アクティブエイジング アンチエイジング -38ページ目

[レーシックと老眼]

(美容外科医ジョニー)


<前略>


掲示板への書き込みには30代の患者のものが相当多い
35歳以降でレーシック手術を受けると 5年くらいで老眼になる
やっと遠くを見るのに眼鏡なしになったと思ったら すぐにメールや新聞を
読むのに老眼鏡が手放せなくなる

院長は術後の老眼のことをきちんと患者に説明していないのだろう
しかし、術後の老眼くらいは素人も学習して知っておいてほしい



<後略>




http://johnnydep.seesaa.net/article/263685245.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[アジアで多い近視、原因は日光への暴露不足 豪専門家]

(あなたの健康百科  2012年8月24日


オーストラリア国立大学のIan G. Morgan教授らは、日本や中国、香港、
韓国、シンガポールなど東アジアと東南アジアで近視が多いのは、過度の
勉強や遺伝的なものではなく、屋外で日光を浴びる時間が短いためだとする
論評を、英医学誌「Lancet」(2012; 379: 1739-1748)に発表した。
これらの国々では、都市部に住む高校生の8~9割が近視という。



<環境要因によるものが多い>
これまで近視は遺伝的要因によるものと考えられてきたが、近年になって
環境要因によるものが大きいことが分かってきた。

例えば、シンガポールでは 1996年以降、主な3つの民族(中国系、インド
系、マレー系)全てで近視の有病率が急上昇していることから、全民族に
共通の危険因子があることが示唆されている。

遺伝的要因か環境要因かをめぐっては、移民を対象とした研究から興味深い
結果が示されている。
英国とオーストラリアに住む南アジア系移民の子供を対象とした研究では、
近視の割合がインドの子供より高く、シンガポールの南アジア系の子供より
低いことが示されている。
一方、オーストラリアに住む中国系の学生の近視率は、東アジアや東南
アジアの都市部に住む中国系の学生よりも低い。
また、シドニーに住む欧州系の子供の近視率は、英国の子供よりはるかに低い
ことを示すデータもある。



<日光浴の効果を検証へ>
環境要因については、学校教育と近視の関連を示す多くの研究結果が報告
されている。
読書の際に目を本に近づけ過ぎたり、過度の勉強が近視の原因だと考えられて
きた。

しかし、近年の疫学調査により、屋外で過ごす時間が長いと近視の進行が抑制
されることが分かってきたという。


例えば、シンガポールとシドニーの中国系の子供を対象にした研究では、
シンガポールの子供の近視率の高さと関連する唯一の環境要因は、屋外で
過ごす時間であることが示されている。
シンガポールと中国では、近視の予防策として屋外で日光を浴びる時間を長く
することの効果を検証している。

これらの研究からは、民族によって学齢期の近視(学校近視)率が異なる
のは、民族による遺伝的要因よりもむしろ居住地の環境によるものである
ことが示唆されている。


しかし、遺伝的要因と環境要因の相互作用が学校近視にどの程度の影響を
及ぼしているのかについては、まだ解明されていない。
さらに、高度近視は環境要因に押される形で増加しているが、失明につながる
恐れのある高度近視の一部では明らかな遺伝的要因との関連が認められて
いる。


Morgan教授らは「たとえ効果的な予防法が開発されたとしても、今後
1世紀にわたって東アジアでは成人の高度近視の発症リスクが高い状態が続く
だろう。近視に対する有望な治療法が開発されつつあるが、より効果的な
治療法を確立していく必要がある」と指摘している。



http://kenko100.jp/news/2012/08/24/01



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[東アジアの子供に近視が多いのは日光不足が原因、豪大研究]

(AFPBB News  2012年05月07日)
(発信地:パリ/フランス)


【5月7日 AFP】
東アジア都市部の子供たちに近視が多い原因は、勉強やコンピューター
ゲームや遺伝的なものではなく、屋外で日光を浴びる時間が短いためだとした
豪研究チームの論文が4日、英医学専門誌ランセット(Lancet)に掲載
された。


