ECCDの授業風景♪
みなさま、こんばんは
フィリピン事務局のまきです
7月ももうすぐ終わってしまいますねー
突然ですが、日本の子どもたちは今、
夏休み真っ只中ですよね
大学生のみなさんも、そろそろテストを終え、
夏休みを迎えるころでしょうか・・・
日本のみなさまよりも一足早く
夏休みを迎え終わってしまったフィリピンでは、
毎日子どもたちが元気に学校に通っている様子が見られます
そこで、今回はTATAGが運営をしている
ECCDでの授業風景をお伝えしたいと思います
各ECCDでは、8:00~9:30と9:30~11:00の時間帯で
毎日2クラスに分かれて授業が行われています
(先生たちのスケジュールによって、時間は多少前後します!)
各ECCDともに、教室の大きさに比べて子どもの数が多いため、
2クラス設けて、なるべく多くの子どもたちを受け入れています
以前のブログでもお伝えしたとおり、
先生はTATAGから奨学金支援を受けて大学に通っている
ボランティアの学生たち
みんな学校に通いながら、ECCDでのボランティアもしています
毎週末にTATAGのオフィスでのミーティングもあり、
なかなかハードな仕事ですが、どの先生たちも一生懸命取り組んでいます
自分が大学生の頃を思い返すと・・・
こんなふうに頑張っているみんなには脱帽です
さてさて、一方ECCDの子どもたちはというと・・・
今では元気いっぱいに授業を受けていますが、
新学期が始まってしばらくはお母さんと離れるのがつらかったようで・・・
こんな風に横にお母さんが付き添って授業を受けていました
(以下、マバユアンニューのECCDにての写真)
お母さんがちょっとでも席を立って教室を出て行こうものなら、
「逃がさない」っとばかりに、
お母さんの服のすそをがっちりつかみ、
自分もついて出て行こうとしてしまう子も・・・
お母さんも先生も大変ですね
さて、この日はいろいろな形と大きさについてのお勉強
「この2人のうち、大きいほうはどっちかなー」とレイシェル先生
お母さんが横にいてくれれば安心するようで、
みんな元気いっぱい手を上げて、授業に参加していました
そして、7月に入ると・・・
少しずつお母さん離れができるようになっていました
後ろでお母さんたちが見守る中、元気に参加する子どもたち
(以下、サンタリータのECCDにての写真)
先生の動きを一生懸命まねしながら手遊びつきで歌う子どもたち
このように、お母さんがすぐそばにいなくても、
みんな授業に集中できるようになっていました
また、別のECCDをのぞいてみると・・・
教室の机とイスを全て端によけて、
体育の授業をしていました
(以下、カラックランのECCDにての写真)
子どもたちはもちろんですが、
レースが終盤にさしかかってくると
むしろお母さんたちの応援のほうが盛り上がり、
教室内は運動会さながらの雰囲気に包まれていました
授業の最後には、一生懸命授業に参加した子たちみんなに
先生が「よくできましたスタンプ」をおしてあげていましたー
1人1人にスタンプをおしてまわるメーアン先生
そして、どの教室でも授業のあとには
メリエンダ(おやつ)の時間がありました
やっぱりフィリピンですねー
どのお母さんもちゃんと子どものメリエンダを用意してきていました
ほとんどの子どもはスナック菓子やカップケーキに
パックのジュースでしたが、
中には、お母さんが作ってきたメリエンダを食べている子も
お母さんの愛情が伝わってきました
さて、今回は3ヶ所のECCDでの授業風景をお届けしましたが
いかがでしたか
また次回ECCDを訪問したときには
成長した子どもたちの様子をお届けしたいと思います
お楽しみにー
フィリピン事務局
戸塚 真希
ニニョスっ子たちの通う高校
みなさんこんにちわ
最近、日焼け止めを変えたせいで黒くなったユイです
某有名化粧会社の日焼け止めから安い日焼け止めに変えた瞬間
焼けるのが早くなりました
フィリピンの紫外線、恐るべしです
さて、そんな話しはさておき、今日はニニョスっ子たちの通う高校
「Olongapo City National High School (通称OCNHS)」 へ
