの記事でお世話になった、
へてかるぴ氏がシミュレーションしている。
バルキー星人は、
にせウルトラマンに始まり、
近年のカオスやダークに連なる、
悪・裏ウルトラマンに分類されても良さそうなのに、
電波人間タックルが仮面ライダーとされないように、
↑当時のヒーローもの出演女優としては破格の美人だった、岡田京子(1958年10月21日 - 1986年8月12日。持病の喘息発作で、27歳の若さで死去)が演じた初代タックル(1975)の役名は、岬ユリ「子」
↓岬ユリ「コ」名義の2代目タックル(「仮面ライダーディケイド」2009)を演じたのは、
↓後年の「ルーズヴェルト・ゲーム」(2014)のヒロイン、広瀬アリス。
かわいそうに、
ウルトラマンとしては認められていない。
もっともそのおかげで、
約30年後の、2013年の「ウルトラマンギンガ」で、
かなりオイシイ役どころに返り咲いたんだから、
悪いことばかりでもなかったようだ。
……。
また話が「それまくって」しまいました。
それでは、レオの「恥ずかしい写真」
膨らんだ上半身から、いきなりくびれるウエストというルックスは、タロウに準じるもの。
レオの格闘場面を見ていると、
真夏竜(おおとりゲン役)の、
尻尾を踏まれた野良ネコみたいな声
が聞こえてきそうです。
「恥ずかしい写真」シリーズは、まだ続く予定です。