10月19日の夜半の神戸ミントから自宅への道のり
明日も朝から出勤なのて”
早く帰る為にも今日が僕のアップっ
昨日はアウトレイジをミントに見にいった
内容的に不完全燃焼やったゆえに
金曜夜やし
喧噪の中とぼとぼ帰るのもいややし
明朝は比較的ゆっくりやし
なんとなく一杯飲みたくなり
帰宅途中の人ごみのJR三宮駅を超え
但馬銀行を超え
酔っ払いにまみれた北野坂を北上し
ビストロ純に向かった
「生下さい、
それとチーズもお願いします」
一杯飲むとなぜかしら
人と話したくなる
ゴリラーマン整体師に℡
この先生は
ときおり深夜二時くらいに℡してくるが
そんな時間に僕が起きているわけない
ということが何回かあり
今回は僕の先制攻撃て”℡をしてみた
先生何処れすか?
「乙女塚温泉に向かってるよ」
ビストロ純にいます
「三十分後にいくよ」
待っている間
生にキールにカンパリロックに
ジントニにジンロックを飲み干し
二杯めのチェーサーは頼んた”頃
先生は桶さえあれば完璧に湯上りの姿て”やってきた
何回か飲むことがあったものの
サシて”飲むことは初めてて”
先生の人生の背景をじっくりと拝聴した
かなり過酷な10代を過ごした先生は
その修羅場により
何があっても まったく動じない胆力が付いたという
そしてその修羅場の経験により
仕事には一切の情を入れず
一代て”現在のコンツェルンを築く
野球の強豪社会人チームにいき
トラックの運ちゃんもやり
スキーのインストラクターもやり
彼の話を聞いている僕は
何がなんた”かわからんかったが
ようは彼はきっと素直なんやと思った
これが儲かる
これが儲からない
これが役に立つ
これが役に立たない
メリットがある
メリットがない
ズッバズッバ
一刀両断
野武士のような匂いは
辛酸一家の若頭と共通したものがあった
そんなことな修羅場話を
ひょうひょうと
感情的になることもなく話す彼が
二人の愛息の話を語るときた”け
父親の顔をしていた
経営の話
人心掌握術の話
延々と
話しこむこと2時になり
先生と二軒目のバーに向かい
三時過ぎまて”語り明かした
「わさお、一人て”出来る仕事の範囲って決まってるからな」
代ゼミの前て”別れた午前4時前
僕は開花亭のそばを食べたくなったが
ときすて”に遅し
営業時間を終えており
北野坂界隈にあるラーメン屋に入ろうと思うものの
煮詰まったラーメンを食べる気にはなれず
なんとなくとぼとぼ歩いて家に向かった
全てが寝静まった中
元町駅南のハンバーガー屋は
煌々と光っている
景観的にまったくもって
あっていない
明らかに疲れている店員
明らかに始発を待つ
くたばりかけの客たち
表情を24時間変えない
ベンチに座り続ける人形を見つめると
その間抜けな顔が
おぞましいジョーカーのように見えてきた
YOU はいっちゃいなよ
ジョーカーに導かれるように
店内に入り 僕はwチーズバーガーコークを頼む
店員にスマイルを頼みたかったが
そんなアホみたいなことをするのをやめて
ポテトをコーラて”流し込むように食べた
塩辛かった
食べながら
今が人生に必要な修羅場か
自分と向き合い過ぎている
僕は今とても疲れている
しょっぱいね
一気に全てを食べつくし
僕はまた
高架沿いを
とぼとぼ歩き続けた
花隈駅を越え
焼き鳥ちんころをこえ
カフェハルをこえ
焼肉満月をこえ
洋食朝日をこえ
宇治川商店街をこえ
五代目の家をこえ
とぼとぼ家に向かった
ゴールにさしかかる
共進牛乳本社前の道路には
「朝」がくる準備をしている
配送トラックが無造作に置かれていた
ジャックしたら面白いかも
と思いつつ通り過ぎた
部屋の扉を開け
朝が来る前に
光がさす前に
嫌な幕開けに立ち会わないように
さっさと寝ようと思い
僕はベットに崩れ落ちた
続く
501
こんばんわ
お元気れすか。
あ そうれすか
良かったげすね
昨夜は
家の近所にある中華料理SAY‐YANにて晩御飯。
このテナントはいわば鬼門になっており
前のカフェも
その前のカフェも
桃が「と”んぶらこ」と流れるように
入っては潰れ 入っては潰れを
繰り返していた
散歩するたびに
「ああ ここにはきっと魔物が住み
