[睡眠困難な人は糖尿病を発症しやすい?]
(MEDLEY 2016年4月20日)
<133,353人のデータから分析>
肥満の人は睡眠時無呼吸症候群という睡眠時に呼吸が止まってしまう病気に
なりやすいとされています。
また、2型糖尿病は生活習慣病のひとつであり、肥満や運動不足などと関係が
あります。
では、睡眠困難と糖尿病は関係があるのでしょうか?
<133,353人の女性の10年間にわたるデータから
2型糖尿病と睡眠との関係性を分析>
糖尿病は1型と2型に分けられます。
2型糖尿病は生活習慣病であり糖尿病全体の9割程度を占めます。
ここで紹介する研究では、アメリカのハーバード大学などの研究班が、
糖尿病、心血管系疾患、がんを持っていない133,353人の女性のデータを
分析し、2型糖尿病の発症と睡眠困難との関係性を統計的に分析しました。
<睡眠困難は2型糖尿病と関係性があった>
以下のような結果が得られました。
ベースラインのライフスタイル因子の調整後、睡眠困難を有する女性と
有さない女性とを比較すると、2型糖尿病に対する多変量調整された
ハザード比は1.45 (95% 信頼区間 1.33, 1.58)だった。
測定を繰り返して更新されたBMI、高血圧、うつによってさらなる調整を
加えた後は1.22 (95% 信頼区間 1.12, 1.34)に変化した。
4つの睡眠の問題(睡眠困難、頻繁ないびき、6時間以下の睡眠、睡眠時
無呼吸)の全てを報告した女性は2型糖尿病の可能性がさらに4倍に増加して
いた(ハザード比 4.17、 95%信頼区間 2.93, 5.91)。
睡眠困難を有する女性の方が2型糖尿病を多く発症していました。
さらに、睡眠困難、頻繁ないびき、6時間以下の睡眠、睡眠時無呼吸の
すべてを有する女性は発症の可能性が4倍になっていました。
2型糖尿病との関係が見られた要素の中に、睡眠時無呼吸も含まれています。
睡眠時無呼吸を引き起こすような高度の肥満は、2型糖尿病の原因にも
なりえます。
睡眠困難は、体が2型糖尿病に近づきつつあるサインとも受け取れるのかも
しれません。
2型糖尿病を防ぐためには、睡眠を見直すことも大事かもしれません。
https://medley.life/news/item/570c7d1f3268a91d008b476b
[韓国製の金属箸から基準値超えの重金属を検出=やっぱり竹の箸がいい]
(Record China 2015年9月27日)
<「てっきり韓国の基準は厳しいと思っていた」―中国ネット>
26日、中国メディアの斉魯晩報は、山東省青島市の検疫局が、韓国から輸入
したステンレス製の箸から基準値の47倍もの可溶性ニッケルを検出したと
伝えた。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
可溶性ニッケルは、感作性のある重金属で、人体に入ると神経衰弱や
生殖能力の低下を引き起こしやすくなり、催奇形性や発がん性もある。
輸入されたこれらの箸は、すでに関連部門によって返送された。
(翻訳・編集/山中)
http://news.livedoor.com/article/detail/10639005/
(Record China 2015年9月27日)
<「てっきり韓国の基準は厳しいと思っていた」―中国ネット>
26日、中国メディアの斉魯晩報は、山東省青島市の検疫局が、韓国から輸入
したステンレス製の箸から基準値の47倍もの可溶性ニッケルを検出したと
伝えた。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
可溶性ニッケルは、感作性のある重金属で、人体に入ると神経衰弱や
生殖能力の低下を引き起こしやすくなり、催奇形性や発がん性もある。
輸入されたこれらの箸は、すでに関連部門によって返送された。
(翻訳・編集/山中)
http://news.livedoor.com/article/detail/10639005/
[スポーツ飲料で食中毒? 子供に持たせる水筒の中身には要注意!]
(ママスタ☆セレクト 2015年11月17日)
こんにちは。
食育ずかんライターの、くまこです。
エコで経済的な「マイ水筒」。
保温機能に優れたステンレス製は丈夫で壊れにくいなど子供にも持たせるには
ピッタリです!
これから行楽シーズン!
特に持ち歩きたいものですよね。
私の場合、息子のサッカースクールの時には必ず水筒を持っていきます。
汗で流れてしまうミネラル補給のためにもスポーツ飲料を・・・
ちょっと待って!!
実はスポーツ飲料を入れている方は注意が必要です!!
