【サッカー日本代表】オシムジャパン情報局【W杯2010】

オシムの言葉―フィールドの向こうに人生が見える


「私にとって、サッカーは人生そのものだ。人生からは逃げられない。」

(オシム語録より)

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まことに勝手ながら、都合によりブログを移転しました。祝日



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アジア・カップ予選のイエメン戦(16日・新潟)の日本代表22人を発表!!!

◆日本代表メンバー アジア杯予選(対イエメン) 2006年8月13日発表

ポジション No. 選手名 生年月日 身長/体重 所属 出場 得点
GK 川口 能活 1975/8/15 179/78 磐田 93 0
山岸 範宏 1978/5/17 185/84 浦和 0 0
DF 三都主アレサンドロ 1977/7/20 178/69 浦和 76 7
坪井 慶介 1979/9/16 179/67 浦和 36 0
加地 亮 1980/1/13 177/73 G大阪 45 1
田中マルクス闘莉王 1981/4/24 185/82 浦和 1 0
駒野 友一 1981/7/25 171/73 広島 10 0
MF 中村 直志 1979/1/27 175/70 名古屋 1 0
羽生 直剛 1979/12/22 167/63 千葉 0 0
遠藤 保仁 1980/1/28 178/75 G大阪 40 3
鈴木 啓太 1981/7/8 177/67 浦和 1 0
阿部 勇樹 1981/9/6 177/77 千葉 7 0
山瀬 功治 1981/9/22 173/70 横浜M 1 0
佐藤 勇人 1982/3/12 170/67 千葉 0 0
田中 隼磨 1982/7/31 174/64 横浜M 1 0
小林 大悟 1983/2/19 178/70 大宮 1 0
長谷部 誠 1984/1/18 177/65 浦和 4 0
FW 巻 誠一郎 1980/8/7 184/81 千葉 11 3
我那覇 和樹 1980/9/26 182/77 川崎 1 0
佐藤 寿人 1982/3/12 170/67 広島 7 2
田中 達也 1982/11/27 167/63 浦和 3 1
坂田 大輔 1983/1/16 173/65 横浜M 1 0
監督 イビチャ・オシム 1941/5/6




羽生と佐藤勇が初選出-サッカー日本代表

日本サッカー協会は13日、アジア・カップ予選のイエメン戦(16日・新潟)の日本代表22人を発表し、羽生、佐藤勇(ともに千葉)が初選出された。


佐藤勇は双子の弟、佐藤寿(広島)とそろっての代表入りとなった。

欧州組の招集は見送られ、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会メンバーの宮本(G大阪)、小笠原(鹿島)らも外れた。





千葉勢が多く選べれてうれしいです。


このメンバーを見れば、監督の目指すサッカーが見えてくるのでは。




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巻、イエメン戦と同じピッチで“予行演習”同点弾!13日メンバー発表

J1第17節(12日、新潟1-2千葉、新潟スタジアムほか)ケジメの1勝! 千葉が敵地で新潟に2-1逆転勝ち。ドイツW杯日本代表FW巻誠一郎(26)が“おとりの動き”で同点弾を演出し、MF佐藤勇人(24)が果敢な攻撃参加で逆転弾を決めた。13日発表のアジア杯予選・イエメン戦(16日、新潟ス)メンバーに千葉から4人が招集される。前監督で日本代表イビチャ・オシム監督(65)からたたき込まれたしぶとさで白星をつかみ、同じ新潟スタジアムで“予行演習”を完了した形だ。


これが“申し子たち”の底力だ。千葉がわずか1分で劣勢を跳ね返して逆転勝ち。前監督で日本代表のオシム監督はこの日、新潟から約350キロ離れた川崎市内の等々力競技場の川崎-横浜Mを視察したが、「師匠に届け!」とばかり、たたき込まれたしぶとさを見せつけた。

「しっかりとつなぐのがぼくらのサッカー。前半は相手のプレッシャーに負けてロングボールを蹴りすぎた。後半はうちらしくできたと思う」


エースFW巻が振り返ったのは0-1の後半20分だった。ゴールやや左でMF山岸がFWハースからパスを受ける。そのとき、中央から斜め右に猛ダッシュ。相手DFが“おとりの動き”につられ、その開いたスペースにMFクルプニコビッチが走り込んで右足一閃した。オシム監督時代にたたき込まれた複数選手による連動できっちり同点弾を演出した。


U-21日本代表監督でA代表コーチも兼務する反町氏が視察。お株を奪われたのか、運動量を発揮する新潟に前半10分に先制を許す。中盤を支配され、シュート数は千葉の12本に対して相手は22本…。巻はシュート0本に終わったが、別のプレーで仕事をするのが“申し子”たるゆえんだ。


