ニニョス・タタッグブログ -99ページ目

地域代表定例ミーティング

こんにちは、フィリピン事務局インターンやすえです星

TATAGでは、毎月第二水曜日に、各地域の代表が集まるミーティング「ガバイ フェデレーション」が行われます。


今月のミーティングの議題は「資金集めについて」です。

先月、タタッグでは全支援先地域が参加する、資金を集めるためのイベントが行われました。


それぞれの地域のこどもの中から、男の子と女の子の代表を選出します。

そしてその子達の人気投票として、地域内で募金を募り、誰が一番多く集められるか競うというものです。

こういった「マネーコンテスト」と呼ばれる資金集めは、フィリピンでよく行われています。


集まったお金の一部は、タタッグで使用するサウンドシステム購入費用にあてられ、その残りはこども達の教育や、地域内で必要になったときのために貯金されます。


今回のミーティングでは先月の資金集めのイベントについての反省や問題点、よかったところなどを評価し、話し合っていました。


ミーティングの進行を行う、ガバイフェデレーション代表

写真手前右側のお母さん、アテビシンが、全地域の中の代表です。

とっても明るく元気な彼女。

彼女のまわりにはいつも笑いが耐えません。


ミーティングに参加する各地域代表①


ミーティングに参加する各地域代表②

元キャンパーのみなさん、ホームステイ先のお母さんを見つけられましたか??

ミーティングをまとめるコミュニティーオーガナイザー

フィリピンのお母さんはとにかく元気!

特にガバイフェデレーションに参加するお母さん達は、タタッグで様々なトレーニングやアクティビティを行っているため、積極的に発言し、ミーティングに参加します。

しかし、基本はおしゃべり大好きなお母さんたち。

脱線するときもしばしば。。


そんなとき、上手にまとめるのがコミュニティーオーガナイザーのアテマルーです!

長年コミュニティーオーガナイザーとして活躍してきた彼女。

お母さん達からの信頼も高く、とても慕われています。


ミーティングが終わったあとも、彼女に相談ごとを持ちかけるお母さんが後を絶ちませんでした。


TATAG = Tayo And Tinig At Gabay

わたしたち自身が声であり、道しるべである


地域の問題を自分達で解決し、よりよくしていくため、

各地域内、そして地域同士「ガバイフェデレーション」として、

定期的にミーティングを行い、声を引き出し、進むべき道を決めていきます。


以前にもTATAG代表のコメントを紹介しましたが(http://ameblo.jp/action-ninostatag/entry-10048307373.html )、

このように大人が関係をつくり、話し合い、協力していくことでこども達を守っていくことができるのです。


わが子のために、地域のこどものために、一生懸命にがんばるお母さんたちです。


では、以上ガバイフェデレーションの紹介でしたDASH!

ニニョスに帰ってきました!

こんにちは、フィリピン事務局インターンやすえです星


最近、ニニョスパグアサセンターに、ペイニーが帰ってきましたビックリマーク


「どこに行ったかわかりますか?」と元キャンパーに質問される率ナンバー1だったのが彼女です。


以前はジャンビーといつも一緒だったペイニー。

音楽が大好きなふたりは、よく一緒に歌を歌っていました。


ところがペイニーは実家へと帰ることになり、約2年ほどニニョスを離れていました。

しかし今回、元ニニョスのスタッフだったお母さんが復帰することになり、またニニョスで暮らすことになりましたコスモス


6歳のジャンビーと8歳になったペニー ひさしぶりの2ショットにどぎまぎえっ


今もとっても仲良しのふたりです音譜

うれしい!とペイニーの帰りを喜ぶジャンビーニコニコ


最近ますます大きく元気になっていくジャンビー。

ペイニーの帰りできっとますますパワーアップすることでしょうDASH!

お母さん達対象のトレーニングが行われました!