【なぜ注意??】
ステンレスやアルミなどの金属製の水筒は使い方によっては容器の金属成分が
飲み物に溶けだして、中毒を起こすことがあります。
通常、水筒の内側をコーティングして、金属と食品が直接接触しないように
するなど、金属が過剰に溶け出すことがないように様々な工夫がなされて
います。
しかし、水筒の内部に傷がついていたり、酸性飲料を長時間保管するなどの
誤った方法で使用すると、金属成分が飲み物に溶けだし、吐き気や下痢などの
中毒を引き起こす恐れがあるそうです。
【実際の中毒事例】
(1)朝7時半頃、粉末で溶かすタイプのスポーツ飲料を水筒に作り、
14時頃、児童6人が飲んだところ、苦味を感じ、頭痛、めまい、吐き気を
発症しました。
通常乳白色の飲料は青緑色に変色しており、検査の結果、高濃度の銅が検出
されました。
水筒内部が破損しており、長時間おいたことで、飲み物に銅が溶けだした
ことが原因と考えられました。
(2)お茶を沸かす際に使用していたアルミニウム製のやかんで、乳酸菌
飲料を作ったところ、それを飲んだ保育園児15人が吐き気やおう吐を発症
しました。
やかんの内側は黒く変色し、一部が腐食していました。
検査の結果、飲み残しの乳酸菌飲料とやかんの変色部分から高濃度の銅が
検出されました。
長時間使用していたことにより、水道水などに含まれる銅がやかんの内側に
大量付着・蓄積し、そこに乳酸菌飲料を入れたため、飲み物に銅が溶けだした
ことが原因と考えられました。
【金属製の水筒に入れない方がよい飲み物は?】
酸性飲料を入れると金属成分が溶け出す可能性があります。
酸性飲料とは・・・
・スポーツ飲料
・乳酸菌飲料
・炭酸飲料
・果汁飲料
【金属製の水筒に入れるポイント】
(1)水筒の内部にサビや傷がないかしっかり確認しましょう。
劣化している場合は新しい物に交換するとよいでしょう。
(2)酸性の飲み物(乳酸菌飲料、スポーツ飲料、炭酸飲料、果汁飲料
など)を長時間入れておかないようにしましょう。
いかがでしたか?
水筒を持っておでかけ~♪をする方はぜひ気を付けてくださいね!
苦味や金属の味がしたり、味が変わっていたら絶対に飲むのをやめ
ましょう!!
(Text by 食育ずかん)
http://news.livedoor.com/article/detail/10840742/
(ママスタ☆セレクト 2015年11月17日)
こんにちは。
食育ずかんライターの、くまこです。
エコで経済的な「マイ水筒」。
保温機能に優れたステンレス製は丈夫で壊れにくいなど子供にも持たせるには
ピッタリです!
これから行楽シーズン!
特に持ち歩きたいものですよね。
私の場合、息子のサッカースクールの時には必ず水筒を持っていきます。
汗で流れてしまうミネラル補給のためにもスポーツ飲料を・・・
ちょっと待って!!
実はスポーツ飲料を入れている方は注意が必要です!!
【なぜ注意??】
ステンレスやアルミなどの金属製の水筒は使い方によっては容器の金属成分が
飲み物に溶けだして、中毒を起こすことがあります。
通常、水筒の内側をコーティングして、金属と食品が直接接触しないように
するなど、金属が過剰に溶け出すことがないように様々な工夫がなされて
います。
しかし、水筒の内部に傷がついていたり、酸性飲料を長時間保管するなどの
誤った方法で使用すると、金属成分が飲み物に溶けだし、吐き気や下痢などの
中毒を引き起こす恐れがあるそうです。
【実際の中毒事例】
(1)朝7時半頃、粉末で溶かすタイプのスポーツ飲料を水筒に作り、
14時頃、児童6人が飲んだところ、苦味を感じ、頭痛、めまい、吐き気を
発症しました。
通常乳白色の飲料は青緑色に変色しており、検査の結果、高濃度の銅が検出
されました。
水筒内部が破損しており、長時間おいたことで、飲み物に銅が溶けだした
ことが原因と考えられました。
(2)お茶を沸かす際に使用していたアルミニウム製のやかんで、乳酸菌
飲料を作ったところ、それを飲んだ保育園児15人が吐き気やおう吐を発症
しました。
やかんの内側は黒く変色し、一部が腐食していました。
検査の結果、飲み残しの乳酸菌飲料とやかんの変色部分から高濃度の銅が
検出されました。
長時間使用していたことにより、水道水などに含まれる銅がやかんの内側に
大量付着・蓄積し、そこに乳酸菌飲料を入れたため、飲み物に銅が溶けだした
ことが原因と考えられました。
【金属製の水筒に入れない方がよい飲み物は?】
酸性飲料を入れると金属成分が溶け出す可能性があります。
酸性飲料とは・・・
・スポーツ飲料
・乳酸菌飲料
・炭酸飲料
・果汁飲料
【金属製の水筒に入れるポイント】
(1)水筒の内部にサビや傷がないかしっかり確認しましょう。
劣化している場合は新しい物に交換するとよいでしょう。
(2)酸性の飲み物(乳酸菌飲料、スポーツ飲料、炭酸飲料、果汁飲料
など)を長時間入れておかないようにしましょう。
いかがでしたか?
水筒を持っておでかけ~♪をする方はぜひ気を付けてくださいね!
苦味や金属の味がしたり、味が変わっていたら絶対に飲むのをやめ
ましょう!!
