はなまるマーケットで紹介されていた大根カレー、水を使わないので山でのハイキング料理につかえるかも、行きは大根がちょっと重いかもしれませんが

水だと思えばまぁなんとか...とにかく、作ってみましょう。
オリジナルレシピはカレー粉で風味をつける和風カレーのような感じですが、私はカレーフレークでしっかりとカレー味を楽しんでみようと思います。
材料:2人分
大根 中型1本、カレーフレーク、オリーブオイル 大1、醤油 大1程度、あらびきガーリック少々、粉末ジンジャー少々、ガラムマサラ 少々
機材:
ラージメスティン、おろし金、ナイフ(包丁)、かき混ぜるのにスプーンか小型のお玉

自宅での実験調理なので、包丁を使えば良いのですが、ちょっと気分を出してナイフを使って料理してみました。 まずは大根の皮をむきます。 豪快に小さいことは気にせずにせっせと剥いちゃいます。 ちなみにオリジナルレシピの大根は二人分で60gという分量でしたが、今回使った大根は購入時で880g、使えそうな部位の長さが25cmほどでした。 皮を剥いた写真↓の状態で760gと、レシピよりも20%ほど多くなっています。

皮を剥いた大根を1/3に切り分けます。

2/3は大まかにカットします。 ちなみに我が家のビクトリノックス
はシャプトン 刃の黒幕#5000で仕上げていますので、まな板の上を軽く引くようにすると大根はスパッと気持ちよく切れちゃいます。 よく切れる刃物を使うと料理も楽しくなりますね。

残り1/3は大根おろしにします。 カットした大根はラージメスティンの蓋に満載状態ですが、山での調理ならビニール袋に待避させておくと良いと思いました。 ラージメスティン本体の中へせっせと大根をすり下ろします。 このとき写真のようにおろし金の先端をメスティンにつけておろしていたら、メスティンの底が傷ついていました..おろし方には気をつけた方が良さそうです。

大根の準備ができたらオリーブオイルと醤油、ガーリックパウダー、ジンジャーパウダーなど、全ていれてかき混ぜて、カットした大根をのせます。 オリジナルではカレー粉も入れて火を入れますが、カレーフレークなのでここでは入れません。 材料全部入れで煮込むだけなんて、まるでダッチオーブン料理みたいですね

蓋をして沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火にして10分ほど炊きます。 我が家のラージメスティンはスタッキングなどで本体がゆがんでいるためか、沸騰しても蓋が持ち上がりませんでした。 隙間から湯気が出始めたら弱火にします。 ここで蓋が持ち上がるようなら水を入れたシェラカップなどを重しにすると良いと思います。
自宅調理なので楽してガスのタイマーを10分にセットします。 アウトドアならストップウォッチで計測開始ですね。

10分たったら火を止めて蓋を開けて大根をかき混ぜます。 最初は水分がほとんどないように見えますが、少しかき混ぜてランダムカットした大根が潰れるにつれ水分が出て来ます。 ある程度かき混ぜて水分が出て来たらカレーフレークを投入します。 量は好みやカレーフレークにより調節してください。 私は大さじ3杯ほど入れました。

よくかき混ぜてカレーフレークを溶かしたら、弱火にかけてかき混ぜます。 とろみがついたら火を止めます。 それほど煮込む必要はありません。 仕上げにガラムマサラを振りかけましたが、これはお好みで。

二人分なので半分は別の容器に取り出し、空いたスペースへご飯をいれて完成です。

実食:
写真でも分かるかと思いますが、キーマカレーのようにドロドロとした仕上がりに見ますが、実はここが大根カレーのポイントで、口の中でざく切りにした大根からジュワ~~~っと旨味が飛び出てきて、ドロドロ感はなくなり、とてもサッパリとして、それでいて旨味を十分に感じられる驚きの味わいでした。 今回はオリジナルレシピにならって肉類は一切入れていませんが、それでも十分に美味い!です。
このままでももちろんOKですが、山でならチキンやポークの缶詰やウインナーなどもボリュームアップで合いそうです。 茹でるだけの真空パックハンバーグやお総菜のカツなどと組み合わせてもよいでしょうね。
山での問題はかさばる大根ですが、水と材料兼用だと思えばありかなと思います。 キャンプはもちろん、自宅でも簡単においしく作れるカレーとして、大根カレー
おすすめです。