今回はメスティンをお弁当箱に使ってみたいと思います。 そもそも形そのものがお弁当箱のように見えるメスティンですが、ご飯を炊ける飯盒です。 なので、メスティンでご飯を炊いて、炊きあがったご飯を片側に寄せてスペースを作り、そのままおかずを詰めれば炊きたてご飯を使ったお弁当が簡単に作れます。

 おかずに関しては、今回はメスティンを使っていません。 炊飯のみメスティンです。 作るお弁当ですが、最近DVDで見た映画「キツツキと雨」の序盤で、役所広司氏が作るお弁当を再現してみました。




 スローテンポな映画ですが、私はとても好きな映画でした。 お弁当は奥さんを亡くした主人公が、仕事に持っていくため自分用に詰めるお弁当ですが、素朴で質実剛健と感じ取れる男が作るお弁当、だけど彩りも良く妙に美味しそうだと感じました。

 おかずは4品、焼き鮭、卵焼き2切れ、ほうれん草のおひたし、漬け物です。 思えば私も15年ほど前になりますか自分のためにお弁当を作っていた時期もありました。 料理は好きで時々作っていますが、お弁当は久し振りです。

ついでに妻の分も作っちゃいました。 一応レシピなど
■卵焼 玉子 3個、水 大さじ3、めんつゆ 大1/2、砂糖 小さじ1、塩 少々
玉子は混ぜすぎない程度に白身を切りながら混ぜます。 先に合わせておいた調味料を玉子に混ぜて、少し高めの温度のフライパンで焼いていきます。 焼いている最中玉子がぷくぷくと膨れるくらいの温度で焼きます。 温度に気をつけて焼けば軟らかい卵焼きが出来上がります。



■鮭 お弁当用 2切れ、酒 大さじ1
鮭は収まりが良いように普通の鮭ではなく鱒だと思われますがお弁当に入れやすい形の物を選択しました。 フライパンに油を引いて両面に焼き色をつけた後酒を振り入れてフタをし蒸し焼きにします。 蒸し焼きにすると身が柔らかく仕上がります。

■ほうれん草のおひたし ほうれんそう2株、めんつゆ 大さじ1/2程度
鍋にタップリのお湯を沸かし、良く洗ったほうれん草の株元を30秒ほど先に茹でて葉も入れて茹でます。 冷水に取り絞ってめんつゆと合わせて完成です めんつゆ使うとホント簡単です。

私は数年前から桃屋のつゆを愛用しております。 甘すぎず旨味タップリで色々な料理に使えます。 とてもお奨めです。


出来上がったおかずと漬け物を詰めて、自家製梅干しをのせれば完成です。 DVDを持っている方はどうぞ見比べてみて下さい。 それなりに再現できているのが判ると思います



寒い季節ですからねぇ、今日はインスタントの味噌汁とシェラカップ、シェラカップのフタを一緒に持っていきます。



ビニールに味噌汁セットを入れてシェラカップに入れフタをして持っていきます。 シェラカップだと水を入れてバーナーに掛ければ直接お湯を沸かせるので便利ですね。



メスティン弁当はいつも蒸らしに使っているお弁当ケースがそのまま使えます。 マイ箸も忘れずに持って行ってます。



お昼時、人気の少ない公園や駐車場があればお湯を沸かすくらい簡単です。 お味噌汁を作って美味しくいただきました。