奨学生マラにインタビューしました♪ Part2
マラへのインタビュー つづき
Q3.なんでソーシャルワーカーになりたいの
A3.いろんな問題を抱えている人たちを助けられるようになりたいから
私も小さい頃は子どもが持つ権利とかそういうことをまるで知らなかった。
でも、タタッグが行っている活動(ストリートエデュケーション)に
参加するようになって自分たちに様々な権利があることを学んだの。
昔、私のお母さんは怒るとすぐに怒鳴ったり
手を出したりしてしまう人だったんだ。
でも、私は自分が守られる権利があること、
お母さんであっても子どもに手を上げたり、
怒鳴ったりしてはいけないってことを何度も何度も伝えた。
お母さんも次第に分かってくれるようになって、
今は昔みたいなことはなくなったんだ。
私は子どもの権利を知ったから、こうやって環境を変えることができた
私みたいに環境にいる子どもの数を少しでも減らしたい。
それに、私にも似たような経験があるから
みんなのこと理解できると思うんだ。
もっともっと勉強して、
今よりもっといろんな人の気持ちを理解できるようになって、
それでたくさんの人を助けたいんだ
Q4.日本人のみなさんにメッセージはある
A4.もちろん
私が大学で勉強できるように支援してくださって
本当にありがとうございます
以前は自分が大学で勉強できるなんて思ってもみなかったです。
でも、大学に行けることになって、
希望するコースに進学できて、すごく嬉しいです
卒業まで支援を続けていただけるように、
後期はもっと頑張って良い成績を修められるようにしたいと思います
これからもよろしくお願いします。
これまでのモニタリングや今回のインタビューを通して、
入学前よりも一回りも二回りも大きく成長したマラを見ることができました
私がこのような成長を見守ることができるのも、
マラを応援してくれているたくさんの方々がいるからです。
現在、マラのスポンサーになって支援してくださっている人は15名以上
マラにそのことを伝えるととても嬉しそうで、
もっともっと頑張らなきゃと、話していました
マラを応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます
スポンサーの1人でもある、過去キャンパーからの手紙を受け取り嬉しそう
先月のタタッグのイベントではダンスを披露しました(左手前がマラ)
イベント後、仲の良い友達と一緒に(中央がマラ)
マラにはみなさまへの感謝の気持ちを忘れることなく、
これからもっともっとたくさんのことを学び、
自分の夢を実現していってほしいと思います。
これからも本ブログを通じてマラの様子をお伝えしていきますので、
みなさま、引き続き応援をよろしくお願いいたします
長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
フィリピン事務局
戸塚 真希