空と風と川の流れを. -29ページ目

空と風と川の流れを.

 空と風と川の流れを求め,素の自分を表現できたら良いなと.

    ここ数年、自分が中学や高校生の頃に影響を受けた人々がこの世を去っていった。

 昨年はVan Halenのギタリスト、Edward Van Halen、ジャズの巨匠、チックコリア、そして、今年になって、YMOのメンバーだった高橋幸宏氏となによりもショックだったのが坂本龍一氏。

 今、自分は50代前半だから、およそ35年ぐらい前、当時30代ぐらいだった人々が70歳を超えてきて当時の平均寿命から考えるとそんなもんだとは思うが、残念というよりもかなりショックを受けている。

 自分自身の音楽の嗜好として、日常最も生活のBGMとして聴いていたのが坂本龍一氏のピアノソロの楽曲だったが、今後、新しい彼のメロディを聴くことができないのだと思うと残念であり寂しい、寂しすぎる。

 先のブログで、ソニーFE 50mm f1.8レンズの特性というか目につく欠点について書いた。FE 50mm f1.8は俗に『撒き餌レンズ』と呼ばれるもので、誰でもある程度のクオリティで撮影が楽しめるようにという意図から安価で発売されているもの。

 ソニーがNEXシリーズを経て最初のフルフレームセンサーを搭載しているα7を発売したのが2013年。もう9年前になるんだね。その当時、ほぼ同時に発売された、ハイエンドユーザーを対象としたレンズにFE 55mm F1.8 Zeissというものがある。

 このレンズ、その写りの完成度から『神レンズ』とも呼ばれたそうだ。その後、さらにハイグレードのG-MasterレンズやZeiss 50mm f1.4 Zeissが発売されたりして、この55mm F1.8ZAはどんどん古いレンズという位置付けになっていく。そのおかげで新品や新品同様の中古だとしても手に入る値段になってきた。とはいえ、9年も経過したものでは不具合もあるかもしれないので、ジョージア州にある中古専門のプロ業者から問題がないとされるグレードのものを入手した。

 さっそく試し撮り。

 このレンズはボケが美しいという評判であるが、なるほど。絞りを開放で撮ってみるとこんなふうになる。

 神レンズなんだろうなぁ。スカーっとした写真が撮れてくれる。

 なるほど。軸上色収差も、FE 50mm F1.8よりは少ない。わずかに残っている程度。

 

 まあまあだよね。このレンズでこれぐらい綺麗に撮れてくれるのだから、値段が倍以上する50mm F1.2GMや、先日発表された50mm F1.4GMなんてどれぐらい綺麗に撮れてくれるんだろうと思ってしまう。買わないけど。プロ写真家でもないのに10万以上するレンズなんて必要ないからね。

 早くこのレンズを釣りの時に使ってみたい。ああ、釣りにいつ行けるのだろう。仕事が忙しくて時間を作れない。

 

 

 

 

 手持ちのSony α7R2に、レンズはFE 50mm F1.8という最も安いレンズをずっと使ってきた。自分はプロの写真家でもないし、高い機材を求める必要もないといえばない。しかし、得られた画像に対してはどうも気に入らないのだ。写真の知識がない人は別に気にならないとは思うのだが、安価と高価なレンズの違いなど知れば知るほど欠点が目につき気に入らなくなっていってしまった。

 例えばこの写真、A7R2 + FE 50mm f1.8で撮影した画像なのだが、撮影して最初に画像を観たときにはさすがフルフレームミラーレスだなぁと思ったものだが、改めて細かいところを注視していくと、いろいろ粗が目立つ。

  自然光はガラスを通過するときに、屈折率の関係で、光の波長が分離されてる。可視光線は紫の400nm あたりから赤の650nmまで紫、青、緑、黄緑、橙、赤という成分が含まれている。わかりやすいのは虹で、虹は太陽光が水気を含んだ空気を通過するときに光の成分が分離され、七色と言われるように色が分離され太陽と反対側の空に現れる。

 この画像をよくよく視ると、水面の反射の”縁”が青色に縁取られている。こういう現象を『軸上色収差』と呼ぶそうで、レンズの性能としては好ましくない現象、安いレンズの特徴だそうだ。

 

 確かに不自然だよね。

 フライラインの際も青く不自然に縁取られたようなになってる。こういうネガティブな点が目に付けば付くほど、レンズに対して嫌ぁな気持ちになってくる。

 

 さらにいろいろ調べていくと、こういった軸上色収差は、高性能で高額なレンズではあまり出ないようになっているそうだ。さらに言うと、Adobe Lightroomのような写真専用の画像編集ソフトでは軸上色収差を補正できるようになっている。

 というわけでAdobe Lightroomで修正してみることにする。

 軸上色収差補正、"Reduce Chromatic Abberation" という機能使ってを補正してみると

そして、最終結果が、

 デジタルっぽくなくて自然な画像になったような気がする。

 こういう調整をしなくてはならないなんて、なんかめんどくさいなと思う。

 

 次回は、レンズそのものの話を書くつもり。