再び訪問したときのことをお伝えしたしと思います
ここへは、シャーウィン、アラン、リチャード、ジュリアン、MJ、メリッサの6人の
ニニョスっ子たちが通っています
シャーウィン(左)、アラン(右)
左から、リチャード、ジュリアン、MJ
メリッサ
前回OCNHSへ行ったときは、クラスの責任者の方が不在のため
写真を撮ることができませんでしたが、今回は果たしてどうだったのでしょうか
今回は、高校へ入るため&写真を撮らせてもらうため、嘆願書を作りました
これでダメだったら諦めようと思っていたので、
フィリピン人の友達にも、レポート用紙の書き方や段落など、
どのようにしたら見た目も良くなるか教えてもらい、頑張って作りました
では、いざOCNHSへ
校門
前回、ガードマンの方たちに門前払いにされてしまったので、
今回もビクビクしながら入りました
今回いたガードマンさんも、最初は怖かったですが、
「○○クラスの○○先生に○○の件で会いたいです」のような感じで
事情を説明したら入っても良いとおっしゃってくださいました
前回も一度来ていたので、覚えてくれていたようです
そして、広い中庭と校舎を通り、彼らの通う教室へ着きました
奥が普段授業を行う教室で、左がトイレになっています上にも教室があります
教室で先生とお話ししているMJ(右)、アラン(真ん中)、
リチャード(背を向けている子)
ちょうど次の授業の始まる直前で、クラスの子と他のニニョスっ子たち3人は
既に移動しており、3人だけ撮らせていただきました
すると・・・
アルコールをこぼして先生に怒られるリチャード
掃除を手伝うMJ
この写真のサイズが変な理由なのですが、
アラン(左端)の隣に私が写っているからです
以前のブログでもお伝えしたよう、こちらにきて7キロ太りました
なので、痩せるまでは、公共の場に姿を出すのを控えようと・・・
メリッサ(左から二番目)と、ジュリアン(左から3番目)も一緒に
残念ながらシャーウィンは授業の関係でこちらのクラスにくることが
できませんでしたが、この日も勉強を頑張っていたことと思います
また、学校の風景、授業風景などは撮影禁止だそうです
なので、本ブログでお伝えできる彼らの学校生活風景はここまでです
他の生徒のことを配慮してとのことだそうです
でも、それは学校として当然の配慮だと思うので、前回突然訪問したのにも関わらず
今回ここまで親切にしてください、本当に感謝しています
先生方、本当にどうもありがとうございました
嘆願書を真剣に読んでくださっていましたし、こちらの真摯な気持ちも伝わったので、
快く写真を撮らせてくださったのだと思います
学校は、まるで大学のように広くて、生徒数もとっても多かったです
また、他のクラスを見ても、机と机の間に通路がないくらい
びっしり机が敷き詰められ、たくさんの子供たちが勉強をしていました
実際、ニニョスっ子たちの通うクラスも、20人ほどのクラスメートも通っていて、
だいぶきつそうでした
授業中ということもあり、私はすぐにニニョスっ子たちとお別れをしたのですが、
後から聞いた話しですと、ニニョスっ子たちもこのように私が訪問したことを
とても喜んで話してくれていたようで、安心しました
これからも、センターの様子もですし、ハイスクールに通っているこたちの様子など、
みなさんにどんどんお伝えできたらなと思っています
フィリピン事務局
赤石ゆい
寄付品のその後・・・♪
みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
ここ最近、事務所のあるオロンガポでも
毎日雨が降るようになり、
雨季を肌で感じるようになってきました
私にとって、生まれて初めて体験する雨季
毎日、いつ雨が降るのかどきどきしながら空を見ています
さて、そんな毎日が続いているオロンガポより、
今回は寄付品のその後についてお伝えしたいと思います
4月15日のブログでお伝えした、TATAGに寄付された子ども用甚平200着
(過去の記事はこちら↓
http://ameblo.jp/action-ninostatag/entry-10506483767.html#main )
