ブロードウェイミュージカルピーターパン2016
2016と草津熱帯圏
年が明けてだいぶ日が経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます
大晦日も元旦も公演があり、新年から充実した毎日を過ごしています
昨年末に引き続き、2016年は「アラジン」出演でスタートです
今年はありがたいことに大半の期間の仕事が決まっているので、身体に気をつけて全力で突っ走りたいと思います
年明けに群馬の草津温泉に行き、動物園にも足を運んできました
草津熱帯圏です
1970年に開園し、海抜1165メートルという国内の動物園では最も高い位置にある動物園です
園内はそんなに広くもなく、ちょっと古い感じで、ライオンやゾウなどの大型動物もいませんが、国内トップクラスの爬虫類の展示数を誇り、国内でブームとなったエリマキトカゲや、ヘラクレスオオカブトを日本で最初に公開したのがここ草津熱帯圏です
2003年には、ワニの中でも絶滅が危惧される希少なマレーガビアルの繁殖に日本初、世界でも2例目での成功となり話題となりました
他にも国内の動物園ではおそらくここだけのペット同伴の入場ができたり、飼育展示ケージには極力手すりをなくして動物とスキンシップがとれるなど独特な環境がおもしろいです
展示エリアは大きく分けて3つ
昆虫の標本や資料、動物の剥製、世界のカブトムシやクワガタが見れる昆虫館
シャムワニの剥製はちょっとした名物で、子供は背中に乗ることができます
先ほどのヘラクレスオオカブトや漫画「テラフォーマーズ」にも登場するニジイロクワガタなども飼育展示されています
続いて屋外展示エリアではウサギと触れ合えたり、ニホンザルが飼育展示されています
申年にあやかってしっかり写真を撮りました
草津温泉の熱を利用していて冬でも中は高温多湿

熱帯植物や熱帯に暮らすたくさんの動物達が飼育展示されています
ヘビやワニなどの爬虫類の種類が豊富で、カピバラとのふれあいも人気ですが、今日は申年にあやかって小さいサルたちを紹介します
世界最小級のサルピグミーマーモセット
普通の動物園では暗室展示が多くてなかなか観察しづらいヨザルもしっかり見れました
コモンマーモセットの赤ちゃんは時間限定で触ることができました
他にも手や足の古い角質を食べてくれるドクターフィッシュの足浴、手浴体験もできるなど小さいながらもふれあい要素も多く、楽しめる動物園です
草津温泉に行く機会があれば合わせて足を運んでほしい動物園です
2015年
レッスンとシンガポール動物園②
次の次の舞台のためのレッスン漬けな毎日でハードな日々を過ごしてますが、自分にはないスキルの強化とあって楽しみながら自分を追い込んでいます
全体レッスンは上級者と一緒に受けるので進行スピードについていくのが必死なので、スタジオを借りて一人で基礎を延々と黙々やる方が性にあってると思い最近は一人で基礎の鬼と化してます
次の舞台の稽古も始まるし、ドラクエ8も買ってしまったし、時間が足りない毎日です
ほんと広いし園内も綺麗です
開園8時30分の早朝では木々の上でテナガザルたちの大きな吠え声が響き渡り、本当の森の中にいるようでワクワクします
シンガポール動物園はホッキョクグマの繁殖に世界で初めて成功した動物園としても有名で、大きなプールの前にイベントを見れる広い客席も完備
ホッキョクグマも漫画のようなスマイルで出迎えてくれました(笑)
ちなみにホッキョクグマと同じ施設エリアにはタヌキが豪華な室内の冷暖房完備施設で飼育展示されていて不思議に思ったら旭山動物園からやってきたタヌキで、シンガポールでは珍獣的な扱いで人気があるそう
タヌキは日本だと展示施設も簡易なところが多いので国によって動物の人気が違うのも面白いです
コアラは今年5月に展示が始まったばかりで、6ヶ月の期間限定飼育展示らしいので、タイミングが良かったです
途中でスコールが来てしまいましたが、雨での姿やおもしろい行動も見れたりしたので、それもシンガポール動物園の醍醐味かと思います(笑)
雨でも動じないキリン
模様の違うマサイキリンとアミメキリンが一緒のエリアで展示されていました
泥にまみれて穴からひょっこり顔を出すイボイノシシも元気でした
一方、雨宿りモードで大人しいのがネコ科猛獣たち