「飛び出せばチャンスがあると思っていた。後半やっと決められた。(逆転弾で)自分もそうだしチームも落ち着いた」

してやったりの表情はMF佐藤勇。同点からわずかに1分後、ボランチ(守備的MF)からの攻撃参加でこぼれ球から逆転弾を決めた。豊富な運動量と献身的な守備で、オシム監督がいうところの“水を運べる”選手たち。本来はボランチの主将・阿部もこの日はストッパーに配転され、ユーティリティー能力の高さを発揮した。


16日のイエメン戦メンバーが13日に発表される。千葉から4人が招集されるが、佐藤勇にとっては弟の広島FW佐藤寿と日本初の双子代表となる。逆転勝ちはケジメの1勝。この日の新潟スタジアムはイエメン戦の会場でもあり、まさに“予行演習”になったはず。4日後、千葉勢主導で「考えて走るサッカー」を再現する。


>


動く、走る、ボールがつながる。浦和にかつてない連動性をもたらせたスパイスはオシム・イズム。9日の日本代表・トリニダードトバゴ戦に続く2戦連続2得点のMF三都主の動きがそれを象徴していた。


まずは1点リードの後半10分、中央に切れ込み利き足でない右足でミドル弾。16分後には折り返しを頭で沈めた。右足ゴールは「人生初。草サッカーでもない」と仰天。さらに「頭で取る選手じゃないのに」と2点目にも驚いた。ありえない形が2度も続いた。

「1点目は長谷部が見えない動きで相手を引き付けたから。2点目は達也(田中達)から折り返しがくると信じて走った。代表でいわれたことが浦和でもみんなでできれば成長につながる」


トリニダードトバゴ戦には最多7人を供出。オシム流の指導の下で「考えて走るサッカー」をたたきこまれた。最後尾から見守ったDF闘莉王は「代表効果ですね。全然違うもん、いつもと」と笑う。


「このチームでできなかったことを代表で確認できた。みんな刺激を受けるだろうし、そこは相乗効果」と左サイドの“から走り”で三都主の右足弾を演出したMF長谷部。三都主ら“古井戸組”から漏れた“枯れ井戸組”のMF小野が、前半5分に先制点を決め「ここまで楽しいサッカーは日本に帰ってきて初めて」と白い歯を見せた。“新しい井戸組”のFW田中達も後半43分に4点目を決め「この積み重ねが代表にもつながる」と『3つの井戸』の競演に胸を張る。


4月29日以来の首位浮上。浦和が変わる。クラブが変われば日本サッカーも変わる。代表7人は16日のアジア杯予選・イエメン戦でも継続招集される。“代表軍団”は日の丸を背負っても、もちろんオシム・サッカーを実践する。


(サンケイスポーツ)




そう簡単に全てがうまくいくとは思いませんが、共通の戦略と目的意識をもって進む事はいいんじゃないかと思う。


ジーコのやり方は、まだ20年は早いような気がしていた。


全体のレベルが上がらないと、本当の勝負で勝つのは難しいと思う。


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日本代表に選ばれたらパンツの数が足りなくなる? 大変です!!

千葉・巻ら代表候補、イエメン戦を前に「まずは新潟戦」



日本代表に選ばれたらパンツの数が足りなくなる? 13日の代表メンバー発表を前に、千葉勢はそんな悩みを抱えていた。

「荷物はいつも通り少ないです。本当に何も持っていきませんよ」。巻は千葉・市原市内での練習後に言い切った。のちに日本代表戦が控えていようと、まずは打倒・新潟-。目先の一戦に集中するだけだ。


千葉はこの日午前の練習後に新潟に移動。12日に新潟スタジアムで新潟戦を戦い、13日に本拠地に戻る2泊3日の日程だ。しかし、話が面倒になるのが、その13日に同じ会場で行われる8・16イエメン戦の代表メンバー発表があり、オシム・ジャパンは当日のうちに代表合宿を新潟で開始することだ。


招集されれば新潟滞在が4日間延びる。巻のほか、MF阿部ら千葉勢は最大6人が招集されるとみられ、代表候補たちは4日分の荷物を余分に持ち込めば楽なのだが、そこはいわゆるひとつのケジメ。代表に呼ばれるかもしれないという“浮ついた気持ち”は捨て、すべてのベクトルを新潟戦に向けようというわけだ。