こんにちは、フィリピン事務局インターンやすえです星


こちらでは昨日ようやく夏のイベントがすべて終了しました。

8月ジャイラキャンプ、スタディーツアー、ニニョスタタッグキャンプ、9月ジャイラキャンプ。

この夏だけで80人近い方がフィリピンの支援先を訪れました。

みなさん、お疲れ様&どうもありがとうございました。


さて、タタッグも最近はイベントが盛りだくさん。

9月22日には支援先地域のお母さん達を対象にしたトレーニング(TEAM BUILDING)が行われました波

お母さん達の協力関係を築くこと考える力を伸ばすこと恥ずかしがらないようになるこを目的としています。


ビーチで開催されたこのイベントですが、残念ながらオロンガポ市周辺は雨雨

しかしながら、雨にぬれながらも、お母さん達の元気な笑い声がビーチに響きわたっていました虹

普段はたくさんのこども達の面倒を見たり、自ら仕事に出たりと大変なお母さん達でしたが、

この日はみんなで無邪気にはしゃいでイベントを楽しんでいました。


大盛り上がりだったバナナ食い競争①バナナバナナ

ふたり一組になり、手を使わずにお互いにバナナを食べさせます。

早く食べ終わったペアが勝ちです。


大盛り上がりだったバナナ食い競争②バナナバナナ

どうすれば手を使わずに皮をむけるか、どうすれば自分も早く食べて、相手にも早く食べさせられるか。

単純なようで勢いだけでは勝てないゲームです。


みんなドキドキたまごキャッチヒヨコ

こちらもふたり一組でペアになりむかいあいます。

そしてひとりがたまごを投げて、パートナーがキャッチ。

成功したらお互い一歩ずつ後ろに下がり、距離を広げていきます。

パートナーとの息をあわせることが大事なゲームです。


チームワークが肝心な「TEAM GAME」わんわん

こちらは4人一組になり、それぞれが「T」「E」「A」「M」の文字を持ちます。

質問の答えをこの4文字から組み合わせて作ります。使用しない文字もあります。

例: MEAT お肉、ATE お姉さん(タガログ語)


質問の答えを瞬時に考え、チームワークよく並び替えることがポイントです。

最近ワークキャンプでホストファミリーをしてくれたカラックラン地区のお母さん達もがんばっていました星


とにかく長くDASH!「ラインゲーム」①

こちらはチーム対抗のゲームです。

1本の線の上に自分が身につけているものを並べていき、一番長かったチームが勝ちです。


とにかく長くDASH!「ラインゲーム」②

「これ以上並べるものがない!」と自らがラインになるお母さんたち。

お父さんやエドゥケーターのモアン達男性人は脱げるとこまで脱がされていました。

フィリピン人の女の人は強いという噂は真実だった…はてなマーク


言葉を使わずに!ジェスチャーゲームあせる

各チーム、ひとり答える人が前に出てきます。

それ以外の人はお題をとにかくジェスチャーのみで表現!

写真はTATAG代表「ビルさん」がお題

「太っている!」「マッチョ!」…本人が来ていないときでよかった…ショック!


こどもにも人気ラブラブジョリビー・マクドゲームハンバーガー


こちらは背中に絵を描く伝言ゲーム。

ただし言葉を使ってはいけません。

わかったときマクドのポーズ!両手で頭を触り「M」の形を作ります。

わからないときはジョリビーのポーズ!人差し指を顔の横で上下させます。

(写真左のお母さんのように)


もうみんな泥まみれにひひ人間つなひき!

こちらは人間綱引きのようす!

前の人のおなかに手をまわし、後は綱引きのように引っ張り合いです。

ただし、この日は雨雨そして砂浜波

期待にこたえるようキレイにすべり、みんな泥まみれになりました合格


すべてのゲームが終わると、雨のなか服のままで元気に海に入っていくお母さん達音譜

仲には7人こどもがいるお母さんもいましたが、今日ばかりはすっかりこどもの顔に戻っていましたニコニコ


この日も大活躍キラキラストリートエドゥケーターのふたりねこへび

同い年のこのふたり、MEAN, MOANとニックネームもそっくり!

さらにこの日は偶然にもペアルックのようなTシャツラブラブ

メイアンはナイスMCっぷりを発揮!

モアンは休憩中に止まらないお母さんたちの話を黙ってうんうんと聞いていました耳


雨の中、終始元気な笑い声が絶えることのなかったこのプログラム。

第一に、地域を越えてお母さんたちが団結することを目的としています。


代表のビルさんは最後の挨拶でこう話していました。


「こども達を守る存在は、まず第一に家族。そしてその次がバランガイ(フィリピンの地域の単位)です。

近所の人たちの関係を強めることは、こどもたちを守るためには大事なこと。

こども達が虐待を受けていないか、ちゃんと教育を受けているか、お酒やたばこ、ましてや薬物に手をだしていないか。

近所の人たちみんなでこども達を見守り、育てていきましょう。」

フィリピンには、片親であったり、家庭が複雑であったり、経済的な理由からこどもが学校に通えなかったり、非行に走る誘惑がまわりにあふれているなどという問題があります。


だからこそ、家族だけではなく、地域の関係を強め、こども達を守っていこうと、代表のビルさんは話していました。


これはフィリピンにだけ言えることではなく、日本にもあてはめることができるのではないかと感じました。

自分のこどもだけではなく、みんなのこどもをみんなで守っていく。

そんな体制が、日本にも戻ってきてほしいなと感じました。


「ちょっとまじめになりましたが、聞いてくれてありがとう。

まじめになりすぎたので、歌います音譜」と、代表のビルさん。


さすが陽気な国、フィリピン。最後はまたビーチ中に元気な笑い声が響きわたっていました。