ハサミノチカラ第二弾~power of scissors~
みなさまこんにちは
今年ももうすぐ終わりですね。
そして、クリスマスももうすぐですね
今回は、クリスマス前に、
子ども達に最高のプレゼントをくださった方々についてご紹介したいと思います。
さかのぼること半年前・・・
今年の4月に、盲ろう学校ニニョスパグアサセンターと、孤児院ジャイラホーム、
そしてエコミスモに、日本の美容師さんがいらっしゃりました
そのときの様子はこちら
前回、日本のトップスタイリストの方々に髪の毛を切ってもらった
子ども達の笑顔が本当に印象的でしたが、
先日の11月30日に再び戻ってきてくださりました。
そして、今回はヘアスタイリストさん8名、スタイリストさん、映像クリエイターさん、
フォトグラファーさんの計11名がいらっしゃりました
2泊3日の弾丸ツアーの中で、まず、マニラで成人式を行いました。
貧困などさまざまな原因で、
自分達でお祝いできない18歳の女の子たちのために
成人式をプロデュースしてくださりました
フィリピンでは、成人式のお祝いはとてもとても大事なイベントです。
それを、ハサミノチカラの皆様により行うことができ、
成人を迎えた女の子もとても幸せだったと思います。
そして、この忙しいスケジュールの中、
ニニョスとジャイラの子ども達のカットにも来てくださりました。
ジャイラの様子はこちら
それでは、ニニョスの様子をご覧ください
カットカット~♪
カットカット~♪
次にスタイリストさんたちのご紹介です(順不同)
SORA 梅澤さん
また、
スタイリストのTATSUOさん、
映像クリエイターの井上さん、
フォトグラファーの安田菜津紀さん
も来てくださりました
フォトグラファー 安田菜津紀さん
(TATSUOさんと、井上さんの写真がなくすみません・・)
ニニョスでは、美容師さん達がいらっしゃる前から、
「こんな髪型にしてほしいなー」「前来てくれたあの美容師さんは来るのかな?」など、
子ども達もとてもテンションが高かったです
いつもはやんちゃで悪さばっかしている子が、緊張のせいか、
生まれて初めて美容師さんに切ってもらい顔がすごく強張っていたり、
前回同様切ってもらっている最中満面の笑みの子もいました。
私自身、
今まで見たことのない子ども達の顔を見ることができて心が温かくなりました。
私は、ずっと国際協力に興味があって、ずっとそのことに関して勉強してきたので、
どうしても自分の知らない人やこと、世界がたくさんありました。
でも、今回プロの美容師さんとお会いして、
またまた自分の中で尊敬できる人が増えました。
今回いらした皆さんの技術はもちろん、
子ども達の髪を切ってくださっているときの表情や笑顔がとっても素敵でした
ハサミノチカラ第二弾メンバーの皆さん、
今回は、忙しいスケジュールの中ニニョスに来てくださり、
そして子ども達のことを笑顔にしてくださり、本当にどうもありがとうございました
また遊びにきてねー
フィリピン事務局
赤石ユイ
奨学生マラにインタビューしました♪ Part2
マラへのインタビュー つづき
Q3.なんでソーシャルワーカーになりたいの
A3.いろんな問題を抱えている人たちを助けられるようになりたいから
私も小さい頃は子どもが持つ権利とかそういうことをまるで知らなかった。
でも、タタッグが行っている活動(ストリートエデュケーション)に
参加するようになって自分たちに様々な権利があることを学んだの。
昔、私のお母さんは怒るとすぐに怒鳴ったり
手を出したりしてしまう人だったんだ。
でも、私は自分が守られる権利があること、
お母さんであっても子どもに手を上げたり、
怒鳴ったりしてはいけないってことを何度も何度も伝えた。
お母さんも次第に分かってくれるようになって、
今は昔みたいなことはなくなったんだ。
私は子どもの権利を知ったから、こうやって環境を変えることができた
私みたいに環境にいる子どもの数を少しでも減らしたい。
それに、私にも似たような経験があるから
みんなのこと理解できると思うんだ。
もっともっと勉強して、
今よりもっといろんな人の気持ちを理解できるようになって、
それでたくさんの人を助けたいんだ
Q4.日本人のみなさんにメッセージはある
A4.もちろん
私が大学で勉強できるように支援してくださって
