ストリートエドゥケーションにジャイラキャンパー、スタツア参加者訪問☆
こんにちは、フィリピン事務局インターン木村です
ACTIONでは、8月9月にはワークキャンプを3つとスタディーツアーをひとつ実施しています。
現在ワークキャンプがひとつとスタディーツアーが終わり、明日明後日とまた次のキャンプが始まります。
8月にはジャイラキャンプとスタディーツアーのみなさんが、タタッグが行っているストリートエドゥケーションに訪問しました。
そちらの様子を今回は紹介したいと思います
まずは8月19日、8月ジャイラキャンプ参加者22名が訪れました
この日はあいにくの雨
急遽いつものマリキットパークではなく、屋根付のトライアングル公園での開催となりました。
お姫様じゃんけんでのひとこま
女の子チームと男の子チームに分かれお姫様じゃんけんをしました
選択肢はお姫様、勇者、虎です。
チームごとに相談し、せーのでそれぞれチームで選んだものを出し合います。
お姫様>勇者>虎>お姫様で勝ち負けが決まります。
写真上はお姫様を出した女の子チームです
勝利を喜ぶ男の子チーム
何度も何度もあいこが続き、ようやく男のチームが勝利!!
しかし、最終的な合計では女の子チームが勝ちました
足のサイズを比べるキャンパーとエドゥケーター
これはアセンディング・ディセンディングゲームでのひとこまです。
一列に並び、お題に合わせて並び順を変えます。
たとえば背の順、年齢順、などです。
そのときにアセンディングと言われたら、列の最初が大きく、後ろが小さくなるように、
ディセンディングと言われたら、列の最初が小さく、後ろが大きくなるように並びます。
写真は「足のサイズ・アセンディング」というお題です
歌とダンスを披露するキャンパー
キャンパーがこどもたちにダンス、WINDING ROAD(日本の歌)、HAWAK kAMAY(フィリピンの歌)を披露してくれました。
キャンパーの発表を楽しむこどもたち
キャンパーの発表を楽しみ、時には真剣に見つめるこども達でした
続いてはスタディーツアーの様子です。
8月25日、20名のスタディーツアー参加者が訪れました
いつもどおりマリキットパークに集まったこどもたちと、ツアー参加者
最初は何をするのか戸惑いぎみの参加者も、アイスブレイキングに参加するうちに、どんどん笑顔になっていきました
ゲームを楽しむ参加者とこどもたち①
アイスブレイキングのあとは、小学校低学年、高学年、中学生のグループに分かれてアクティビティを行います。
こちらは中学生グループのようす。
トイレットペーパーを切らないように体に巻きつけ、公園内を歩いてまわります。
かなりの集中力とグループ内での協力が必要です
こちらは小学校低学年グループです。
エドゥケーターがしかけるひっかけにかからないように、動きをまねするゲームです
いつも日本人のお兄ちゃんとお姉ちゃん達がやってくるのを楽しみに待っているこどもたち。
日本人が訪問するときには、こどもの数も増えます。
「もう、日本人が来ると調子にのって話を聞かないんだからぁー」といつも以上に走り回り大きな声を出すエドゥケーター。
そんな彼らも日本人が来るときはいつも以上にテンションがあがり、楽しそうにアクティビティを行っています
明日からは、2007年夏ニニョス・タタッグキャンプがはじまります。
今度はこども達にどんな思い出ができるでしょうか
その様子はまた後日、こちらのブログ、またワークキャンプブログでも紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに
サンタリータ地区に大雨が降りました!!