(Text by 食育ずかん)
http://news.livedoor.com/article/detail/10840742/
[<希少ワシ>鉛中毒死絶えず…シカ猟の弾誤飲、規制強化後も]
(毎日新聞 2016年5月2日)
狩猟や有害駆除によって撃たれたエゾシカの死骸をついばんで鉛弾の破片を
のみ込み、鉛中毒で命を落とす希少ワシ類が絶えない。
北海道は2000年から段階的に鉛弾規制を強化し2014年の猟期からは鉛弾
所持も禁止したが、今も中毒被害は続いている。
環境省がまとめた2015年度の全国の傷病希少野生動物収容状況によると、
国の天然記念物で環境省レッドデータの絶滅危惧2類に記載されている
オオワシは22羽で、すべて道内で収容された。
このうち血液検査により2羽が高濃度の「鉛中毒」でいずれも死に、4羽は
やや程度が軽い「鉛暴露」と判明した。
オジロワシも、収容された25羽のうち鉛中毒、鉛暴露が各1羽だった。
道内では約20年前から、希少ワシ類の鉛中毒が急増。
1998年に最悪の26羽(オオワシ16羽、オジロワシ10羽)が収容された。
中毒死はこれまでに150羽を超えている。
道は200年度にエゾシカ狩猟用の鉛ライフル弾の規制に着手し、翌年には
鉛散弾の使用を禁止した。
さらに、2003年にエゾシカ死骸の放置、2004年にヒグマ猟での鉛弾の使用、
2014年に鉛弾の所持をそれぞれ禁止した。
だが、規制のない本州などで鉛弾を入手して道内で使い続ける悪質な
ハンターが後を絶たない。
規制強化後も毎年2~13羽のオオワシ、オジロワシが鉛中毒で環境省釧路湿原
野生生物保護センターに収容され、大半が死んだ。
クマタカやイヌワシでも鉛中毒が確認されている。
【本間浩昭】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000007-mai-soci
(毎日新聞 2016年5月2日)
狩猟や有害駆除によって撃たれたエゾシカの死骸をついばんで鉛弾の破片を
のみ込み、鉛中毒で命を落とす希少ワシ類が絶えない。
北海道は2000年から段階的に鉛弾規制を強化し2014年の猟期からは鉛弾
所持も禁止したが、今も中毒被害は続いている。
環境省がまとめた2015年度の全国の傷病希少野生動物収容状況によると、
国の天然記念物で環境省レッドデータの絶滅危惧2類に記載されている
オオワシは22羽で、すべて道内で収容された。
このうち血液検査により2羽が高濃度の「鉛中毒」でいずれも死に、4羽は
やや程度が軽い「鉛暴露」と判明した。
オジロワシも、収容された25羽のうち鉛中毒、鉛暴露が各1羽だった。
道内では約20年前から、希少ワシ類の鉛中毒が急増。
1998年に最悪の26羽(オオワシ16羽、オジロワシ10羽)が収容された。
中毒死はこれまでに150羽を超えている。
道は200年度にエゾシカ狩猟用の鉛ライフル弾の規制に着手し、翌年には
鉛散弾の使用を禁止した。
さらに、2003年にエゾシカ死骸の放置、2004年にヒグマ猟での鉛弾の使用、
2014年に鉛弾の所持をそれぞれ禁止した。
だが、規制のない本州などで鉛弾を入手して道内で使い続ける悪質な
ハンターが後を絶たない。
規制強化後も毎年2~13羽のオオワシ、オジロワシが鉛中毒で環境省釧路湿原
野生生物保護センターに収容され、大半が死んだ。
クマタカやイヌワシでも鉛中毒が確認されている。
【本間浩昭】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00000007-mai-soci
[肺で苦味受容体を発見、喘息治療などの改善をもたらす可能性]
(HealthDay News 2010年10月24日)
苦味受容体が舌と同様、肺にも存在することが明らかになり、この知見が
喘息やその他の閉塞性肺疾患の治療の改善につながる可能性が、新しい研究で
示された。
米メリーランド大学医学部(ボルチモア)内科・生理学教授/心肺ゲノミクス
プログラム責任者のStephen B. Liggett博士は「肺気管支平滑筋に機能的な
味覚受容体が検出されたことはあまりに予想外だったので、我々自身、当初は
非常に懐疑的であった」と述べている。
肺にある苦味受容体は、同氏らが無関係の研究で偶然発見したもので、舌に
ある受容体と同じもの。
ただし、舌にある苦味受容体は脳にシグナルを送る味蕾でクラスターを形成
しているが、肺にある苦味受容体は味蕾に集まっておらず、脳にシグナルも
送っていないという。
それでも苦味には反応する。
米国立心肺血液研究所(NHLBI)の助成で実施された今回の予備研究で、
Liggett氏らは種類の異なる苦味化合物について、ヒトおよびマウスの気道、
個々の気道平滑筋細胞、喘息マウスで検討した。
その結果、どの化合物も既存の薬剤よりも、肺の気道を大きく拡張させた。
研究結果は、医学誌「Nature Medicine(ネイチャー・メディシン)」
オンライン版に10月24日掲載された。
Liggett氏は「喘息や気腫、慢性気管支炎に対する新薬が必要とされている。
これは既存薬に置き換わるか、それを強化する可能性があり、完全に新しい
