悪魔のボク 天使の人妻 -12ページ目

ピロシキ、冷めちゃう・・・

この時期、大嫌いな飛行機での移動も増え、憂鬱な毎日。

「寒い」のは嫌いじゃない。「雪」を見るのも好き。それでも

12月の「慌ただしさ」は、好きじゃない。でも、世の中を慌ただしくさせてる

一人に自分も含まれていると、、、移動の機中で思ったりもする。


ココ(ブログ)には、ボクの時間がある。ボクだけの時間。。。

誰にも隠してないのに、誰にも話せない「秘密のボク」。

「表」と「裏」が、この瞬間に同時に存在し、それを実感する。




F子の黒いサテンのような生地のシャツ。そのボタンを外していく。。。

彼女の白い下着姿が、目の前に露わになる(いつも、白を身に着けていた・・・)。


かなりデザインのある、それでいて嫌味にならないF子の下着。何枚かを重ねたように

彼女の身を守っていた。。それは、ボディスーツのようなものではなく、ボタンと生地で

肌の露出を防ぐ。その生地を触り心地が、今もボクの脳裏と指先に残ってる。。。


 「F子さんの下着、すごく好き」


 「ありがと」


素っ気ない彼女の返事は、余計にボクを吸い寄せていく。。。

シャツを脱がせて、細身のパンツを彼女から奪い去る。


 「ねぇ、暗くしてよ・・・」


 「うん」


とくに明るさにこだわりはない。何よりも、彼女をこれから抱くことに集中していた(M系な女性には明るい時もあり!)。


シャワーは、多分浴びないだろう・・・そんなことを考えてもいた。

(けっこう、シャワー浴びません。。。「浴びたい」と言ったら無理矢理には止めないけど、

そのまま・・・って感じが好きかも。これ、女性には賛否両論ですよね。ボクは一応、「無臭」って言われるので。。それに相手の「匂い」も好きなんです・・・変態じゃないです!!)


細い脚から滑り落ちるように彼女のパンツが身体を離れる。細くて長い脚。

頬をすり寄せるように、彼女の肌の感触を確かめる。。


 「くすぐったいよ」


 「うん。ボクには気持ちいい・・・」


 「そうなんだ」


そのまま、上半身にカラダを戻し、もう一度、彼女にキスをする。

今度は、彼女の噛むようなキスに答えるように、ボクも絡みつくようにキスをした。。


 「はぁ・・」


舌の感触と、下着の肌さわり。そして、長い脚を絡めるようにして伝わる

彼女の興奮が、ボクを「悪魔」へと変えていく。。。


ゆっくりと、下着のボタンをはずしていく。。。ヒモで縛られている部分もあって

それをほどいていく。。。彼女の目は、薄暗がりのなかで妖艶に、、、少しずつピントが

ぼけていく。。。視覚でなく、感覚に落ちていく瞬間。


 「あぁ・・」


キスを強く求めてくるF子を、ボクは


 (これで、もう何人になるかな・・・)


と、足し算でもするように考えていた。カラダとは別な思考が存在する自分を

どこかで愛している自分。


 「すごく、キレイ・・・」


そんな言葉が、ボク達を次のステップへと進ませた。。。

細いのに。。。

もう12月もあと半分か。。。さすがに、仕事が忙しくなった(普段のツケ?)。

なんで、12月になると、みんな区切りをつけようとするのかな。

新しい年が来ても、誰も何も変わらないのに。。。




F子さんと初めて入ったホテル・・・。

ボクは、駐車場に停めた車の中で、彼女にキスをした。


 「行こうか」


 「いいけど・・・」


 「うん!」


ボクは、彼女にもらったピロシキの入った包み持ってそのままホテルへ入った。

ロビーがとても広くて、普通のリゾートホテルって感じ。だけど、そこに人の姿はいない。

部屋を素早く選んで、そのまま部屋へとすすむ(受付の人にも会わない)。


無言のまま乗り込んだエレベーター。扉が閉じたのと同時にキスをした。

(ほとんどの人も、エレベーターの中でキス、しているのかな。。。)