日光を浴びると脳内化学物質ドーパミンの放出が促される。
このことが、眼球が伸びて目に入った光の焦点が合わなくなることを防ぐと
考えられている。

研究を行ったオーストラリア国立大学のイアン・モーガン教授はAFPの
取材に、「明るい光の刺激によるドーパミンの放出が近視を予防している
ことは明らかだ」と説明した。


若者の10人に9人が近視だというシンガポールでは、小学生たちが1日に
屋外で過ごす時間は、平均でわずか30分だった。

これに対し、ヨーロッパ系の子供たちの近視率が10%のオーストラリアの
子供たちが屋外で過ごす時間は平均3時間もあった。

モーガン氏によると、英国の子供たちの近視率は 30~40%、アフリカでは
わずか2~3%程度だという。



<近視予防には「1日に2~3時間は屋外に」>
東アジアの子供たちは学校でも家庭でも屋外に出ることが少なく、勉強するか
テレビを見ているとモーガン教授は指摘する。
義務教育以上の年代で最も近視が多かったのは、日本、韓国、中国、台湾の
都市や香港、シンガポールで、このうち10~20%は失明につながりかねない
重度の近視だった。


東アジアで近視が多い傾向について、50年ほど前までは遺伝的な要因による
ものと考えられていた。


だが、モーガン教授は、遺伝ではなく環境によるものだと強調する。
教授によれば、読書やコンピューターに没頭すること自体に害はなく、毎日、
一定の時間を屋外で過ごしていれば、室内でいくら勉強に励んでも問題は
ないという。
最も近視リスクが高いのは、勉強ばかりしていて外に出ない子供たちだ。

モーガン教授は、近視の予防には通学の時間を含めて2~3時間、屋外で
過ごせば「ほぼ安全だろう」と語った。
さらに教授は、東アジアの国や地域では、日光の下で過ごす時間と勉強の
時間を両立できるよう、子供たちの学校での過ごし方を見直す構造的な変化が
必要ではないかと指摘した。





http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2876419/8905517



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[女子が9〜14歳で加糖飲料を頻繁に飲むと初潮が早く、
                      米国ハーバード大学が報告]

(Medエッジ  2015年2月9日)


<「肥満とは別の仕組み」米国全体にわたる5000人以上のデータから>
女子が9〜14歳で加糖飲料(フルーツドリンク、加糖ソーダ)を頻繁に
飲むと、初潮を迎える時期が早くなるようだ。



<加糖飲料は代謝に影響>
米国ハーバード大学公衆衛生大学院を含む研究グループが、生殖分野専門誌、
ヒューマン・リプロダクションのオンライン版で2015年1月27日に報告
した。

研究グループによると、加糖飲料を飲むと代謝の変化に関連するため、初潮の
時期に関連する可能性がある。


研究グループは、米国の「看護師健康調査2」に参加した女性の子供1万
6千人以上を対象とする研究から、1996年時点に9〜14歳で初潮前の女児
5583人を2001年まで追跡した。

1996〜1998年に、質問票により加糖飲料(フルーツ味の飲料、加糖ソーダ、
アイスティー)を飲む量を計算し、初潮を迎えた年齢を自己申告して
もらって、関連性を分析した。



<BMIとは無関係>
その結果、加糖飲料を頻繁に飲むと、初潮の時期が早くなることが判明した。

9〜18.5歳のどの時点でも、加糖飲料を1日に1.5回分より多く飲むと報告
した女子は、週2回以下の女子と比べて、翌月に初潮を迎える確率が平均して
24%高く、また初潮を迎える時期も推定で2.7カ月早かった。

フルーツ味の飲料と加糖ソーダは早期の初潮に関連したが、アイスティーは
関連しなかった。
また、ダイエットソーダと果汁100%のフルーツジュースも関連しなかった。

加糖飲料のこの影響は、研究開始時のBMI全範囲で見られた。


加糖飲料の摂取は、BMI増加とは別の仕組みで初潮を早めると思われるため、
さらなる研究が望まれる結果だった。



http://www.mededge.jp/a/xyst/8389



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[生まれたときの体重が低体重だと人工関節リスク、股関節について]

(Medエッジ  2014年11月14日)


<オーストラリアの大規模研究から>
生まれたときの体重が低体重だったり、早産だったりした場合に、成人して
から股関節に人工関節を入れるリスクが2倍〜2.5倍になると分かった。