アプローチである。しかし、単に苦味食品や化合物を摂取するだけでは喘息
患者には有用でない。この研究に基づき、最良の薬剤は苦味化合物を化学的に
修飾し、エアロゾル化してインフェラー(吸入器)で肺に吸入させたもので
あろう」と述べている。
http://www.healthdayjapan.com/
(HealthDay News 2010年10月24日)
苦味受容体が舌と同様、肺にも存在することが明らかになり、この知見が
喘息やその他の閉塞性肺疾患の治療の改善につながる可能性が、新しい研究で
示された。
米メリーランド大学医学部(ボルチモア)内科・生理学教授/心肺ゲノミクス
プログラム責任者のStephen B. Liggett博士は「肺気管支平滑筋に機能的な
味覚受容体が検出されたことはあまりに予想外だったので、我々自身、当初は
非常に懐疑的であった」と述べている。
肺にある苦味受容体は、同氏らが無関係の研究で偶然発見したもので、舌に
ある受容体と同じもの。
ただし、舌にある苦味受容体は脳にシグナルを送る味蕾でクラスターを形成
しているが、肺にある苦味受容体は味蕾に集まっておらず、脳にシグナルも
送っていないという。
それでも苦味には反応する。
米国立心肺血液研究所(NHLBI)の助成で実施された今回の予備研究で、
Liggett氏らは種類の異なる苦味化合物について、ヒトおよびマウスの気道、
個々の気道平滑筋細胞、喘息マウスで検討した。
その結果、どの化合物も既存の薬剤よりも、肺の気道を大きく拡張させた。
研究結果は、医学誌「Nature Medicine(ネイチャー・メディシン)」
オンライン版に10月24日掲載された。
Liggett氏は「喘息や気腫、慢性気管支炎に対する新薬が必要とされている。
これは既存薬に置き換わるか、それを強化する可能性があり、完全に新しい
アプローチである。しかし、単に苦味食品や化合物を摂取するだけでは喘息
患者には有用でない。この研究に基づき、最良の薬剤は苦味化合物を化学的に
修飾し、エアロゾル化してインフェラー(吸入器)で肺に吸入させたもので
あろう」と述べている。
http://www.healthdayjapan.com/
[人間の舌には甘味・酸味・塩味・苦味・旨味の他に
第6の味覚があることが判明!!]
(IRORIO 2014年06月11日)
人間の舌が感じる味覚といえば、甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の5つが基本
だが、その他にも炭水化物を感じる受容体があることが明らかになった。
『Science』に掲載されたニュースには、人間の舌には糖質のエネルギー
密度を測る味覚があるのではないかと推測されている。
<ラットの研究で浮上した第6の味覚>
以前の研究では、ラットは糖質のエネルギー密度の違う食べ物を区別する
ことができ、甘味を感じることが出来なくしたラットでさえも、タンパク質と
炭水化物が溶け込んだ溶液の違いを感じることができた。
それではこの能力は人間にも当てはまるものなのだろうか?
<人間のボランティアで実験>
研究者らは3つの溶液を用意。
うち2つは人工甘味料で同じ甘さにした溶液で、そのうちの1つには
炭水化物を溶けこませてある。
3つめはコントロールで、甘さも炭水化物も含まれていない液体だ。
この実験は二重盲検法を用いて行われており、被験者はもちろん実験者さえも
どの液体に炭水化物が含まれているかを知らされていなかった。
実験では、10人のボランティアが炭水化物の溶液を口に含んだ途端に、
感覚・運動皮質が30%も多く活動的になったのを機能的磁気共鳴画像法
(fMRI)で確認した。
<口の中に糖質エネルギーを測る受容体がある?>
研究者らは人間の口には炭水化物のエネルギーを測る受容体があるのでは
ないかと推測。
炭水化物をカットしたダイエット食品の満足度が低いのはこれに起因するかも
しれないという。
また、糖質が大量に含まれているエナジードリンクを飲んだアスリートが、
炭水化物がエネルギーに分解されていないにも関わらず、一気に元気になる
説明にもなるかもしれない。
新たに見つかった“糖味”とも呼べる第6の味覚。
この研究はジャーナル誌『Appetite』に掲載された。
http://irorio.jp/sakiyama/20140611/141669/
第6の味覚があることが判明!!]
(IRORIO 2014年06月11日)
人間の舌が感じる味覚といえば、甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の5つが基本
だが、その他にも炭水化物を感じる受容体があることが明らかになった。
『Science』に掲載されたニュースには、人間の舌には糖質のエネルギー
密度を測る味覚があるのではないかと推測されている。
<ラットの研究で浮上した第6の味覚>
以前の研究では、ラットは糖質のエネルギー密度の違う食べ物を区別する
ことができ、甘味を感じることが出来なくしたラットでさえも、タンパク質と
炭水化物が溶け込んだ溶液の違いを感じることができた。
それではこの能力は人間にも当てはまるものなのだろうか?
