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悪しき常連の鏡

おつかれさまです


皆さま給料日までまだ遠くて遠い月半ば


いかがおすごしでしょうか?


GWで散財された方にとってはこの期間とても苦しいと思われますが


その分 ここで仕事に没頭すれば夏のボーナスも大いに期待できるはずです


僕の分までがんばってくださいね


さてさて


昨夜 花隈のBijouさんにて髪を切った後


ひさしぶりに神戸を出て芦屋のとある和食屋さんにお伺いいたしました



いわゆる食通さん達から良い店だと評判をお聞きしていたお店でしたので


ドキドキしながら暖簾をくぐったのですが扉を開けた瞬間に



カウンターにはどうみても泥酔気味な女性と


これまたどうみても「堅気じゃなさそうな不倫中だろうねカップル」がおられまして


「あーこういうのって台無しだよな」と思いつつも席についたわけです



案の定


泥酔気味の方とその不倫カップルは


僕のほうを舐めるように見続けてきます



その三方同士でちょいちょい話をしていたので


きっと皆さま顔なじみの常連さんなのでしょう



あんた見慣れない顔だな


おれらのシマになんのようだい?




そんな視線を痛いくらいに浴びせられ


いちいち僕の会話にも聞き耳を立てており


なんか僕が話すと 鸚鵡返しのように おなじ話題をされるわけです



嫌な感じだ



往々にしていい店というのは


このように 常連ぶる客が多くって


上記のように 縄張り意識をやたら出そうとするわけです




あるある縄張り意識の傾向を上記以外のことで箇条書きしてみますと


・声がでかい


・態度がでかい


・マスターがお世辞で笑っているのに 本気でジョークが受けていると思っている


・「いつものアレ」で済ませようとする


・聞いてもないのに他の客が聞き耳立てていると思っている


・敬語の使い方をしらない


・同伴している場合 その店の食事や大将をけなす 


・昔話をする(現在にいたるまでのプロセスは俺が作った的な)


・新しい店員を値踏みする ないしはセクハラまがいな発言をする


・そのくせ 金をたくさん落とさない


・他の客の文句をこれみよがしにいう


・そして シモネタを普通に話す



まぁざっとこんなところでしょうか



まあ親しい関係でノーゲストの状況ならまだ理解できるのですが


満席にほぼ近い形でも上記の態度や発言をする「常連ぶった客」というのは


本当に店のレベルを下げてしまいます


一方で



子供は親を選べない


のと同じく


店は客を選べない


とも言いますが 


店はお客が作るともいいますしね


ようは節度のあるお客さんをどのように選ぶのか


また下品なお客さんをどのように排除すべきなのかが


分かればそれにこしたことはないのですが


いずれにせよ 新規の客からすれば


常連ぶった客と鉢合わせになるほどいやなものはないわけです




ましてや芦屋まで行ってですよ


そんなに安くもないわけですし


まあそれでも我慢して


お食事をしながら知り合いと話し続けておりましたが


どんどん不倫カップルの会話が大きくなり 


会話どころではなくなってくるわけです



違う席では泥酔おばさんが


てやんでー


ばかやろー


的なことばをひたすら一人でクダ巻いてる



もー。


あー。


心の声はため息ばかり



そんなカオスの中で当方の会話に真剣になれるわけがありません



外野にさえぎられるし、話いちいち聞かれるし


話すのがめんどくさいから


聞き手に徹してるし


ストレスを感じながらお酒を飲んでいるから酔いが回って仕方がない



話半分になっちゃうわけで


僕の相槌のタイミングもたぶんおかしかったのでしょう



知り合い「聞いてますか?」


僕「はぁ聞いとります」



でも店変えませんか?


どっか珈琲でも飲みましょうよ



と言おうとしたとき その不倫カップルが


「お愛想して、んでタクシー呼んで」と


言い出したので店を出るのを辞めたのですが


なかなかタクシーはやってきません



あいかわらず店内には不倫カップルの大声が響き渡っていたのですが


なんや突然 会話がヒソヒソ話になりました


そのボリュームの落差があまりにも激しかったので



つかの間 僕は相手の会話の聞き取りから


その不倫カップルの会話の聞き取りにシフトしました




なになに



男「お前の乳首は小さくて 濡れやすい」


女「ばか 聞こえちゃうわよ」




なんやそれ


盛りのついた高校生か?