こんにちは、フィリピン事務局インターン木村です
日本の夏休みの今は、ワークキャンプやスタディーツアーの予定がぎっしりと入っており、フィリピン事務局はばたばたとしています
そして、こちらはフィリピンでは、8月から本格的な雨季に入っています
2007年春ニニョスタタッグキャンプでは、浸水地域のサンタリータ地区を支援しました。
コンパウンド(居住区)内にある川沿いに、住宅への浸水防止を目的として壁を設置しました。
↓2007年春のワークキャンプにて設置した壁
設置した壁の効果もあり、また例年より雨量が少ないこともあり、今年は雨季に入っても浸水の被害にあわずにすんでいました。
ところが8月に入り、台風が連続してフィリピンに訪れ、また少し北のバギオ地方に大きな嵐が来た影響を受け、約3週間近く毎日大雨が続きました。
その結果、雨量が設置した壁の高さをはるかに越え、コンパウンド内は浸水してしまいました。
一番ひどいときには2階の家にまで水が入ってしまうほどだったようです。
写真は浸水が一番ひどかったときから2~3日後のコンパウンド内の午後のようすです。
↑浸水したコンパウンド内のようす
この日の午前中までは柱の色が濃い部分まで水があったようです。
また、一番ひどいときには写真の上のほう、緑色のこけが生えている部分まで水があがってしまったそうです。
↑浸水した家の1階のようす
こちらは、2007年春キャンパーがワーク中の休憩等に利用させてもらっていた、
地域のリーダー、アテシャーリー家です
寝室、キッチン、トイレのある1階は完全に浸水してしまっているため、現在は使用していません。
↑キッチンが使用できないため、お皿洗いは外で
1階のキッチンが使用できないため、現在はテレビやソファがあった居間をキッチンとして使用しています。
↑雨のようすを見ている地域のこども
このあたりは、2007年春キャンパーが、お昼ご飯やメリエンダを食べていた場所です
↑キャンパーにはおなじみの青年たち
彼らもどんな時でも元気です。バケツにためた雨水を歌いながらかけあいはしゃいでいました
ちなみに左側ジャスパーと、そのお兄ちゃんのトントンは仕事がみつかり、現在は研修中だそうです
特にトントンは、以前こちらのブログでも紹介したようにTATAGの職業訓練を受けていましたが、最後の資格を取る試験はお金が足りずに受けることができませんでした。
その後、地域が無料で行う溶接のトレーニングを受け、仕事の斡旋を待っている状態が続いていました。
そして、最近やっと仕事が見つかり、今ではうれしそうに仕事に通っています。
まじめで努力家な彼のことなので、きっとすぐに新しい仕事にも慣れるでしょう
3週間ほど降り続けた雨もようやくやみました。
ひさしぶりに晴れ間が出た日に行ってみると、水はすっかりひいていました。
↑水がひいたコンパウンド内のようす
ここはちょうどアテシャーリーの家の前
奥に見える柱と階段が先ほどの「雨のようすを見ている地域のこども」の写真の家です。
↑コンパウンド内に並べられた砂袋
浸水したときにはこの上を歩きます。
しかし、浸水時はこの砂袋も見えないほどでした。
↑笑顔のこどもたち
2007年春キャンパーにはおなじみ、コンパウンドの入り口にあるパン屋さんの前です。
壁の設置により浸水防止を試み、住民からは「効果があった!」との声が聞こえてきていました。
例年であれば雨がすぐに家のほうに流れていたのを、壁が防いでくれていたようです。
しかし残念ながら、今回の台風や大雨のように大きな自然災害を完全に阻止することはできませんでした。
話を聞いているなかで、色々な工夫をこらしながら、自然災害と共存していこうとする地域の人の生きる力強さを感じました。
初めて浸水の状況を見た私は驚いてしまいましたが、彼らにとっては毎年起こる当たり前のこと。
いつもと変わらず、元気に笑顔で生活していました。
これからもサンタリータ地区のようすをモニタリングし、見守っていきたいと思います。
そのようすはこちらのブログでも報告していきたいと思います。
第1回ニニョス・タタッグ会開催しました!!
