'10のように数値を文字列化しているものは文字列なので「FALSE」を返します。日付の実際の値は数値なので「TRUE」を返します。何も入っていないセルは数値ではないので「FALSE」になります。「SUM 関数」のように数値を返す関数を指定したときは「TRUE」を返します。
「LEFT 関数」、「MID 関数」、「RIGHT 関数」などで文字列を抽出した結果が数字のみのとき、それは数字であり数値ではないので「FALSE」になります。数字とは文字列の数字のことです。
その結果を数値として判定したいときは「VALUE 関数」を使って数字を数値に変換します。
「IF 関数」の条件に指定して、数値のセルのときだけ処理をして、それ以外の時は何もしないことができます。次の例では数値のときは数値と表示して、それ以外はそのセルの値を表示します。
=IF(ISNUMBER(B3),"数値",B3)
条件付き書式の条件にして数値の時だけ背景に色を付けるなど、他の機能と組み合わせられます。
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excelの ISNUMBER 関数の使い方を紹介します。
ISNUMBER 関数はセルの値が数値か判定します。数値なら TRUE を返します。
「IF 関数」と組み合わせて、セルが数値のときだけ処理できます。
ISNUMBER(値)
値が数値のときに TRUE を返します。それ以外のときは FALSE を返します。
文字列か判定するには「ISTEXT 関数」を使用します。
文字列以外か判定するには「ISNONTEXT 関数」を使用します。
使用例
セル「B3」の値を数値や文字列にして判定する。セル「B6」は'10です。セル「B9」には何も入っていません。
=ISNUMBER(B3)
引数「値」に数値などを直接指定して判定する。
=ISNUMBER(10)
=ISNUMBER("123")
=ISNUMBER("あいう")
=ISNUMBER(2000/1/1)
=ISNUMBER(SUM(1,2))
例として「INDIRECT 関数」の結果を「SUM 関数」で合計を求める範囲にしたいとします。
まずは「INDIRECT 関数」でエラーが発生するかチェックします。
=ISREF(INDIRECT(C3))
その結果を「IF 関数」でエラー処理します。判定用と結果用で同じ「INDIRECT 関数」を 2 回実行します。
=IF(ISREF(INDIRECT(C3)),SUM(INDIRECT(C3)),"")
セル参照以外のすべてのエラーも判定対象になりますが、「IFERROR 関数」を使用すると、次のように簡素に書けます。
=IFERROR(SUM(INDIRECT(C3)),"")
有効なセル参照かどうかは引数「値」の頭に=を付けて実際に参照できるか試してみても確認できます。
この関数の特殊なところは=ISREF(B2)としたときに、セル「B2」の値を参照しません。B2というセルや名前が存在するかどうかを判定します。
セルの参照形式が「A1 参照形式」か「R1C1 参照形式」で有効なセル参照かどうかも変わります。「A1 参照形式」ではB2が有効でも「R1C1 参照形式」では無効になります。逆に「R1C1 参照形式」ではR[1]C[1]が有効になり「A1 参照形式」では無効になります。
参照形式を切り替えるには「列の表示を数字とアルファベットで切り替える」をご覧ください。
"B2"のように文字列を指定するとそれは参照ではないので「FALSE」を返します。これを有効にしたいときは「INDIRECT 関数」を使って文字列を実際の参照に変換します。
「IF 関数」の条件に指定して、「INDIRECT 関数」の結果が有効なセル参照かチェックできます。有効なときだけ処理をして、エラーの時は何も表示しないなどエラー処理ができます。
excelの ISREF 関数の使い方を紹介します。
ISREF 関数は指定した値が有効なセル参照か判定します。有効なセル参照なら TRUE を返します。
ISREF(値)
値が有効なセル参照のときに TRUE を返します。それ以外のときは FALSE を返します。
使用例
引数「値」にいろいろな参照を指定して判定する。
=ISREF(B2)
=ISREF(B2:C3)
=ISREF(B0)
=ISREF("B2")
引数「値」に名前の定義をした値を判定する。範囲という名前を定義しています。
=ISREF(範囲)
=ISREF("範囲")
=ISREF(名前)