<人間のボランティアで実験>
研究者らは3つの溶液を用意。
うち2つは人工甘味料で同じ甘さにした溶液で、そのうちの1つには
炭水化物を溶けこませてある。
3つめはコントロールで、甘さも炭水化物も含まれていない液体だ。
この実験は二重盲検法を用いて行われており、被験者はもちろん実験者さえも
どの液体に炭水化物が含まれているかを知らされていなかった。
実験では、10人のボランティアが炭水化物の溶液を口に含んだ途端に、
感覚・運動皮質が30%も多く活動的になったのを機能的磁気共鳴画像法
(fMRI)で確認した。
<口の中に糖質エネルギーを測る受容体がある?>
研究者らは人間の口には炭水化物のエネルギーを測る受容体があるのでは
ないかと推測。
炭水化物をカットしたダイエット食品の満足度が低いのはこれに起因するかも
しれないという。
また、糖質が大量に含まれているエナジードリンクを飲んだアスリートが、
炭水化物がエネルギーに分解されていないにも関わらず、一気に元気になる
説明にもなるかもしれない。
新たに見つかった“糖味”とも呼べる第6の味覚。
この研究はジャーナル誌『Appetite』に掲載された。
http://irorio.jp/sakiyama/20140611/141669/
[歯の食いしばりで「ほうれい線が深くなる」恐怖]
(biranger 2014年8月16日)(継田理恵)
みなさんは、誰かに“歯ぎしり”を指摘されたことはありませんか?
また、集中していると、無意識に歯を食いしばっていませんか?
女性に多いと言われる歯ぎしりや歯の食いしばり。
実は、ほうれい線の原因になるなど、美容面でも最悪な影響が出るそうです。
歯ぎしりや歯の食いしばりが引き起こすトラブルと解消するための方法を、
TV番組でも活躍中の美人歯科医・中田彩先生にお話を伺いました。
<こんなにたくさん! 歯ぎしり&食いしばりトラブル>
中田先生によると、歯ぎしりや歯の食いしばりは、こんなにもたくさんの
トラブルの原因となるそうです!
(1)関節に負担がかかり顎関節症に
(2)歯に知らない間にヒビが入り、突然歯が割れる
(3)部分的に強い圧がかかり知覚過敏に
(4)歯を支える組織に炎症が起こり、歯周病へと発展
(5)歯が削れて噛み合わせが乱れる
(6)歯が削れて短くなり噛み合わせが低くなると、ほうれい線が目立つ
(7)噛む筋肉のアンバランスさでエラが張って見える
(8)顔まわりの筋肉の緊張で、肩こり、頭痛、目の痛みなどが起こる
ほうれい線やエラ張りも当然ショッキングですが、突然歯が割れて
しまったら・・・・・立ち直れませんよね。
また、歯からはイメージしにくい、肩こり、頭痛、目の痛みの原因にもなって
いることがわかりました。
<歯ぎしりや歯の食いしばりの意外な原因とは?>
女性に多い歯ぎしりや食いしばり。
一体、原因は何なのでしょうか。
「噛み合わせが悪く、バランスを取ろうとしている場合が多いですが、
最近ではストレスや緊張によるものが目立ちます」と、中田先生。
仕事で緊張したり、家事をがんばりすぎたりと、うまくストレス発散できて
いない女性も多いでしょう。
やはり、キレイと健康を保つには、ストレスとうまく付き合うことが要の
ようです。
<歯ぎしりと食いしばりの防止策>
「寝るときの無意識な歯ぎしり、食いしばりであれば、ナイトガードと
呼ばれる専用のマウスピースを装着する必要があります」
歯ぎしりを指摘されたことがある方は、一度歯医者さんに相談してみた方が
よさそうですね。
日中の歯の食いしばりは、どうしたらよいでしょうか。
「スマホ操作時、仕事中、運転中、考えごとをしているときなどの
食いしばりのクセは、貧乏ゆすりと同じで、自分で気付いて意識するしか
ありません。一日の中で上下の歯が接触しているのは、約15分~20分と
言われています。唇は閉じていても、歯は接触していないのが普通です。
食いしばりだと自覚のない方がほとんどなので、自分は歯ぎしりや食いしばり
とは関係ないという方も、ふと気付いたとき、歯と歯がくっついていないか
自分でチェックしてみてください」とのこと。
口を閉じているときも、歯が接触していてはいけないのですね。
筆者もこの記事を書いている間、歯が接触していました。
みなさんも、今歯と歯がくっついていませんか?
今すぐ意識して、恐ろしいトラブルを回避しましょう。
http://www.biranger.jp/archives/summary/117505
(biranger 2014年8月16日)(継田理恵)
みなさんは、誰かに“歯ぎしり”を指摘されたことはありませんか?
また、集中していると、無意識に歯を食いしばっていませんか?
女性に多いと言われる歯ぎしりや歯の食いしばり。
実は、ほうれい線の原因になるなど、美容面でも最悪な影響が出るそうです。
歯ぎしりや歯の食いしばりが引き起こすトラブルと解消するための方法を、
TV番組でも活躍中の美人歯科医・中田彩先生にお話を伺いました。
<こんなにたくさん! 歯ぎしり&食いしばりトラブル>
中田先生によると、歯ぎしりや歯の食いしばりは、こんなにもたくさんの
トラブルの原因となるそうです!