商売の邪魔をしてるんやろね」
と横目て”スカスカのカフェを覗いては
西洋人の困ったポーズを心の中て”とっていた
しかし三軒目のこの中華料理屋は
オープン当初から
いつ見てもお客様が入っており
「おっ」
「おっ頑張れ」
と上目線て”眺めながら通っていた
何回か入ろうとしたものの
常連客と思われるお客さんが
カウンターに座っていることが多い
常連と話が盛り上がっている会話の中
カランカラン
一斉に振り向くスタッフ、常連
「何名様れすか?」
すみません 一人れす
水を運ばれるや いなや
常連との話が再開し
僕がメニューを見終わって
きょろきょろ アイコンタクトを
スタッフに送り
そのアイコンタクトを一向にキャッチされず
…んません
…んません
すみませーん
と店員を呼ぶ
面倒くさそうに
「ちゅーもんは?」
えービールと
「生かビンありますけと”」
じゃービンて”
と答えた瞬間に
冷蔵庫を開け
グラスを
「た”ん」
とテーブルに置き
「お食事は?」
ラーメン、チャーハン
それと…
と一瞬て”も考えると
(おまえ決まってね―のに呼ぶんじゃねーよ)
という店員の心の声が聞こえてきて
僕は焦った挙句
全然好きじゃないのに
ピータンをお願いします
なんて答えちゃって
黙々と食べ続けている間
店員と常連の他愛もない話が流れてきて
あーあ
やっぱ入るんじゃなかったな
と思いながら
ラーメンの湯気が咽にこもり
ごほん ごほん
とせき込み
店員がそんなせき込む僕を憐れむかのように
水を注ぎにきて
あ すんません
とまた謝って
20分もしないうちに
店を出て
ばっきゃろー
もう二度もくるもんか
なんて気持ちになったら嫌やね。
と思い扉をひらくことはなかった
しかし
昨晩 店を覗いてみると
他のお客様も見当たらなかったゆえに
思いきって扉を開いてみた
たのもー
シンプルて”オシャレな空間
チープな内装の前のカフェとは大違い
料理も調味料炸裂のこってり味じゃなくて
素材の味をいかした上品な味付け
中華特有のツンケンとした接客じゃなくって
ママさんとマスターの会話の幅も広く
初めてなのに
とてもフランクにお話をしてくれた
会話の内容はさておく
飲むた”け結構との事
あてもお酒も充実しており
中華版バルのよう
楠公さん東門 地裁前の道を50M
あんまりブログにて
店の宣伝する気はないけと”
読後感が良い本のように
食後感が良い店やから
ついつい書いちゃいました
鬼門を笑う門に
頑張って下さいね
陰ながら応援しております
あ そういえば今回
このブログも501回目を迎えました
いつも御愛読ありがとうございます
えーえんというーことばなんてー
しらなかあったよーねー
今夜からもよろしくね
続く
「何にします」
気にもされず
ワケトン
ファミリアの安定感について考えてみると
方言のそれに似ている、と思う。
街中で、お店で、学校で
その独特のブルーの生地や
定番の赤と緑のチェック
ファミちゃんとリアちゃんの二人
神戸っ子なら
いちいちタグを確認するまでもなく、間違いなく分かる。
他県の人には全く認知されていないし
可愛さも共感してもらえないらしいけど
神戸っ子にとっては、やっぱり心のふるさと
幼い頃自分も着せてもらっていた想いから
自分が大人になっても、やっぱり赤ちゃんのお祝いの定番として選んでしまうし
間違いのない安心感がある。
そうやって繋がっていくことを伝統というのだろうけど
別に、そんな大袈裟なことでもなく
地元に戻ってきたら、自然と方言に戻るように
わざわざ意識せずとも、気づいたら次の世代の子供に買い与えている
そして、それをいいと思う感性や感覚までも繋げていく
単にそういうものなんだと思う。
新しいもの、革新的なもの
もちろん素晴らしいし、必要だけれど
その一方で、おじいちゃんやおばあちゃんが孫に買い与える
そんな、商品はやっぱりファミリアだな
と思うし、そのファミリアをいいなと思うような子供に育ってほしいなぁ
と神戸人としては思ってしまうところ。
都会に出て、方言は封印したとしても
地元愛は心の片隅にあるように
ふっと思い出すように
方言は体から抜けることはない。
つづく