オーストラリアのモナシュ大学アルフレッド病院を含む研究グループが、
リウマチ関係の国際誌であるアースリティス・ケア&リサーチ誌オンライン
版で2014年11月3日に報告した。



<膝関節置換には関連せず>
一般的に、生まれたときの体重が軽めであったり早産だった利すると、
成人後に高血圧になりやすかったり、心臓や血管の病気になりやすかったり、
骨密度が低めだったりすると分かっている。


研究グループは、糖尿病/肥満/ライフスタイルについて長期間にわたって
調査したオーストラリアの大規模研究の参加者の中で、出生体重と早産か
どうかが判明していて2002年に40歳以上の3604人を対象として、2011年
までの膝関節と股関節の人工関節への手術の件数を調べた。

その結果、骨関節炎により116人が膝関節、75人が股関節の人工関節の手術を
受けていた。
低出生時の体重が低体重だったり、早産だったりすると、股関節の手術の
件数が高いと分かった。
それぞれ2倍と2.5倍。

膝関節については関連性はなかった。


人種の違いがある可能性はあるものの、生まれたときの状況によっては、
注意が必要かもしれない。




http://www.mededge.jp/a/bojm/4273

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[11月に生まれた赤ちゃんは多発性硬化症になるリスクが低いと判明
                             :研究結果]

(IRORIO  2013年04月09日)


脳や脊髄などの中枢神経が損傷し、手足が麻痺したりする難病、多発性
硬化症。

新たな研究により、冬に生まれた赤ちゃんは、この病気にかかる確率が低い
ことが明らかになった。


ロンドン大学クイーン・メアリー校とオックスフォード大学の科学者らが
おこなった研究によると、11月生まれの赤ちゃんは5月生まれの赤ちゃん
よりも多発性硬化症などの免疫病にかかるリスクが低いそう。
それぞれの月に生まれた赤ちゃんのへその緒から採取した血液を検査した
結果、5月生まれの子どもは、11月生まれの子どもと比べてビタミンD
レベルが20%も低いと判明。
ビタミンDは太陽にさらされることにより生成されるため、母親が妊娠中、
どれだけ太陽光を浴びたかが、新生児の多発性硬化症防止に一役買う可能性が
あるという。


研究をおこなったSreeram Ramagopalan医師は、「今後は、妊婦への
ビタミンD補助の必要性や、ビタミンDが足りないことによって起こる免疫
システムの発達障害などについて、長期的な研究をおこなう必要がある」と
している。



http://irorio.jp/asteroid-b-612/20130409/53914/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[10代の夜勤で多発性硬化症リスク増大、スウェーデン研究]

(AFPBB News  2011年10月20日)
(発信地:ストックホルム/スウェーデン)


【10月20日 AFP】
ティーンエージャーにとって夜勤は疲れるだけでなく、のちに多発性硬化症
(MS)を発症する危険性も増大するとした研究結果が、19日の医学誌
「Annals of Neurology(神経学紀要)」に発表された。


スウェーデンのカロリンスカ研究所のチームは、同国で行われた2つの研究の
データを細かく分析した。
1つ目は2004年以降にMSと診断された患者1,343人とMSではない対象群
2,900 人を比較したもの、2つ目はMSの既往症がある5,129人と対象群
4,509人を比較したものだ。
対象者の年齢は16~70歳で、仕事生活と夜勤の有無に関するアンケートに
全員が回答した。

研究チームが夜勤(午後9時から午前7時までのいずれかの時間帯)の経験が
ある人とない人でMSの発症率を比較してみたところ、どちらの研究でも、
20歳未満での夜勤経験が長い人のMS発症リスクは夜勤を1度もしたことが
ない人の2倍だった。

研究チームは、夜勤により概日リズムが狂い、睡眠時間も減ったことがMSの
発症に起因している可能性を指摘する。
実際、体内時計の乱れと睡眠の質低下が免疫系に悪影響を及ぼすことは
示されているという。