本当にありがとうございます
以前は自分が大学で勉強できるなんて思ってもみなかったです。
でも、大学に行けることになって、
希望するコースに進学できて、すごく嬉しいです
卒業まで支援を続けていただけるように、
後期はもっと頑張って良い成績を修められるようにしたいと思います
これからもよろしくお願いします。
これまでのモニタリングや今回のインタビューを通して、
入学前よりも一回りも二回りも大きく成長したマラを見ることができました
私がこのような成長を見守ることができるのも、
マラを応援してくれているたくさんの方々がいるからです。
現在、マラのスポンサーになって支援してくださっている人は15名以上
マラにそのことを伝えるととても嬉しそうで、
もっともっと頑張らなきゃと、話していました
マラを応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます
スポンサーの1人でもある、過去キャンパーからの手紙を受け取り嬉しそう
先月のタタッグのイベントではダンスを披露しました(左手前がマラ)
イベント後、仲の良い友達と一緒に(中央がマラ)
マラにはみなさまへの感謝の気持ちを忘れることなく、
これからもっともっとたくさんのことを学び、
自分の夢を実現していってほしいと思います。
これからも本ブログを通じてマラの様子をお伝えしていきますので、
みなさま、引き続き応援をよろしくお願いいたします
長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
フィリピン事務局
戸塚 真希
奨学生マラにインタビューしました♪
みなさま、お久しぶりです
フィリピン事務局のまきです
長らくブログを更新できず、申し訳ありませんでした
私事ですが、先月15日まで3週間ほど日本に一時帰国してきました。
日本食をたくさん食べてパワーも120%充電してきましたので、
またブログでみなさまにいろんなことをお伝えできるよう、
できるだけ定期的に更新していきたいと思います
これからもどうぞよろしくお願いします
さて、今回はアクションが奨学支援を行っているマラに
インタビューを行ったときのことをお伝えしたいと思います
マラは現在、タタッグのストリートエドゥケーターとして
先輩のジャスミン、ジュリアンと一緒に
週末に公園でストリートチルドレンのための活動を行っています。
マラももともとはこの活動に参加するストリートチルドレンの1人でした
この活動でいろんなことを学び成長し、
現在は活動を企画運営するボランティアスタッフとして関わっています
とても頭がよく、リーダーとしての素質も兼ね備えているマラは
今ではこのタタッグの活動になくてはならない存在の1人です
アクションでは今年度より、
マラが大学に通うための奨学支援をスタートさせました。
話し合いでチームのリーダーとして進行役を務めているマラ
大学の制服姿ですかわいいですねー
マラの支援がスタートした経緯をお知りになりたい方は
過去のブログを合わせてご覧くださいね
10月末までで大学の前期課程が修了し、
休みを挟んで現在は後期課程に入っています
入学から半年がたち、大学生活にも少しずつ慣れてきたマラに、
大学のことや現在の心境をインタビューしてみました
マラへのインタビュー
Q1.大学はどう
A1.大学に入る前は知り合いもいなかったし、とても緊張していたの。
今もまだちょっと緊張しているけど、
友達もできたし、少しずつ慣れてきたよ
もっともっと友達と仲良くなれるといいな
前期は学外研修があって、
いろんな機関やNGOの活動を視察してきたよ
夜はグループに分かれてプレゼンテーションをしたり、
お互いのことをもっと知って仲良くなるためのアクティビティをしたよ
Q2.一番好きな教科は
A2.心理学が一番好き!
人の心や感情や内面の部分がわかるようになるから
人の本当の気持ちがわかるようになれば、
その人が困っているときに助けてあげることができるでしょ?
だから、もっともっと勉強して、
人の気持ちがわかるようになりたいと思うの。
こういう風に改めて「心理学」っていう教科が好きだなーって気づくと、
やっぱり自分にはソーシャルワーカーっていう
仕事があっているのかなとも思う
長くなってきましたので、つぎのブログに続きます