(1)関節に負担がかかり顎関節症に
(2)歯に知らない間にヒビが入り、突然歯が割れる
(3)部分的に強い圧がかかり知覚過敏に
(4)歯を支える組織に炎症が起こり、歯周病へと発展
(5)歯が削れて噛み合わせが乱れる
(6)歯が削れて短くなり噛み合わせが低くなると、ほうれい線が目立つ
(7)噛む筋肉のアンバランスさでエラが張って見える
(8)顔まわりの筋肉の緊張で、肩こり、頭痛、目の痛みなどが起こる
ほうれい線やエラ張りも当然ショッキングですが、突然歯が割れて
しまったら・・・・・立ち直れませんよね。
また、歯からはイメージしにくい、肩こり、頭痛、目の痛みの原因にもなって
いることがわかりました。
<歯ぎしりや歯の食いしばりの意外な原因とは?>
女性に多い歯ぎしりや食いしばり。
一体、原因は何なのでしょうか。
「噛み合わせが悪く、バランスを取ろうとしている場合が多いですが、
最近ではストレスや緊張によるものが目立ちます」と、中田先生。
仕事で緊張したり、家事をがんばりすぎたりと、うまくストレス発散できて
いない女性も多いでしょう。
やはり、キレイと健康を保つには、ストレスとうまく付き合うことが要の
ようです。
<歯ぎしりと食いしばりの防止策>
「寝るときの無意識な歯ぎしり、食いしばりであれば、ナイトガードと
呼ばれる専用のマウスピースを装着する必要があります」
歯ぎしりを指摘されたことがある方は、一度歯医者さんに相談してみた方が
よさそうですね。
日中の歯の食いしばりは、どうしたらよいでしょうか。
「スマホ操作時、仕事中、運転中、考えごとをしているときなどの
食いしばりのクセは、貧乏ゆすりと同じで、自分で気付いて意識するしか
ありません。一日の中で上下の歯が接触しているのは、約15分~20分と
言われています。唇は閉じていても、歯は接触していないのが普通です。
食いしばりだと自覚のない方がほとんどなので、自分は歯ぎしりや食いしばり
とは関係ないという方も、ふと気付いたとき、歯と歯がくっついていないか
自分でチェックしてみてください」とのこと。
口を閉じているときも、歯が接触していてはいけないのですね。
筆者もこの記事を書いている間、歯が接触していました。
みなさんも、今歯と歯がくっついていませんか?
今すぐ意識して、恐ろしいトラブルを回避しましょう。
http://www.biranger.jp/archives/summary/117505
[英リバプール在住の女性 顎を大手術した理由に驚愕「ガムの噛みすぎ」]
(Techinsight 2015年8月3日)
英リバプールに住む38歳の女性が、顎関節を痛めて大手術を受けなければ
ならなくなった。
その原因はなんとガムの噛みすぎ。
担当医によると、顔には手術跡が残る可能性があるという。
英リバプール在住のクレア・エンブルトンさん(38)はある日、口が1センチ
ほどしか開かなくなってしまった。
病院にかかったところ、医師から顎関節の手術が必要であることを宣告されて
しまう。
実はエンブルトンさん、多いときで1日5時間から7時間ほどガムを噛んで
いた。
2年ほど前から、ガムを噛むたびに顎の関節がカチッと鳴るような感覚が
あったが、痛みが無かったため放っておいたそうだ。
ところが1年前にガムを噛んでいると、急に口が開かなくなってしまった。
エンブルトンさんは英メディア『dailymail.co.uk』に「笑っていたかと思えば
次の瞬間に顎が固まってしまったのです。さっきまでは話していたのに急に
動かなくなって、ほとんど口が開かない状態になってしまいました。とても
怖かった」とその時の状況を語っている。
歯科医に紹介された病院へ行くと、一時的な関節疾患だと診断を受けた。
医師によると、ガムを噛む習慣で顎を酷使したのが原因とのこと。
本来、顎関節は常に使うべきものではなく、食事と食事の間は休めておくべき
ものだという。
エンブルトンさんの手術は今月末に予定されているが、顔の両サイドの耳の上
から首までを切開し、メタルプレートの顎関節と痛めた顎関節を交換すると
いった大掛かりなものだそうだ。
4人の子供を持つエンブルトンさんは、「長い間、シュガーレスガムを噛む
ことは健康的なことだと思っていました。こんな悪夢はもう誰にも起こって
ほしくないのです。私の子供たちにはもうガムを食べさせません」と話し、
ガムの噛みすぎについての警告はパッケージに記載されるべきだと主張して
いる。
(TechinsightJapan編集部 月原きいら)
http://news.livedoor.com/article/detail/10424817/
(Techinsight 2015年8月3日)
英リバプールに住む38歳の女性が、顎関節を痛めて大手術を受けなければ
ならなくなった。
その原因はなんとガムの噛みすぎ。
担当医によると、顔には手術跡が残る可能性があるという。
英リバプール在住のクレア・エンブルトンさん(38)はある日、口が1センチ
ほどしか開かなくなってしまった。
病院にかかったところ、医師から顎関節の手術が必要であることを宣告されて
しまう。
実はエンブルトンさん、多いときで1日5時間から7時間ほどガムを噛んで
いた。
