カキオクキオク 〜おうち珈琲愛好家 「アダチマ」の日記です〜

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移ろいゆく心の中や、日々の出来事を書きとめます。もちろん、大好きな珈琲のことも。


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こんにちは。アダチマです。
 
先日、受験した日本語教育能力検定試験について、ずっと振り返りをしているのですが、今日は、必読参考書とされている、
 
・ヒューマンアカデミー著「日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版」
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について書きたいと思います。試験会場で周りを見回しても、多くの人が持参していました。
 
「完全攻略」の名の通り、出題分野を広くカバーしていて、巻末に索引や文献リストもあり便利なのですが、かなりのボリューム。日々持ち歩くには重すぎるので、私は入手してすぐに、背表紙を割いて3つに分冊してしまいました。
 
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そして、
・1冊目:第1部
・2冊目:第2〜5部
・3冊目:第6、7部
の順に、各章の最重要項目「★★★」を中心に、流し読み。その後、章末の確認問題や合格問題集を解いていきました。
 
最後の1週間は、索引を見ながら、順に各ページをおさらい。分冊すると軽くていいのですが、1冊目と2冊目を持ち歩いているときに、索引が手元にないのは不便でした。索引だけはコピーを取って、別冊にしても良かったかなと思います。
 
その他、便利だったのは、Web版の特設サイト「Web資料集」との併用ができること。この「Web資料集」は、参考書内の各ページの関連サイトへのリンク集になっていて、移動中の電車内などでスマホで読みました。特に、「第2部」「第5部」は、各省庁のホームページなどで最新情報を見たり、ネット上の学習用コンテンツなどに実際にアクセするのに重宝しました。
 
逆に、第6部の音声問題を収録したCDは、聞き流しはしていましたが、あまり理解は深まりませんでした。
 
第7部の「記述問題」の章は、原稿用紙の使い方や、接続詞についておさらいするのに、いいと思います。
 
記述問題は、まる1日の試験の最後の最後に取り組む問題。そもそも、
・残り時間(30分は欲しい)
・気力(周りを気にせず集中!)、論点を決める潔さ
・体力、400文字を書ききる握力
なんかが必要なので、日頃の基礎力がモノを言うというか、直前対策ではどうしようもないのですが。
 
私の持論としては、記述問題対策に何か特別なことをする、というよりも試験Ⅲの前半をスムーズに解いて、余力を持って記述問題にかかることが大切かな、と。また、論述に際して必ず触れるべきキーワードが提示されるので、やはり用語集に目を通したり、「Web資料集」から各サイトへアクセスして、日頃から最近の動向などをしておくことも対策の一つかな、と思いました。
 
その他、当日と同じ体裁の原稿用紙が”赤本”にも収録されているので、コピーを取って実際にマス目を埋めながら400字程度の文章を書いておくのがおすすめ。「記述問題、めっちゃ苦手」という方は、模擬問題の解答例の書き写しだけでもいいから、この原稿用紙に文字を埋める練習をしておくといいかも。(これは、このブログで何度も紹介しているゆりさんのブログでも、「模範解答を原稿用紙にそのまま書き写す」という方法をおすすめしていたので、定番のやり方なのだと思います。)
 

さて、前回の投稿でも書きましたが、過去問解説の電子書籍の巻末、「受験用参考書について」で、筆者の新田豊氏は次のように書かれています。
 
”「赤本」が最も手薄いのは、試験Ⅱの対応です。第6部「音声問題」(猪塚元先生執筆)は、一見試験Ⅱの対策のように見えますが、音声学・音韻論の説明が多く、試験Ⅱに特化した説明はわずかです。Ⅱ問題4~6については、解説も模擬問題もなく、これら20問分に関する対策が完全に欠如しています(中略)

 

アクセントに関するⅡ問題1では、初版以来「ミ・ド」の2音による練習が提唱されており、第4版では音声教材まで使って練習が拡大強化されています。(中略)「ミ・ド」を前提とした練習は、音声➠音韻の手順で解く問題に音韻➠音声の手順をあてはめたミスリーディングです。”

 

なるほど。分かったようで、やっぱりよく分からないもやもや感が残るのは、そういう理由があったのですね。

 

また、同著の中で、新田氏は

 

”「赤本」は系統立てた大判の用語解説のような本なので、用語を中心とした勉強の目安になります。これが「赤本」の一番のメリットです。この本に目を通しておくと、本試験の場で見る用語が、皆が知っているものかそうでないかの推測がつきやすいでしょう。このくらい多く読まれている本は、作問者も参照して問題の難易度を調整する参考にしているはずです。”

 

と書いておられますが、私も全く同感です。

 

例えば、選択式問題で選択肢の中に知らない単語が混ざっていても、”赤本”で見た記憶が無ければ、「きっと他の受験者も知らないだろう」と割り切って、直感で答えを選んだらあっさり次の問題に取り掛かることが出来ました。

 

 

<私がおすすめする、攻略ガイド(赤本)の使い方 まとめ>

 

・出題範囲をほぼカバーした、用語集のように位置づける。

・全てを覚えようとするのではなく、★★★→★★→★と重要項目から順に、各用語に目を通しておく。

・重たいので、背表紙から割いて分冊すると携帯に便利。(分冊するなら、索引はコピーして別冊化しておくと、さらに便利)