きこえてるっちゅーねん



60代と30代の会話ちゃうやろ




でも彼の言葉攻めできっと「濡れやすい」彼女は


濡れているに違いないんだろうな



とか考えてしまう僕もいたりなんかしてね



彼らがそんな話をごにょごにょし続けている途中で


ようやくタクシーが店にやってきました



僕はきっとこの後 どっかにしけこむであろうカップルを目で見送り


ようやく会話を再開したわけですが


 

残念なことに「乳首が小さくて濡れやすい」女性の顔が


頭から離れず会話に集中することが出来ませんでした





最後まで



帰った後までも荒らすだけ荒らす



常連はやはり罪なやつらだ



















































マシュヶナダが流れた日

お疲れ様です


みなさまGWの余韻が残る日曜日の午後


いかがお過ごしでしょうか?


僕はいつものようにキッチンの隅っこにて


機嫌よーブログを書いております



機嫌がよい理由としましては今朝、車に乗りエンジンをかけると


僕の大好きなマシュヶナダがカーラジオから流れてきたからです



ずーと前に書いたと思いますが


僕の中で必ず その日が確実に幸せになる三法則があります



一つには前述の 車に乗り込んだときにマシュヶナダがかかっていた日


二つ目には 偶発的に午後4時44分の時計を見た日


三つ目には 車を運転しいるときに窓からてんとう虫が飛び込んできた日



この三つのうちどれかが該当すると大体 その日は幸せが訪れてくれます



WELL



「いいことあるに違いない」と僕はのりのりで店に到着し そのままキッチンに入り


キッチンのスタッフさんに今日の仕込みの内容を確認していたところ


ホールのスタッフさんが


「オーナー 来客ですよ。


というか、オーナーが来るのをずーっと待っていらっしゃってるんですけど」


と言われましたので キッチンの隙間からそのお客様のほうを眺めてみると



あら


いつしかこなくなった婦人がいらっしゃる



それまでは毎週 毎週 日曜日になるとご主人とともに


いつもピンクのお洋服を召された婦人がいらっしゃっており


覗いている僕に気がつき手を振られておりました



サバ?