TATAGの運営するECCD(幼稚園)の子どもたちの
体育着として使われることになっていたこの甚平たちですが、
春のキャンプシーズンに日本から運ばれてきたものの、
6月後半までTATAGのオフィスで出番が来るのを待っていました
フィリピンでは4月・5月が夏休みだったため、
ECCDも授業がなかったからです
教室の後ろではお母さんたちが見守っています
さて、いきなり話がそれますが、
「寄付品はどうやって日本から運ばれてくるの」
「キャンプシーズンってなに」という
疑問をお持ちになった方のために、
日本事務局に集まった寄付品が、
現地の人たちに届けられるまでの道のりからご説明します
支援者のみなさまが日本事務局に届けてくださった寄付品たちは、
当会が毎年、春と夏に行っている
ワークキャンプの参加者の方々にご協力いただき、
フィリピンまで運んでいます
その後、フィリピン事務局スタッフが
TATAGなどの現地団体へ届けます
キャンプ参加者は学生が多いということもあり、
多くの学生が長期休みになる、
2&3月と8&9月がキャンプシーズンとなっています
こんなふうに、たくさんの人の手によって支えられ、
寄付品はフィリピンまで届けられているのです
参加者の方々には毎回ご協力いただき、
どうもありがとうございます
ちなみに、この夏のキャンプもまだまだ参加者募集中
子どもたちとふれあいながら、建設作業のお手伝いをしたり、
フィリピンの一般家庭にホームスティしたりと
盛りだくさんな内容になっています
気になった方は、ACTIONのHPより詳しい内容をご覧ください
キャンプに関するページははこちら→http://www.actionman.jp/workcamp2.html
さて、話をもとに戻して・・・
6月15日からECCDも新学期が始まり、
いよいよ200着の甚平たちが
子どもたちに手渡されるときがやってきました
ECCDの先生たちが自分の担当の子どもの人数分を
オフィスから持ち帰り、各ECCDにて渡してくれました
今回はせっかくなので、私も各ECCDをまわって、
子どもたちに手渡される様子を写真におさめることに・・・
マバユアンニューにあるECCDでの様子配っているのはアールジョイ先生
カラックランにあるECCDでの様子
ここはメーアン先生(中央)&ロベン先生(右)が担任です
どのECCDでも、せっかくなのでみんなで着て写真をとろうということに・・・
初めて袖を通す甚平に、子どもたちはちょっとそわそわした様子
先生たちも子どもに甚平を着せるのは初めてなので
「これ、どうやって着せるの」とちょっと戸惑い気味
というわけで、私もちょっとお手伝い
しかし、さすがECCDの先生
着せ方さえわかれば、その後はどんどん子どもたちに着せていきます
甚平を着せてもらう子どもたち待っている子もみんな興味津々
ECCDの先生たちは、TATAGから奨学支援を受けて
大学に通っている学生たちがほとんどですが、
みんな子どもたちの興味を引きながら
物事を進めていくのがとっても上手です
授業の様子も少し見学させてもらったのですが、
私が見ていても飽きなくて、おもしろかったです
今度こちらのブログでも、授業の様子をお伝えできればと思います
今回、1つ残念だったのは、
もともと上下同じ柄でセットになっていた甚平が、
子どもたちに渡るときにはなぜかバラバラに・・・笑
オフィスで各ECCDごとに準備していたとき、
上下を別々に人数分集めたためにこうなってしまったようです
先生たちも最初はちょっと残念そうでしたが、
「これもおしゃれだし、2つの柄が楽しめるしね」
ということで、最後は納得していました(笑)
そんなハプニングもありつつ、
最後はみんなで記念撮影
ちょっと写真に緊張気味ですが・・・なかなかみんな似合ってますねー
「どうもありがとう」のポーズだそうです
今回支援してくださったみなさま、
本当にありがとうございました
子どもたちが大切に使ってくれることを、
そして元気に体育の授業を受けてくれることを願うばかりですね
フィリピン事務局
戸塚 真希