鼻声
昨日はハンター坂近くの
イタリア料理店
ソールエフレールにて
当店の有望株の誕生日のお食事会
各スタッフの誕生日が
10月 11月に集中しているのと
先月の当店のカンバン代
HPの支払いやなんやらかんやら
神戸青年の集まりの費用
などなど
出費が激しく都合がつかなかったので
11月7日生まれの彼女の誕生日祝いが
12月に結果的になってしまったが
店舗さんの計らいもあり
非常に喜んでもらえた午後11時半
ジャージ姿で街にでたせいか
喉と鼻を見事にやられ
「体調管理も仕事のうち」
とこっぴどく言っているぼくが
鼻声になっているのは情けない
ラジオから聞こえてくるDJの鼻声や
テレビの収録日に風邪をひいたであろう
ナレーターの鼻声を聞くと耳にのこり
こっちまで何か息苦しくなり
チューナーやチャンネルを変えてしまう
声を出す必死さが伝わってくるから
なんか それを聞いていて哀れになる
家に帰って寝とこうよ
とか
大事をとって休もうよ
とか
ねぎらいたくなる
薬を飲むか 飲まぬべきか
そんなことで
悩んでいる午後五時半の僕
あまり薬は好きではない
自然治癒力にゆだねておきたいし
いざという時に
薬の仙豆なみの効果を発揮するために
これしきのレベルで
飲むべきではないという葛藤がある
というのは建前で
今からさかのぼること10数年前の
営業マン時代
お客様からある秘薬をもらった
どういう効果があるか
どう強烈かは書かないが
「効果が半端じゃない」
ということだったので
いつも財布の中に隠し持っていた
「ただし 酒と一緒に服用しては駄目だよ」
とお客様にきつく言われていたのだけれども
財布の中に熟成していたのが長過ぎたせいか
あの晩は飲み過ぎたせいか
僕はその忠告を忘れていた
とある日
何度かご一緒している
女子と二人でお食事をする機会が訪れた
よい雰囲気
僕は飲んでいるうちに
ふと薬の存在を思い出し
「がんばっちゃおうかなモード」でその秘薬を
ビールと一緒に服用した
すると
10分後 僕の体の中で
その薬とビールが化学反応を起こし
猛烈な吐き気が訪れ
飲食店のトイレにこもりっぱなしで
一歩も外に出られなくなった
そんな気分の悪すぎる僕を
哀れに思ったその彼女は
僕を置いて帰るわけにもいかず
一晩付き添ってくれた
「ともに朝を迎える」
目的は達成されるものの
晩中吐き続け
翌日 朝 屍みたいになったものの
僕はジョーのように
死んでも死にきれず
諦めきれず
アプローチしてみた
「こんな僕だけど いっかい…」
すかさず
「何言ってんの、バカじゃない?」
未来の恋人候補に突き放されてしまった
12ラウンド K・O
燃え尽きた
あの日を境に連絡をとることができなくなった候補者
良薬は苦し
あの日以来 僕は薬が嫌いだ
つづく
比較級
今日はスタッフさんの誕生日会
午後九時三宮待ち合わせ
書いていた文章が非常につまらないので
新しく書き直しているものの
なかなか浮かんでこない午後七時前
こよい34歳になると
周りの友達たちに
ちゃくちゃくと子供たちが出来始め
やれ二人目
の域に達してきた。
バツイチこなしの僕からすれば
二歩どころか
5歩くらいリードされている気がしている
今日この頃
そのリードされている友達と話をすると
必ず
「上の方が可愛くて…」
「下の方が可愛くて…」
という会話になる。
100人いれば
100人ともが
そのようなお話をされるので
「ああ、親も人なんだなあ」と
笑ってしまう
まさか当事者の子供は
そんな区別をされているとは
知らないだろうし
知ってしまったら
ショックでショックでぐれてしまうだろう
でも 子供って敏感だから
そんな親の気持ちを察するに決まっている。
なんか目つきが違う
なんか話し方が違う
感情むき出しにする知り合いの女性なんて
「私 次男は嫌い
でも主人が次男の方が好きだから
バランスいいし。」
そんなバランスが存在していたのか…
それとも役割なのか?
どっちにも嫌われていたらどうなるのか?
幼ないころ
兄に
「父さんと母さん、離婚したら
どっちについていく??」
と暗闇の二人の子供部屋で
聞かれた。
どっち?
そんな質問をされたことがセンセーショナルだった。
父さん母さん 二個一が当然なのに
わざわざ
なんでそんな意地悪な質問をするのさ、この兄貴は?
しかし強権的かつ高圧的な兄は
執拗にこの質問を繰り返し
僕は最後の最後に
「誰にも言わないでね…。おかあさん」
「で、兄ちゃんは??」
とすかさず答えを求めると
「言うかバカ」
と答え
それどころか
「お父さんにいうたろー」
と脅しをかけてきた。
典型的な嫌な奴ですね
うちの兄貴
ピーピー泣きながら兄に
「言わんといて言わんといて」
と叫んでいた僕
選択したことを
口にしたことを
心から後悔した あの頃
今考えると
その選択をした僕は
兄に比べ
父に嫌われていたのかもしれない
と感じていたのかもしれない
その答えは
墓場まで持ってってほしいけどね
つづく
子の心 親しらず
ピンク、黄色、水色に緑
最近のランドセルはみんなカラフル
私の時は女の子は赤、男の子は黒って
分かりやすく、選択肢自体そんななかったと思うけど
今は男女関係なく
自分の好きな色で選ぶことができる
私の三つ下の妹の頃には
ちらほら色のランドセルが出はじめていて
おしゃれじゃないの
という母親の一言で
妹は紺色のランドセルを背負うことになった。
お店で黒の横に並んでいる時は
間違いなく紺色だったランドセルが
家に持って帰ると
濃紺に見え
外で見るとほとんど黒に見えた
周りの女の子の友達はみんな赤いし
男の子は黒い
限りなくクロに近い紺
のランドセルを背負う彼女は
案の定
おとこおんな
とからかわれて
絶対に自分の子には赤のランドセルを買ってあげる!
と反骨精神を背負い
何度も何度も宣言していた。
毎年ランドセルのCMが流れると
必ず言ってるから
相当根に持ってるね
小学生には
おしゃれさより
分かりやすさが大切
ってことですね、おかーさん
つづく