実際、日本サッカー協会からクラブ側には12日のうちに招集選手の連絡が入るとみられる。チーム関係者は「呼ばれたタイミングで対応する」と柔軟な姿勢を見せているが、2泊3日の荷物しかない選手はそのときどうする? 歯ブラシやシャンプーなど生活用品はホテルの常備品があるとしても…。


巻は「下着は買えばいいじゃないですか」と豪快に笑い飛ばした。弟のFW佐藤寿(広島)を追いかける形で代表入りがかかるMF佐藤勇=写真左=も「まずは新潟戦。失点しないように頑張る」と気合を入れた。


現在、首位川崎とは勝ち点8差の6位。オシム・ジャパン入りも大事だが、悲願のリーグ優勝へこれ以上離されるわけにもいかない。トリニダードトバゴ戦はA3チャンピオンズ杯参加のため招集を見送られた千葉勢。新潟スタジアムでひと足早く白星をつかみ取る。


(サンケイスポーツ)


 「オシム監督、僕らはいつでもお助けします」。トリニダード・トバゴ戦から一夜明けた10日、千葉のオシム・チルドレンが一斉に反応した。同監督の「90分間走れない選手がいた」という発言に呼応するように、MF阿部は「後半は中盤がルーズになり、裏を突く動きも減った。もっと前でプレスを掛けないと」と指摘。MF羽生も「勝っていても、前でボールを奪いに行って、取れるのならもう1点取りに行くというのが監督の理想」と説明した。


 前半は人とボールが激しく動き、1タッチ、2タッチでパスが回った。だが前半22分に2-0になってから運動量が落ち、後半は危ないシーンが何度かあった。MF坂本は「僕らも頭を使って走れるようになったのは(オシム体制の)2年目から」、FW巻も「サボるところはボールを回してサボらないと」と、効率的に走る難しさを強調した。


 わずか数日の合宿でオシムサッカーを会得するのは無理。16日のイエメン戦には、どうしてもオシム・チルドレンが必要だ。「監督を理解していると思うし、代表で伝えられることはある」(羽生)は全員の一致した考え。来るべき代表招集を前に、チルドレンは着々と心と体の準備を整えている。


(ニッカンスポーツ)




*オシムジャパンの「土台」になら無くてはならないのが「千葉勢」だ。


地味ながら献身的な「走る」プレーでチームを支えて欲しいと思う。


それから、パンツぐらいは買ってください。





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厳しいね!!オシム監督、緊急ミーティング招集でスタッフにも“喝”!

日本代表のイビチャ・オシム監督(65)が初陣のトリニダードトバゴ戦から一夜明けた10日、都内で緊急スタッフミーティングを招集。試合の反省意見を述べさせるなど約3時間半にわたってコーチ陣を絞り上げた。ミーティングは今後も随時行われる方針で、選手だけでなくスタッフも過酷な“オシム流”の洗礼を受けることになる。


さしずめ“オシム教室”のコーチ版だ。

前夜の試合終了後、オシム監督の「それでは明日午後3時に集合するように」という提案で会議が決定。東京・文京区のJFAハウスで行われたミーティングには、スケジュールの都合で欠席したスタッフ以外は、大熊清コーチや反町康治コーチ兼U-21代表監督、日本協会の小野剛技術委員長ら7人が招集された。


ジーコ・ジャパン時代にもスタッフ会議は行われていたが、さすがに試合翌日は回避された。会議を開いたことだけでも驚かされるのに、その場を支配する空気がいかにも“オシム流”だった。


「みんなピリピリしていました。監督は意見を聞きながらやるので、準備不足であの席に座っていられませんね」と苦笑いしたのは小野技術委員長。内容こそ明かされなかったが、試合を振り返っての意見を求められ、そのたびにオシム監督が皮肉まじりにチクリ。プロ野球・楽天の野村克也監督の下でのスタッフ会議を彷彿とさせる内容で、終わったときには約3時間半が経過していた。日本協会・田嶋幸三専務理事も「みんな緊張して疲れてた」と話す。


選手たちは練習と試合で「考えながら走る」ことを課され疲労困憊だったが、スタッフも気楽に構えてはいられない。同専務理事は「今度はいつか分からないが、試合後にミーティングはやるでしょう。週に何回でもということもあるかもしれない」と抜き打ちで行われる可能性も示唆した。


「選手にもスタッフにも“何があっても対応しなさい”ということだと思います」と小野技術委員長。“オシム・イズム”の吸収に、選手もスタッフも頭と体を酷使する日々が続きそうだ。



(サンケイスポーツ)



