中野高志のWILD LIFE -97ページ目

えらいこっちゃ



みなさんご無事でしょうかはてなマークあせる


まさかこんなことになるなんてガーン


自分は上野に買い物に行って電車で移動しようとホームにいたところで地震にあいました汗


阪神大震災を経験したこともあって、ただごとでないことはすぐに理解できました。


身動きが取れなくなる前にすぐに駅を出て広い上野公園に避難。状況がだいたい把握できた時点で電車は絶対使えないことを察知してすぐさま徒歩で帰ることにしました走る人


10kmぐらい歩いて帰ったさきにまっていたのは壊滅的被害を受けた自分の部屋ダウン


自分はドラゴンボールが大好きで部屋に大量のフィギュアを綺麗に並べて飾ってました。

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それがもののみごとに落下ガーンケースも壊れるはフィギュアも一部破損してかなりへこみましたしょぼん


それからなんとか部屋を復旧して家にこもってテレビで状況を見てきました。


ほんと一人でも多くの命が助かることを切に願います。

確定申告とジャイアントパンダ

今日は行こうと思いつつなかなか行けなかった確定申告に行ってきました走る人


直接税務署に行ったのですごい人ごみの中、試行錯誤しながら提出あせる


書類作成とかほんと苦手なんで疲れたショック!


確定申告の後は新宿に髪を切りに行き、色も黒に戻しましたグッド!

でもしっくりこない髪型になってしまって残念な感じです汗



そして今日紹介する動物は「ジャイアントパンダ」です。


WILD LIFE


WILD LIFE


WILD LIFE

写真は3枚共、兵庫県神戸市立王子動物園


上野動物園に来園して名前も決まり、一般公開も間近ということで取り上げてみます。


しかしパンダを語るとなると、パンダ外交による社会的な問題や、展示する側の動物園のあり方、世間の一方的なブームによる客寄せパンダ現象などいくつも問題がありますが、このブログでは取り上げた動物に備わった能力や形態を解説することに重点をおきたいので、そういった話は別の機会にしようと思います。


ジャイアントパンダは中国の特定の場所に生息するクマ科の動物で、コビトカバ、オカピ、ボンゴと合わせて4大珍獣といわれるぐらい希少な動物です。(ボンゴを除いて3大珍獣とも言われる)


なんといっても一番の特徴は白と黒の模様です。この模様についてははっきりしたことは分かってないみたいなんですが、単独行動ができるように近すぎる距離での他の個体との遭遇を回避する為や、周りの景色に溶け込んで外敵の目から逃れるための役割をしてると考えられています。


他にはタケを主食とすることも有名ですが、野生化では食べ物の99%がタケ類です。そしてそのタケをうまく食べる為に特別な進化をしました。それが一般に「第6の指」と言われる気管です。


これは親指の付け根にある種子骨という骨が発達してできたもので、これを使うことでタケをうまくつかんで食べることができます。レッサーパンダにも同じ気管があり、物をつかむことができます。そして面白いのが利き手があるということです。動物園で給餌のときに見ると右利きがいれば左利きもいるし、食べるときはちゃんと利き手を使います。


最近では小指の付け根に「第7の指」の存在も明らかになりました。こいつは副手根骨という骨です。パンダは本来の5本の指と手首の左右にある2本の骨の突起を使ってタケを掴んでるということです。


しかし大好物で主食のタケを食べるように進化したことでいくつか問題も発生しました。その一つに消化率の悪さが挙げられます。


タケや消化するには草食動物のように長い腸が必要なのですが、パンダの祖先は肉食動物なので長い腸を持っていません。そのため消化率はたった20%ほどで、その分パンダは毎日自分の体重の半分近くのタケを食べなくてはいけません。


また、あまり知られてはいませんがタケは約60年から120年に一度、同じ種が世界中で一斉に開花して枯れるという不思議は現象を起こすために、1種類しかタケが生えてない地域ではパンダが餓死する可能性が高く、森林伐採による生息地の現象も伴って竹枯死の影響も懸念されます。


パンダ来園は上野動物園で毎回大きな話題になりますが、和歌山のアドベンチャーワールドには多数の固体もいて繁殖にも成功してるし、兵庫県の王子動物園も1頭ながら、見やすい展示施設がお勧めです。


最後にパンダの尻尾の色は何色だと思いますか?ぬいぐるみやイラストで黒く塗られているのをたまに見ますが、本当は白です。座って汚れた色のせいで誤って伝わったところもあるようなので、機会があれば自分で確認してみるのも楽しみの一つになると思います。


誕生日祝いとカバ

昨日は仲が良くてずっとつるんでる先輩の誕生日でしたケーキ


稽古が終わるのが遅かったのでケーキとかは買えなかったけど、ピザを宅配で頼んで食べたナイフとフォーク


誕生日プレゼントも喜んでもらえたので良かったニコニコ





今日紹介する動物はカバです。

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WILD LIFE


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電車内の広告に今年、上野動物園がカバが来園して100周年と記載されてたので、カバを取り上げてみました。


