ablindspotのブログ -338ページ目

no title



惹きのあるタイトル




毎週毎週

週刊誌の表紙のコピー考えてる人すごいと思う




自分の会社の

思い入れも、伝えたい優秀な性能も

山のようにある商品ならまだしも



何の新鮮味もないゴシップや

何の面白味も興味もないであろう芸能人の交際目撃を



あたかも、大スクープのように 

この後知りたくない?知りたいでしょ?


と惹き込む。




もちろん全部バレてしまっては買ってもらえないから


チラ見せの十数文字で好奇心を刺激する





実際の中身は薄っぺらくて、ホントにどうでもよくて

なんじゃそれの極みだけれど



そこまで連れてくるという仕事を果たしたら



そんなの関係ない






半分詐欺のような内容でも

買った人もそんなの毎度のことだし
折り込みずみ


それすら含めての350円

誰も怒らない



囮と知ってって捕まる


誰も傷つかない

平和な騙し合い





そして来週も

そのサイクルで固定客は購入する






中に入ってもらえなければ

評価のステージにもあがれない





勝手に想像力を掻き立てて

手に取らせる

タイトル、キャッチコピー




それは内容よりも

時として大切かも


















つづく



















午前9時半 神戸 大倉山周辺の出来事3





今日は父の誕生日


実家に明日晩いくために


今日も僕が更新しよう そうしよう







昨日は


辛酸一家の若頭と孫悟空と


梯子に辛酸を担ぎながら


遅くまで飲み歩いていたせいか


今日はゆっくり寝ようと思いきや


目覚めること五時五十分







そこから 本をよみあさり


ゆっくりと朝の大倉山公園を散歩




やはり神戸のセントラルパークは


気持ちがいい








ちょいと足をのばし


宇治川沿いをテクテクテクテク散歩


ゴールは相楽園




これがまた気持ちがいい







前にも書いたかもしれないが


この宇治川の桜並木は


夙川よりも 王子動物園よりもきれい






桜と言えば「ここ」みたいな扱いを受けていないから


酔っ払いもいないし 観光客もいないし


ただ 黙々と咲き 黙々と散っていく姿を


じっくりと堪能できる







その桜並木の中腹にとある商店がある





哲学者みたいな店主





彼は煙草への思い入れが異常に強いせいか


軒先の一台だけの自動販売機には


街中ではまずない ラインナップがそろっている






昭和中盤をほうふつさせる


ワカバ エコー ゴールデンバット ピースなどなど




 


店内には巻煙草も売っていて


はっきり言って


「この住宅街で誰が買うの??」


みたいな摩訶不思議な営業スタイルを貫きとおしている






今年の花見の際


タバコを切らしていたので


店内で ラッキーが売っているかどうか尋ねたところ


あいにく 置いていないとの事






そこでロンドンにいた時吸っていたDRUMが売っていて


「おお、懐かしすぎる…」と悦に入っていたら


店主もひさしぶりにDRUMに


感動している客に感動してか


アップテンポで撒きだし


「これサービスするよ」


とプレゼントしてくれた。






タバコを吸わない人にはわからない話だけど


巻煙草は唾を使って紙を接着させて作る





だから僕は その哲学者のつばのついた巻煙草を


店外に出て一口吸って捨てた




ありがたいけど気分的にね…








そんなちょっと変な店の前に


今日、看板が出ていた





その看板の内容が






携帯灰皿(アルミ製)      100円のところ ちょっと安くて 80円


携帯灰皿(ビニール製) なんと80円のところ 大安売り    30円





ETC Etc





そんなことを告知をしている看板をみて



僕はなんともいえない幸せな気持ちになることができた



僕はふと思い出した





営業マンのころ


奇をてらって商業施設の広告に



「当店は冷房きいています遊びにきてね」というコピーを入れ


家で扇風機に向かって「あち‘-」とうなだれているおっさんのイラストだけをいれて


提案をしたことを



「なんで 冷房効いてることをうたわなあかんねん ボケ」



とクライアントの逆鱗に触れたことを





「オッケーもらってくるっていったじゃないっすか おおさわさん」



と担当デザイナーに怒られたことを











にやにやにやにや




一人でマンションにつくまでの間


笑いが止まらなかった






ありがとう ホニャララ商店さん








明日時間があれば


是非 30円の携帯灰皿を買おうと思っている







彼の努力を無駄にしないためにも



彼のシュールさが僕を幸せにしてくれたお礼の意味でも






「無駄にこそ 意味がある」






僕は今日 確信した


彼はきっと哲学者に違いない













つづく




























































今日は若頭の誕生日




今日は「ともえ」で若頭の誕生日会


おめでとう







財布を失ってしまった。


とはいえどもきっと出てきてくれるだろうと


心の中では思っていつつ


やっぱり焦っている午後六時







大切なもの






それは


お金はもちろんのこと



健康保険証であったり


免許証であったり


銀行のカードであったり


お付き合いのした日の


江ノ電の記念切符であったり…







自分を証明できるものを全て失ってしまった。





このまま


深夜の徘徊で


職質を受けてしまうと




僕は「どこどこの誰べえ」という証明ができなくなり


社会から疎外されている気持ちにきっとなるんだろうね





何歳?



あなたは誰?



僕は僕です



僕って誰?



何か証明できるものは??




なにもなくてなにものでもない




たかだか カード


薄っぺらいカード達に


僕を証明してくれる機能が備わっている




そのカードを他人が持ってしまうと


「あっという間に」


僕が出来上がる








誰だ


僕は?






ふと歩いている時


シャワーから出た後


くしゃみをしたとき



自分が意図して


歩いてるんだな


とか


シャワーを浴びていたんだな


とか


いちいち当たり前のことを考えたりする




腕を動かそうと思って


腕を動かしているんだけど


実はそんなことを意識なんて全くしていなくて


電池もないのに


そのすぐさま


指令が伝達している人間って凄い





そんな凄すぎる僕たちが


証明されるものが あのプラスティックのカード一枚なんて面白すぎる




結婚だってそう


離婚だってそう




たかだか紙切れ一枚に始まり 紙切れ一枚に終わる


一年つき添おうが


何十年つき添おうが


別れるとなってしまえば


紙切れ一枚





考える葦




思考があるってことは


凄すぎるんだけど





社会の中では


生態系の中では


ほんの些細な存在なんだよね


僕たちって







財布を無くしたり


動物のドキュメンタリ―番組などを


みてそんなことを感じたりする今日この頃








つづく