>楽天の野村監督と似ていると書いた記者は、なかなか鋭いと思う。

そうなると、ヤクルト時代のように常勝時代なら良いが、弱小だった阪神のようになるとかなり沈鬱な感じになるかもしれません。

どちらか言えば、世界における日本の立場は「後者」かもしれないw


オシムは「ジェフ千葉」での仕事を自身のサッカー人生の締めくくりにしようと考えていたと言われます。

それが、運命の導くところなのか「日本代表」監督の仕事を引き受ける事になる。

だから、最後の仕事として日本を支える将来の指導者たちに「本物」を伝えようとしているのではないかと思う。


大熊、反町コーチやユースを支える人材。

そして、オシムを連れてきた協会の田嶋氏や小野氏。

これらのメンバーの活躍も期待するところです。






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オシム監督が怒りの試合中退席!初陣快勝も「走れていない」!?

新生ジャパンの初陣は2-0快勝。4年後の南アW杯に向け好発進したはずだった。しかし、喜ぶ選手たちが戻ったベンチにオシム監督の姿はない…。終了直前、千田通訳に「トイレ」とだけ言葉を残し、すでに退席していた。

「結果は出たが内容を考える必要がある」

試合直後のロッカー。全選手を集めてこう言い放った。その後の会見では「全般的にいえば、いいテンポでできた。3日間の練習で、これほどの水準までコンビネーションができるとは思わなかった」と合格点。中盤の左に入った三都主のFK&素早い飛び出しによる前半の2ゴールでつかんだ勝利に一定の評価は下した形だ。だが、胸中は穏やかではなかった。

「厳しい表情で不満を言っていた。勝った監督の顔ではなかった」。監督就任交渉役を務めてきた日本サッカー協会・田嶋幸三専務理事が試合直後のオシム監督を表現した。前日には“負けて学べ”とのメッセージを発した指揮官。勝ったのなら余計にクギを刺す。とりあえず褒めたあとは問題点を指摘した。


新生ジャパンの初陣は2-0快勝。4年後の南アW杯に向け好発進したはずだった。しかし、喜ぶ選手たちが戻ったベンチにオシム監督の姿はない…。終了直前、千田通訳に「トイレ」とだけ言葉を残し、すでに退席していた。

「結果は出たが内容を考える必要がある」

試合直後のロッカー。全選手を集めてこう言い放った。その後の会見では「全般的にいえば、いいテンポでできた。3日間の練習で、これほどの水準までコンビネーションができるとは思わなかった」と合格点。中盤の左に入った三都主のFK&素早い飛び出しによる前半の2ゴールでつかんだ勝利に一定の評価は下した形だ。だが、胸中は穏やかではなかった。

「厳しい表情で不満を言っていた。勝った監督の顔ではなかった」。監督就任交渉役を務めてきた日本サッカー協会・田嶋幸三専務理事が試合直後のオシム監督を表現した。前日には“負けて学べ”とのメッセージを発した指揮官。勝ったのなら余計にクギを刺す。とりあえず褒めたあとは問題点を指摘した。


「サッカーは90分間が試合時間なのに走れていない。この試合で得た教訓は“走ること”だ」

A代表初出場5人を含む先発11人の名前は、ジェフ時代のままロッカーのボードで伝えた。その11人に自分たちで考えさせた変則4-4-2システムは、前半はよく機能し、同じドイツW杯出場国を圧倒した。しかし、後半は明らかにスピードがダウン。オシム監督は何度も両手を広げて嘆きながら、選手の入れ替えを次々と5度も繰り返した。

「日本人は筋骨隆々でも長身でもないだけに重要な問題。1対1の勝負では不利だし、どれだけ走れるかが勝負。Jリーグでも感じている」

就任以来掲げる“日本らしいサッカー”は走り続けることありき。直前合宿3日間がハード内容だったとはいえ、本音の部分では合格点などつけられなかった。

試合中には突然の大雨も。台風7号の影響が心配される中、聖地・国立競技場には多くのファンが集結した。4万7482人の大サポーター。数学が得意だったというオシム監督だが「うれしい誤算だった」と笑う。若い選手へより厳しい注文をつけたくなった理由はこれだ。

「日本のみなさんは本当にサッカーを好きなんだな…ということを、満員のスタンドを見て実感した。この人たちを失望させてはいけないと、改めて考えた」

すべては、日本サポーターと一緒に心の底から笑うため。オシム監督はまだまだ、笑顔を見せるわけにはいかない。


★オシム監督・試合後の記者会見

――3日間で作ったチームの結果としては満足できますか?

