カラックランECCDセンター
こんにちは。
フィリピン事務局のあやなです
今回、タタッグが運営しているECCDセンター(Early Childhood Care and Development:幼稚園)の様子を紹介します
2009年、9月に行われたストリートチルドレンキャンプでは、
タタッグが運営している5つのECCDセンターをまわり、
各ECCD必要としているものを作りました
今回訪問した、カラックランでは、机と、キャビネットをワークキャンプ参加者
16人と地域のお父さんたちと一緒に作りました
カラックランのECCDセンターに新しい机とキャビネットが出来て、
子どもの出席率が高くなった
子どもは以前と比べて、言うことを聞くようになった
(落ち着いて、授業を聞くようになった)
前より、きれいに字を子どもたちが書けるようになった
また、新しいキャビネットのおかげで、
教材やノートは、雨が降ったり、台風が来ても、濡れなくてすむようになった
とカラックランのECCDで先生をやっているメリアンは嬉しそうに
話していました
子どもたちにとって、勉強する上で、
教室の環境も大切なんだなと実感しました
また、今年からECCDセンターの先生をはじめたばかりの彼。
初めの頃は、言うことを聞かない子どもがいたり、
子どもの親が外で見ているのを気にして
一人で教えることを嫌がっていたそうですが、
今では、もう一人でも全然平気です
以前、他のECCDセンターの先生もECCDの先生をやっていて、
一番大変だったことはという質問に、
子どもの親の対応が大変だと答えていました
まだ大学生の先生たちにとって、親の視線は気になるようです
先生として給料はもらっていませんが、大学の奨学金をもらっている先生たち
大変なこともあるようですが、やっぱり、
子どもたちの成長を見るとやりがいがあるし、嬉しいそうです
どのECCDセンターの先生と話していても、
子どもが好きという気持ちや子どものことを思っている気持ちが伝わってきます
そんな先生たちに囲まれながら、
今日も子どもたちは元気よく、勉強をしていました
まさありがとう!
こんにちは。
フィリピン事務局のあやなです
クリスマスが近づき、町では、クリスマスソングが流れ、
ニニョスでは、クリスマスツリーが飾られ、
ジャイラホームでは、コテージには、クリスマスライトが飾られました
昨年に続き、暖かいクリスマスです
2008年、9月のニニョスタタッグワークキャンプ参加者の
まさがタタッグのエドゥケーションで配られるメリエンダ用(軽食)に
お金を寄付してくれました
その様子を今回は、紹介します
今までは、ストリートエドゥケーションのメリエンダは
タタッグのお母さんたちスタッフが作っていました
しかし、お母さんたちも土日はミーティングなどがあるため、
最近は、ストリートエドゥケーターたちが作っています
今回作ってくれたのは、この3人です。
キャンパーの皆さん、この後ろ姿でこの3人が誰だかわかりますか
正解は、この3人でした
寄付していただいたお金は先週の土曜日、日曜日のメリエンダ代に
タタッグスタッフやエドゥケーターのみんなも大喜び
こちらが、土曜日のメリエンダの材料です
アテあやなは、コンタクトしているから、目にしみないでしょ。
だから、玉ねぎ担当ねと私もこの日は、お手伝い
土曜日のメリエンダの材料ですさて、この日のメリエンダはなんでしょう
私も今回、はじめて、メリエンダ作りに参加しましたが、
100人分のメリエンダを作るのは、大変です
まずは、マーケットへ行き、材料を買いに行きます
そして、11時頃から作りはじめ、終わったのは、15時
みんなのメリエンダを持って
マリキットパーク(エドゥケーションの行われている公園)
に着くと、子どもたちが今日のメリエンダは何と集まってきました
土曜日のメリエンダは、みんなの大好物のスパゲッティー
日曜日は、ボクシングの試合があり、
子どもももしかしたら、少ないかもしれないねと
エドゥケーターたちと話していましたが、
次の日のメリエンダがフライドチキンと伝えていたせいか、
いつも以上に子どもたちが集まりました
まさ、寄付どうもありがとうございました!
寄付していただいた、お金は、2日分のメリエンダ代と
10月31日に行われたハロウィーンパーティーの景品代として
使わせていただきました
PESトレーニング
こんにちは。
フィリピン事務局のあやなです
11月に入り、日本ではじょじょに寒くなっているようですが、
フィリピンでは、最近は、
日中は暑く、夜は涼しく、体を崩しやすい季節になってきました
今回、10月23日から25日、10月28日から30日に行われた
PESトレーニングについて紹介します
PESトレーニング(Parents Effectivness Service)は、タタッグが
支援している子どもたちの両親を対象に行いました
参加者全員が緊張している様子
まずはアイスブレーキング、歌を歌いました
子どもたちと違い、恥ずかしがるお母さんたち
そこにエドゥケーターやクヤビルがうまく、仕切り次第に
お母さんやお父さんたちの声は大きくなり、いつの間にかみんな笑顔に
子どもの性格や態度、生き方は、
親や家族の育て方によって影響されます
アクションが支援している児童擁護施設ジャイラホームにも
最近、新しい子どもたちが数名入ってきましたが、
性格は本当にそれぞれ違います
自分のやりたくないことは全くやらず、
食べものの好き嫌いも激しく、野菜を全く食べない子もいれば、
何も言わなくても、部屋の掃除をする子もいます
育った環境によって、性格は、変わってきます。
しかし、お父さんやお母さんも子どもの頃、きちんとした
教育を受けていなかったり、子どもの頃家族で大きな問題を
抱えていたということがあります
そのような人たちが親になった時に、どのように
うまく、子どもをしつけてよいかわからない人もいます
今回のトレーニングでは、どう子どもをしつけて、育てていけばよいか、
子どもにはどういう権利があるのか、自分の幼少時代を振り返りながら、
普段の自分の子どもとどう接しているかみんなで話し合いながら、
トレーニングは進められていきました。
お母さんたちがどのように育てられていたか、
どのような幼少時代を送っていたのか、明らかになっていきました
3日間、一緒にトレーニングを受け、日に日に仲良くなる参加者の
お母さんやお父さんたち
トレーニング最終日、みんな満足そうでした
トレーニングに参加したお母さんやお父さんは、家族で色々な問題を
抱えている人たちもいましたが、ここで学んだことを是非、
家で実践し、よりよい家庭を築いてほしいです