作りたいものがきっと見つかる、「Office テンプレート」
「Office テンプレート」サイトには、Word はもちろん Excel や PowerPoint の素敵なテンプレートがたくさん用意されています。例えば、年賀状の Word テンプレートを使えば、主要な文章や画像が最初からキレイに配置されているので、必要なところを置き換えたり追加したりするだけで、見栄えのする年賀状が簡単に作れてしまいます。自分好みのデザインのテンプレートをダウンロードし、ぜひ使ってみてください。
excelアンケートのテーマごととか、実施回ごとなど、円グラフをたくさん作りたいことがあります。
最初からたくさん作る予定のこともあるし、あとから追加されていくこともあると思います。
毎回作ってサイズを調整したり、ラベルの設定をしなおしたりするのは手間なので、
私はたいてい、グラフをコピーして、参照するデータ範囲を修正してしまいます。
今回はその方法の 1 つをご紹介して、こんな感じ↓にしてみます。
excelグラフを選択して、必要な数分コピーします。
データ型をオートナンバー型に設定したフィールドは、既定で「1、2、3、・・・」の自動連番がふられていきます。
この連番の書式を変更する方法です。
テーブルをデザイン ビューし、[書式]プロパティに記入して設定します。
例えば、「0000」と指定すると「0001、0002、0003、・・・」という連番を表示できます。
指定したゼロの個数分の桁数で表示されます。
そのほか、「A-000」と指定すると、自動的に設定は「"A-"000」と変更され、「A-001、A-002、A-003、・・・」といった連番にすることもできます。
ただし、これは単に書式、見た目だけのものですから、このテーブルをExcelにエクスポートすると「1、2、3、・・・」の連番です。
書式どおりにExcelへのエクスポートを行うには、クエリでデータを作成してクエリをエクスポートします。その際には、Format関数を利用します。
Access置換を行うフィールドの任意の場所にカーソルを置いて、ショートカット キー「Ctrl」+「H」、または [ホーム]タブ - [検索]グループ - [置換] をクリック、[検索と置換]ダイアログ ボックス の [置換]タブ を開きます。
[検索する文字列] を「○○」、[置換後の文字列] を「◇◇」、[検索条件] を [フィールドの一部分] と指定します。
一気に置換する場合は [すべて置換]ボタン、確認しながら置換する場合は、一度 [次を検索] をクリックし、その後 [置換]ボタン で1つずつ置換していくことができます。
置換はそのときコマンドです。
もし、データベースで何度も同じ置換がある場合は、更新クエリを利用するのがいいでしょう。更新クエリについては、ヘルプ「更新クエリでテーブルのデータを置換する(数値、文字列の一部更新)」をご参照ください。
Access2003では、
[編集] - [置換] をクリックして [検索と置換]ダイアログ ボックス を開きます。あとの設定は同じです。
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デーブルのとあるフィールドのデータ、例えば「○○商品」から「◇◇商品」などと、格納データの一部分のみを置き換える方法です。
一番早いのは、[置換]コマンドです。
一度置換してすぐに元に戻すことができるのは、最後の1件のみです。
たくさん置換してしまった後に元に戻すことが面倒な場合もありますので、後悔のないよう注意して設定してください。
念のため、テーブルをコピーしておくのがいいでしょう。
Access[データベース ツール]タブ-[リレーションシップ]グループ-[オブジェクトの依存関係]をクリックします。
次に、「オブジェクトの依存関係情報を生成するには、[名前の自動修正情報をトラックする]オプションがオンになっていなければなりません。」というメッセージが表示された場合は、[OK]をクリックして進みます。
これは、[Access のオプション]の設定にあり、自動的にオンにしてくれます。
右側に、Access[オブジェクトの依存関係]作業ウィンドウが表示されます。
では、ナビゲーション ウィンドウで、依存関係を調べたいオブジェクトを選択します。
[オブジェクトの依存関係]作業ウィンドウの、[このオブジェクトに依存するオブジェクト]オプションを選択して、[更新]をクリックします。
すると、選択したオブジェクトと関連のあるテーブル、このオブジェクトを使用して作成しているオブジェクトが表示されます。