黒っぽいツルッとした生地のシャツを着たF子のカラダを抱きしめていた。

と、フロアに着いた。二人、そっと離れる。。


 「やっぱり、変なことするんだね」


ちょっとだけ、F子っぽい言葉。ボクは、それが何だか心地いい。


 「ううん。ピロシキ、食べるだけでしょ」


と、何の意味もなく答えるボク。彼女のテンポはボクに丁度いい。

従順でもなければ、冷たすぎでもない。お互いに様子を見合いながら、それでも

求めようとする感覚(ゲームなんだな。。。やっぱり)。


部屋は、何だかキラキラしてた。豪華系な部屋?でも、それが彼女には、

何となく似合っていた。。。そう、なんかF子ってキラキラした感じが似合う(これって、好きだったのかな)。


部屋に入ると、そのまま彼女を抱きしめた。テーブルに置いたピロシキの包みが

どことなく違和感のある部屋の中で。。。


 「すごく。。。細いね」


 「そっかな。太りたくないだけ」


彼女とのキス、少しだけ違っていた。。。ボクの唇を軽く噛むようにキスをする。

それが、妙にエッチで。。。。


 「キス。。。すごくいいかも」


彼女は、本当の自分を少しずつ、ボクに見せ始めていた。

息が、熱くなりはじめる。彼女の肌に密着したシャツの上から、細いカラダのラインを

確かめるように強く抱きしめて、刺激的なキスを続けた。


細いのが好き、なわけじゃない。ただ、F子には、そのラインが彼女らしかった。

すこしだけ攻撃的な彼女の雰囲気に合っていた。。。


シャツのボタンを一つずつ外す。

ボクの大好きなF子の下着が露わになっていった。。。

優先順位

今もそうだけど、複数の女性(多くが人妻ですが・・)とつき合うとき、

やっぱり、「優先順位」というものがボクの中にできてしまう。。。

さすがに、完全にフラットに各人と接することができるほど、冷めてない(っていうの?)。


この時、転勤していた街で先に知り合ったHさん。そして、その後に知り合ったF子。

それ以外にも、何人(前に書いた何人かの女性)かとも、仕事で戻ったときに逢っていたので

ローテーション(こんなこと書くと批判の嵐ですね。。。)は、かなりキツイものになっていた。


で、その最上位には、この時、F子がいたんだと思う。妙に媚びないところと、正直に反応する

彼女のカラダが、ボクを彼女にのめり込ませていた。。。



F子は、それでいて、とても家庭的なところもある。いつも、ボクに会うときには、家での

食事の準備は完璧に済ませてきていた。


 <今日は、何を作ったの?>


 <夕食はカレー。その前に簡単なおやつにピロシキをね!>


 <えぇ、おいしそう。。。ピロシキなんか作れるの?>


 <とっても簡単だよ。これから持っていってあげるよ>


そんなメールのやりとりが楽しかった。もちろん、今までも何かを作ってくれた女性はいた。

でも、どこかで(こういうことは、しちゃいけないな。。。)と冷めていた自分がいた。



その日の午後、彼女の車に乗り込むボク。

社内には、どことなく美味しそうな匂い。。。


 「もしかして、本当に作ってきたの?」


 「うん。そこにある。食べていいよ」


 「ありがとう。実は、飲み物は買ってきてたんだ」


 「じゃあ、どこかに車停めようか」


 「そうだね。それなら、ホテルに行く?」


 「なんで、そうなる?」


 「行きたいから。。。」


 「行って何するの?」


 「ピロシキ食べる」


 「それだけじゃないでしょ」


 「あまり深く考えてないけど・・・」


 「なにそれ」


そんなやりとりをしていたと思う。だけど、車はゆっくりと目的地へ向かっていた。


深く考えてないと言ってるくせに、とても興奮している自分がいた。

彼女の細身のカラダ、その全てを見ることになるのかな。。。と想像してみる。



まだまだF子は強気に話しかけてくる。


 「今日も、会社でこんなことあったんだよ!」


前と同じように、会社であった嫌なことをボクに話してくる。

何かを悟られないかのように・・・。


 「ねぇ、本当に入るの?」


 「うん。ピロシキ食べたいし。。。」(他に何を食べたいんだ・・)


