サマーキャンプ:最後のアクティビティー
サマーキャンプ最後のアクティビティー
このゲームは、3部構成です。
まず、制限時間内に、できるだけ多く、「硬い」ものを集めます。
瓶、イス、バケツ、はさみ、石etc
集めた品数が、そのチームの持ち点になります。
そして、次のゲームへと移ります。
持ち点×100分のお金が各チームに配られます。
そのお金が配り終わって、はじまったのが、
オークションです
キャンパーにもお馴染みのエドゥケーターのジャスミンが
用意した8つの封筒
ハートや星など記号が書かれている封筒
中身に何が入っているかはわかりません
そんな中、オークションがはじまりました。
この封筒、
「200で買う!」
「300で買う!」
「待って、お金そんなに無いよ。」
「やっぱり残しておこうよ。。。」
「今こんなに使ったら、1つしか買えないよ。」
と各グループ2つずつ封筒を獲得しました
そして気になる中身です
みんなで、どのタイミングで、どれだけお金使うか相談しながら、
相手の出方を見ながら、買った封筒
開けてみると中身は、一言書かれた紙一切れ
紙には、木材、ダンボール、ココナッツ、ペットボトル
本などそれぞれ書かれています。
その紙に書かれたものが次のゲームの道具になるようです。
そしてこのアクティビティーの最後のゲーム。
それぞれ引いた封筒に書いてある、道具を使いながら
スタートラインから向こう岸に渡る。
地面に足が付いてしまったら、スタートラインに戻る。
メンバー全員が、向こう岸に最初についたチームが勝ちです
ペットボトルとノートを引いたグループ
木材、ダンボールを引いたグループ
難関は、ゴールにたどり着いて、
スタートラインで待っているチームメイトに
道具を投げ返すところです
スタートラインから向こう岸まで、足が地面につかないように
渡り、道具を無事投げ返して
相手に道具を渡さなくてはなりません
うまく投げられず、スタートラインとゴールの間に道具が・・・。
せっかくゴールしたのに、またスタートラインからやり直しです
ゴールラインでチームメイトを待つ子どもたち
みんな最後まであきらめずに、すべてのチームがきちんと
ゴールをして終わりました。
各チーム2日間、みんなで協力しながら、助け合いながら
ゲームやアクティビティーに取り組みました
すべてのアクティビティーが終わり、
向かった先はプールです!!
子どもたちは、毎日この時間が楽しみで仕方がありません
子どもたち30人をまとめるのは大変です
1日中アクティビティーに参加している子どもたちの様子を見ながら
アクティビティーの間にアイスブレイキングを入れたり、
話に冗談を交えながらと工夫をしながら、
子どもたちをまとめたエドゥケーターたち
今回のサマーキャンプのアクティビティーはすべて
エドゥケーターのみんなによって、進められました
タタッグの代表、クヤビルは、
『はじめの頃は、私やタタッグのスタッフがアクティビティーを進めていたけど、
年々、エドゥケーターたちに少しずつ任せていってるんだよ。』と話していました。
『もう今年はほとんど任せていたよ。』と誇らしげに話していました
サマーキャンプ:あなたなら何を持っていく?
次のアクティビティーは、あなたなら何を持っていく
ある日、飛行機事故が発生し、
砂漠のど真ん中に残されてしまいました。
地図によると、3日歩るけば、
みんなが泊まれるシェルターにたどり着けると判明しました
そこまで、みんなで歩くことになりました
3日間の旅に向けて、飛行機に残されているものの中から
一人一品もっていくことにしました
さて、あなたなら何を持っていく
飛行機に残されているのは12品
①マッチ
②水3人分(3日分)
③ビスケット全員分(1日分)
④塩
⑤調理用具
⑥シーツ4枚
⑦薬
⑧ナイフ
⑨飴2袋
⑩魚の缶詰(3人分)
⑪麺(3人分)
⑫ティッシュ
⑬スリッパー7足
⑭パン(2人分)
そして、話し合いの最中にらくだも付け足されました。
子どもたちはこの15品のうちから7品選びます。
アクティビティーの説明をするエドゥケーターたち
説明を何度も読み返すエリック
調理用具、ナイフ、ビスケット、水、パン、
薬、らくだを選びました
水、薬、魚の缶詰、ビスケット、麺、シーツ、飴を選んだグループ。
シーツは、歩いている時に、日差しが強いので、
日よけとして
水、薬、魚の缶詰、ビスケット、麺、パン、ナイフを選らんだグループ。
このグループは、食べ物を中心に選んでいました
水、薬、ビスケット、シーツ、塩、飴、らくだを選んだグループ。
3日間だけだから、飴やビスケットをみんなで分けながら
空腹をしのぎます、と話していました
皆さんはどれを持っていきますか
サマーキャンプ:もうダメだー。。。
サマーキャンプ2日目に行われたアクティビティー。
ルールは簡単です。
自分の足を前の人の腰に巻きつけ
おしりと手を使って、みんなで協力しながら
コースを一周する。
2人、3人、4人と、一周終えるごとに人が
増えていき、一番最初にチーム全員で一周し終わったチームが
勝ちです
ゲームがはじまる前のさわやか笑顔のみんな
炎天下の中、行われたこのアクティビティー。
「暑いよー」「重いよ」「進まないよー」
見た目よりもきつそうな、このゲーム。
列が切れてしまうと、スタートラインに戻り
やり直しです
なかなか、時間もかかり、忍耐力も必要です。
そして中盤にかかり、大体勝負はついていました。
勝負が見えてしまっているせいか
4チーム中、2チームはリタイアしてしまいました
そしてゲームの後に行われた振り返り。
最後まであきらめず、頑張ったチーム
暑くて、大変だったけど、お互い声をかけあって、励ましあって
最後までがんばることができた、と話していました
みんなは、家でもきっとたくさんの問題を抱えているよね。
そういう時でも、家族みんなで励ましあって
ポジティブに考えることは大切さだよね、とタタッグ代表の
クヤビルが話していました。
あきらめてしまったチーム。
途中で棄権してしまって、今のみんなの気持ちはどう
と聞かれ、
「悔しい。」「残念。」
「大変でも最後まであきらめずに続ければよかった。」
と答える子どもたち。
今のその気持ちを忘れないでね、これからは
どんなに困難なことでも、あきらめずに、最後まで頑張ろう
とアテディタス
この話し合いを通して、
このキャンプに参加している子どもたちは、
家庭で、色々と問題を抱えている子たちなんだな
と改めて実感させられました。
ゲームなどを通して、学んだことを
実生活につなげて、話し合いを進めるタタッグスタッフ。
自分たちで体や頭を使いながら、
自分たち自身で色々なことに気づくことで、
たくさんのことを学び
色々と身についていくのだろうなと思いました