こんにちは、フィリピン事務局インターン木村です
7月中は2週間ほど一時帰国し、先日フィリピンに戻ってきました
7月21日、武蔵野市境南コミュニティーセンターにて「ニニョス・タタッグ会」を開催しました!!
これまでニニョス・タタッグキャンプは4回開催され、約100名の方がキャンプに参加されました。
各キャンプごとに、キャンプ後もキャンパー同士集まったり、中には写真展を開催したところもあります
今回の「ニニョス・タタッグ会」は、
キャンプを越えた交流、
最近のニニョスパグアサセンターとタタッグの報告を目的に開催しました。
当日は16名の元キャンパーが参加しました。
複数のキャンプに参加したり、キャンプ後ACTIONの活動に関わっている人が多かったため、
すでに知り合いの顔ぶれも多く、
わきあいあい としたかんじで始まりました。
最初は自己紹介をしました!!
それぞれ自分の名前、参加キャンプ、今やっていることを話しました
そして、その後にそれぞれ「隣の人に聞きたいこと」を質問しました
「最近のマイブームは?」「ずばり将来の夢は?」「こどもと接していて一番嬉しい事は?」などなど
初めて出会う人のことも知る事ができ、
仲良しの子の新しい一面も発見できたのではと思います。
また、途中遅れてきた参加者がいたので、
「全員の名前を教えてあげて」とひとりのキャンパーにふってみました。
順調に言えたものの、なんと同じキャンプに参加した隣の子の名前をど忘れ
なんともハラハラどきどきなハプニングでした
その後は最近のニニョスっこや、ストリートエドゥケーション、ワーク&ホームステイ先のようすをビデオで紹介しました
「わぁー、でっかくなったぁー」
「ふ、太った…よねぇ??」
「この子、うちのこぉーーーーーー」
「あー、行った行ったぁー」
…などなどとみんな画面にかじりつくように夢中になっていました
画面の奥にいるこども達を愛おしそうに見つめる元キャンパー達の眼差しは、
とってもあたたかくてキラキラしていました
離れてていても、こんなに大事に思ってくれているお兄ちゃんやお姉ちゃんがいるこどもたちが、
ちょっぴりうらやましくなりました
参加者で記念撮影 すまーいるッ
報告会終了後はみんなで西武新宿線柳沢駅前商店街の夏祭りに行きました
ジャイラホームへのクリーニング店開設でお世話になっている佐藤さんの取り計らいにて、ACTIONもブースを出店しました。
お好み焼きやマンゴーバナナアイスをほおばりながら、
それぞれ思い出話やこれからの話などに盛り上がっていました
次回、第2回ニニョス・タタッグ会は2008年1月に開催予定です
まだ鬼にも笑われちゃうようなちょっと先の話ですが…
それでは、今回のニニョス・タタッグ会に参加できなかった元キャンパーのために、
ビデオで報告した様子をちらりと紹介したいと思います
ニニョスパグアサセンター
ドレス製作中にポーズ マガンダー(きれい)
キャンパーに人気の手話の先生ラリーさんもミシンと格闘中
最近では、製作したドレスや枕を市場で販売しているそうです
ストリートエドゥケーション
アイスブレイキング中には、ちびっこたちが積極的にアイスブレーカーをしています
毎週末、ゲームや識字、計算など様々なアクティビティが行われています
続いて、ワーク先&ホームステイ先の紹介です
マバユアンオールド地区(2005年夏キャンプ)
キュートな笑顔にハスキーボイスのギャップがかわいい、みんなのアイドル、ロータ
リバース地区(2006年春キャンプ)
みんなのアイドル・ライ
マバユアンニュー地区(2006年夏キャンプ)
タタッグのコミュニティーオーガナイザーとして活躍するアテジョの末っ子アン
地域のミスを務めているアンヘル
サンタリータニュー地区(2007年春キャンプ)
みんなに寄せ書きしてもらったタンクトップを私服として愛用しているトントン
以上、第1回ニニョスタタッグ会開催の報告でした