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前回に続き、中断している連載企画に関して。
今回は「宇宙戦艦ヤマト」、
その原初形態を追い求め、最終的には立体化を標榜（ひょうぼう）するプロジェクト、「蒼きヤマトへの憧憬」について。
艦首や波動砲口が強制パースで大きく描かれる前の、
↑この最初期イメージや、
↓あるいは艦長室やパルスレーザー、カタパルト形状が劇中とは異なる、設定側面・上面図に、
近づけようとする試みで、
↓そうなると、最初のプラモのパッケージアート（画・小松崎茂）が、意外と近い。
開始は2010年１月15日。
３月９日の第14回で、ビジュアル・情報強化で再出発。
27回目の各部分析、主砲（中編）の、５月８日を最後に、（後編）がないまま、長い長い中断。
７月に、1974～75年にテレビランドに連載された、聖悠紀のマンガの話題で、２回ほどプチ復活。
ところでその最後で、
「これ（復刻の動き）については、また進展があり次第、お知らせします」
としながら、続報は大々的に行わず、
この12月４日の記事で、ほとんどわからない程度にほのめかしてはいたのだが、
例のマンガは、ここで読めるようになってますよ！
↑当時の誌面（右）をスキャンし、１枚だけフルカラー化（左）されています。
まあ色々あって大々的に告知できず、その兼ね合いで聖悠紀版ヤマトの分析もままならぬうちに、昨年末にはバンダイから、新1/500のプラモが登場。
そこでカウントダウン企画として、
何日か連続で、件（くだん）のプラモを分析した後で、
自分も含めて、とりわけテレビ第一シリーズからの筋金入りのヤマトファンからは、
「こんなのヤマトじゃない！」
とか
「バンダイがまたやった（＝「偉業をなしとげた」ではなく、「またやらかしてくれた」）」
と散々な評価でも、
＊発売たちまち売り切れ続出だし
（1/350の時もそうだったが、
↑バンダイは、「ゲーム版ではありません」と主張しても、
1/350は誰の目にも、プレステ用宮武リニューアルデザインの立体化なのは明らか。
世間一般的には、ヤマトは懐かしい存在で、細部の形状がどうのとか、全体のプロポーションがどうのということに、なんら具体的な意見を持ち合わせておらず、とりあえず出れば買う）
＊どうやら各部が旧作の立体と異なっている部分は、でたらめに変えているのではなく、それなりの根拠となる元データがあるらしい。
----ということが判明してきた。
で、それもまた全ては書けずに、うんと遠回しにほのめかしたら、ありがたくも裏付け情報を教えてくださる方がいて、その情報を元に更に動いたら、なるほど真相に行き着きはした。
その真相とは、
＊2009年のはじめに、１作目のテレビシリーズのリメイク準備が進行。
監督は、出渕裕（いずぶち・ゆたか）
↑白々しく、「ここだけは許せない」とか有識者会議で吠えてたけど、出来ゲームだったんじゃん！
＊同年終わりの、「復活篇」がヒットしたら、
本格的に製作されるはずが、ポシャった。
＊新1/500のプラモは、そのリメイク版のデザインを立体化したもの。
＊プロデューサーの急逝と、
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のヒットで、
製作が再開。
で、誰がこのリメイク版ヤマトをデザインしたのかも判明したけど、
※画像と本文は関係ありません（笑）
（ここから、前回とほぼ同じ書き方です）
公表されてないと言うことは、このブログごときで発表すべきでもないわけで。
知れば納得、ほぼ予想どおりとはいえ、知ってしまった後で、予想とするのもしらじらしいし。
で、再開しようにも、その事実に触れずに、以前のペースに戻すのも、どうにも気乗りがしない。
とまあ、そんなこんなで、再開の気運が盛り上がらないのであった。
奥歯に物がはさまったような書き方で、出し惜しみしているみたいですみません。
大人になると言うことは、誰にもいえない秘密を抱えるということなのかも知れません。
（またかよ！）
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