2年ほど前から、ガムを噛むたびに顎の関節がカチッと鳴るような感覚が
あったが、痛みが無かったため放っておいたそうだ。
ところが1年前にガムを噛んでいると、急に口が開かなくなってしまった。
エンブルトンさんは英メディア『dailymail.co.uk』に「笑っていたかと思えば
次の瞬間に顎が固まってしまったのです。さっきまでは話していたのに急に
動かなくなって、ほとんど口が開かない状態になってしまいました。とても
怖かった」とその時の状況を語っている。
歯科医に紹介された病院へ行くと、一時的な関節疾患だと診断を受けた。
医師によると、ガムを噛む習慣で顎を酷使したのが原因とのこと。
本来、顎関節は常に使うべきものではなく、食事と食事の間は休めておくべき
ものだという。
エンブルトンさんの手術は今月末に予定されているが、顔の両サイドの耳の上
から首までを切開し、メタルプレートの顎関節と痛めた顎関節を交換すると
いった大掛かりなものだそうだ。
4人の子供を持つエンブルトンさんは、「長い間、シュガーレスガムを噛む
ことは健康的なことだと思っていました。こんな悪夢はもう誰にも起こって
ほしくないのです。私の子供たちにはもうガムを食べさせません」と話し、
ガムの噛みすぎについての警告はパッケージに記載されるべきだと主張して
いる。
(TechinsightJapan編集部 月原きいら)
http://news.livedoor.com/article/detail/10424817/
[歯周病で膵臓がんに? リスク2倍―欧米共同研究]
(あなたの健康百科 2013年12月25日)
口の中だけでなく、体のさまざまな病気に関係している歯周病。
新たに膵臓がんになる危険性を高める可能性が示された。
米ブラウン大学生物学のDominique S. Michaud氏ら欧米の共同研究
グループが国際医学誌「Gut」12月号に報告した論文によると、歯周病の
原因菌の1つに反応する抗体が多い、つまり感染していると、抗体が少ない
人に比べて膵臓がんになるリスクが2倍以上高かったという。
<膵臓がん早期発見の目印になるか>
Michaud氏らは、欧州で集められたがんと栄養に関する研究の参加者データの
うち、膵臓がんにかかった405人と膵臓がんにかかっていない416人に
ついて、口の中の細菌25種類に対する抗体の量(抗体価)を比べた。
その結果、歯周病の原因菌の1つである「ポルフィロモナス・ジンジバリス
ATTC 53978」に対する抗体が多い人(血液1ミリリットル中200ナノグラム
超)は、少ない人(同200ナノグラム以下)と比べて膵臓がんになるリスクが
2.14倍高かった。
一方、病気の原因とならない口の中の常在菌に対する抗体が多い人は、少ない
人と比べて膵がんリスクが45%低かった。
膵臓がんの早期発見につながる目印(バイオマーカー)はない。
そのことから、Michaud氏らは「口の中の細菌が膵臓がんの原因に直接影響
しているかどうか、またバイオマーカーになるのかどうかを検討する必要が
ある」としている。
http://kenko100.jp/articles/131225002754/
(あなたの健康百科 2013年12月25日)
口の中だけでなく、体のさまざまな病気に関係している歯周病。
新たに膵臓がんになる危険性を高める可能性が示された。
米ブラウン大学生物学のDominique S. Michaud氏ら欧米の共同研究
グループが国際医学誌「Gut」12月号に報告した論文によると、歯周病の
原因菌の1つに反応する抗体が多い、つまり感染していると、抗体が少ない
人に比べて膵臓がんになるリスクが2倍以上高かったという。
<膵臓がん早期発見の目印になるか>
Michaud氏らは、欧州で集められたがんと栄養に関する研究の参加者データの
うち、膵臓がんにかかった405人と膵臓がんにかかっていない416人に
ついて、口の中の細菌25種類に対する抗体の量(抗体価)を比べた。
その結果、歯周病の原因菌の1つである「ポルフィロモナス・ジンジバリス
ATTC 53978」に対する抗体が多い人(血液1ミリリットル中200ナノグラム
超)は、少ない人(同200ナノグラム以下)と比べて膵臓がんになるリスクが
2.14倍高かった。
一方、病気の原因とならない口の中の常在菌に対する抗体が多い人は、少ない
人と比べて膵がんリスクが45%低かった。
膵臓がんの早期発見につながる目印(バイオマーカー)はない。
そのことから、Michaud氏らは「口の中の細菌が膵臓がんの原因に直接影響
しているかどうか、またバイオマーカーになるのかどうかを検討する必要が
ある」としている。
http://kenko100.jp/articles/131225002754/
[膵臓は果糖を味わっている]
(HealthDay News 2012年2月6日)
膵臓には舌上と同様に甘味受容体があり、果糖(フルクトース)を”味わう”
ことが新しい研究で示された。
果糖とグルコースは異なるタイプの糖で、自然界では果物やハチミツなどに
含まれている。
果糖の摂取源の1つとなっている高果糖コーンシロップ(HFCS)は、
ソーダやシリアルなど多くの加工食品や飲料に添加されており、栄養学