「6日間のトレーニングなら6-0で勝ったということでしょうか? そんなに簡単なものではない。きょうの試合は私にとって重要だった。日本サッカー協会、選手、Jリーグに対しても私の果たす責任は大きい」

――ピッチ状態がよくないなど、難しい部分が多かったが

「その通りです。トレーニング期間に制約があったし、選べる選手も限られていた。残念ながら私は魔法使いではない。コンビネーションの点でいえば、短期間でやるときに一番簡単なことは、ある一定のグループの塊、同じクラブの選手を選んでしまうこと」

――三都主が2得点。中盤が彼の特性を生かせる?

「彼だけがヒーローではない。英雄とはお墓の中で眠っている人のことをいう。三都主はまだ生きています。ゴールするとヒーロー、よくないとヒーローから転落、というのはよくない」

――日本代表監督という仕事はうまくいきそうですか?

「私の未来にどれだけ時間が残されているかによる。いつまで任されるかに左右される。まあ、きょう、あすになくなることはないでしょうけど」

(司会者が会見終わりの合図をすると)

「私が終わっていい、という前に司会者が終わりにしました」


(サンケイスポーツ)



*サッカーと言えば、ワールドカップでの日本×オーストラリア戦の敗戦の「失望売り」が思い出されます。

「準決勝まで残れば経済効果が何千億円などという」ありえない予測を立てるほうが間違っている気がしましたが。

それでなくても、次の日は何もやる気がしませんでしたけどね・・・


オシム監督はただトイレに行っただけなのではないでしょうかね?

年をとると、どうしても近くなると言いますから。

でも、オシム語録好きですwUFO

オシムジャパン、初陣を勝利で飾る!三都主が2得点の活躍

サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは9日、東京・国立競技場で行われ、オシム新監督が初めて指揮を執る日本代表が、三都主(浦和)の2得点の活躍などで2-0でトリニダード・トバゴ代表に勝ち、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会後最初の国際Aマッチを白星で飾った。


2010年W杯南アフリカ大会に向け、新しい顔触れが加わった日本は、ドイツ大会代表の三都主が前半17分にFKを直接けり込んで先制点を奪い、同22分にも絶妙のループシュートを決めた。先発で起用された初代表の闘莉王(浦和)らを中心とする守備も踏ん張り、トリニダード・トバゴを圧倒した。

日本代表は12日のJリーグのため、いったん解散し、16日に新潟スタジアムでイエメン代表とアジア・カップ予選を戦う。



★2010年への第一歩! うかがえた走るサッカー!



生まれ変わった日本代表の旗印となる「走るサッカー」の一端がうかがえたシーンだった。前半22分、鈴木が左サイドの駒野へパス。田中達と我那覇はそれぞれの動きでDFを引きつけ、三都主が長い距離をダッシュ。タイミングよく飛び出し、フリーで2点目を奪った。「相手をどう困らせようか考えている」と話していたオシム監督の言葉を実践できた攻撃だった。

後半33分は左からつなぎ、中村のミドルシュートに佐藤寿が詰めに行った。得点にはならなかったが、攻撃の枚数が多く、可能性を感じさせた。トリニダード・トバゴの運動量が少なく低調だったこともあるが、走り勝っていたのは確かだった。

幸先の良い快勝。しかし「オシム・サッカー」の浸透は、当然これからだ。この日が代表デビューとなったのは9人。特に前半は、ピッチ上で選手が話し合う姿が目立った。闘莉王が「理解度という面では難しいところがある」と話していた通り、手探り状態だった。

16日のイエメン戦には今回招集できなかった千葉やG大阪の選手が加わり、また顔触れも変わりそうだ。「オシム・ジャパン」は産声をあげたばかり。歴戦の知将の下で練習と経験を積み、成熟してゆけるか。4年後へ、長い道のりへの一歩を踏み出した。(山室)



◆日本・オシム監督

「最初としてはいいテンポでできた。走る力をもっているうちは非常にいい試合ができたし、3日間の練習で、ここまではできないだろうという水準のコンビプレーもできた。ただ、90分間走ることができない選手もいた。この試合で得たもっとも大事な教訓は走ることだ」





◆トリニダード・トバゴのレイスベルヘン監督

「前半は日本のペースについていくのが大変だったが、後半は何とかサッカーをすることができた。チームにとっていい経験だった」





◆日本サッカー協会・田嶋幸三専務理事

「最初の試合で、勝てたことはよかった。ただ、オシムさんのやりたいサッカーを何割できたかは分からない。2点を取って運動量が落ちた」





★三都主2発!引き出された闘争本能!