・付属のCDでの「試験Ⅱ」対策はしない。

・記述問題は、原稿用紙に慣れておく。当日、試験Ⅲで残り30分を確保できるように、記述問題以外のペース配分に注意。


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何だかんだ言って、いちばんお世話になった参考書。


また余裕ができたら、巻末の「参考文献」を活用して、もう少し深掘りしてみたいと思います。
 
カキオクキオク
 
アダチマ
 
 
こんにちは。アダチマです。
 
先日からずっと書き続けている「日本語教育能力検定試験」の振り返りの続きです。受験した皆さんが共通して苦戦していたのは、何といっても

「試験Ⅱ」の聴解対策
 
だったのではないでしょうか。
 
私も、試験勉強を初めてすぐの頃に、アルクの「日本後教育能力検定 合格するための本」の問題を解いてみて「撃沈」し、その後、本番直前まであれこれやり方を変えました。
 
順に辿ってみると、以下のようになります。
 
1、検定合格者の情報として、ゆりさんのブログを発見。その情報を頼りに、「アルクの合格するための本」を購入。その中の、聴解対策だけを繰り返し解く。聞き分けることはできなくとも、「口腔断面図」が何となく見分けられるようになる。
 
2、特に、アクセントに自信がなく、メルカリで「アクセント 辞典」を購入。辞典の付属CDも流して聴いてみる。
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3、中だるみで学習中断した後、「調音点」と「調音法」の違いが何となく分かってきたくらいの時期に、初めて「攻略ガイド」の聴解対策の章を読む。CDを繰り返し聞き、「アクセント」についてぼんやり分かって来たような気がしてくる。
 
4、試験1週間前に、過去問を3年分(令和元年度から平成29年度)解いて見る。やっぱり聴解問題に苦戦。特に、アクセント問題は、何度も復習すればするほど、分からなくなってくる。
 
5、過去問のテキストには、正解は書いてあるけど「解説」が無い。もう試験まで時間がないので、電子書籍で解説を買うことにする。人生初、電子書籍を購入し、Kindleデビュー。
 
「令和元年から平成28年度までの解説」の著者、新田豊氏の「試験Ⅱ」の説明を熟読すると、「アクセント問題の解き方」の中に、攻略ガイド(=日本語教育能力検定の”赤本”的な存在)の猪塚氏の説明はミスリーディングである」との指摘を発見。納得。(一見わかりやすく思えるんだけど、過去問などをいざ解いて見ると、全く役に立たない。かえって混乱していた。)
 
6、試験2日前に、アクセント問題の解き方を変更。新田氏のアドバイスに従って、「選択肢の字句の区切りのところに縦線を引いておきます」という方法を試してみる。いきなり変えたので、まだしっくりこないまま、本番へ。
 
、、、とまあ、こんな感じで本番に突入。「6」の「縦に線を入れて区切る」という方法で説いてみたけれど、全く自信なし。
 
何割くらい、得点できたのかな、実際。
 
この件に関しては、ほんと、どなたか”最適解”を教えて欲しいです。。。
 
 
カキオクキオク
 
アダチマ
こんにちは。アダチマです。
 

日本語教育能力検定を受けると決めて、申し込んだのが8月。それから試験当日まで、勉強時間の確保のために「しないこと」を自分なりに決めていました。

 

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1、何となくのネット利用にさよなら:Yahooなどのネットニュース、Twitterを見ない。(途中から)アメブロ更新もお休みしてアプリを立ち上げない。試験勉強以外の読書は、いったん中断する(TV、新聞は元から自宅で見る習慣なし)

 

2、ポイントにさよなら:コンビニなどでの買い物の時、店頭でポイントをつけるのをやめる。(ポイントや値引きをスルーすることで、時間と気持ちにゆとりが生まれます)

 

3、楽しむ買い物にさよなら:食料品、日用品以外の娯楽目的のショッピングに行かない。(スーパーは週に1回くらい。あとは宅配。)

 

4、ダメ出しにさよなら:子供たちに長々と説教しない。自分の時間確保に集中する。

 

5、家事のこだわりにさよなら:家の掃除の頻度を半分にして手抜きする。子供の学校用品などの片付けを保留にする。

 

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このうち、成功したのは「1」と「2」。
 
「4」は失敗(説教しまくり。笑)
 
「5」は実行できたけど、その分、家の中がとんでもないことになってしまって、現在、修復中です。
 
さてさて、いちばん手こずって、試験勉強の邪魔をしたのが、この「3」。季節の変わり目に衣服を調達するのに、実店舗へショッピングに行く代わりにメルカリを使ったのですが、、、これが大誤算‼︎
 
めっちゃ気が散りました。惨敗。
 
確かに、うまく探せば実店舗での購入の半額以下で良いものが手に入るんだけど、、、実際には時間を取られまくり。暇さえあればアプリを立ち上げて商品をチェックしたり、やたらとスマホを触るようになってしまった!

しかも、値引き交渉や出品者への連絡などではなく、単なる商品検索などでずーっと探してしまう。メルカリ中毒ですね、これはもう。(たぶん、店舗に行って正規の値段で買う方が、勉強に支障が出なかったと思います。。。)
 
自分の心がいかがに弱いか、自覚できただけでも良かったです。ほんと、中毒の手前かと思ったので。

 
ところで今日、書店で、2021年の手帳を買いました。「マンスリー&メモページたっぷり」の条件で探していたので、これはぴったり。




しかも、11月始まり。珍しい。

今日見つかるなんて、ご縁を感じます。


さて、アメブロ 再開で、時間を取られ過ぎないように。ここからまた、仕切り直しです。

カキオクキオク

アダチマ