<「20歳未満」限定という驚き>
研究チームが驚いているのは、MSの発症と何らかの関連性があると見られる
のが「20歳未満での夜勤」だけだったことだ。
研究を率いたAnna Hedstroem氏によると、「若い時の肥満のみがMS
リスクを増大させ、大人になってからの肥満は影響しない」ことを示した
研究もあるという。

MSは、免疫系が神経繊維の保護膜である脂肪質のミエリンを攻撃することで
発症する。
この結果、神経信号は迷子になったり遅れたり途切れたりし、筋肉の協調、
体の平衡、発話、視覚に障害が生じる。
障害は病気の進行とともに重くなる。

発症するのはほぼ1,000人に1人。
環境的要因と遺伝的要因の双方が絡んでいると考えられている。





http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2836232/7960344



 

 

 

 

 

 

 

 

 

[単核細胞症と日光不足が多発性硬化症リスクを高める可能性]

(HealthDay News  2011年4月18日)


多くの大学生を悩ます、蔓延しやすいウイルスによる伝染性単核細胞症と
日光への曝露がほとんどないケースの組み合わせが、多発性硬化症(MS)の
発症リスクを高める可能性が、新しい研究によって示唆された。


研究著者の英オックスフォード大学のGeorge C. Ebers博士は、多発性
硬化症は高緯度の地域に多く、日光曝露量が少ないといった環境因子と伝染性
単核球症の既往に関係することから、英国における多発性硬化症の分散の
説明におけるこの2つの組み合わせの有用性を検討した。

同氏らは、7年間にわたる英国国民保険サービス(NHS)所属病院への入院
データを調べ、多発性硬化症5万6,681例と伝染性単核球症1万4,621例に
注目した。
また、英国の紫外線レベルに関する米国航空宇宙局(NASA)の統計も検討
した。

その結果、日光曝露量および単核細胞症ウイルスに対する曝露によって全英の
多発性硬化症レベルの差のほぼ4分の3を説明できることが判明した。
日光曝露のみでは全分散の61%を説明できた。


Ebers氏は「ビタミンD欠乏が、多発性硬化症に関係するエプスタイン-バー
(EB)ウイルスに対する異常反応をもたらすが可能性がある。紫外線B波
(UVB)曝露量の増加、またはビタミンDサプリメントの使用、EBウイルスに
対して考えられる治療やワクチンが多発性硬化症例の減少につながるか
どうかはさらに研究が必要である」と述べている。


研究結果は、医学誌「Neurology(神経学)」オンライン版に4月19日掲載
された。





http://www.healthdayjapan.com/


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[難病「多発性硬化症」、不足しがちな栄養素を補えるのは「うなぎ」]

(Medエッジ  2015年3月10日)


<白人女性の調査、抗酸化および抗炎症性栄養素の不足を指摘>
白人女性に多く、日本では難病指定の「多発性硬化症」。

このたびの研究により、多発性硬化症の白人女性は健康な女性に比べて、
葉酸やマグネシウムなどの、体に有害な「酸化」や「炎症」を防ぐ栄養素の
摂取量が少ないと分かった。

米ジョンズ・ホプキンス大学の研究グループが、米国神経学会のウェブ
サイトで2015年2月19日に報告したものだ。
この研究は、同4月18日から25日にワシントンDCで開催される「第67回
米国神経学会年会」で発表される予定になっている。



<白人女性で比較調査>
神経の病気「多発性硬化症」は、脳、脊髄、視神経に繰り返し炎症が起き、
視力障害、運動まひなどの症状の再発と回復を繰り返す病気だ。
白人に多い病気だが日本でも約1万人がこの病気に悩まされており、日本では
難病に指定されている。
原因はまだよく分かっていないが、体を守る仕組みである免疫系の異常が
病気に強く関わっていると知られている。
また、女性の方が男性の3倍多く、この病気にかかっている。

今のところ完全に治す治療法はなく、各国でこの病気の研究は精力的に
行われている。


今回研究グループは、多発性硬化症の白人女性における、ビタミンやミネラル
などの栄養素の摂取状況を調査した。

調査対象は、18歳から60歳までの肥満ではない(BMIが30以下)白人女性
で、多発性硬化症の27人と、健康な30人。
多発性硬化症の人が症状の改善のためにビタミンDのサプリメントを服用し
始めるまでの1年間、食事や栄養の摂取状況を記録した。



