二人目の彼女
ボクの転勤先、ある地方都市。
そこで、ボクはHさんという奥様と出会った。
彼女は、二人で過ごす不実の時間以外は、とてもマジメな主婦。
子供達に優しく、旦那様に従順に従う。。。
だから、自然と逢える時間も少なくなった。それでも、ボクは満足
していた。彼女との距離感は、これくらいが丁度良かった。
ある日、いつもと同じようにネットでチャットをしていた。
<○○に住む奥様とお友達になりたい・・・>
と、そんなような内容の部屋名で。そこに来たのがF子。とにかく気の強い感じだった。
もともと、チャットをしていてもあまり積極的に話さないボクを容赦なく挑発する感じ。
「出会い」っていうのを求めてる感じでもなく、ただ日々の自分の出来事を、ネガティブに
話すタイプ。ちょっと、苦手かも。。。と、思いつつ彼女とは良く話をしていた。
ちょっと驚いたのはダンナ様が歯科医だってこと。娘さんは中学生で、その街の有名な
女子校に通っている。。。(これは、あとで教えてくれたこと)。
で、よくあるパターンだけど、ダンナ様のことには、一切興味がないって。
ボクは、毎日、何となく話しを聞いて、何となく意見して、で、その意見を全く受け容れずに
更に自分の想いを激しく伝えてくるって感じ。。。
「全然わかってない!」
これがF子の口癖。
「うん。多分、チャットで話しても限界もあるしね」
「私に会いたいの!?」
「うーん、微妙かも。どうせ逢ってもなんか、怒られそうだし・・」
「うん。多分、そうなるね」
「でも、一度くらいは直接、話してみたいかな」
「そうだね。それじゃ、お茶でも飲みながら」
そんな感じで逢うことになった。それまでにも、携帯のメールでも
話したりして、少しだけ彼女のことが分かってきてたし、F子も言いたいことを
言ってた分、気易さがあったのかもしれない。
それに、彼女はボクに会いたいと思ってる、とどこかで感じてもいた
いつものように、外回りに出ることにして彼女を待った。比較的会社の近くで。
これは、ボクも少し緊張した。でも、とくにエッチしちゃうつもりもなかったし、
お茶だけ、ってきめていたので。
1枚だけF子の画像を送ってもらっていた。ボクより年上だったけど、それほど
年齢は感じさせなかった。スリムで整った顔立ち。確かに気の強い感じはあった。
待ち合わせにきた彼女の車は、4駆の大型のオフロードタイプ。彼女の性格と
あまりに似ている感じが、ちょっと面白かった。
「乗って。長く止められないから」
「あ、うん」
彼女が緊張しているのがボクには分かった。でも、それ以上に彼女が
とてもキレイだったのにボクも驚いた。
慣れない会話を少し交わしたあとに、ボク達は海に向かった。。。