ちなみに写真は最初の2枚が神戸市立王子動物園、3枚目が富士サファリパーク、4枚目が札幌円山動物園のカバです。


カバはアフリカに生息していて陸上動物ではゾウに次いでサイと二番目を競う巨体です。


そののんびりとした見かけによらず獰猛な一面もあり、縄張りに侵入した者に対しては激しく攻撃したりもするようです。


生活圏はほとんどが水中で、交尾も出産も授乳も水中で行います。指には水かきがあり、いかに水中生活に適応してるかが伺えます。


二枚目の写真を見ると水中に潜っても鼻と目と耳だけが水に浸かることのないように出来ていて、これを見ても水中に適応していることが分かります。ちなみに爬虫類のワニや両生類のカエルも同じような顔のつくりになっています。少し専門的な話ですが全く異なる種でも生活環境が同じであれば、体の構造も似たつくりになることを収斂(しゅうれん)といいます。


しかし意外なことにカバは泳ぐことはできなくて水中の移動は歩行か跳躍です。深い水底でも潜ったまま歩くか飛び上がるように進みます。一部の動物園ではアクリルガラス越しでカバの水中の動きを観察できるところもあって見ていて飽きません。


カバで有名な話では「赤い汗」や「血の汗」をかくという話ですね。確かにそのような分泌物は見られますが、カバには汗をかくための汗腺がなく、正式には汗ではありません。

カバの皮膚は一番外側の角質層が極端に薄く、日にさらされたりすると、すぐに水分がなくなり乾燥してしまいます。それを守るのがこの皮膚から出るアルカリ性の分泌物で、紫外線をカットするこの液が乾燥を防いで皮膚を保護します。また滅菌効果もあり、怪我をして泥を浴びても化膿したりしないそうです。この液は血液と同じヘモグロビンを含むため、出たときは透明ですが、やがて酸化して赤くなり、「赤い汗」や「血の汗」に見えるという訳です。


最後に日本の動物園のカバについての話を一つ。


日本の動物園のカバの多くは足に白い斑点がよく見られるそうです。

海外のカバにはそれは見られません。それはなぜか?


実は昔、名古屋の東山動物園に来たメスのカバ(福子)が19頭もの子供を産み、日本各地の動物園に広まっていきました。福子には足に白い斑点があり、その特徴をもった子供が全国に広がったわけです。

ちなみに福子の子孫は日本中のカバの約60%をしめるといわれています。





焼肉とアムールトラ

今日は稽古後にJAEメンバー4人で焼肉を食べに行きましたナイフとフォーク


急遽だったので6人全員で行けなかったのは残念だったけど、いっぱい食べて元気が出たのでこれからの稽古も気合入れてぶっこんで行きますメラメラ




今日紹介する動物は「アムールトラ」ですニコニコ


WILD LIFE  WILD LIFE


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トラのなかで最大にして、ネコ科最大の動物です。


写真の最初の二枚は先日行った旭山動物園のアムールトラで、後の二枚は札幌円山動物園のアムールトラです。他の動物園で撮った写真もありますがそれはまたそのうちに。


最近ネコ科の猛獣が好きでトラは特に体の大きさや単独で暮らすアウトローっぷりが気にいってます。


その中でも最大級のアムールトラの迫力はたまりません。


トラの中で一番北方に住む為、体が大きいのです。(動物は北に生息するものほど体が大きくなるというのがベルクマンの法則。体が大きいほど体重当たりの表面積が小さくなり、熱が失われにくい特性がある。ちょっと小難しい話になるので分かりやすい解説は後日)


近くであの巨体と太い腕と眼光を目の当たりにした時のワクワク感とゾクッと来る感じがまた何ともいえんのです。


夜行性の為、動物園では寝てる姿が多く思えますが、開園直後に外に出たばかりの時、閉演間際に中の部屋に戻ろうとする時はかなり活動的なのでお勧めです。


この素晴らしいアムールトラも乱獲や森林伐採による生息場所の現象により、野生では約200頭ほどしかいないとされ、絶滅の危機に頻しています。

絶滅動植物の種の危険度を示すレッドリストでは絶滅危惧IA類(ごく近い将来に絶滅する危険性がきわめて高い種)に登録されています。(レッドリストについてもいずれ詳しく)


動物園で当たり前に見れる動物達も野生での数がとても少ない種も多いです。動物園に行ってただ動物を見るだけでなく、その動物達がおかれている現状について知ることも貴重な経験だと思うんでみなさんも動物園に行った際は是非意識してみてくださいね。



稽古開始

今日から滝沢歌舞伎の稽古が始まりましたニコニコ


今回我がJAEチームは若手メンバーのみの構成なので、アクロバットパートやアクションのレベルも向上できるようにするのが目標ですメラメラ


とりあえず良いスタートをきれた一日となりましたグッド!



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今日の写真は先日の旭山動WILD LIFE 物園の次の日に行った札幌の円山動物園の一部ですニコニコ


旭山に比べ入場者数は少ないものの、日本でできた10番目の歴史ある動物園で、ホッキョクグマやヨウスコウワニを始め、繁殖技術と環境には目を見張るものがあります合格


今回北海道で感じたのは寒冷地に住む動物の活動がとても盛んだったこと。ホッキョクグマや写真のシンリンオオカミのこんなに生き生きとした姿は初めて見ました。


そのうち動物園自体についてや、一つの種の動物についても掘り下げて語れたらいいなと思います。


明日も稽古頑張りますメラメラ