寄付品のその後・・・♪
みなさま、こんにちは
フィリピン事務局のまきです
ここ最近、事務所のあるオロンガポでも
毎日雨が降るようになり、
雨季を肌で感じるようになってきました
私にとって、生まれて初めて体験する雨季
毎日、いつ雨が降るのかどきどきしながら空を見ています
さて、そんな毎日が続いているオロンガポより、
今回は寄付品のその後についてお伝えしたいと思います
4月15日のブログでお伝えした、TATAGに寄付された子ども用甚平200着
(過去の記事はこちら↓
http://ameblo.jp/action-ninostatag/entry-10506483767.html#main )
TATAGの運営するECCD(幼稚園)の子どもたちの
体育着として使われることになっていたこの甚平たちですが、
春のキャンプシーズンに日本から運ばれてきたものの、
6月後半までTATAGのオフィスで出番が来るのを待っていました
フィリピンでは4月・5月が夏休みだったため、
ECCDも授業がなかったからです
教室の後ろではお母さんたちが見守っています
さて、いきなり話がそれますが、
「寄付品はどうやって日本から運ばれてくるの」
「キャンプシーズンってなに」という
疑問をお持ちになった方のために、
日本事務局に集まった寄付品が、
現地の人たちに届けられるまでの道のりからご説明します
支援者のみなさまが日本事務局に届けてくださった寄付品たちは、
当会が毎年、春と夏に行っている
ワークキャンプの参加者の方々にご協力いただき、
フィリピンまで運んでいます
その後、フィリピン事務局スタッフが
TATAGなどの現地団体へ届けます
キャンプ参加者は学生が多いということもあり、
多くの学生が長期休みになる、
2&3月と8&9月がキャンプシーズンとなっています
こんなふうに、たくさんの人の手によって支えられ、
寄付品はフィリピンまで届けられているのです
参加者の方々には毎回ご協力いただき、
どうもありがとうございます
ちなみに、この夏のキャンプもまだまだ参加者募集中
子どもたちとふれあいながら、建設作業のお手伝いをしたり、
フィリピンの一般家庭にホームスティしたりと
盛りだくさんな内容になっています
気になった方は、ACTIONのHPより詳しい内容をご覧ください
キャンプに関するページははこちら→http://www.actionman.jp/workcamp2.html
さて、話をもとに戻して・・・
6月15日からECCDも新学期が始まり、
いよいよ200着の甚平たちが
子どもたちに手渡されるときがやってきました
ECCDの先生たちが自分の担当の子どもの人数分を
オフィスから持ち帰り、各ECCDにて渡してくれました
今回はせっかくなので、私も各ECCDをまわって、
子どもたちに手渡される様子を写真におさめることに・・・
マバユアンニューにあるECCDでの様子配っているのはアールジョイ先生
カラックランにあるECCDでの様子
ここはメーアン先生(中央)&ロベン先生(右)が担任です
どのECCDでも、せっかくなのでみんなで着て写真をとろうということに・・・
初めて袖を通す甚平に、子どもたちはちょっとそわそわした様子
先生たちも子どもに甚平を着せるのは初めてなので
「これ、どうやって着せるの」とちょっと戸惑い気味
というわけで、私もちょっとお手伝い
しかし、さすがECCDの先生
着せ方さえわかれば、その後はどんどん子どもたちに着せていきます
甚平を着せてもらう子どもたち待っている子もみんな興味津々
ECCDの先生たちは、TATAGから奨学支援を受けて
大学に通っている学生たちがほとんどですが、
みんな子どもたちの興味を引きながら
物事を進めていくのがとっても上手です
授業の様子も少し見学させてもらったのですが、
私が見ていても飽きなくて、おもしろかったです
今度こちらのブログでも、授業の様子をお伝えできればと思います
今回、1つ残念だったのは、
もともと上下同じ柄でセットになっていた甚平が、
子どもたちに渡るときにはなぜかバラバラに・・・笑
オフィスで各ECCDごとに準備していたとき、
上下を別々に人数分集めたためにこうなってしまったようです
先生たちも最初はちょっと残念そうでしたが、
「これもおしゃれだし、2つの柄が楽しめるしね」
ということで、最後は納得していました(笑)
そんなハプニングもありつつ、
最後はみんなで記念撮影
ちょっと写真に緊張気味ですが・・・なかなかみんな似合ってますねー
「どうもありがとう」のポーズだそうです
今回支援してくださったみなさま、
本当にありがとうございました
子どもたちが大切に使ってくれることを、
そして元気に体育の授業を受けてくれることを願うばかりですね
フィリピン事務局
戸塚 真希