キャンプやハイキングではメスティンとアルコールバーナーでご飯を炊いていますが、固形燃料だと小さな燃料一つで荷物がスッキリするので、コレで美味しくご飯が炊けるのならアルコール燃料やバーナーを持って回らなくても良くて便利だなと思い、固形燃料でご飯を炊いてみることにしました。
固形燃料は物によりサイズが違うようですが、今回は100均で売っていた固形燃料を使ってみます。
右の少し大きな燃料はホームセンターで購入した物です。 結果から言うと、どちらを使ってもご飯は炊けましたし、味に違いもありませんでした。
バーコのヘキサゴンウッドストーブを使い、高さ調節に100均のお菓子用品コーナーで購入した、アルコールストーブの消火蓋として使っているものを置き、安定させるためにアルミホイルで固形燃料を包んで着火しました。
5~6分で沸騰し始めました。 これはアルコールバーナーと同じ程度の火力になりますね。 しかし..その火力は長続きしませんでした。 一定の火力で燃焼し続けるアルコールストーブと、最初は火力があり徐々に火力が落ちていく固形燃料..
結局アルコールストーブの時よりも4~5分長く火にかけておきました。 自宅でのテストなので燃焼環境は良いと思いますが、多分一般的な気候のアウトドアでもご飯程度は炊けるかと思われます。
固形燃料は消火が出来ないので、最後まで燃焼させておかなくてはならず、ここがチョット面倒というか不便に感じました。 まぁアウトドアなら無理矢理踏みつけて消火することも可能では有るでしょうけどねぇ
肝心のご飯の味ですが、残念ながらアルコールストーブで炊いた方がご飯が美味いです。 これは火力の差が出てしまった結果だと思われます。 緊急時ならともかく、やはり飯ごう炊爨は今後も荷物にはなりますがアルコールバーナーを使うことにします。

最近購入したチヌークのアルミフライパンでお湯を沸かします。 もちろん、茹でるお湯はパスタがある程度吸えてしまえる程度に少なめにします。 ゆで汁を山に捨てるのは厳禁ですからね
参考サイトにパスタは短く折って炒めてから茹でると有ったので炒めるのみ、やってみたのですが炒める必要は無い気がしました。 焦げたり余分な油を吸い取るだけのようです。
今回味付けはSBのパエリアミックスを使います。 これ、小袋でとても便利な調味料です。 自宅で簡単パエリアだけに使うのはもったいないです。 こんな便利な物こそ、アウトドア料理に活用すべきでしょう SBのこの小袋シリーズはなにかとキャンプや山で使えそうな物が揃っていますね
ソーセージなど適当に投げ込んで辛いのが好みなので、一味をぱぱっと振ったら完成です。 当然ながら具材はお好みで何でも良いと思います。
パスタパエリア、ご飯ほど手間がかからずパエリア味のパスタと言えなくも無いですが、美味しくいただける一品です
ハイキングを想定した缶詰料理です。 サバをつまみにビールを飲んだ後、缶汁をしめの釜玉うどんソースに使います。 自宅でのテスト調理なのですが、今回のレシピはうどんのゆで汁を処分できることが前提となります。 ゆで汁不要の方法は最後に紹介しています。
サバ缶は缶を開けてマヨネーズとバターを入れてバーナーにかけます。
サバ缶で一杯飲んでいる間に麺を茹でて器に盛り、玉子を割り入れます
生醤油の代わりに再度煮立たせたサバ缶の汁をツイ~~とかけます。 もちろん鯖の身を入れてもおいしいですよ。
ぐるぐるっとかき混ぜて、いただきます! 鯖の旨味がたっぷりと入って、とても美味しい釜玉うどんになります。
ゆで汁を出さない調理法ですが、乾麺ではなく茹で麺を使って缶汁で麺を温め玉子を割り入れればゆで汁不要で作ることも可能です。 その方が外メシ向きかも知れませんね。