車は、ホテルの駐車場に吸い込まれていった。。。



まだ早いけど・・・

今年も、あと少しになってきた。

9月に何となくはじめたブログも、もう3ヶ月近く続いたことになる。


ここにきて、仕事が忙しくなったり、


自分のなかで(何してるんだろ?)って感じてみたりで、


ブログにちょっとだけ冷めた自分がいました。


過去を書きつづって、今のボクに何があったんだろう。

今のボクも、過去と何も変わらず、同じように過ごしている。


ううん、エスカレートさえしているのかもしれない。。。


ココロのない自分を、そうじゃないように見せる術を、いつのまに自分さえ

気づかないうちにつかっている?


12月が1月になっても、2005年が2006年にかわっても、

それが何かを変えてくれるわけじゃなくて、自分は自分でしかない。


気づかされるのは、いつもボク以外の誰かから。。。


誰かがいて、はじめて自分が存在するのに、そのことを無視することに

快感さえ覚える。



昨日もボクは、とてもヒドイと思われることをした・・・。

それを客観的にしか見れないボクが、いまのボクです。。。


何の意味もない独り言になりました。。。ブログは「独り言」でいいのかな。

ここまでで・・・

F子さんの強い言葉遣いは、ここにきて少し弱まってきた。


まだ午後の早い時間、海の見える場所に停めた車の中。。。


(今日はどこまでにすれば?)


(え!車の中でしちゃうの?)


時々、すぐそばの道路を車が走りすぎていく。

二人は、後部座席のシートを倒した状態で抱き合っている。

車高があるから、すぐに見えないと思うけれど、それでも緊張はする。


 「恥ずかしいよ・・・」


 「うん。でも、全部脱がしたりしないから」


ようやくたどり着いたF子さんの胸を愛撫しながらボクは言った。


 「ココにキスしていい?」


 「できないでしょ?」


たしかに、下着のつくりが複雑で、そこに直接キスができるかどうか

分からなかった。それでも、彼女のシャツのボタンは外していた。


彼女の下着から、ほのかに香水の匂い。それと、彼女自身の匂いも・・・。

女性って、何でこんな風にいい香りがするんだろ・・・そんなことを考えながら

より奥に向かって、唇を這わせた。。


同時に彼女のジーンズのボタンに手をかける。


 「そこは、ダメ!!」


 「うん。何もしないから。。」


(無意識に手が伸びている。で、何をしようと思ってる?)


たぶん、彼女の反応を確かめたかったのかもしれない。オトコって、

自分のしている行為への自信を、どこかで持ちたがってるのかも。。。


重ねた下着をまくりあげて、ようやくブラをずらす。彼女の乳首は

すでに反応していた。。舌先で愛撫しながら全体を含むようにキスをした。


そのたびに、小さく声を漏らす。


 「あぁ。。」


左手で抵抗していたジーンズへの防御も、チカラを失った。

ボクは躊躇せずに、彼女自身を指先で確かめた。


 「あっ」


 「うれしい。。。こんなに・・・」


 「ダメ、もうそれ以上はダメだよ」


 「もっと、感じて欲しい。。」


もう一度、彼女にキスをした。指が彼女の敏感なところを責めていく。

全体と、そして一部を繰り返し責めていくことで、大きな波を与える。


 「本当にダメ。。。それ以上は、絶対にダメ。。。」


確かに、そう言った。でも、もう抵抗は何もなかった。

そのまま、ボクの指で確かめるように、絶頂へと連れていった。


彼女は、小さな声で


 「イクッ」


とだけ、あえいで果ててしまった。

指に彼女の中から溢れた蜜が絡みついた。


(また、こんなことをしちゃった)