先発に初代表の選手が5人も起用されたオシム新監督の初戦で、指揮官に2点をささげたのはフィールドプレーヤー最年長の29歳・三都主だった。

前半17分にはゴールまで約25メートルの位置からFKを直接沈めた。得意の左足で大きくカーブをかけて決めた。5分後には中盤からゴール前まで長い距離を走って駒野のロングパスを受け、GKの頭越しに決めた。代表での1試合2得点は初めてだ。

 

今回の代表招集時には腹痛のため合流が遅れたが、いったん練習に加わると軽快な動きでチームをリード。合宿中は「4-4-2などのシステムは関係ない。相手を見て自分たちに合う形を探さなければならない」と語っていたように、本番では臨機応変なプレーでチームをけん引した。

ジーコ前監督の時代は左サイドバックなど守備的な位置に置かれていたが、本来はサイドアタッカー。1999年にはJリーグの最優秀選手にも選ばれた。この日は攻撃的MFとし、久々に本来のテクニックを存分に発揮した。眠っていた元ウイングの才能が、オシム監督に引き出されたといえそうだ。



*やはり本物の指揮官は違うと思わされた一戦だった。

短い期間ではあるが、基本的な戦略・戦術の両面において「チームの意思統一」がなされていたように見えた。

短い期間でよくここまで仕上げてきたと思う。


オシム監督が要求する事は、頭脳面でも体力面でも非常に高度な事ばかりなのであるが、選手たちはその要求にこたえようと必死だという事が伝わってきた。

そして、非常に良いスタートを切ったと思う。

これからがますます楽しみである。



オシム仰天初陣!会見で“負けから学べ”の考え打ち出す

日本代表合宿第3日(8日、千葉県内)まさに仰天初陣! サッカー日本代表が9日、ドイツW杯後初の国際試合となるキリンチャレンジ杯・トリニダードトバゴ戦(国立)を迎える。イビチャ・オシム新監督(65)は8日の前日会見で“負けから学べ”の考えを打ち出した。日本列島が白星発進を期待する中、仮に黒星スタートでも学ぶことが多いという持論。先発メンバーの未公表、主将は固定せずなど、ジーコ前監督とは違った“オシム流”で初陣のピッチに向かう。


ドイツW杯の“敗戦ショック”から2カ月足らず。新生日本代表が初陣を迎えるが、オシム新監督の頭の中はやはり、常人とは異なっていた。

「勝つか負けるかはそれほど重要ではない」

千葉市内の宿舎で練習前に行ったミーティングで、19人の選手にこう言い放った。日本列島が注目する就任初戦なのに勝敗は度外視? そう、4時間前の前日会見でも驚きの連続だった。


「負けた方が次の試合の修正点を見つけやすいという点もある。“敗北は最良の教師”です」

前提として「勝つのがスポーツの目的」とも語ったが、いつもの薄笑いが不気味さを放つ。負けから学べ-。10年南アフリカW杯出場&上位進出への長期スパンを考えた上での選手に対するメッセージだ。

「勝つと見えないものがある」。たとえばゴール連発で大勝すれば、守備に小さなミスがあっても目立たず反省の思いも弱くなる。内容が伴わない1勝より、敗戦で課題が明確になる方がいい。今はまだ勝つことだけが目的ではない。そのためか、スタメンは未公表。報道陣はおろか、選手にも伝えなかった。

「相手がどういう作戦で来るかによる。先に発表するのは相手に失礼。相手が“日本は何をやってくるのか分からない”と考えるように…。どんな相手でも対応できるインテリジェンス(知性)を作りたい」

ドイツW杯1次リーグ最終戦・ブラジル戦以外は必ず公表してきたジーコ前監督とは対照的。本来、戦術を隠すことは世界の常識だが、日本ファンにとってはトルシエ体制以来4年ぶりの驚きになる。システムも決めない。この日のミーティングでは初の戦術指導をしたものの、合宿初日の練習試合同様、トリニダードトバゴ戦に対しても選手に自主性を促した。

参考までに、トルシエ体制の初陣は白星、ジーコ体制はドロー発進だった。ジーコ前監督は就任初戦前に「攻撃的に戦って結果を出す」と宣言したが、オシム監督は勝敗にこだわりはない。これも来日4年目だからこそ言葉にできることだ。

「負けたことから最も教訓を得ている国は日本だと世界は見ている。経済や社会の復興についての話です」。日本は敗戦から立ち直り高度経済成長を遂げた。オシム監督はドイツW杯に敗れたサッカーにこれを重ねた。