<「酸化」「炎症」を防ぐ栄養素が少なかった>
結果として、多発性硬化症の女性では、葉酸、ビタミンE、マグネシウム、
ルテイン/ゼアキサンチン、ケルセチンの5種類の栄養素の摂取量が少な
かった。
これらの栄養素は、体に有害な「酸化」や「炎症」を防ぐ役割を持つものだ。

葉酸はレバーやうなぎ、緑黄色野菜に多く含まれている。
ビタミンEはナッツに多く、マグネシウムは大豆製品や海草に多く含まれて
いる。
また、ルテイン/ゼアキサンチンはパプリカに、ケルセチンは玉ねぎに多く
含まれている。

米国では、1日に必要な葉酸の摂取量は400μgとされている。
健康な女性は1日に平均321μg摂取していたが、多発性硬化症の女性では
244μgと少なかった。

また、1日の必要量が320mgのマグネシウムについては、健康な女性の
摂取量は1日に平均321mgと足りていたが、多発性硬化症の女性は254mgと
こちらも少なかった。

また、多発性硬化症の女性は健康な女性に比べて、「脂肪エネルギー比率」が
低かった。
これは、摂取した総エネルギーに対する脂肪からのエネルギーの割合だ。
つまり、健康な女性に比べて、脂肪をあまり取っていなかった。


多発性硬化症は慢性的に炎症を起こす病気なので、抗炎症性作用のある
栄養素を十分に取れば、病気を防いだり、症状が出るリスクを下げたりできる
かもしれないと研究グループは語っている。





http://www.mededge.jp/a/psyc/10009



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[胃炎や胃がんの原因になるピロリ菌、女性の多発性硬化症を防御か]

(Medエッジ  2015年6月25日)


<オーストラリアからの報告>
ピロリ菌の感染を示す「血清反応陽性」の女性は、多発性硬化症のリスクが
少ない可能性があるようだ。

ウエスタン・オーストラリア大学の研究者を中心とする研究グループが、
神経科学分野の専門誌ジャーナル・オブ・ニューロロジー・ニューロ
サージェリー・アンド・サイカイアトリー2015年6月号で報告した。



<多発性硬化症の有無で比較>
多発性硬化症は、神経を保護するさやとなる部分がダメージを受ける病気。
しびれやまひなどを起こす。

ピロリ菌と多くの病気を増やすという関連性が報告されているが、多発性
硬化症との関係ではやや異なる結果が得られたようだ。

研究グループは、多発性硬化症の550人と、比較対照の299人について、
「酵素免疫測定法」で血液の成分について検査をした。
病気の人と、病気ではない人との間では条件を合わせるようにした。



<ピロリ菌感染がリスク低下に関与>
ピロリ菌の感染を示している、抵抗する抗体を調べたところ、多発性硬化症
では16%で抗体が確認できて、コントロールグループが21%で確認できた。
多発性硬化症の方が抗体の確認できた割合は低く、病気ではない人でピロリ
菌の感染が少ないと分かった。

特に女性では、多発性硬化症14%、コントロールグループは22%と大きな
差が出ていた。
男性では多発性硬化症19%、コントロールグループ20%でほとんど差が
なかった。



<男性では影響なし?>
多発性硬化症の中で比べても、年齢や病気の期間で調整すると、ピロリ菌感染
していないと判断できた女性よりも、感染していると判定できた人は、障害が
軽いと分かった。
一方、男性では反対の結果が出た。

多発性硬化症の再発率では、関連性は無かった。


研究グループは、ピロリ菌が多発性硬化症の発症を抑制する防御的な役割を
果たしていることを反映していると考えている。

子どもの頃の感染が免疫システムを準備し、アレルギー性の自己免疫疾患を
予防するという「衛生仮説」の一端を、ピロリ菌感染が示しているのかも
しれないと推論している(皿の手洗いで子どものアレルギーほぼ半減、
食器洗い機を使うよりも少なくを参照)。


ピロリ菌血清反応陽性と多発性硬化症のリスクの間の関連が女性にしか
見られないという結果については、さらに調査が必要であると述べている。




http://www.mededge.jp/a/cold/14952