でも、ボクの手の中でイッたF子さんが、とても愛おしくて、またキスをした。

車の中は二人の熱気で、ガラスは真っ白。でも、外から見えなくいいかな、なんて。


と、少し離れた場所に車が停まった。


 「あ!!」

 「あっ」


二人同時に、身を低くしながら、乱れた服をなおす。

どうやら磯釣りにきた人のよう。


 「あぁ、あぶなかったね」


 「本当だよ!だから、するな、って言ったでしょ」


 「でも、抱きしめたかったし」


 「で、こんな風にまでしたの?」


 「うん。。。」


 「でも、すごくキスに感じたから・・・」


 「私も初めてだったよ。こんなの・・・」


 「怒った?」


 「うーん。約束を守らない人ってことが分かった」


 「そうだね」


 「ねぇ、お茶しよ」


 「うん。いいけど、仕事は?」


 「まだ大丈夫だし、もっと話したいから・・」


そう言って、車は街に戻っていった。でも、やはり時間が

あまりなかったから、途中のコンビニで缶コーヒーを買って二人で

話していた。何を話したか、あまり覚えていないけれど、ボクは彼女が

スキになったかもしれなかった。。。


 「会社の近くまで送ってあげるよ」


 「うん。ありがとう」


普通なら断る。会社の場所だって知られたくないし(迎えにきたときは、会社を教えなかった)。

でも、F子さんに何故かそれが気にならなかった。そして本当に、会社のすぐそばまで送ってくれた。


車を降りる時は、本当にドキドキした。

そして、そのまま歩くボクを追い抜く彼女の車。助手席の窓を

下ろして、ボクに手を振ってくれた。


(早くまた、彼女に会いたいな・・・)


そんな風に思いながら頭を会社モードに切り換えた。


彼女の匂いが残るシャツを着たまま・・・。


ときどき

今までの自分を振り返ってみる。


できるだけ、自分の感情をフラットにしたまま、出会いを続けてきた。


相手には、そうと気づかれないように。。。

ココロがない自分を見せないように。。。


もう、何人の女性(すべて人妻だ・・・)が、ブログに出てきたんだろう。

そして、これから何人の彼女たちをボクは登場させていくつもりんだんろう。



ココロのないボクの中に、何かを探そうと思った。

書くことで、何かが浮かびあがってくるかな、なんて。。。

もともと、何もないのに、何かがそこにあると、思い過ごしていた。


まるでコドモのような自分に気づく。他人のものが欲しくなる。ガマンできなくなる。

で、手を出す。手に入れたら、それで満足。で、また次が欲しくなる。手にしたものに

もう興味はなくなっていく。。。


わかっているのか、わかっていないのか。言葉にはできるのに、行動がともなわない。


いつまで、ボクはココにいる?


いつか、消えてなくなるのかもしれない・・・。



また、メールが届いた・・・・

ちょっと・・・

長いキス。。。


 「するなって言ったでしょ!」


 「うん。。でも、したくなったから」


 「もう!だから二人で逢うのは危険だと思ったんだよ」


 「もう、しない方がいい?」


 「よくわかんない」


 「後ろの席に来てよ」


 「なんで?」


 「抱きしめたいから。。。」


 「なんで?」


 「それだけ」


 「それだけだよ」




 「いい匂いだよね」


 「服に匂い、残っちゃうでしょ。ヤバイんじゃない?」


 「ううん。いいんだ。もっと、強く残して」



そして、またキスをした。。。舌と唇が、ボクの口の中で溶けていた。

車のシートを倒した。


 「何する気!」


 「こうして抱きしめたいから」


 「って、どこに手を入れてるの?」


 「だって、肌に触れたくなったから・・・」


なんか、F子さんの下着がシンプルなものじゃなかった。

簡単に肌に届かない。。。ん?どうなってるんだ。。


 「簡単に届かないよ」


 「でも、さわる!」


全体にヒラヒラとした感じのゴージャスなイメージ。。(いつも、F子さんの下着は可愛くてスキだった)