「サッカーも学ぶべきことはある。日本はそうして先進国の仲間入りをした。他のサッカー先進国と肩を並べることが私の願いです」。オシム監督が筆を執るジャパン復興物語は、9日の国立競技場でいよいよ序章が綴られる。


【オシム監督に聞く】

(ひな壇で冒頭に)

「(ホテルの従業員に)親切にイスを引いてもらったので転ぶところでした」

--代表が19人に

「19人でしたっけ?」

--けが人も含めれば19人です

「彼らはプレーできない。15人(フィールドプレーヤー)とGK2人ですね。(追加招集の)青山もきのう(7日)試合に出ているので使いません」

--“新しい井戸”がかなり掘られましたが

「井戸を掘ったとは思わない。ある程度試されている選手ばかり。W杯のブラジル戦と同じメンバーで戦うなら楽なこと。私は“井戸を掘らない”とはいっていない。自分自身の発言でしばられるのはイヤ」

--システムは?

「だれがプレーするかによって変わる。なぜ“先発はだれですか”と聞かないのですか? まだ私も分からない。大体のところは決まっているが…。相手をどう困らせるかは考えている」

--試合に出られない青山をなぜ招集?

「なぜ“今野は?”という質問をしないのか。今野も試合が終わるまで一緒にいますよね」

--9日の試合で何ができたら成功といえるのか

「勝つのがスポーツの目的ですが、内容の分析も重要。しばしば勝利と内容は同じように見られる。日本のみなさんに説明するのは難しい」

--勝ち負けにはこだわらない?

「サッカーは難しいものになった。プレーだけでなく、振る舞い、知性…。勝つということにはそういうさまざまなものが含まれている。敗北は最良の教師。ただ、あしたの会見で“学ぶために負けた”とはいえません」

(終了後に)

「若い選手が多いし相手も強い。グラウンドもいい状態ではない。エレガントな試合にはならないでしょう」



*プロのスポーツが「勝敗」にこだわらない事はありえないと思う。

それはオシムも同じなはずで、ただもっと「現実的」に足下を見たほうがいいと言いたいのだと思う。


W杯前の「ドイツ戦」のように、良い試合は後で考えるとよくなかったのではないか。

あそこで大敗していれば、もっと早く本当の実力差に気づいたように思えてならない。

逆にドイツは欠点を修正して、良い成績を残した。

これぞオシム指揮!身ぶり手ぶりと大声で“イズム”注入

サッカー・日本代表合宿第2日(7日、千葉県内)9日に初陣トリニダードトバゴ戦を迎える新生日本代表は、イビチャ・オシム監督(65)が本格的な指導を開始した。8組に分け、1つの複雑な練習を10分間と続けないなど、常に考えることを要求するメニューだったが、ミスによって練習を中断すること実に10度以上。“口うるさい”行動こそ、意識改革への第一歩になる。



それは“口うるさいおじいちゃん”だった。オシム監督はあきれたように両手を広げ、「ぷぅ」とため息をつき練習を止める。その数実に10度以上。勢いに乗りかけた選手らは思わずのけぞるしかなかった。


「通訳が間違ってばかりで練習が進まない。そのうち私は日本語をマスターして、直接指導できるようにしたい」。口を開けばいきなり通訳への苦言。ただ、こんな“口うるささ”も、もちろんこの指揮官にとっては狙いがあってのことだ。


プロが訳すのも大変だったこの日の練習メニュー。3対3の攻守の練習では突然人数を増やすなど油断すると誰が味方で敵かも分からなくなる。1つの練習も10分間と続けず全6パターン。組み分けのビブスも5色から8色に増えた。MF鈴木は「そろそろできそうだなという時にパッと変わる」、FW我那覇も「時間は短いけど種類が多くて常に頭を使わないといけない」と苦笑する。


シュート練習など同メニューを反復して基本技術向上を狙ったジーコ前監督は、ほとんど練習を中断することはなかった。「シュート練習で100点取ればいい。そういうことですか?」とオシム監督。ミスした選手に容赦なく指摘することでさらに選手は深く考える。象徴的なのが練習前にコーチ陣に言い放った“新語録”だ。「サッカーは生き物」-。状況に合わせて動く“考えて走るサッカー”の第一歩だった。


「みなさんはトリニダードトバゴのW杯3試合を見ましたか?」。最後は報道陣をも試してみせた。昼食時にはサンダル履きの選手に「けがの原因になる」と履き替えさた。こんなおじいちゃん昔はよくいた。この鋭い視線こそ、今の日本には必要なのかもしれない。