専門家は米国人の果糖摂取量過剰に警告を発しているが、今回の知見は
この懸念をさらに強化するものだという。
今回、米サンフォード・バーナム医学研究所(オーランド)助教授のBjorn
Tyrberg氏らは、ヒトおよびマウスの膵細胞を用い、実験室レベルで、
果糖のインスリン分泌における役割を調べた。
その結果、果糖がβ(ベータ)細胞上の甘味受容体を活性化し、インスリンを
分泌させることがわかった。
現代の食事でよくあるように、グルコースと果糖が同時に存在すると、
より多くのインスリンが分泌された。
この甘味受容体を不活性化すると、果糖に曝露されてもβ細胞はインスリンを
分泌しなかった。
Tyrberg氏は「味覚は舌だけのものではないことがわかった点がすばらしい」
と述べている。
この知見は、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に2月6日掲載された。
インスリンは、血液中からグルコースを細胞内に取り込むホルモンで、通常、
食事をすると、膵臓のβ細胞が反応してインスリンが分泌され、グルコース
レベル上昇に対応する。
インスリンは体内の他の細胞に結合し、グルコースを細胞内に入れ、
エネルギー源として供給する。
インスリン高値、すなわちインスリンが効果的に用いられないことは、
肥満や2型糖尿病に関連する。
果糖はこれまでインスリン分泌に関連があるとは考えられていなかったが、
今回の研究で、膵臓が果糖を感知したときにグルコースが存在すると、
インスリン分泌に影響のあることが示された。
「肥満や2型糖尿病発症への影響は不明だが、膵臓の甘味受容体がこれら
代謝疾患に何らかの役割を果たしていることが示される」と著者らは述べて
おり、「確証のため、現在、人体での試験を開発中である」という。
米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のSpyros Mezitis博士は、「果糖と
グルコースを同時に摂取するとより多くのインスリンが分泌され、体への
負担が増す。糖の摂取量が高いと膵臓が疲弊し、インスリンを分泌しなくなる
原因になるのかもしれない」と述べ、今回の知見は「食事で果糖摂取を減少
させる必要があるさらなるエビデンス(科学的証拠)となる」としている。
なお、米国コーン精製業者協会はこの研究についてのコメントは拒否して
いる。
(HealthDay News 2012年2月6日)
膵臓には舌上と同様に甘味受容体があり、果糖(フルクトース)を”味わう”
ことが新しい研究で示された。
果糖とグルコースは異なるタイプの糖で、自然界では果物やハチミツなどに
含まれている。
果糖の摂取源の1つとなっている高果糖コーンシロップ(HFCS)は、
ソーダやシリアルなど多くの加工食品や飲料に添加されており、栄養学
専門家は米国人の果糖摂取量過剰に警告を発しているが、今回の知見は
この懸念をさらに強化するものだという。
今回、米サンフォード・バーナム医学研究所(オーランド)助教授のBjorn
Tyrberg氏らは、ヒトおよびマウスの膵細胞を用い、実験室レベルで、
果糖のインスリン分泌における役割を調べた。
その結果、果糖がβ(ベータ)細胞上の甘味受容体を活性化し、インスリンを
分泌させることがわかった。
現代の食事でよくあるように、グルコースと果糖が同時に存在すると、
より多くのインスリンが分泌された。
この甘味受容体を不活性化すると、果糖に曝露されてもβ細胞はインスリンを
分泌しなかった。
Tyrberg氏は「味覚は舌だけのものではないことがわかった点がすばらしい」
と述べている。
この知見は、米国科学アカデミー発行の「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に2月6日掲載された。
インスリンは、血液中からグルコースを細胞内に取り込むホルモンで、通常、
食事をすると、膵臓のβ細胞が反応してインスリンが分泌され、グルコース
レベル上昇に対応する。
インスリンは体内の他の細胞に結合し、グルコースを細胞内に入れ、
エネルギー源として供給する。
インスリン高値、すなわちインスリンが効果的に用いられないことは、
肥満や2型糖尿病に関連する。
果糖はこれまでインスリン分泌に関連があるとは考えられていなかったが、
今回の研究で、膵臓が果糖を感知したときにグルコースが存在すると、
インスリン分泌に影響のあることが示された。
「肥満や2型糖尿病発症への影響は不明だが、膵臓の甘味受容体がこれら
代謝疾患に何らかの役割を果たしていることが示される」と著者らは述べて
おり、「確証のため、現在、人体での試験を開発中である」という。
米レノックス・ヒル病院(ニューヨーク)のSpyros Mezitis博士は、「果糖と
グルコースを同時に摂取するとより多くのインスリンが分泌され、体への
負担が増す。糖の摂取量が高いと膵臓が疲弊し、インスリンを分泌しなくなる
原因になるのかもしれない」と述べ、今回の知見は「食事で果糖摂取を減少
させる必要があるさらなるエビデンス(科学的証拠)となる」としている。
なお、米国コーン精製業者協会はこの研究についてのコメントは拒否して
いる。