届いた肌は、すごく滑らかだった。


 「あ・・・、ダメって言ったよ」


車の中が二人の熱気で熱くなってきた。ウィンドウが曇る。。

キスは、途切れては、また求めるような感じ。。


指先がようやく、彼女のブラの中に届いた。。。

小さな、それでいてとても敏感な乳房。。。


 「もう・・・」


抵抗は、ここまで。あとは、どこまでかをボクが決めるだけ・・・。  

なんか・・・

「海へ行こう」と言ったのは、どちらからだったんだろう。

そのときに住んでいたトコロは、海沿いの街。少し車で走れば、美しい海が見える場所へ行ける。


お互いに少しの緊張を抱えながら、それでも会話は弾んだ気がする。


 「運転上手だよね」


 「車でしか移動したくないから。電車やバスって疲れちゃうんだよね」


チャットやメールと変わらない、ちょっと気の強い感じの話し方。

それはそれで、とくに気にならない。。。


程なく海が見えてきた。シーズンをとっくに過ぎた平日の昼間。

人なんていない。小さなリゾートホテルの駐車場に車を停めた。


二人で、ホテルのラウンジに。

客は、ボク達だけ(なんかスーツ着てるし・・・)。



何を話していたんだろう。確か、F子さんがストーカーっぽい人に

つきまとわれて困ってる、って話。ジムに通っていた時のインストラクターが


しつこくTELやメールをしてきたり、直接会いにきたり。そんなことを少し

怒りながら、彼女はボクに話した。


夫婦は、お互いに無関心。家にいてもつまらないから、ある会社の事務の

手伝いをしている。そこでの他愛もない話。でも、かなり攻撃的な性格かも。


 「この前来たお客さんに、すっごくむかついたんだ・・・」


いつも何かにイライラとしている雰囲気。


ボクは、ただ


 「へぇ、そういう人もいるんだねぇ」


とか


 「まぁ、忘れてしまいましょう」


と、そんな風に言葉を濁しながら、彼女の真意を理解しようとした。



しばらくホテルで話したあと、ボクが「海をみたい」と言って、

二人で車を走らせ、誰もいない砂浜に車を停めた。


二人は、ただボーッと海を眺めていた。

F子さんも、さっきまでの攻撃的な雰囲気はなくなっていた(ボクに何を言っても・・って思ったかな)。


でも、


 「キス、しようとしたりしないでよ」


 「変なことは、したりしないでね」


なんて、はじめに釘をさされていた。


 (まぁ、それはそれでいいかな)


なんて、あまり深く考えずに車のラジオから聞こえるFMを聞いていた。


 (あぁ、また仕事さぼってこんなことしてるよ・・・)

 

 (いつかこんなこと、会社にバレるんだろうなぁ)




ふと思い立ってボクは、後部座席に場所を移した。

 

 (とりあえず、どう反応するかな?)


そう思って、後ろから運転席の彼女を抱きしめてみた。


 「何する気?」


すこしだけ、とがった言い方。それでも、どこか真剣じゃない。


 「なんか、抱きしめたいかな・・」


 「よく、わかんないね」


 「うん。よく、わかんない。でも、こうしていたいな」



とくに抵抗はされなかった。彼女の言葉に、もう意味はなかった。


 (あぁ、多分キスもできちゃうなぁ・・・)


さっきまでとは別人のようなF子。彼女は香水をつけていた。


 (あ、服に香りが残っちゃうかな)


彼女の頬に指が触れて、その顔を後ろに向かせようとする。


 「ダメだよ。キスは」


 「うん。しないよ」 (ううん、する)