*このサンダルは、某ドキュメンタリー番組で見かけたことがある。

そんな細かいところまで神経が行き届かなければ、さらに上は望めないように思える。

最近は、そういう所こそがユルイのではないかという感じがする。


「自分で考えろ」オシム日本がいきなり練習試合―代表合宿スタート

日本代表合宿第1日(6日、千葉県内)イビチャ・オシム新監督(65)が率いる新生日本代表が、9日の初陣トリニダードトバゴ戦へ向けた合宿に入り、始動した。集合直後の練習でいきなり平成国際大との練習試合を敢行すると、大幅な選手交代を6度も繰り返しながら、戦術的な指示はほとんど出さない仰天采配を披露。選手へ『自分たちで考えるサッカー』を求めた。一方で対戦相手の学生にはトリニダードトバゴを意識した戦術を要請。知将らしい変幻自在の計略ぶりを発揮した。


新生ジャパン戦士たちの頭は、90分間回転し続けた。生暖かい海風が吹きつけた競技場。いきなり敢行された実戦の開始前、オシム監督はさっそく難題を突きつけた。

「外からいわれてやるのではなく、自分たちでしっかり考えろ」

先発11人は開始寸前に発表された。しかも佐藤寿らFW4人全員へ先発指令。4トップ? だが「達也が左、佐藤が右」とした以外は明確なシステムの指示はない。11人は開始ぎりぎりまで相談し、我那覇が1トップ気味になるなどしたフォーメーションを自分たちで考案して動き始めた。

だが、驚きは最初だけではなかった。23分後。我那覇、中村、坪井に代えて小林大、駒野、長谷部を投入。しかしオシム監督はベンチに座ったまま「考えろ」と無言のメッセージを発し続けた。ピッチの11人は、先発の3バックから4バックへチェンジ。さらに1度下がった選手が戻るなど、大幅な交代は計6度も繰り返された。オシム監督はハーフタイムで「大悟(小林)のエリア外からのシュートはよかった。あれでDFが詰めてくるからパスができる」「パスは正確に。これくらいの相手に取られてはダメ」などの言葉はかけたものの、90分間ほとんどの戦術を選手に自主的に考えさせ続けた。

「軍隊ではないので、試合の前に命令を出すことはしない」。“指示なし”を貫くことで、さっそくオシム式考えるサッカーを追求。コーチ陣にも一切指示をしないよう通達した。ただ一方で平成国際大に対しては「システムは4-1-4-1。攻撃は1トップにロングボールを入れてサポートして」などと具体的に要望。就任初戦の相手、トリニダードトバゴを意識した指示を出す周到な行動もしていた。

「どんな相手でも対応できる能力をつけることが目標」としたオシム監督は練習前、宿舎ホテルで全選手と握手。初日から、熱いメッセージを発信した。

(須田雅弘)

★選手は必死

初日から練習試合、しかも指示なし。オシム流に、選手も驚きの表情を隠せなかった。

「ビックリしたけど、これから慣れていきたい。いろんな監督のもとでやるのは勉強になるから」とFW田中達(浦和)は前半17分にゴールするなど必死にくらいついた。連係が必須の最終ラインでも、DF栗原(横浜M)は「3バックでも4バックでも自分で切り替えてやれってことだと思う」と思考回路をフル活用。MF長谷部(浦和)も「考えるスピードとプレーのスピードを求められた」と初体験の印象を語った。

★ユニーク練習

正午にホテルに集合し、午後6時から練習開始。冒頭8分間の円陣ミーティング中に5色のビブスが渡され、各3人ずつ(黄色のみ山瀬1人)が身につけた。ランニングなどの後、各色1人の計5人が1組になって、主にボールを2個使ってのパス回し。「白→赤→緑…」などのルールに従ってボールを回した。この“5色ビブス練習”はオシム監督の千葉指揮時代にも多用。1時間後、練習試合に入った。

◆日本協会・田嶋幸三専務理事

「監督が何も言わなかったから選手も不気味だったんじゃないかな。でもまだ序の口でしょう」

★DF三都主28分間出場

腸炎をおして代表参加のDF三都主(浦和)が、練習試合の後半11分から39分まで出場。試合前はランニング中心の別メニュー調整を行っていたが、「きょうは(出場が)ないと思っていたけど、監督からちょっとだけ出てくれと言われました。期待に応えたかった」。MF鈴木(浦和)は腰痛で別メニューも、7日から合流予定。左ひざじん帯損傷のMF今野(FC東京)は帯同しているが、今後については改めてチーム医師と相談する。

*厳しいけど、面白そうな練習ですねw