運動会開催!!!(競技)
5月16日~18日の3日間にわたって開催された、TATAG主催毎年恒例第16回運動会
今回は競技中の様子を報告したいと思います
まずはフィリピンで大人気のスポーツバスケットボール
試合は男の子のみ、MINI(小学生)、MIDGET(高校生)別に行われました。
写真はGREEN CIRCUIT(TIPO地区)対LAKERS(LIBAS地区)
客席も大いに盛り上がっていました
続いてはバレーボールです
男女別の試合が行われました。
写真はWARRIORS(MABAYUAN OLD地区)対LAKERS(LIBAS地区)女子チームの試合です
青空の下、熱い試合が繰り広げられていました!
写真はSTREET FIGHTERS(STREET BASED:路上で働くこどもなどエデュケーションに参加しているこども達)
女の子達は、傘をさして日焼け対策をしながら、男の子の試合を応援していました
こちらはバドミントン
男女、小学生、高校生別の試合が行われました。
写真はLAKERS(LIBAS地区)対WARRIORS(MABAYUAN OLD地区)の試合です。
WARRIORS(MABAYUAN OLD地区)の男の子。
相手のナイスプレーに毎回拍手をしていました。彼こそ本物のスポーツマン
こちらはチェス!!フィリピンの運動会ではよくチェスが競技として含まれています
こちらはPATINTERO(パーティンテーロ)というフィリピンのゲームです
日本の十字架通せんに似たようなこのゲーム。
1チームには5人ずつ参加します。
長方形の中に縦に1本、横に2本線を引きます。
鬼になったチームは線の上のみを移動することができます。
相手チームは鬼にタッチされないように、長方形を縦に行き来します。
制限時間内にタッチされたらやり直し。どちらが多く長方形の中を往復できるかを競います!
写真はWARRIORS(MABAYUAN OLD地区)対D' FIGHTERS(STA. RITA地区)の試合
長方形の中を駆け抜けて行こうとするWARRIORSをD' FIGHTERSが必死に阻止しています
こちらは日本でもおなじみ綱引きです
男女、小学生、高校生別の試合が行われました。
写真はLAKERS(MABAYUAN NEW地区)対WARRIORS(MABAYUAN OLD地区)の試合。
互角の試合に観客はかなり盛り上がっていました
こちらは竹馬競争男の子の試合がリレー方式で行われました。
こちらはGREEN CIRCUIT(TIPO地区)の選手
転ばないように慎重に、けれども負けないように早く、一生懸命走っていました
SIPIT BAO(シーピットバーオ)、ココナッツを使った競技です。
D' FIGHTER(STA. RITA地区)の選手。
なかなかいいペースで走っていたアンカーの彼女。
この後、残念ながら転んでココナッツを壊してしまい、途中棄権になってしまいました
そして最後がサックレース、米袋などに入りピョンピョンと跳んでいく競技です
男女別、小学生の試合がリレー方式で行われました。
LAKERS(LIBAS地区)の選手。かなりの跳力です
それでも、こども達は次の選手につなぐために、何度でも立ち上がり一生懸命跳んでいました
炎天下の中、3日間連続の長い運動会。
汗をかき、日焼けをして真っ黒になりながらも、
こども達は真剣に競技に参加し、何より楽しんでいました
次回はいよいよ表彰式について報告します!!!
ACTIONインターンTATAG担当やすえでした
運動会開催!!!(開会式)
こんにちは、インターンのやすえです
5月16日から18日までの3日間、TATAG主催の毎年恒例第16回運動会がオロンガポ市で開催されました
ACTIONでは、このイベントに対して直接支援を行っていませんが、
当団体のサポートする奨学生や、ワークキャンプやスタディーツアーで出会うこども達がたくさん出場しています。
ですので、今回はこどもニュースとして運動会の様子を紹介したいと思います
運動会の参加者はTATAGが支援している貧困地域に住むこども達や、週末開催されているストリートエデュケーションに参加している路上で働くこども達です。
地域ごとに12のチームに分かれ、
バレーボール、バスケットボール、バドミントン、チェス、竹馬などなどたくさんの競技が行われました
青空の下、こども達は元気に走りまわり、楽しい3日間を過ごしていました
それでは運動会の様子を紹介していきたいと思います
まずは朝のパレードと開会式です
市内の公園から運動場まで、出場するこども達や保護者がパレードを行いました
それぞれチーム名を持って歩きました
写真はSTRIKERS(MABAYUAN NEW地区)のこども達です。
ストリートエデュケーターによる踊り
カトリック教徒が大多数を占めるフィリピンでは、イベントの時に必ずお祈りをします。
この運動会ではお祈りの曲に合わせてエデュケーターが踊りを披露しました。
普段はこども達をまとめたり、盛り上げるために大きな声を出している彼女達。
いつもと違うしっとりとした雰囲気の彼女達にこども達は釘付けでした
写真左側はWINKERS(TAPINAC地区)、BLOOMERS(KALAKLAN地区)のこども達です。
BARRETO STARS(BARRETO地区)のこども達です。
ステージに上がるとそれぞれの地域から大歓声が沸きあがりました!
最終日の表彰式にはミスが発表されました
さて、どの子がミスに輝くのでしょうか
結果をお楽しみに
開会式の様子はこれまで。
次は競技の様子を報告したいと思います
本年度の奨学金プロジェクト開始です
フィリピン事務局門井です。
ACTIONでは、これまでの2年間、ストリートチルドレンや彼らの生活する貧困地域で活動している現地NGOタタッグと協力し、奨学金プロジェクトを実施してきましたが、本年度も継続して行われることとなり、4月から取り組みが続いています。
本プロジェクトは、奨学金といっても、学費全般を出すという形ではなく、入学時・新学年時に必要な登録費や文具・制服等の費用の一部を支援するというものです。すべてを外部からの支援に頼るのではなく、現時点で足りない部分でのみ協力していこう、将来的には地域でこどもたちが進学するためのサポートを行う体制を確立して、各地域が子こどもたちを支えるようにしたい、そんな目標を掲げてタタッグとACTIONで取り組みを始めたのが3年前です。
これまで、毎年約500名の小学生・高校生の進学のサポートを行ってきました。
4月から5月にかけて、本年度も昨年度までと同様に500名の奨学生を選出しました。オロンガポ市内の貧困地域11ヶ所から、家族の経済状態やこどもの意欲等を考慮し、タタッグのフィールドワーカーが面接を行って決定した500名です。
本年度も昨年度までと同様に入学・新学年時の登録費・文具・制服費用の一部支援、家庭の事情で通学や就学に必要な出生証明書を取得できていないこどもへのサポート、進学が遅れたために適正な学年に在籍していないこどもを対象とした学力診断試験へのサポート等の活動を行うほか、次年度以降の持続性を踏まえ、必要数を設置して日本で制服の寄付を定期的に収集する体制を確立する等の活動を当会で実施する計画です。
また、パートナーであるタタッグが中心となり、各地域での啓発と組織化を担当、こどもの進学への理解を地域で広めるとともに、具体的なこどもへの地域からの支援を可能とするべく、各地域でのライブリフッドの促進も行っていきます。
現在までに奨学生の選定を終え、6月の新学期に向けて文具や制服の購入を行いました。
これらは再来週より各奨学生に配布される予定です。
また、これから各地域においても定期的な奨学生へのモニタリングも開始されます。
自分たちの地域によって、こどもたちを学ばせよう、そんな想いのこもった3年目の活動のスタートです。
本プロジェクトは平成19年度の公益信託今井記念海外協力基金を頂いて実施しています。