彼女の顔にボクの顔を寄せる。


 「ダメだよ・・・」


 「うん」


そのまま、キスをした。一瞬、彼女のカラダが震えたように感じた。

女性の唇って何でこんなに柔らかいんだろう。。。


しばらく、二人唇を離さなかった。。。

二人目の彼女

ボクの転勤先、ある地方都市。

そこで、ボクはHさんという奥様と出会った。


彼女は、二人で過ごす不実の時間以外は、とてもマジメな主婦。

子供達に優しく、旦那様に従順に従う。。。


だから、自然と逢える時間も少なくなった。それでも、ボクは満足

していた。彼女との距離感は、これくらいが丁度良かった。



ある日、いつもと同じようにネットでチャットをしていた。


 <○○に住む奥様とお友達になりたい・・・>


と、そんなような内容の部屋名で。そこに来たのがF子。とにかく気の強い感じだった。

もともと、チャットをしていてもあまり積極的に話さないボクを容赦なく挑発する感じ。


「出会い」っていうのを求めてる感じでもなく、ただ日々の自分の出来事を、ネガティブに

話すタイプ。ちょっと、苦手かも。。。と、思いつつ彼女とは良く話をしていた。


ちょっと驚いたのはダンナ様が歯科医だってこと。娘さんは中学生で、その街の有名な

女子校に通っている。。。(これは、あとで教えてくれたこと)。


で、よくあるパターンだけど、ダンナ様のことには、一切興味がないって。


ボクは、毎日、何となく話しを聞いて、何となく意見して、で、その意見を全く受け容れずに

更に自分の想いを激しく伝えてくるって感じ。。。


 「全然わかってない!」


これがF子の口癖。


 「うん。多分、チャットで話しても限界もあるしね」


 「私に会いたいの!?」


 「うーん、微妙かも。どうせ逢ってもなんか、怒られそうだし・・」


 「うん。多分、そうなるね」


 「でも、一度くらいは直接、話してみたいかな」


 「そうだね。それじゃ、お茶でも飲みながら」


そんな感じで逢うことになった。それまでにも、携帯のメールでも

話したりして、少しだけ彼女のことが分かってきてたし、F子も言いたいことを

言ってた分、気易さがあったのかもしれない。

それに、彼女はボクに会いたいと思ってる、とどこかで感じてもいた


いつものように、外回りに出ることにして彼女を待った。比較的会社の近くで。

これは、ボクも少し緊張した。でも、とくにエッチしちゃうつもりもなかったし、

お茶だけ、ってきめていたので。


1枚だけF子の画像を送ってもらっていた。ボクより年上だったけど、それほど

年齢は感じさせなかった。スリムで整った顔立ち。確かに気の強い感じはあった。


待ち合わせにきた彼女の車は、4駆の大型のオフロードタイプ。彼女の性格と

あまりに似ている感じが、ちょっと面白かった。


 「乗って。長く止められないから」


 「あ、うん」


彼女が緊張しているのがボクには分かった。でも、それ以上に彼女が

とてもキレイだったのにボクも驚いた。


慣れない会話を少し交わしたあとに、ボク達は海に向かった。。。

出会うまで・・・

なんだか、刹那的な関係ばかりを書いてきたような気がする。。。


でも、もともとあまり焦ってるわけでもなくて(自然と、複数いるって思うと、そうなる・・・)。

だから、メールだけで何年も続けて、ようやくリアルに会う・・・ってことも多い。


中には、知り合った時には相手に彼氏がいて、その彼氏と別れて、更に次の彼氏。

その間も、ずっと相談とかしてて、でその彼氏と別れてからボクが・・・ってことも。



多分、すごく好きになっていないから待つこともできるし、焦ることもない?

焦ったりするのがイヤだから、のめり込まないようにしてる?のかもしれないけど。



よく分からないけど、そうやって長くつき合ってきて、どこか友達のような感覚で


 「ずっと、これからもこの関係を続けていきたい」


なんて言われて・・・。そんな言葉に、自己満足したいだけなのかも。。。


第三者から見れば、裏切り行為以外のナニモノでもない悪魔のようなことをしてるボクだけど、

少なくとも、彼女達個人に対して、彼女たちの想いを嘲笑したことはない・・・(熱くなれないだけ)。


もちろん、誰一人として「幸せ」になんか出来ないだろうし、むしろ「不幸」しか与えて

いないのだろうけど。。。


ただ、ココロのスキマを埋めたい、と意味もなく欲求を満たすためだけに「利用」

してるだけなのかもしれないけど・・・。


それでも、ある瞬間、ボクはそれを見つけたような気になる。。。

だから、ボクから彼女達を嫌いになることはない・・・冷めていようがいまいが。



天使ってホントウにいるんです。街のいたるところに・・・(普通に暮らしてる・・・それと気づかずに)