タバコの吸い方


立ち振る舞い


また会話の運びやウィット


ファッションセンス


全てがかっこよい方でして



 舞台をそのままパリのキャフェに移しても


なんの違和感のない存在感をかもし出されておりました



僕自身もそのご夫婦とお話するのがとても好きで


会話自体が毎週日曜日の楽しみの一つでもあり


「近々 ご一緒にご飯にいきましょう」



と言っていたのですが ある日をさかいに


全くお見えになられぬようになり数年が過ぎたのです




その間 何度もスタッフとそのご夫婦の話になり



最近どうされているのだろう


とか


体調崩されたのかな


とか


ひょっとして



とか話題に上がっていたのですが


お名前も知りませんでしたし


こればっかりはどうしようもなく



お元気であれば いつの日か


またお見えになることだろうと思っておりました



その「いつの日」かが今日だったのです



聞けば


三年前ほど前にご主人がお亡くなりになり



思い入れのある邸宅から引越し


今はなじみのない土地に住まれているらしく


ゴルフもご主人がなくなって以来 やめてしまったけど


娘が練習にいくというから付いて来たの



と三年前と全く変わらない口調で


この空白の期間の説明を僕にしてくださいました



ただやはりご主人がなくなった件については


言葉を詰まらせ今も亡くなったことが信じられない様子でした




僕と婦人西洋人同士でしたらきっとハグをすべきところだったことでしょう




きっとご主人との思い出の場所に来たくなかったのでしょう


思い出すことは本当につらいことですからね




しかし僕もご夫婦とそれなりに親しくお話させていただいておりましたから


いつも気にかけていただいたようでして



いつか行こう


いつか行こう


と今日のこの日を迎えたわけです



僕がご主人にプレゼントしたシャツも亡くなられた後も


ずーと飾られているらしく


こんなこというのも自惚れているみたいですが


本当に店にくるのを楽しみにされていたのが伝わってきて


僕も思わず ぐっと来てしまいました



ただずいぶん僕のことをお待ちになっておられたようで


足早に経緯をお話されると


ローマの休日のアン王女がタクシーから降りられるがごとく


「もういかなきゃ


ありがとう


あなたと挨拶できたし 私も安心して死ねるわ」


とおっしゃり


「最後に握手しよう」


とおっしゃられるので


僕は今生の別れのような気がして





「募る話もありますしせっかくこうしてまたお会いできたのですから


今度 一緒にご飯いきませんか。


前約束していましたし」



と携帯番号をお伝えしお誘いさせてもらいました



お互い緊張し 変な空気が一瞬流れたのですが


それはそれとして


お互い独身ですしね




いつの日になるかわかりませんが


僕はその76歳のマダムとお食事ができることを


心より楽しみにしております








今日はいい日だ


マシュヶナダ







































恥の上塗りの上塗りの上塗り

みなさま、いまいちパッとしない曇り空の下


いかがお過ごしでしょうか?


僕の腰は幾分痛みが和らいだものの


念のため今からスタッフに紹介してもらいました整骨院にいきますので


カタメリーナで油が固まるまでの間で手短に書かせていただきます



昨夜知り合いの知り合いにいい整骨院を教えていただいたので


開院前の朝一に予約の℡をしたのですが


全く電話に出られないので 


開院後すぐに直接その整骨院に伺ってみたところ


すでに院内は患者で満タンでした



とは言え こうしてきたわけだし ためしに先生らしき方に


「あのぅ 初診なのですが・・・」


はぁ?


「だいぶ待ちますよね?」


はぁ? どれくらい待てるの?


「あのぅ 三十分くらいなんですけど」


むりむりむりむり



と振り返りながら僕に聞こえるように呟き 


患者さんの施術に再度取り掛かられておりました。


僕は何がおきたのか


把握できず つったったままでした


人きり以蔵に斬られ呆然とした心境でしたが



そのやりとりを見ていた


順番待ちの患者さんたちからの



ああこの人バカだね


この先生は人気者なんだよ


とか呟きそうな視線に気付き



僕は顔から火がでるくらいの恥ずかしさと


悔しさと情けなさで


いてもたってもいられず 



ばかやろー




と叫びはしませんでしたが


てへ


みたいな顔して病院を後にしました




病院を後にしたあと


クールダウンするために


とぼとぼ歩き かつてよく通った京街筋のドトールで


ひさしぶりにミラノサンドAを頼み


お会計の番になりまして


ポケットからお札を出そうとしましたが


お金がありません


どこで落としたのでしょう


僕は


あれ


おかしいな


お金がでない



店員の前でなんどもポケットの中身を確認してみます


探してみたところでないものはない


商品は出来上がっているし


コーヒーも入っているし


「やっぱりキャンセルね」



とも言えません



あ そういえば整骨院代のための一万円を


別口でタバコの箱の中にいれてるわ


と途中で気付き どうにか恥ずかしい思いをしながら


支払うことができました



店員は僕と同じように固唾を呑んでいましたし


僕と同じように安堵感に包まれておりました



恥ずかしい思いをして


さらに恥ずかしい思いをする


恥の二乗です



喫煙席でもぐもぐミラノサンドAを食べるものの


食べた気がしませんでした。


周りにいるおっさんやねーちゃんは


珈琲を飲みながらタバコを吹かし携帯をいらってます



喫煙ブースには運動着な人もいないし


ミラノサンドAを食べている人もいないし


なんだかそれも恥ずかしくって食べるやいなや


店を出て朝一の開店直後のHMVに行きました



だれが10時開店と同時に


HMVにいくのでしょう


静まり返った店内は僕一人


三人の店員さんもローテンションなまなざしで


僕を目で追いかけます



いやいや僕は探しものがあるんだよ


と目で訴えますが


目当てのものが見つからず


10時5分に店員さんに取り寄せの手続きをしてもらいました



新作ならまだ分かるのですが


おもいっきりふるい作品なわけで


店員さんは僕以上に戸惑っておりました



なんなのあなた的視線を僕に送りながら手続きを行っております



それも恥ずかしくって


そのままテクテク同じ道を歩いて家路の途中で


きっとお金を落としたと思われる場所を通り過ぎたのですが


もちろんお金はありませんでした



僕は何のために三宮にいったのでしょうか



街は怖いところです


街は冷たいところです



長渕のとんぼの世界の朝でした




整体は下町情緒溢れる郊外に限りますね


そんな思いで今からスタッフさんに教えてもらった


春日野道の整体院へ向かいます



なんのこっちゃ





ばーい