ネコ科猛獣はトラ以外は濡れるのが好きではないようです
スコールが去ったあとはアジアゾウたちのショー
労働にゾウを使うことが身近なこともあり、ゾウと人間の掛け合いや、巨大な木材の運搬が披露されます
ショー以外にも餌やりや、背中に乗れるイベントもあるので参加したかったのですが、時間がなくて断念
熱帯雨林のジャングルを再現し、ワオキツネザルやオオコウモリが放し飼いになっているフラジャイル・フォレストも楽しかったです
特にコウモリはかなり近くで見れるし大きいので迫力があります
全部合わせると40以上の餌やりやイベントがあり、中には日本ではなかなか近くで見れないシロサイやオランウータンもイベントがあるので魅力的
今回残念だったのは時間がないのと、園内が広すぎて、レインフォレスト・ファイト・バック・ショーといういろんな動物たちが出てくるストーリー仕立てのショーが見れなかったことです
展示エリアも全てを見つくしたわけでもないし、イベントもほとんど参加できなかったので、悔いが残りまくりなので次行くことがあれば時間に追われずゆっくりと遊び尽くしたいです
スコールがきたのもあって写真もあまり撮れなかったしなぁ
かならずリベンジしてやるぜシンガポール動物園
次回はシンガポール動物園に隣接するリバーサファリを紹介しようと思います
シンガポール動物園①
上野動物園のおよそ2倍の28ヘクタールの広さを誇り、飼育展示動物も約270種、3000頭と豊富
オープン・ズーのコンセプトのもと、展示場は自然環境に近く、人工物の檻や柵を使用せず堀や低木によって動物を隔離することで有名で、世界の動物園でも模範とされている展示スタイルです
しかも園内は放し飼いのように小動物が動き回っていて、園内通路を歩くだけで動物たちを発見できて気が抜けません
2015年の世界の動物園ランキング3位にランクインしたり、世界で一番美しい動物園と言われるなど話題性も十分です
また世界最大のオランウータンの群れを飼育していて、アーメン・レストラン内ではオランウータンと一緒に朝食が食べるのが大人気
ビュッフェ形式で別途料金もかかり、行列だったので遠目から写真を撮りました
その後、オランウータンを展示場で見ていたらレストランから帰るオランウータンの一団が車に乗って運ばれて、飼育員さんに手を繋がれて帰るおもしろい光景が見れてラッキーでした(笑)
本当に人間の子供のようでした(笑)
その後スコールが来て一時大雨になりましたが、布を取り合って雨を避ける様子などオランウータンの活動的な姿を見れました
オランウータンはシンガポール動物園の見所の1つです
他にも日本では見ることができない貴重な動物もたくさん飼育展示されているので、まずは日本で見れない貴重なやつらを紹介します
コモドドラゴンとも呼ばれ、成長すると3メートルにもなる世界最大のトカゲです
イノシシやシカなどの大型哺乳類も食べるうえに、血液凝固を妨げる毒をもち、人間を襲った記録もある恐ろしいやつです
肉を貫いて鼻の上に伸びる牙は伸び続けて反り返り、最後には頭を貫き死に至るとうわさされ、その牙が常に視界に入ることから「自分の死を見つめる動物」などと言われますが、ほとんどそうなることはないようです
中型のイタチの仲間ですが、たかがイタチとあなどることなかれ
非常に獰猛で、恐怖心を持っていないかのように大型の草食動物や肉食動物にも立ち向かうためイタチ科最強の動物とも言われます
英名はウルヴァリンと呼ばれ、アメコミヒーローのウルヴァリンの由来とされています
ここからの2種は日本でも見ることができますが、数少ない施設でしか見れない珍しいやつらです
名前の通り、天狗のような大きな鼻が特徴でオスだけがここまで大きくなります
鼻だけでなく、植物食のため大きな胃を持つため大きく膨らんだ腹も特徴の1つです
世界最大の毒蛇で、成長すれば3メートルを軽く超え、コブラ独特の鎌首をもたげた姿の高さは大人の胸元に達します
草に体が隠れている状態で尾の先から頭までを見たときはあまりに大きすぎて別の個体が2匹いたかと思うほど
毒の強さは他のコブラに比べて弱いとされますが、体が大きい分、注入する毒の量が非常に多いため「ゾウをも殺す」「噛まれるとまずたすからない」と言われます
今日はこんなところで
まだまだ見所たくさんの素晴らしい動物園です